せつ菜「お弁当作ってきました! 是非にも食べてください!!!!」
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あなた「わ、わー……嬉しいなぁ……」
せつ菜「同好会のみんなにも作ってこようと思ったんですが」
せつ菜「私の技術不足で一人分になっちゃいました!!!!!!」
果林「い、いいのよせつ菜、私はモデルをしているから栄養管理が難しいし」
彼方「ごめんね〜遥ちゃんが私のお弁当が好きだっていうから〜」
エマ「後輩の女の子に食費を負担させられないよ〜、だからそんな申し訳ない顔しないで」
愛「せっつーはいつも一生懸命で憧れちゃうなあ、愛さんそんな憧れの人から料理をもらったら申し訳ないよ」
かすみ「せつ菜先輩は、料理なんか作ってないでアイドルとしてもっと成長してくださいよ!」
しずく「それです!!! 普段からスクールアイドルとして忙しいのにお弁当まで作ってもらうわけには」
璃奈「あ、これ、この前、せつ菜さんの料理の放射線量を測定した結果」
愛「りなりー!?」 璃奈「だいじょうぶ、これは政府からの直接の以来、璃奈ちゃんボード【キリッ!】」
歩夢「そ、それで! 測定結果は!! 人体に影響はないの!?」
せつ菜「ああ、だいじょうぶですよ、作ってる私に害はありません」
彼方「地下シェルターで料理作らされたら普通は害が〜」
果林「やっぱり、中川家の下水が汚染水として問題に……」
エマ「そうなる日も近いのかも〜」
せつ菜「み、みなさん! 私はそこまで料理が苦手ではありませんよ!!!!」
せつ菜「ほら!!!! 部長も泣きながら美味しいと言っています!!!!!」
あなた「おいしい……おいしい……」
せつ菜「ほら!!!!!」
かすみ「ああ、先輩……」
しずく「不憫すぎてみてられません……」 是非にも警察やろうとして調べたら間違いじゃなくてしょんぼり 愛「それでりなりー、測定結果は? せっつーは人類は滅ぼせるの?」
璃奈「測定結果は無害」
せつ菜「ほらぁ!!!! みなさんちょっと大げさに言いすぎなんです!!!」
せつ菜「それはもちろん、私はあまり料理をしたことはありません」
せつ菜「ですが世の中には先人が活用したレシピなる偉大な文明があります」
せつ菜「レシピというのは、活用すれば同じように料理ができるからこそレシピと言うんです!!!!」
璃奈「測定器は全部壊れた、正確に言えば測定不能、無害だと推論を立てるしか無い」
璃奈「璃奈ちゃんボード【ぐぬぬ……】」
あなた「おいしい……くつしたおいしい……」
歩夢「ほんとだ! せつ菜ちゃん! これ靴下!!!」
せつ菜「本当ですね……なぜ靴下が……はっ! これは私を落としめようと栞子さんが!?」 あなた「ふう……ごちそうさまでした」
せつ菜「お粗末さまでした」
果林「さ、さすがね……木製のスプーンが音を立てて溶けるスープを飲んだわ」
彼方「箸で割るとヘドロが出るシューマイができるんだろう……」
エマ「そ、それよりも、サンドイッチなのに具材がスマホだったことが問題だよ!!」
せつ菜「も、申し訳ありません! サンドイッチを作ってる最中でついガチャを引きたくなってしまって!!!!」
かすみ「料理中はスマホ禁止です!」
しずく「そうですよ! レシピは紙に印刷してください!」
せつ菜「で、ですが、どんな紙を使っても地下に持っていくと溶けてしまうんですよ!?」
璃奈「……あの人を検査して、細胞の一つでも使えば仮面ライダーを作れる?」
愛「やめてりなりー!? ショッカーになるのはやめて!!!」
誤字「落としめる」ではなく「貶める」 歩夢「せつ菜ちゃん……前々から言いたかったんだけど……」
かすみ「うう……もう、歩夢先輩を止められません!」
しずく「真実を告げる日が来たんですね……」
果林「ええ、せつ菜が作っているのが料理ではなく核のゴミだってことを……」
彼方「海に浮いたヘドロの塊って聞いたけど〜」
エマ「外国の人が立ち寄れない場所にはせつ菜ちゃんの料理があるって聞いたよ!」
愛「ごめんね、歩夢……辛い役回りだ」
璃奈「璃奈ちゃんボード【マウストゥマウス】」
あなた「じ、人工呼吸はしなくていいから、私は生きているから」
せつ菜「歩夢さん……なんですか……」 歩夢「料理が上手な人に指導を求めればいいと思う!!」
彼方「!?!?」
せつ菜「確かに、私の至らない技術も指導を受ければ!!!」
果林「よかったぁ! 料理がそんなに上手じゃなくてよかったぁ!!!」
かすみ「か、かすみんはパンしか作れませんので〜」
しずく「お嬢様なので実は料理が苦手なんです……ひ、人様に教えられるほどでは……」
彼方「ちょ、ちょっと! 私を生贄にして逃避する気!?」
愛「カナちゃん! 地! 地が出てる! キャラ作り! キャラ作り!!」
璃奈「彼方さん、対優木せつ菜用のボディスーツは開発する、璃奈ちゃんボード【ギラギラ】」
彼方「イヤダァァァァ!!! 死にたくないぃぃぃぃ!!!」 あなた「あ、だったらその役回り、私がやる」
せつ菜「え!?」
歩夢「ええええ!?」
あなた「前々からね、女の子同士で料理を振る舞う機会があればいいねって」
あなた「穂乃果ちゃんとか千歌ちゃんと話してたの」
せつ菜「そ、そんな……私に乙女チックなイベントが……エロゲーみたいです!!!!」
かすみ「そこは漫画みたいでいいんですよ!?」
愛「……? いませっつーがいった、なんたらゲームって何?」
璃奈「有り体に言うと……」
璃奈「子どもの作り方がわかるゲーム、璃奈ちゃんボード【登場キャラクターは18歳以上です】」
愛「へえ、色んなゲームがあるんだねえ、愛さん知らなかった」
果林「知らなくていいのよ愛」 歩夢「で、でも……! もしかしたらμ'sやAqoursの人がし、死んじゃうかも……」
あなた「だいじょうぶ! 私がなんとかする!」
せつ菜「そうですよ! 全部部長がなんとかしてくれます!」
璃奈「璃奈ちゃんボード【お前がなんとかするんだよ】」
愛「ハハ、でも、いざっていうときのために救命措置ができる人は確保しておかないと」
しずく「ば、場所の提供は私がします! いつもAqoursの皆さまには沼津から東京に来ていますから」
しずく「こ、今回は鎌倉で!」
かすみ「あ! しず子ずるい! 場所提供して逃げるつもりだ!」
果林「エマって昔、山で遭難した子を助けてたって言ったじゃない」
エマ「あ! ひどい果林ちゃん! 助けるのは助かる子だけだよ!」
彼方「その日は遥ちゃんがライブに行きたいって」
せつ菜「料理が完成した暁にはライブもしましょう!!!!!!!」
彼方「中川ァァァァァァァ!!!!」 あなた「へえ……鎌倉にこんな核シェルターみたいなところがあるんだ」
せつ菜「そうですね、物々しい雰囲気です。まるで何かを秘匿するような……」
絵里「事件が起こりそうな気配ね! ……どうしたの希」
絵里「まるで殺人事件を預言するババアみたいな顔をしているわよ?」
希「や、にこっちがバイトがあってって参加を拒否したのは……」
希「こういった事情やったんなあ……あー、ウチは蘇生のスペシャリストじゃないんよ……」
曜「鎌倉は海も近くて最高でありますなあ! 今日は梨子ちゃんもいないし! 久しぶりに千歌ちゃんと二人!」
千歌「湘南がまさに千歌(近)くでしょーなんだー! なーんちゃって!!!」
せつ菜「気合を入れて料理を作るには絶好のロケーションですね!!!!!!」
あなた「せつ菜ちゃんが喜んでてくれて私も嬉しいよ」 せつ菜「でも残念です、彼方さんは料理上手だったのに」
絵里「遥ちゃんが風邪だと言うんだから仕方ないわ、その分、私も協力するつもりよ」
希「うん、エリちに料理は全部任せとく、ウチはちょっとこの当たりの地縛霊に無事を祈らないと」
曜「今日は天にも昇る心地の料理が食べられるって聞いて、お腹好かせてきたであります!」
千歌「でも失敗して昇天しそうなくらいまずい料理だったら困っちゃうなー、あはは!!」
曜「だいじょうぶ! 私がフォローするよ! 全速前進!」
千歌&曜「「ヨーソロー!!!!」」
あなた「あ、みんな、ちょっと待って、この土地に入る前にはこれを着ないと」
絵里「あ! その服チェルノブイリで見たことある!!!」
希「エリち、笑えない冗談は……え? え?」 あなた「実は黙っていたんだけど、せつ菜ちゃんが料理を作るときには」
あなた「この服の着用が義務付けられているの、だからちょっと暑いかもしれないけど」
絵里「へえ、なにか作業をするみたいね?」
千歌「曜ちゃん最近太ったって言ったからサウナスーツ代わりかも!」
曜「えー? それは千歌ちゃんじゃーん」
千歌「デヘヘ、バレた?」
希「ねえ」
あなた「はい?」
希「これを着れば身の安全は確保できるんだよね?」
あなた「0.0001%の確率で害が及ぶ可能性があるらしいです」
せつ菜「僅かな可能性……まさに燃える展開です!!!!!!!」
希「ヤメロォ!!!!!!!」 千歌「わー、すごい建物、天井がすごい高い」
曜「ここで歌ったらさぞかし声が響きそうだー」
絵里「こらこら、今日の目的は料理でしょ? はしゃがないの」
希「ね、ねえ! ほ、本当にだいじょうぶなんだよね!?」
あなた「だいじょうぶですよ」
希「ほんとうに!?」
あなた「だって私は彼女の料理を食べて生きています」
希「命だけは助かるかもしれないけど!!!」
あなた「味は人類には早すぎるかもしれません」
あなた「未知の文明だと、未来の人は驚くかもしれません」
あなた「それでも、理解ができない事案などありません、歩み寄る姿勢があれば」
せつ菜「ふふっ、部長から私の料理への大好きが溢れてますね!!!!!!!!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています