穂乃果「筋肉番付」
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音ノ木坂学院アイドル研究部 いつもの部室
穂乃果「このケーキどうしたの?」
絵里「こないだのライブのお礼ですって」
穂乃果「あ〜こないだの」
真姫「これ銀座の有名店のケーキじゃない」
花陽「そうなの!?」
ことり「凄く美味しいんだよね」
穂乃果「やばい。ヨダレが…」
希「既に出てるよ」
にこ「意地汚いわね」
凛「ん〜」
海未「どうしたんですか?」
凛「ケーキ…全部で10個あるにゃ!」
8人「えっ!?」 穂乃果「いや〜凄い美味しいね」
花陽「うん。最高です!!!」
ことり「花陽ちゃん。頬っぺたにクリームついてるよ」
絵里「これだけ喜んでくれるなら作った人も嬉しいでしょうね」
海未「そうですね」
穂乃果「さて…」
にこ「何よ?」
穂乃果「残りの一個どうしようか?」
真姫「いや…どうしようかって」
穂乃果「正直に言うよ。私、めっちゃ食べたい」
海未「欲望に忠実な人ですね」 にこ「ちょっと待ちなさいよ。私だって食べたいんですけど!」
穂乃果「………私、食べなきゃいけないような気がする」
にこ「気のせいよ」
凛「凛も食べたいにゃ〜。かよちんだって食べたいよね?」
花陽「え?あの…」グゥゥゥ
凛「ほら!」
真姫「ほらって言われても。いつもの事じゃない」
花陽「いつもじゃ…ないよぉ」
穂乃果「どうしよう。食べたいってがこんなにいるなんて思わなかった」
にこ「普通思うでしょ」 絵里「じゃんけんで決めたらどう?」
穂乃果「じゃんけんかぁ。じゃんけんだと食べれない可能性があるんだよなぁ」
ことり「どうしても食べたいんだね」
穂乃果「まあ…でも、そっか。じゃんけんが一番いいかぁ」
にこ「決定ね。恨みっこなしよ。せーの、じゃん」
穂乃果「けん」
9人「ポン!」
穂乃果「えっ!?」
凛「あいこだにゃ」 穂乃果「ちょっと待って。えっと〜…あの…全員参加なの?」
絵里「ダメなの?」
にこ「だってあんた達これっぽっちもそんな素振り見せなかったじゃない!卑怯よ!」
真姫「何が卑怯なのよ?」
穂乃果「海未ちゃんも食べたいの?」
海未「まあ…」
穂乃果「ことりちゃんも?」
ことり「うん…」
穂乃果「私の事を食い意地が張ってるみたいに言っておいて…」
ことり「ご、ごめんね。そんなつもりじゃなかったの」
にこ「どんなつもりだったのよ」 穂乃果「え〜結局、全員参加するのかぁ」
絵里「そりゃあ、権利は全員平等にあるんだから。参加するわよ」
真姫「そうよ」
凛「ね〜なんでもいいから早くじゃんけんしようよぉ。凛が食べちゃうよ?」
にこ「ダメよ!」
凛「じゃあ早くやろう。じゃーんけーん」
9人「ポン」
穂乃果「セーフ。あいこだぁ。あいこ。セーフだ。よしっ、じゃーんけーん」
にこ「ちょ、いきなり。ズルッ」
9人「ポン」
穂乃果「あっぶない。ふぅ」
凛「またあいこだね。なかなか決まらないにゃ」 その後も9人はじゃんけんを繰り返したがなかなか決着はつかなかった。
9人「ポン」
穂乃果「あ〜もう。全然決まらない」
絵里「9人もいればね」
にこ「何か他のもので決着つける?」
穂乃果「他のもので?例えば?」
にこ「そうね〜…ん〜」
希「腕相撲なんてどう?」
穂乃果「腕相撲?」
希「うん。これなら運じゃなく実力で決着がつくし納得もいくやろ?」
にこ「嫌よ!腕相撲なんてにこが不利じゃない」
希「どうして?」
にこ「にこは非力なのよ」
真姫「自慢する事でもないでしょ」
にこ「はあ?あんただって非力でしょ!」
真姫「だ、誰が!にこちゃんと一緒にしないでよ」
希「おっ!真姫ちゃんはやる気満々やね」
真姫「べ、別に」
海未「腕相撲、いいじゃないですか!やりましょう!」
にこ「海未!」
絵里「私も負けないわよ」
にこ「絵里まで」
凛「やってやるにゃー」
にこ「何故あんたまでやる気になってるのよ」 希「決定やね」
穂乃果「よしっ!こうなったら勝つよ!絶対!」
ことり「あはは」
こうして、ケーキを賭けたμ's腕相撲大会が開催される事になった。
希「では、優者した者にはケーキと…」
海未「ふふっ。負けられませんね」
絵里「私だって負けないわよ」
花陽「私も頑張ります」
希「μ'sの怪力少女の称号を贈呈します」
穂乃果「は?」
海未「へ?」
ことり「怪力…」
花陽「少女…」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています