デン!

あなた(す、すごい……高級料亭みたい……)

あなた「こ、これ栞子が……?」

栞子「何を今更言っているんですか?毎日見ているでしょう?」

あなた(こんなの朝何時に起きれば……)

栞子「はやく食べてください。私もお腹は空いているんです」

あなた「あ、うん……い、いただきます」

パク

モニュ…モグ

あなた「……!!」

パクパク

あなた「お、美味しい!すごく美味しいよ!」

栞子「たかが朝食でそこまで喜べるなんて……幸せな頭を持っていますね」

栞子「……まあ、悪い気はしませんが」

あなた「ん?何か言った?」

栞子「は?何も言ってませんが?」

栞子「……」ギロ

あなた「う……」

栞子「……」

ジリジリ

あなた(ま、まずい!怒らせちゃったかな)>〜<

スッ

フキフキ

あなた「え……」

栞子「口周りにお米がついていますよ……全く、食事作用はあれほど教えたというのに」

あなた「あ、ありがとう……」