0010名無しで叶える物語(もんじゃ)
2020/01/23(木) 09:21:22.87ID:X8BeeVKA菜々「うぅ、さすがは三船さん。手厳しいです」
ウゥゥゥゥヒャッホーーーーイッ!!!
菜々「っ!? 扉の向こう、生徒会室から叫び声が!?」
ガチャッ
菜々「三船さん!?」
栞子「……なにか?」
菜々「いえ。床に寝転んで手足をバタバタさせて、何をしていたのかな、と。」
栞子「はあ。あなたに人を気遣っている余裕はあるんですか?」
栞子「スイーツ発表会にそんな気持ちで参加されるのは生徒会としてGOを出しにくくなりますが」
栞子「今は愛情を込めた料理を私に振る舞うことだけを考えてください」
栞子「分かりましたね。では、私は前生徒会長の残した仕事を片付けねばなりませんので」
ガチャッバタン
菜々「三船さんへの愛情を込めた料理を作ることが私のやるべきこと……」
菜々「……でしたっけ?」