桜坂しずく(27)
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書こうとしてたら落ちてたので
しずくちゃんが将来アーティストデビューするとして
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1579787929/
ピピピッ
ピピピッ
ピピピッ
あなた「んん…………うるさいな」カチッ
あなた「ん、もう昼過ぎか……昨日何時に寝たっけ。いい加減昼夜逆転直さなきゃ」 ーーーー
果林「あら、もう来てくれたの?そんなに私の魅力にメロメロになったのかしら」
あなた「ま、まぁそんなところかな……」
果林「私が言うのも何だけど、あんまりのめり込んじゃ駄目よ?あなたお金あんまりないでしょ?」
あなた「実は今日は果林さんを誘いに来たんだ」
果林「あら、何かしら」
あなた「今度の休み、一緒にでかけられたりしないかな?」
果林「何?デートのお誘いしにきたの?それならわざわざ店に来なくたって──」
果林「あっ」 スッ
ポチッポチッ
果林「あら、メッセージで誘ってくれてたのね。気付かなかったわ!」
あなた「…………」
果林「ほら、こういう職業だからお客さんとのメッセージのやり取り多くって。それで埋もれちゃってたみたい!」
あなた「そうだったんだ」 果林「それでどこにデートに行くの?」
果林「私とデートなんて、常連のお客さんでもそう簡単にはできないんだから。良いところなんでしょうね?」
あなた「ほら、覚えてるかな。高校生の時一緒に動物園に行ったじゃない?」
あなた「あの動物園にまた行こうよ。調べたけど、今パンダに餌やりできるんだって!」
果林「え、それ本当!?」バッ
果林「あっ……///」 あなた「果林さんすっごく綺麗になってびっくりしたけど、中身は変わってないね。なんか安心したよ」
果林「もう、からかわないでよ……」
あなた「ごめんごめん、でもさっきの果林さんすっごく可愛かったから」
果林「それなら、今度はこっちがキミをからかっちゃおうかしら」
あなた「え……?」
果林「折角またここに来たんだから。ここは何をする場所か分かるでしょ?」
果林「時間はたっぷりあるんだから、今日は今日で楽しみましょう?」
ーーーー 果林「うわー!!!見て見て!私の笹をパンダが食べてるわ!!」
果林「ねぇ、ちゃんと動画撮ってる!?」
あなた「バッチリ!」
果林「あとで送ってね!ふふっSNSに上げちゃおっと!」
あなた(果林さんすっごく可愛いな)
あなた(それ故に昨日とのギャップが///) 果林「もう、キミってばまたパンダじゃなくて私を見てる」グイッ
あなた「わっ///」
果林「私に見とれてくれるのは嬉しいけど、今日の主役はパンダでしょ?ほら、今度はあなたの番よ!」
あなた「あっ、うん!」 あなた「わっ、凄い凄い!食べてる!」
カリカリカリ
カリカリカリ
あなた「ねぇ、これ大丈夫かな……。手まで食べられちゃわない?」
果林「パンダは草食だし大丈夫じゃない?」
飼育員「お姉さん達、実はパンダは草食じゃないんですよ」
果林「え?」
飼育員「パンダはクマ科に分類される肉食性の強い雑食動物の仲間なんです。だから人間の肉なんてペロッと食べちゃいます」
あなた「ちょっと」 飼育員「そちらのお姉さんの時は運が良かったですが、お姉さんはどうでしょうか」
あなた「パンダの口どんどん近づいてくるんだけど!」
飼育員「運悪く食べられちゃわないといいですね」フフッ
あなた「助けて果林さん!!」
パクッ
あなた「ぎゃー!!」
飼育員「はい次の方どうぞー」
あなた「…………え?」 飼育員「すみません、ついからかっちゃいました。安全性は勿論配慮してますので大丈夫ですよ〜」
あなた「な、なんだぁ……」フラッ
果林「キミってば凄くいい顔してたわよ?ほら!」
あなた『ぎゃー!!』
あなた「撮ってたの!?」
果林「この動画どうしよっかな〜」
あなた「ちょっ、果林さん消してよ〜!」 果林「ふぅ、ごめんね。一日中動物園に付き合わせちゃって。他の所行けなかったわね」
あなた「全然気にしてないよ!その分いっぱい動物見れたもんね!」
果林「誰かと動物園なんてホントにあの時以来だわ。楽しかった、今日はありがとうね」ニコッ
あなた「う、うん///」ドキッ
ふと先日キャバクラで果林さんと話していたときの事を思い出す。
あなた(今日の果林さんはこの前キャバクラで話した時と違って過剰なアピールも無く、素の果林さんって感じだった)
あなた(やっぱりお仕事で話すのとプライベートで話すのとは違うのかな。…………って当然か)
女性同士でもあんなにアピールするものなのか。女の私でもドキドキしたんだから、私が男性だったらもーっと嬉しいんだろうな。
キャバクラは客に恋愛感情を抱かせてお金を使わせるのが仕事だってどこかで見たけど、女性でもキャバクラの女の子に恋愛感情を抱く人がいるのかな。 あなた「あ、果林さん」
果林「なに?」
あなた「この後まだ時間ある?ちょっと2人きりで話したくて……」
果林「あら、あらあら?お姉さんにお誘いかしら!」
あなた「別に、普通に話がしたくて」
果林「もう、釣れないわね」
あなた「場所はどこがいいかな……あ、いいバー知ってるんだ。落ち着いててあんまり人もいないからそこで──」
あなた「………………」
あなた「いや、やっぱり今の無しで」
果林「え、やめるの?中々良い場所だと思ったけど」
あなた(あれ、何で今無しなんて言ったんだろう)
あなた(しずくちゃんと何回か話してる場所で慣れてる場所なのに) 果林「あ、それならあそこなんてどう?」
あなた「え、どこ?」
スタスタ
果林「ここ、ここ!」
あなた「休憩5000〜、宿泊8000〜」
あなた「…………」
あなた「ここラブホテルじゃん!エッチするところじゃん!」
果林「あら、お姉さんとは嫌かしら」
あなた「いや、私女だし!」
果林「女の子同士だってするわよ?」
あなた「…………果林さんはするの?」
果林「さぁ、どうかしら」 果林「冗談はともかく、1度やってみたかったのよね、ラブホ女子会!」
あなた「あ、よかった。そういう」ホッ
果林「他に良い場所も無いなら、折角だからここにしましょ?」
あなた「うん、まぁ変なコトしないならいいよ……」
あなた(私もラブホ女子会はちょっと興味あるし……)
果林「もしそういう雰囲気になったらキミのこと味見しちゃおうかしら」
あなた「もう!どっち!?」 ガチャッ
あなた(結局入っちゃった……)
果林「ふー、疲れた」ドサッ
果林「早く入りたいから、お風呂貯めてくるわね」
あなた「うん」
果林「どうする?一緒に入る?」
あなた「え?」
果林「興味ない?私のボディ。あの頃より更に魅力的になったと思うし、ちゃんと普段見えないところまでお手入れしてるのよ?」
あなた「いやいやいや!一緒には無理……!別々でいいから///」
果林「もう、恥ずかしがることないのに。友達なんだし、何より女同士なんだから」
あなた「無理無理!」
果林「そんなに否定されると流石にちょっと傷ついちゃうわ」
あなた「あ、ごめん……」
あなた(いや、それでもロクに手入れしてない私が、ちゃんと手入れしてる果林さんと一緒に入るとか絶対無理!!) ーーーー
あなた(ふぅ……温まった)ポカポカ
あなた「お待たせ」
果林「あら、早かったわね。宿泊にしてるから時間は気にしなくて大丈夫よ」
あなた「大丈夫。ちゃんとしっかり浸かったから」
果林「そう?それなら早速女子会始めましょうか」
あなた「女子会もいいんだけど、まずは果林さんと話したいことがあって……」
果林「そういえば2人きりで話したいから、ここに泊まるって話になったんだったかしら」 あなた「この楽しい雰囲気の中で言うのも悪いんだけど……」
果林「いいわ、話してみて」
あなた「それじゃあ言うね」
あなた「…………」スゥゥ
あなた「…………果林さん、キャバクラのお仕事は本当に果林さんのやりたいことなの?」
果林「…………」
果林「え?」 果林「まさか話ってそれ?」
果林「なに?そんなこと言うために今日連れ出したの?」
あなた「そうなるかな……。一緒に動物園行きたかったのもホントだけど」
果林「はぁ……」 果林「知ってる?こういう話、嬢からは迷惑でしかないのよ。お説教なら勘違いしたお客さんに散々されたわ」
果林「お店で言わなかったかしら?私はこの仕事にやりがいを感じてる」
果林「自分の魅力をアピールしてお客さんの心を掴む。形は違えど、スクールアイドルをしていた頃と本質は変わらないと思ってる」
果林「引け目は感じてないし、後悔はしてない。だって私は今、皆の期待に応えられているから!」
あなた「それは果林さんの本心?」
果林「どっ……どういうことよ」 あなた「昨日エマさんと話してて偶然お仕事の話になってね」
果林「エマと!?」
あなた「もちろん本当の事は話してないよ」
あなた「エマさん服飾の仕事してるって思い込んでた。引け目を感じてないならどうして嘘なんてつくの?」
果林「それは……」
あなた「それに、私からのラインもブロックしてたよね」
果林「なっ、何を根拠に……!」 あなた「お店で果林さん言ったよね。『メッセージで誘ってくれてありがとう』って」
あなた「私、お誘いのメッセージは送ってないんだ」
果林「えっ」
あなた「既読が付かないのを見て直接お店に行こうって思ったからね。ブロックって解除してもブロック中のメッセージは見えないんだよね?それで話を合わせようとしてるのがなんとなく分かったんだ」
果林「……そうよ、ブロック……してたわ」 果林「そのことはごめんなさい。夜のお仕事について皆に対して引け目を感じてたのは本当よ」
果林「でもそれがなに?そんなに私のことを論破してなにがしたいの?私を笑いたいの?優越感にでもひたりたいの?」
あなた「違うんだよ」
果林「何が違うっていうの!?」
あなた「余計なお節介もしれない。でも果林さんには他にやりたいことがあるんじゃないかって」
果林「……どうしてそう思うの?」 あなた「エマさん、果林さんは服飾の仕事で忙しいって言ってた。もしかしたらこれが果林さんの本当にやりたいことなんじゃないの?」
果林「……誰かが仕事っていうのは人の嫌がることをすることって言ってたわ。皆が皆自分の好きな事を仕事にできるわけじゃないのよ」
あなた「分かるよ。実は私、お店では言わなかったけど、アーティストの仕事してたんだ。」
果林「そうだったの?」
あなた「うん、ずっとやってるから芽が出ないままだったんだけどね。だから自分のしたい事が必ずしも仕事に結びつかないことは何となく分かってる。本当の事を皆に言いづらいのも……」
果林「そうだったのね。キミも……」
果林「…………」 果林「丁度良い機会かもしれないわね……。私も本当のことを話すわ」
果林「卒業した後モデルとしてやっていこうと思ってたんだけどね、本業は読者モデルをやってた頃と違って周りも綺麗な人ばっかりで、私なんてすぐに埋もれちゃったの」
果林「それでモデルを辞めた後何しようかなーって考えて、服飾の専門学校に行こうと思ったの。昔からファッションには興味あったから」
果林「そのための学費を稼ぐためにバイトでもしようかと思ってた所に丁度今のお店に声をかけられてね。それからお店で大金を稼ぐうちになんだかまた学校に行って、モデルと同様売れるかどうかも分からない仕事を目指すのがアホらしくなっちゃったの」 果林「キャバクラって凄い稼げるのよ。月に100万を越えることもあったわ」
あなた「100万!?それはアホらしくもなるかも……」
果林「最近は歳のせいか売り上げも徐々に落ちてきたけどね。もうすぐ30よ私」
あなた「今も果林さんは綺麗だよ?」
果林「ありがとう。キミに言われるとお世辞でも嬉しいわ」
果林「このままずっとこの仕事をするのは無理だって何となく察してきたんだけど、今更他のお仕事できる気もしないし。どうしようかなって丁度考え始めた所だったの」
果林「こんなこと話したのキミが初めてよ。聞いてくれてありがとうね。なんだか少し楽になったわ」
あなた「ねぇ果林さん」
果林「なに?」
あなた「もう少し付き合って欲しいところがあるんだけどいいかな?」
果林「?」 ーーーー
ーチューリッヒ空港ー
「久しぶりに会えるなんて楽しみだな〜。2人とも元気にしてるかな?」ルンルン
あなた「この辺りにいるはずだけど……。果林さんは手離さないでね?3回もはぐれたんだから」
果林(29)「申し訳ないわ……」
あなた「えーと……あ、いた!」
あなた「おーい!」ブンブン
「あ!いた」
エマ(29)「チャオ〜!会いたかったよ〜!!」 この行動力はあなたさん
でも、果林さんはともかくあなたちゃんの旅費は… 今更だけど最近ともりるのストーカー関係の話題出てきてここのせつ菜みたいになってるな あなた(28)「わっ……わっ……」
あなた(28)「うわぁぁエマさぁん!!」バッ
エマ(29)「わっ……。ふふ、あなたってば子供みたい。よしよし」ナデナデ
エマ(29)「あの頃と変わらないね。何だか懐かしくなっちゃう!」
あなた(28)「うぅ……癒される〜」 あなた「急に連絡してごめんね。急遽行くことになって」
エマ「それくらい大丈夫。あなたは昔から思いついたら即行動!って感じだったし」
エマ「それよりずっと連絡しても返事が無かったのはどうして?私心配したんだよ?」
あなた「うっ……。それにはちょっと事情があって……。後で話すよ」
エマ「それから果林ちゃんも!」ヒョイヒョイ
果林「え?」
エマ「なでなでしよっか?」
果林「私もうすぐ三十路よ!流石にこんな歳でそんな子ども扱いは……」
エマ「そっか、そうだったよね。ごめんね果林ちゃん……」シュン
果林「あっ……」
果林「そうよ……もうエマがいなくても私は大丈夫なんだから」 あなた(エマさん、あの頃もとってもグラマラスだったけど、更に大きくなってて癒しのパワーがリミットブレイクしてるよ……)
あなた(体つきもどっしりしてるし、正にお母さんって感じ。こんなの胸に飛び込みたくならない方がおかしいよ!)
エマ「でもあなたと果林ちゃんに久しぶりに会えて嬉しいよ!2人とも最後に会ったのは高校卒業した時かなぁ」
あなた「あ、果林さんとも会ってなかったんだ」
エマ「うん、だから果林ちゃんと今日会えるって聞いたときはもう嬉しくって!」
果林「たまたまお休みが貰えてね。今までは忙しかったのよ。色々と……」
あなた「果林さん……」
果林「大丈夫…………後でちゃんと話すわ」
エマ「?」 そういやしずくの絆エピソード16話では15話からの続きじゃ無かったからお気に入りの場所結局分からなかったな
ご想像にお任せ的な? ーーーー
あなた『ねぇ果林さん、もう少し付き合って欲しいところがあるんだけどいいかな?』
あなた『実は私もちょっと前まで皆のこと避けてたんだ。メッセージも見て見ぬふりして』
果林『えっ、あなたもだったの?』
あなた『さっきアーティスト目指してたって言ったよね。それで芽が出ないまま落ちぶれて皆に合わせる顔が無いと思ってて』
あなた『でもあることをキッカケに今私、皆に会っていってるんだ。』
果林『どうして?』
あなた『1つは皆に今まで避けてた罪悪感を感じてたから、それを解消しようと思って。皆と久々に会うのは楽しかったし、皆こんなのになった私を受け入れてくれて嬉しかったよ』
あなた『もう1つはあの頃、皆といた時はなんであんなにいい曲を作れたのかなって考えたんだ。そしたら、皆といたからじゃないかって言われてね』
あなた『皆に会えばあの頃のトキメキを思い出して何かが変わってもう一度いい曲を作れるようになるかもしれないって思って』 果林『確かに、あなたも何となく私と似たような状況なのかもしれないわね』
果林『それで、もう少し付き合って欲しい場所って?』
あなた『スイス』
果林『ス……スイス!?』
果林『それってまさか……』
あなた『私エマさんにも会おうと思ってるんだ。果林さんにも一緒に来て欲しい』
果林『スイスって、そんな簡単に……。いや、あなたの行動力がおかしい事はよく知ってるけど』 果林『そもそも何で私も一緒なの?あなた1人で行けばいいじゃない』
あなた『果林さん、これからどうしようか悩んでるで言ったよね』
あなた『だったらエマさんと会って1度本当の事を話してみようよ』
果林『エマに……そんな今更本当の事なんて言えるわけ……』
あなた『私に話したように楽になると思うよ。それに、これからの事が何か見えてくるかもしれない。少なくとも私はそう信じて今行動してる』
あなた『しずくちゃん、かすみちゃん、彼方さん、せつ菜ちゃん、それから果林さん』
あなた『まだ具体的には決まってないけど、でも少しずつ見えてきてる。そんな気がするんだ!』 果林『それに何で直接会いに行くの?話をするだけならスマホでだって』
あなた『対面とビデオ通話は全然違うよ。ちゃんと直接会って話さなきゃ!』
果林『しかもスイスって私はともかくあなたお金は大丈夫なの?』
あなた『それは……長期滞在しなければ貯金からギリギリ……』
あなた(貯金無くなる前にギリギリバイトすれば……)
果林『…………スイスへ行くのなら1日や2日の休みじゃ無理でしょ?私お店があるんだけど』
あなた『そこを何とか!果林さんが悩んでるなら、私何とかしたいんだ!』
あなた『それが私と同じような状況なら尚更!』
果林『…………はぁ。相変わらずキミってばお節介ね。頼んでもいないのに』 果林『分かった。私も今のこの状況を変えたいもの。あなたの事を信じるわ』
あなた『それじゃあ!』
果林『私もスイスに行くわ。それでエマに今まで嘘ついてたこともちゃんと話す。一旦、先のことについて少し考えてみるわ』
果林『ちょっと怖いけど、あなたも付いていてくれるのよね』
あなた『もちろん!』
果林『よろしくお願いするわ』
果林(良い機会なのかもしれない。今のままじゃ、先の問題から逃げてぼーっと生きていただろうし)
果林(それに多分私1人じゃ本当の事を言い出す勇気なんて出ないと思うから──)
ーーーー なんかこの果林さん見てたらキズナ最新話でSNS(かどうかわからないけどおそらくネットでファンと交流できる何か)でアツくなりすぎてやらかしたっぽいこと言ってたからえっちな自撮りとか上げたんかなと思ってしまった 煽り耐性引くそうだし、おっぱいうpとか言ったら意味聞き返したうえでアップしてくれそう
そこまでバカじゃ無いか http://imgur.com/rMDhX4M.png
これの緑の場所+緑がいっぱいの場所ってことは確定なんだろうけど 何も考えずに栞子のことしおりんにしたのにそんなくだらないこと気にしてて草
SSなんだしどこでもいいだろ しおりんは書いてる当時こそせつ菜と絡み合ったけど、最近は専らあなたばっかになってきたな……
あのままあなしおになってしまうのか スイスは結構複雑な国だからまともに考え出すと時間ばかりが過ぎてくぞ
恐らく最初に設定考えたやつもハイジのフワッフワしたスイス像しか考えてないだろ エマ「2人ともお疲れのところ悪いんだけど、もうすぐ鉄道が来る時間なの!ちょっとだけ急いでもらえると助かるんだけど……」
あなた「あ、うん!果林さん!」
果林「分かったわ」
あなた「え、これ特急?」
エマ「ん?スイスの鉄道に特急は無いよ?」
あなた「あ、そうなんだ」
あなた「それでこの値段は……」
エマ「高い?」
あなた「うん……」 エマ「スイスはね、世界一物価が高いって言われてるんだよ。」
あなた「世界一!?」
エマ「日本に来たときはびっくりしたよ。東京の電車賃がすっごく安かったから!」
あなた「へ、へぇ、スイスってこんなに物価高いんだ。全然知らなかった……」
果林「そんなに高いかしら。確かに日本の電車よりは高いかもしれないけど」
あなた「果林さんはもうちょっと金銭感覚直した方がいいと思う」
果林「え?」 エマ「他の国からの旅行者向けにお得な切符も売ってるんだけど、それは買わなかった?」
あなた「そんなのあったんだ……」
果林「この子ったら急にスイス行くって言い出したから、私達ロクに下調べもしてないのよ。向こうにはエマもいるしなんとかなるって」
エマ「へぇ。なんというか、ムボーだね」
あなた「うっ」
エマ「あなたらしい!」ニコッ
あなた(これは本来の意味で言われてるのか、それともエマさんが微妙にニュアンスを間違えてるのか……。後者であって欲しい!) あなた「これお金足りるかな……」
果林「もう、もしもの時は私が出してあげるから早く乗るわよ!」ヒソヒソ
あなた「ほんとにごめん果林さん……!」ヒソヒソ
エマ「買った?これに乗るよー?」
あなた「今行くよ!」
ーーーー あなた「ふー疲れた」ボスンッ
果林「案外スイスの電車も悪くない乗り心地ね」
あなた「そういえば改札は?通ったっけ」
エマ「スイスには改札が無いの。その代わり車掌さんが見回りに来て切符の確認をするんだ」
あなた「へぇ。なんか昔の日本もそんな感じだったんだっけ」 あなた「ね、やっぱり電車の中からでもスイスの景色いっぱい見える?」
エマ「もちろん!緑がいっぱいみられるよ!」
あなた「うわぁ〜やった!すっごく楽しみ!!」
果林「もう、はしゃぎすぎよ?」
あなた「だってスイスだよ?エマさんがずっと自然が綺麗って言ってたし。1度見てみたかったんだよね!」
果林「キミってば子どもみたいにはしゃいじゃって」 エマ「果林ちゃんたら、子どもだなんて」
果林「まるで私達、家族みたいね」
果林「キミが子どもで、私がお父さん。エマがお母さん、なんて」
エマ「えー、果林ちゃんがお母さんじゃないの?」
果林「だって今のエマ、すっごく母親らしいもの。元々お母さんって感じではあったけど」
エマ「果林ちゃんも美人なお母さんって感じだけどなぁ。んー、でもホントにお母さんになったからかな?」
果林「そうそう、去年4人目が生まれたんだったかしら?」
あなた「え……?」 あなた「え……お母さん……?子ども……?」
果林「何よ、ハトが水鉄砲喰らったみたいに」
あなた「それは豆鉄砲……」
あなた「じゃなくて!子どもって?4人って!?」バッ
果林「え!?何にそんなに驚いてるの!?」
あなた「え、エマさんが結婚……?そんな……」
果林「大丈夫?目の焦点が合ってないけど」ブンブン あなた「ごめん……気持ちの整理が追いつかない……」
あなた「しばらく景色みておく……」プイッ
エマ「大丈夫?」
果林「そんなに取り残されたのがショックだったのかしら。私は結婚してないけど」
エマ「果林ちゃんは結婚しないの?」
果林「いい人がいればね。それに私は1人で生きていくって決めてるから」
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