0001名無しで叶える物語(しまむら)
2020/02/03(月) 15:15:18.83ID:Rqrllnwqそう語るAさん(40代)は、元人気ラブライバーだ。かつては毎日ゲーセンに行き、年間5000回アケフェスをプレイしていたことも。そしてラブライバーの間でも一目置かれていた
存在だった。しかし、あることをきっかけに精神的不調に陥り、うつ病と診断され、現在は務めていたIT系の会社を休職中だという。
「会社の飲み会の席で『Aさんってラブライブ!に詳しいんですよね』と女の子たちに聞かれて、僕のおすすめを教えてあげたんです。最近のトレンド、推しキャラ、推しキャストなど
様々な側面を考慮して、女子向けのいいキャラをです。またジーズからのラブライブ!の歴史もわかりやすく教えてあげた。知り合いのライバーだから
僕の紹介だと言えばブレードぐらいオマケしてくれるんじゃないかとも言いました」
8: 風吹けば名無し 2019/04/26(金) 00:42:11.95 ID:Qgxe9wpsd
Aさんにそんな話を聞いてきたのは会社の20代の女性社員3人だった。だが翌日、会社のランチルームに入ろうとした時、彼女たちがAさんの話をしていたという。
「酷いことを言っていたんですよ。『ラブライブ!ぐらいであんなに得意になれるって終わってる』『彼女もいないし、ラブライブ!結婚したんじゃないの』『息が腐ったトイレの
臭いがする』なんて。その場には僕の後輩の男性社員たちもいたみたいで、みんな笑っていた。その日は会社を早退して、家に帰ったらめまいがして」(Aさん)
電話取材を行っていると、この話をしているうちにAさんは嗚咽をもらしはじめた。現地も全制覇するなどラブライブ!に尽くし、恋愛、友人、仕事(休日の
出勤も食べあるきのために断っていた)を犠牲にしてきただけに、周囲の心ない言葉が響いたようだ。
「ラブライブ!は結局、僕になにも与えてくれなかったんです」(Aさん)