千歌「ねぇ梨子ちゃん目つぶって?」

梨子「え?どうして?」

千歌「いいからいいから!」

梨子「もう、しょうがないなぁ」パチッ

いつも通りの通学路で、異常な事が起きたら…梨子ちゃんはどんな反応するんだろう?

千歌「じゃあいくよ〜」

梨子「え?何が始まるの?」

握った拳を、自分でも驚くほどの力で梨子ちゃんのお腹に捻じ込む。
なんだか入ってはいけないような所に入った、ぷにっとした感覚があって、私は興奮を覚える。
梨子ちゃんは目を閉じたまま、女の子とは思えないような汚い声をあげてうずくまり、そのまま動かなくなってしまった。

千歌「梨子ちゃん、大丈夫?」

梨子「…」

返事がない、少し心配になって梨子ちゃんの顔を覗き込むと、ヨダレを垂らして気絶していた。
私はそんな梨子ちゃんの顔を数枚写真に撮って、学校なんて忘れて自分の部屋まで担ぎ運んだ。