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し'　　　　　（＿つ　　　/:::::/::...　　ｻﾞｯｸｻﾞｯｸ
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果南は鞠莉を養うためにがむしゃらに働いた…嬉しかった！
これまでずっと感じていた引け目
どんな綺麗事を並べても茶番になってしまう絶対的な溝
二人の間にはばかっていた「貧富の差」が
一夜にして消え失せたのだから

そして気付いた
これまで自分の中に巣食っていたイラつきは
鞠莉は自分が守らなくても生きていける
どこまで行っても「私の鞠莉」にはならないだろうという
無力感が理由だったのだと…

これからはもっと優しい人間になれる気がした
自分が頑張れば鞠莉が笑ってくれる
果南は生まれて初めて
働く事を楽しいと感じていた…