果南「鞠莉が教える日常英会話…?」
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>>236
なるほど、be動詞の省略もあるんですね。今度話すときに試してみよう
ありがとうございます Chapter 9
ルビィ「And my friend said〜♪」サッサッ
ジャッ
花丸「感心ずらね?」
ルビィ「あっ花丸ちゃん!」
花丸「家の掃除中だったんだよね?お邪魔だった?」
ルビィ「ううん!全然!」
花丸「さっき…歌ってたのはスクールアイドルの歌ずらか?」
ルビィ「違うよ。ディーン・ルイスって人の曲だよ!」 花丸「もしかして洋楽?」
ルビィ「うん!この前鞠莉ちゃんにオススメされて聞いてはまっちゃったんだ!」
花丸「ルビィちゃんも洋楽とか聞くようになったんだね…」シミジミ
ルビィ「ところで今日はどうしたの?」
花丸「あっそうだった。ダイヤさんに借りてた本を返しに来たずら」
ルビィ「本?」
花丸「うん。黒後家蜘蛛の会とライ麦畑でつかまえてだよ」
ルビィ「なんでお姉ちゃんに?」 花丸「たまたま持ってないって話をしたらダイヤさんが持ってるって」
ルビィ「なるほど。でも今お姉ちゃん居なくて…少し待ってくれれば帰ってくると思うんだけど…」
花丸「ありゃりゃ。待っても大丈夫なら全然待つよ!」
ルビィ「もちろん!じゃあお茶汲んでくるね!」
花丸「気を使わなくてもいいよぉ!」
ルビィ「そんな訳にはいかないよ!」 鞠莉「Ciao〜!って花丸もいるじゃなーい!」
ルビィ「鞠莉ちゃん!?」
花丸「どうしたの?」
鞠莉「ダイヤにCD貸そうと思っててね」
花丸「CD?」
鞠莉「そう!ダイヤがビートルズ聞いてて1枚抜けてたらしいの。だからね?」
ルビィ「残念だけど今お姉ちゃん居なくて…花丸ちゃんと待っててくれる…?」
鞠莉「オフコース!待つに決まってるじゃない!」
鞠莉「……あら?花丸のそれアシモフとサリンジャーかしら?」
花丸「そうだよ!良く知ってるね!」
鞠莉「どっちもアメリカのBig writerデース!」 ルビィ「そうなの?」
花丸「そうだよ。どちらも確かにアメリカの小説家だけど…鞠莉ちゃん読んだことあるの?」
鞠莉「アメリカ人なら当然!」
花丸(鞠莉ちゃんってハーフなだけで日本人じゃないの?)
ルビィ(ハーフは自由に国籍変えれるのかな?)
鞠莉「…I got it!」(閃いちゃった!)
鞠莉「ねぇ花丸?それ面白かった?」
花丸「すっごく面白かったよ!アシモフは短編でサリンジャーは長編だったけどどちらも話への惹き込み方が上手だったずら〜!」 鞠莉「フフッ…それ原語で読んでみたくない?」
花丸「へっ?」
ルビィ(あっこれルビィ知ってるパターンのやつだ…)
鞠莉「ダイヤが帰ってくるまでここで英会話講座でもしちゃいましょうか!」
ルビィ「あはは…じゃあいらっしゃい」
花丸「な、なんずら!?」 〜
鞠莉「今回は初歩の質問とかどうかしら?」
花丸「英語は苦手ずら…」
鞠莉「原語で読むと作者のストレートな意思が伝わるし、日本語版との比較もぐっと面白くなるわよ?」
花丸「…面白そうずら」
ルビィ「でもなんで質問なの?」
鞠莉「それはアシモフが見えちゃったから!」
ルビィ「どういうこと?」
花丸「この黒後家蜘蛛の会はミステリーで、1人のゲストに黒後家蜘蛛の会のメンバーが質問をしていって最後に給仕が謎を解くってお話なんだぁ」 鞠莉「凄くwisdomが付くわよね!」
鞠莉「それに大事なのはやっぱりこのセリフよね!」
How do you justify your existence?
ルビィ「ええと…どのようにあなたは正当化する…『existence』が分かんないや」
鞠莉「『存在ね』。これは『あなたは何をもって貴方の存在を正当化しますか?』って意味ね!」
花丸「一応この単行本にも英語が載ってたけど日本語を読んじゃったずら…」
鞠莉「まあこれは少し難しい程度だけど今回はこれに習って簡単な覚えるだけで使える疑問文を教えるわ!」 ルビィ(流れるように進むんだね…)
鞠莉「大体の疑問文はYes/No疑問文とWH疑問文に分かれるんだけど…意味は分かるかしら?」
ルビィ「多分YesかNoで答えられる質問とWhyとかHowで始まる違いかな?」
鞠莉「パーフェクトよ!そこさえ分かってれば大丈夫ね」
鞠莉「今回はWH疑問文の良く使うやつね!」
What's up?
Sup? 花丸「ホワッツアップ?」
鞠莉「そう!ホワッツアップにサップね。意味は一緒よ」
ルビィ「何が上がるじゃ意味がおかしいよね」
鞠莉「これで問いかけ。つまり『どうしたの?』とか『何か?』みたいな意味で使えるわ」
花丸「今日はどうしたの?って時に使えるのかな?」
鞠莉「そうよ!あくまで口語表現だけどね?」
鞠莉「後は英会話学習で絶対使うフレーズね!」 Could(Can) you say that again (for me)?
花丸「『もう一度言って頂いて良いですか?』かな」
鞠莉「その通りデース!絶対に必要になるから覚えてそのまま使えるわ!」
ルビィ「でもそれって『pardon』じゃダメなの?」
鞠莉「うーん……あまりに上品すぎるかな?正直会話では聞かないかな?」
鞠莉「あっでもルビィや花丸がImperial householdに会うってなら使えるけどね!」
ルビィ「い、インペリアル?」
鞠莉「皇室や帝室ね」 花丸「そんな機会絶対来ないずら」
鞠莉「まあ『pardon』よりは圧倒的に使うから覚えてそのまま使ってね!」
鞠莉「日本人にありがちだけど愛想笑いで聞き流すってのは絶対NGだから必ず聞き直すことね!」
ルビィ(この前果南ちゃんにも言ってたなぁ…)
花丸「む、難しいけど頑張らないと…」
鞠莉「後は近い意味でこれね」 What do you mean (by this/it/that)?
花丸「どういう意味かってことだよね?」
鞠莉「これくらいならイージーね!その通りよ!」
ルビィ「その後のは?」
鞠莉「それはどういう意味とか、これどういう意味とか、あれどういう意味とか色々なパターンね」
花丸「これなら覚えやすいし使えるずら」
鞠莉「そして最後は趣味とか色んなシチュエーションで使えるコレね!」 What do you think about 〜
ルビィ「〜について何を考えてるか?」
鞠莉「『〜についてどう思う?』みたいな意味ね」
花丸「Howじゃなくて?」
鞠莉「Howは方法を問うものだからどういう方法で解決するかを常に問う訳じゃないじゃない?」
花丸「あっ確かに」
ルビィ「単純にこの本面白かった?みたいなニュアンスの時もあるよね」
鞠莉「そんな時に使えるフレーズデース!」
ルビィ「じゃあ言う時間かな…」 花丸「へ?」
鞠莉「言わなきゃモノになりませーん!Repeat after me!」
花丸「あわわ…」
カラ!
ダイヤ「はあ…靴が3つ、玄関に立て掛けられた箒にハイカラなコート」
ダイヤ「絶対に鞠莉さんが英会話講座をしてると思いましたわ…」
鞠莉「Oh, here's a Sherlock Holmes!」(あら、シャーロックホームズが来たわ!)
ダイヤ「そんなの誰でも分かります!」
ルビィ「じゃあお姉ちゃんも…」
花丸「ダイヤさんもしましょう!?」
ダイヤ「…貴方達良い度胸ですわね…」
アハハ…… 今日たまたま中1の英語の教科書見たら相変わらずlesson1 の初めにNice to meet you.だった。たぶん後ろの方にはPardon?も載ってたと思う
なんでその辺の言い回しは頑なに更新しないんだろうな How are you? って言われたら大抵の日本人は
I'm fine thank you. And you? って返すからなぁ
もはやギャグの領域 Chapter 10
鞠莉「When Johnny comes march home again. Hurrah! Hurrah♪」ガチャ
果南「あっ鞠莉」
鞠莉「Ciao!果南1人?」
果南「さっきまで千歌が居たけどね。どうしたの?」
鞠莉「ちょっと書類をね…あら?そのメモは?」
果南「今日すき焼きなんだ。だから帰る前に作り方だけダイヤに書いてもらったんだ」
鞠莉「果南が作るの?」 果南「前作ったんだけど作り方忘れちゃってさ」アハハ
鞠莉「そう…果南、『すき焼き』は英語で?」
果南「えっ!?…うーんHot sweet…」
鞠莉「確かに甘いけど…そんなに悩まなくてノープロブレム!」
果南「どういうこと?」
鞠莉「果南、すき焼きは『sukiyaki』なのよ」
果南「そのまま!?」
鞠莉「Yes! あとすき焼きの説明はしなくてもアメリカでは通じるわよ」 果南「アメリカ人もすき焼き食べるの?」
鞠莉「あんまり食べないけど…一昔前は日本料理と言えば寿司よりすき焼きだったからみんな知ってると思うわ!」
果南「なんですき焼きが日本料理の代表みたいになってたの?」
鞠莉「それならついでね!今日の課目が決まったわね!」 〜
鞠莉「『Sukiyaki』って歌があったのは知ってる?」
果南「何そのふざけた曲…」
鞠莉「ふざけてるなんてSo rude! 聞けば分かるわよ!
https://youtu.be/eqTT1lQectU
〜♪
果南「あれ?これ『上を向いて歩こう』?」
鞠莉「That's right! 坂本九の名曲よね!」 果南「でもこれ英語だし…というかタイトル『Sukiyaki』なの?」
鞠莉「半世紀前位にアメリカで『上を向いて歩こう』が大ヒットしたんだけどそれを英語でカバーしたバージョンがこれデース!」
鞠莉「その時にタイトルをどうしようかってなった時にプロデューサーが日本で食べた1番美味しかったものだった『Sukiyaki』をタイトルにしたってわけ!」
果南「…その発想おかしくない?」
鞠莉「とりあえず日本っぽさが欲しかったんでしょ!」
果南「でもそれならすき焼きの説明しなくていいってどういうこと?」 鞠莉「この曲に乗じて日系アメリカ人がすき焼きをアメリカに広めまくったのよ」
鞠莉「最初はうけてたみたいだけどやっぱり甘いってのがね…」
果南「甘いと?」
鞠莉「アメリカだけじゃなくて西洋圏では食事の時に甘いものってあんまり食べないの」
鞠莉「あくまでおやつ扱いなんだけど、肉に野菜を使ってバリバリの主食なのに甘いってのがあまり浸透しなかったのよ…」
果南「なんかもったいないな〜」
鞠莉「私は好きよ?」
鞠莉(生卵が若干苦手だけど…) 果南「…それで今日は何のレッスンなの?」
鞠莉「今日はそのまま日本語で伝わる言葉を教えるわ!」
果南「それって寿司とか天ぷらとか?」
鞠莉「それは固有名詞だから例外な感じはするんだけど…そんな感じよ!」
果南「例えば?」
鞠莉「果南ってサンリオのキャラ結構好きよね?」
果南「えっ!?な、何で知ってるの///」
鞠莉「照れなくてもいいわよ!でもそれはどうして?」
果南「だって…カワイイもん…///」 鞠莉(お前がな)
鞠莉「それよ!」
果南「へ?」
鞠莉「カワイイは英語でも『kawaii』よ」
果南「ウソ!?」
鞠莉「ホント!多分今1番女の子が言う日本語じゃないかしら」
果南「カワイイで通じるんだね…」
鞠莉「そうこんな感じに使えるわね」
All LoveLive members are kawaii.
果南「『ラブライブのメンバーはみんな可愛い』…ラブライブのメンバー?」
鞠莉「細かいことは気にしなーい!」
鞠莉「だからいちいちこの意味はキュートとか言わなくても大丈夫よ」 果南「へぇ…そんなのも英語になってるんだ」
鞠莉「あと用法が近いのでこれとかも」
もったいない
果南「…鞠莉、ウソはよくない」
鞠莉「ちょっと!?ウソじゃないって!通じるって!」
果南「失礼だけどもったいないとか外国人が思うのが想像出来ないんだけど」
鞠莉「それホントに失礼よ…」
鞠莉「通じるの!ノーベル賞って知ってるわよね?」 果南「知らないまで世間知らずでは無いよ!」
鞠莉「そこでケニアのマータイさんって人が日本の素晴らしい心構えって事でもったいない(mottainai)を広めてノーベル賞を受賞したのよ!」
果南「…ホントなんだ…」
鞠莉「たまーにバカにした感じで『He is a mottainai man』とかって使われ方もしちゃってるけど」
果南「もったいないマン?」
鞠莉「ケチね。まあ普通は『stingy』って言うけど」 果南「もったいないとケチは違うんだけどな〜。やっぱり日本人じゃないとこの感覚は分からないか!」
鞠莉(日本人もスマートとシャープをごっちゃにして使ってる人が多すぎるけど…)
鞠莉「あとはお任せもね」
果南「お任せってなんでそんなものが…」
鞠莉「日本人が尋常じゃない位にお任せでって言うからよ」
果南「それは『omakase』でいいの?」
鞠莉「もちろんOKよ!」
果南「確かに初めての高級料理店とかなら言っちゃうかもね…」
鞠莉「それ以外にも色々言うでしょ…」
果南「他には?」 鞠莉「意外なのも英語になってるわ!それは看板よ!」
果南「看板ってあの看板?」
鞠莉「そう!『kanban』よ!」
果南「またなんでそんな物が…」
鞠莉「これはビジネスシーンが由来ね。昔トヨタが看板商法ってのをアメリカでやったら大流行!それからよ」
果南「あー…トヨタか。だったら分かる気がする」
鞠莉「話は変わるけどトヨタのスープラはアメリカ人の人気ネットミームね」
果南「す、スープラ?」
鞠莉「気になるなら『Is that a Supra?』で探してみてね!」 果南(時々私以外とも話すような素振りするなぁ…)
鞠莉「日本独自、もしくは日本のカルチャーが産んだものがそのまま英語になりやすいわ!」
果南「あー…侍とか忍者とかね」
鞠莉「ちょくちょく入る果南の偏見は何?まあ好きデースが…」
鞠莉「それ以外もあるわよ!例えば引きこもりとか」
果南「引きこもりぃ?そんなのどこでも居そうだけど…」
鞠莉「アメリカって実は子供にかなり厳しいの。自由な国もびっくりな位ね」 鞠莉「大体引きこもりって許されなくて家から追い出されるわね」
果南「じゃあなんで広まったの?」
鞠莉「昨今急激に増えたからよ」
鞠莉「ゲームやインターネットで稼ぐ人が増えたりそれに依存したりする人が部屋から出てこない引きこもり状態になる」
鞠莉「そこでワールドワイドなゲーム界隈で日本人が揶揄した『hikikomori』が急速に広がったの」
果南「それは追い出されなかったの?」
鞠莉「さっき言った特徴の前者の人達が問題だったの。ゲームとかで稼げるから親も出て働けなんて言えないし」
鞠莉「それと海外のeスポーツって動くお金が日本よりも大きいし」 果南「一つの仕事としてなったからね」
鞠莉「その影響でこの引きこもりは日本とは違ってポジティブな意味合いで使う人もいるわね」
果南「まあお金稼いでるならいいんじゃない?」
鞠莉(変なところでサバサバデース…)
鞠莉「意味合いが違うと言えばこれもね」
オタク
果南「あっこれもなんだ」
鞠莉「『otaku』ね。ネガティブな意味は全くなくて、詳しいとか熱中してるとかそう言う意味合いね」 果南「じゃあオタクの人は海外に行った方がいいね!」
鞠莉「あくまでも日本での若干卑下した意味の言葉が別にあるから、悲しいけど変わんないじゃないかしら」
果南「踏んだり蹴ったりだね…」
鞠莉「運動が出来なかったり、カートゥーンにハマってるとかいう人は『nerd』って言われるわ」
果南「…やめよ」
鞠莉「…そうね」
鞠莉「他にも日本文化からと一発で分かる先輩もね!」
果南「上下関係ないの?」 鞠莉「あるけど先輩後輩なんてのは無いわね。あくまで喋り方とかに区別付けるくらいで」
鞠莉「これも普及の元はアニメだったりするわね」
果南「どういうこと?」
鞠莉「アニメを原語、つまり日本語で見ることがインターネットで出来る様になって英語字幕がつくようになったの」
鞠莉「でも字幕の人も分からない単語があった。それが先輩ね」
鞠莉「外国人にも伝わるように訳さなければならないけどそんな風習がないから訳しようもない」
果南「そ、それをどうしたの?」 鞠莉「…訳しませんデーシタ!」
果南「えっ…」
鞠莉「そのまま『Dia senpai』みたいにしたのよ」
果南「結局諦めたんだね…」
鞠莉「そこから普及したって話よ」
果南「色んな所から日本語が英語になるんだねぇ…」
鞠莉「覚えたかしら?」
果南「インパクトがあったからね…ってあれ?」 果南「もうこんな時間じゃん!」
鞠莉「まだ完全下校時刻じゃないけど…?」
果南「お肉だけまだ買ってなかったけど、これから買おうと思ってたの!」バタバタ
鞠莉「えっ…あそこ後15分でクローズよ?」
果南「今から走れば……私なら!」
鞠莉「あそこまでかなりあるわよ!?」
果南「なせばなる!じゃあね鞠莉!」ビュ-ン!
鞠莉「は、はや…」
鞠莉「後13分デースか…」
鞠莉「『She's a kamikaze…』」(無謀なんだから…) そういえばポケモンの「いのちがけ」の英語版は「KAMIKAZE」だな senpaiが通じるならkohaiは通じるのだろうか
呼び掛けでは使わないからダメかな Chapter 11
善子「えへへ…新しいゲームを買ってしまった…」
善子「これサーバーどれくらいまで出来るのかしら?」
善子「とりあえずパソコン立ち上げて…スタート!」
善子「あっこれ海外ともできるんだ。ふーん…」
善子「ネームはヨハネっと!」カタカタ
善子「まあこの系統はやったことあるし、慣れたらすぐオープンにしましょ…」 〜
善子「よしっ!クリア!」
善子「でも…助かったわ。この…『Kyle』さん凄い上手ね」
ピコン!
善子「あら?メッセだ…」
『Thx, I had fun:) u well done. cu Kyle』
善子「外国人みたいね…」
善子「外国人からメッセ来たことないから…よ、読めない…」
善子「だ、堕天使アイ!」ギラン!
善子「……明日聞きましょ」 翌日
鞠莉「Ciao!今日は読んでくれてサンキュー!」
善子「ホントマリーは元気ね」
鞠莉「だって善子の家久々なんだもーん!」
善子「ヨハネよ。まあ確かに久々か」
鞠莉「何するの?」
善子「ちょっとゲームでね…」
鞠莉「あっこれ友達もやってるわよ」
善子「海外で有名らしくて…まあそれもあってちょっとこれ読んで」 鞠莉「ふんふん…良い人そうじゃない?」
善子「それで意味教えて欲しくて…」
鞠莉「…OK!それなら今日はここで講座開設デース!」
善子「な、なんの話よ!?」
鞠莉「まずは意味ね。『ありがと、楽しかった。うまかったよ、またね!カイル』ね」
善子「え?そんな簡単な文章?でもなんか変な書き方してた気がする…」
鞠莉「省略とネット語ね!今日はこれについて教えるわ!」
善子(今日"は"?) 鞠莉「一個ずつ紐解きましょ!」
善子「Thx…これがThank you?」
鞠莉「That's right! これは省略でThanksね」
善子「次は分かるけど…uってなに?」
鞠莉「発音youと一緒でしょ?」
善子「あっなるほどね」
鞠莉「それなら次も分かるわよね?」
善子「…See youか!」
鞠莉「correct! こんな省略は多いから例を出すわね!」サラサラ see →c
you →u
to →2
be →b
everyone →'em
for →4
善子「数字になったりもするのね…無茶苦茶じゃない」
鞠莉「『フロリダ』も外国人からすると無茶苦茶だけどね」
善子「久々に聞いたわねそれ。懐かしいわ」
鞠莉「ってことで今日はネットで使える英語ね」
善子「なんでココで学習会なのよ!」 鞠莉「まあ良いじゃない!みんなやってるし!」
善子「み、みんなやってるのね…」
鞠莉「そ、れ、に〜!堕天使ヨハネだけ英語が使えないってね〜?」
善子「ぐっ!……やるわよ」
鞠莉「その意気よ!」
鞠莉「さっき説明した略語ってのはSNSとかでも使えるし使ってみて!」
善子「まあゲームの種類によるでしょうけど」
鞠莉「まあ代表例を説明するわ」 善子「分かったとか?」
鞠莉「英語で?」
善子「OKで良いんでしょ?」
鞠莉「ま、構わないわね。他にも『I got it』、『Gotcha』とかね」
鞠莉「分かったにも色々種類があるってのは分かる?」
善子「種類?」
鞠莉「大体は判明した、承認した、理解したの3つね」
善子「判明と理解は違うのかしら」
鞠莉「自発か他者からのアドバイスとの違いかしら」
鞠莉「大まかにこんな感じなら会話でも使えるわよ!」 判明 I figure it out/ I got it
承認 OK/ Yes, sir/ Roger that/ Copy
理解 I understood/ I see
善子「色々種類あるわね…」
鞠莉「まあ知らない事を教えられたら『OIC』ってタイプすれば良いわよ」
善子「それって…『Oh, I see』ってことかしら?」
鞠莉「その通りデース!」
善子(我が魔界のペースに戻せない!) 鞠莉「逆に分からないは簡単ね。『IDK』よ」
善子「『IDK』?」
鞠莉「『I don't know』よ」
善子「なるほどね、そのままか」
鞠莉「気にしてないことも『IDC』って略したりもするわね」
善子「気にしないでとかは?」
鞠莉「大体は『Nevermind』か『No problem』ね」
善子「『Don't mind』は?」
鞠莉「それ日本式なのよ。ネイティブからすると気にしてませんって意味だから相手に言う言葉じゃないわね」 善子「日本式…知らない人多そうね…」
鞠莉「因みに略してタイプするなら『NVM』と『NP』ね」
鞠莉「後これは体験談だけど昔『K.Cobain』って来たこともあったわね」
善子「これは…人名かしら?」
鞠莉「Yes! 『Kurt Cobain』。バンドニルヴァーナのボーカルね」
善子「なんでそんなボーカルの名前を打ったのかしら?」
鞠莉「私も最初は『?』ってなったけど、すぐ分かったの!」
善子「どうして?」 鞠莉「カートは凄い有名な歌手なんだけど、彼を有名にさせたのがアルバム『Nevermind』なのよ!」
善子「た、単なるシャレね…」
鞠莉「まあ今は知らない人もいるだろうし、アメリカ人以外と当たる確率も高いからオススメはしないわね」
善子(アメリカ人はそんなにみんなカートさんを知ってるのかしら?)
鞠莉「あとは別れる時かしら」
善子「さっきの『cu』じゃなくて?」
鞠莉「またねだけな訳ないじゃない。色々あるわよ〜!」 CU
Bye
I'm gonna off
I off
I can't stand on here(more)
善子「…これ使い分けるの?」
鞠莉「まぁ会話なら。文章はコピペでも良いんじゃないかしら?」
善子「なんでこんなにあるの?」
鞠莉「『cu』だけでもぶっきらぼうだしね。礼儀的にも色んな言い方は知っていて損はないわ」
鞠莉「最後の言い方はちょっと無礼だけど、例えば嫌がらせを受けたりした時にこれを使って抜けるのが良いわ」
善子「どこの国でも害悪はいるから…ね」 善子「あっそうだ!『ちょっと待ってて』ってなんて言うの?」
鞠莉「それも言う機会多いわよね!『Wait a minute』とか『hold on』とかね」
善子「秒待ってってこと?1秒で終わるわけ無いじゃない」
鞠莉「日本でも結構『秒で支度するから!』みたいなの聞くけど?」
善子「誰が言ってるかは想像つくけど…確かに同じもんね」 鞠莉「どう?分かったかしら?」
善子「ふん!ヨハネの魔力をもってすれば造作もないわ…」
鞠莉「なら口にも出さないとね!」
善子「へ?」
鞠莉「声に出さなきゃ覚えないわよ!ほら、Repeat after me!」
善子「ちょっと!ちょっと!」
鞠莉「みんなもやってるのよ!」
善子「勘弁しなさいよぉ〜!」 …
……
善子「よしっ!またクリアね!」
ピコン!
善子「メッセだ。またカイルさんから…!」
『U'r always do great work! Thx, hope 2 play wiz u again! bye♡』
善子「フフッ…!」
カタカタ…タンッ!
『Thx too! We did it, we're friend now, cu!』 どこまでもご助言なのですが、[小堀めぐみ式英会話上達7日瞬時マニュアル]というマニュアルについて探してみてもいいかもしれません。先生が上達できてしまうことがあると語っていたんで。
ROX ネット語だったんだってのが色々あるな
たまに見かける >>1 です
少し故郷に戻っていました。更新遅れて申し訳ありません
しかしテーマが浮かばないので何かテーマを挙げていただければ幸いです! オリンピック近いし、Aqoursが通訳ボランティアやるためとしたら?って感じでマリーにレッスン受けるとかどうだ しまねえと鞠莉のプロレベル会話についていけないみとねえ
もとネタはイカ娘 もしまだネタ募集してるとしたら、海外旅行で使える英語、なんて話もみたいです
それこそ卒業旅行直前みたいな設定で Chapter 12
鞠莉「卒業旅行どこ行く!?」
ダイヤ「卒業…」
果南「旅行?」
鞠莉「そう!卒業旅行!」
果南「そんなの計画してたの?」
鞠莉「だって〜行きたいんだもーん!」
ダイヤ「といっても時期はあと僅か…今から探して計画するとしても…」
鞠莉「大丈夫!そこは何とかするわ!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています