善子「我ら！星の浦紅さそり隊！！」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:39:20.82

※パロディ多め
※駄文お許しください

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:40:22.00

善子「深爪よしこ！！」

梨子「魚の目おリリー！！」

鞠莉「ふできものマリー！！」

「我ら！星の浦紅さそり隊！！」

梨子「善子ちゃん……なにこれ？」

鞠莉「なんかのアニメの真似デースか？」

善子「よくぞ聞いてくれたわね、単刀直入に言うと……」

梨子「言うと……？？？」

善子「私達3人で不良を目指しましょう！！」

梨子「え、ええええぇ！？」

鞠莉「ワーオ……」

善子「どうせ今年中には廃校が決まってるんだし、どうにかしてこの学校を歴史に残さないとって思ったのよ。だから不良として全国制覇を成し遂げて、この星の浦女学院を歴史に刻んでやりましょうよ！！」

梨子「そんなめちゃくちゃな……」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:40:53.81

鞠莉「私は別に賛成デース、なんだか面白そうだし。」

善子「とりあえずコンビニからタバコをパクって来たから。ほら、リリーとマリーにも分けてあげるから一緒に吸いましょうよ。」

鞠莉「ＯＫ！！いただきマース！！」ｽﾊﾟｰ

梨子「い、いただきまーす。」ｽﾊﾟｰ

善子「3人の不良道の始まりに乾杯！」ｽﾊﾟｰ

鞠莉「美味しいデース」

善子「さすがマリー、吸い慣れてるわね」

鞠莉「いぇす！！実は前からこっそり吸ってたのよ！！」

梨子「ゲホッゲホッ！！なにこれ！！まずっ！！」

善子「リリー、そんなんじゃ一人前の不良にはなれないわよ」

梨子「そんな事言われても……」

善子「次は不良と言えば……」

梨子「言えば……？？？」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:41:38.28

善子「喧嘩ね！！やっぱり他のチームを蹴落とすには喧嘩をして勝つ事ね！！」

梨子「け、喧嘩……！？」

善子「私達星の浦紅さそり隊をビッグネームにするには喧嘩で全国制覇しなきゃダメねやっぱり。」

鞠莉「流石善子、名案デース！！」

善子「喧嘩用の武器も作ってきたのよ！！」

善子がそう言いながら袋を取り出す。中には鉄製の鉤爪、催涙スプレー、ガスマスク、鎖付きの分銅、メリケンサックが入っていた。

梨子「き、危険物がこんなに！！」

善子「リリーにはガスマスクと催涙スプレーとこの分銅をあげるわ、リリーは弱いから武器を沢山持って自分を強化しないとね。」

梨子「面目ない……」

鞠莉「私はメリケンサックがいいデース」

善子「さすがマリー、お目が高いわね」

鞠莉「いぇす！！」

善子「じゃあ私はこの鉤爪を装備して……と。」

梨子「よっちゃん……ストリートファイターのバ●ログみたいになってるよ……。」

善子「バ●ログじゃなくてヨハネ！！」

鞠莉「相変わらずキレのあるツッコミデース。」

善子「じゃあ改めて、気合い入れ直すわよ！！」

善子「深爪よしこ！！」

梨子「魚の目リリー！！」

鞠莉「ふできものマリー！！」

「我ら！星の浦紅さそり隊！！」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:43:05.60

鞠莉「で、どのチームから潰すの善子？」

善子「心配無用！！事前に下調べしておいたわ。この星の浦には2種類のチームがあるの。1つは現時点で星の浦最強と恐れられる【悪罪烈悪】(アザレア)、そして2つ目がその悪罪烈悪の姉妹チームである、【ブラッドジュエルズ】この2つね。」

梨子「悪罪烈悪は私でも聞いた事があるわ、気に食わない生徒を縄で縛って逆さ吊りにして海にダイブさせたりとかしてるって噂よ。」

鞠莉「そうとうクレイジーねそれ……」

善子「大丈夫よ、私達が手始めに襲撃するのはブラッドジュエルズのほうだから。」

梨子「そのチームの情報はあるの？」

善子「もちろん、ブラッドジュエルズについても調べ済みよ。」

善子「まずはリーダーの情報からね。ブラッドジュエルズのリーダー【黒澤ルビィ】通称【マッドルビィ】」

梨子「直訳すると、発狂しているルビィね……」

善子「お次は幹部の情報ね。【高海千歌】通称【デーモントパーズ】。そして【渡辺曜】通称【クレイジークリスタル】。」

鞠莉「悪魔のトパーズと狂気のクリスタルね。宝石にちなんだ通り名なのね。」

梨子「ろ、ろくな名前が無い……」

善子「とりあえずそいつらのアジトを見つける為にみんなで協力して捜査よ！！」

善子「リリーは商店街のほうを捜索！！」

梨子「ら、ラジャー！！」

善子「マリーは海辺のほうを！！」

鞠莉「ラジャーデース！！」

善子「私は学校で聞きこみ捜査をするわ」

善子「じゃ、また夜にこの校舎裏のアジト集合で！！」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:43:51.42

鞠莉「さてと、捜査って言ってもどこから探しましょうか。」

鞠莉「とりあえず海辺の人に聞きこみね！！」

青い波が揺れる中、1人の少女が静かに鞠莉に振り向く

？？？「久しぶりだね」

鞠莉「嘘でしょ……この声は……」

鞠莉「果南……」

果南「元気してた？鞠莉。」

鞠莉「…………果南こそ。」

果南「こっちは相変わらず喧嘩三昧だよ。笑っちゃうよね……。」

鞠莉「ねぇ！！まだ喧嘩なんてしてるの！？自分を傷つけるのはこれ以上やめてって……」

果南「いいんだよ……鞠莉のためだから……」

鞠莉「まって！！果南！！」

果南「サヨナラ……」

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2019/12/20(金) 19:44:06.62

浦の星だろバカ

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:44:36.40

梨子「商店街かぁ、最近行ってなかったなぁ」

梨子「どこから手をつけていいのやら」

ふいに、梨子の視界に2人の少女が入る

？？？「ねえ、何見てんの？」

？？？「殺っちゃおうよ、千歌ちゃん！！」

梨子「嘘でしょ、早速喧嘩……！？」

梨子「なな、何も見てません、さよならっ！！」

？？？「は？ちょっと待てよ！！」

？？？「千歌ちゃん、追いかけよう！！」

梨子「ひぇぇぇぇ！！追いかけてきたぁぁ！！」

？？？「そこの貴方、お乗りなさい！！」

ふと、前を見るとバイクに跨った謎の少女が手招きしている。

梨子「ありがとうございますぅぅぅ！！」

謎のバイク少女の後部座席に梨子が乗り込む

？？？「つかまりなさい、かっ飛ばしますわよ！！」

？？？「へぇ、私達相手にバイクで挑もうっての？」

？？？「千歌ちゃん乗って！！エンジン全力前進ヨーソロー！！」

梨子「まさかのバイクレース！？」

？？？「おまかせなさい、バイクの腕には自信がありますわ」

梨子「あのー、お名前のほう……」

ダイヤ「黒澤ダイヤですわ！！」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/12/20(金) 19:44:56.13

マリーはマリーだな

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:46:46.99

梨子「ダイヤさん！学校まで逃げてください」

ダイヤ「了解ですわよ！！」

2つのバイクが商店街から走り出す、車の波をかき分けて。逃げる梨子のバイクとそれを追いかける2人の少女のバイクが行く宛ても分からずにしのぎを削る。

梨子「ダイヤさん！！そっちは反対車線ですよ！！」

ダイヤ「わかっていますわ！！こっちの方が内回りで早いですの！！」

梨子「わー！！車きたきた！！」

ダイヤ「心配ご無用ですわ！！」

ダイヤのバイクが内回り右車線から外回り左車線に急カーブをかます、そこからまた右車線に戻るという荒業を意図も簡単にやってのける。

梨子「ダイヤさん……かっこいい！！」

？？？「やるね、あいつら。でもこっちには秘密兵器があるんだよ！！曜ちゃん、やっちゃって！！」

？？？「ヨーソロー！！ポチッとな！！」

少女がバイクのボタンを押すと、バイクの後ろから巨大な大砲が出現し梨子達を狙い撃ち直撃する。

？？？「撃っちゃえ！！ヨーソロー！！」

梨子「ひぃー！！なにあれ、あんなのずるい！！」

ダイヤ「ちょっとまずいですわね、さっきの砲撃でエンジン部分が破損しましたわ、エンジン音でわかりますの。」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:47:36.19

梨子「…………ダイヤさん、ちょっと提案があります」

？？？「エンジン撃破！！やったね曜ちゃん！！」

？？？「うん！あっちの速度が低下してる、追いついて蹴り倒せば私達の勝ちだよ！！」

少女達のバイクが梨子達のバイクに詰め寄る

梨子「今だ！！催涙スプレー！！」

？？？「うぎゃ！！」

ダイヤ「速度を低下させて正解でしたわね」

少女達のバイクが転倒する

ダイヤ「このまま学校に逃げ込みますわよ」

夕方の校舎が夕日に照らされオレンジ色に染まる頃、梨子の乗ったバイクが駐輪場に停車する。

梨子「本当にありがとうございました、ダイヤさん。」

ダイヤ「当然の事をしたまでですわ、ああゆう弱いものいじめをする輩は許せませんの」

ダイヤ「それじゃあ、いつかどこかで会ったらまた。」

梨子「はい！」

ダイヤのバイクが颯爽と去っていった

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:48:30.50

善子「あれ、リリーじゃない。聞きこみは終わったの？」

梨子「それどころじゃなかったよ、ごめんね……」

善子「なにがあったのよ……」

鞠莉「ただいまデース……」

善子「なんか二人共元気ないわね、辛気臭いわ！！せっかくブラッドジュエルズのアジトが見つかったっていうのに！！」

鞠莉「ほんとうデースか！？」

善子「嘘なんて言う訳ないじゃない、ブラッドジュエルズのアジトは商店街の奥にあるでっかい貸し倉庫の中よ」

梨子「げ、しょ、商店街！？」

善子「どうしたのよさっきから」

梨子「ちょっと善子ちゃん、ブラッドジュエルズのメンバーの顔写真ある！？」

善子「もちろんあるわよ！！」

善子「これがマッドルビィ」

梨子「ううん、この子じゃない」

善子「これがデーモントパーズとクレイジークリスタル」

梨子「！？！？！」

梨子「わたし、会ったわよ」

善子「え？」

梨子「今日この2人に散々バイクで追いかけ回されたの！！」

善子「ふーん、よかったじゃない。先にお目にかかれて。」

梨子「よくないわよ！！」

善子「今からそいつらと喧嘩するんだから、気合い入れて行きなさいよね！！」

梨子「ひぃぃぃぃぃ」

善子「マリーはなんか報告ある？」

鞠莉「特に私からはないデースよ」

善子「じゃあ商店街までバイクすっ飛ばすわよ！！」

鞠莉「ＯＫシャイニー！！」

梨子「ええ！？私もってないよ！！」

善子「もう、不良の自覚が足りないわね。ほら、後ろに乗りなさい。」

梨子「あ、ありがとう」

善子「それじゃ、気を取り直して。レッツラゴー！！」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:48:55.15

千歌「いててて……結構怪我しちゃったよ……」

曜「ううぅ、目がいたーい……」

千歌「あいつらまた会ったら絶対潰してやる！！」

曜「その意気だよ千歌ちゃん、不良の道は甘くないよ！！」

？？？「なになにどうしたの？バイクで負けたの？」

千歌「ひえっ！ルビィさん！！」

ルビィ「ぴぎぎぎ、情けないねえ。あんまり負けてるとお仕置きしちゃうよぉ！！」

曜「そ、それだけはっ、かんべん！！」

ルビィ「ぴぎぎぎ、冗談だって！！」

ルビィ「あ、そうそう。なんかルビィ達の周りを嗅ぎ回ってる奴らがいるんだってよ」

千歌「なんかそれ思い当たりあるかも」

曜「もしかしてそれって今日のバイクの？」

ルビィ「なんか知ってるんだね！！とにかく、そう遠くない内に喧嘩ぶっ込まれるだろうから。準備だけしときなよぉ！！」

千歌曜「ら、ラジャー！！」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:49:33.28

善子「あいつらね……」

望遠鏡で善子がルビィ達を覗き込む

梨子「ちょっと、私にも見せてよ！！」

善子「今見てるんだから待ちなさいよ！！」

鞠莉「喧嘩しちゃノーですよ！！」

善子「作戦はこうよ、あいつら3人を催涙スプレーで襲撃して１VS１に持ち込む、それで全員が喧嘩に勝利すれば勝ちって作戦。もし負けて残っちゃったら残った仲間でそいつを倒すと……。」

善子「私はルビィを相手する、マリーは千歌を、リリーは曜を相手して。」

梨子「いよいよ本番ね、緊張してきたわ」

善子「いくわよ！！」

梨子鞠莉「OK！！」

梨子がガスマスクをつけて催涙スプレーをばらまく

ルビィ「ん？なにこのにおい？」

千歌「このにおいってまさか……」

曜「催涙スプレー！？」

ルビィ「ぴぎぎぎ、ようやく来たね！！やるならさっさと出てきなよ！！」

善子「じゃあお言葉に甘えて！！」

善子がルビィに飛び膝蹴りをかます

すかさずルビィが防御の体制をとり、2人まとめて倉庫の奥へ転がり込んだ

千歌「ルビィさん、今行きます！！」

奥に向かおうとしたルビィに鞠莉が立ちはだかる。

鞠莉「あなたの相手はこの私デース！！」

千歌「ちっ、洒落臭い！！」

曜「ねーねー、いつまで催涙スプレーまいてんの？私ともっと楽しい事しようよ！！」

梨子「お構いなく！！もっとスプレーあげるよっ！！」

曜「遠慮しとくねっ！！」

曜が梨子にハイキックを打ち込む

梨子「今だ！！火炎放射！！」

スプレーにライターの火を当て火炎放射を曜に当てる。

曜「あっつ！！くそっ、やったなぁ！！」

戦いはまだ、始まったばかりだ

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:50:16.06

千歌「くらえっ、【みかん手裏剣】」

手裏剣が鞠莉の両足に突き刺さる

鞠莉「oh......中々痛いデースね」

鞠莉「だったらこっちは……」

鞠莉「【メリケンパンチ】！！」

千歌「かはぁっ！！」

千歌がパンチされた時の後ろに向かう勢いを利用して器用に一回転し鞠莉にキックを食らわす。

鞠莉「ぐっ、、、」

鞠莉「エキサイティングな技をだしてくれるじゃない？」

千歌「随分余裕なんだね、これを食らっても立ってられるかな？」

千歌「奥義【百裂みかん狩り】！！」

無数の手裏剣が鞠莉に突き刺さる

鞠莉「ぐっ、がふっ……」

千歌「勝負あったねこりゃ」

鞠莉「負けられ……ない……」

千歌「え？」

鞠莉「私は……こんな所で……負けてられない……」

鞠莉「果南に会うまで……負けられないの！！」

千歌「嘘でしょ、百裂みかん狩りを食らって。立ってられるなんて」

千歌「……だったらこっちで」

千歌がみかんの模様が書かれた小刀を取り出し。鞠莉の脇腹に思いっきり突き刺す。

千歌「これでっ、どうだぁぁぁ！！」

鞠莉「バッドね、わざわざ私の攻撃範囲に入るなんて。」

千歌「し、しまっ……」

鞠莉「お返しよ」

鞠莉「【百裂メリケンパンチ】！！」

千歌「か、かはっ……」

鞠莉「私はまだここで、負ける訳にはいかないのよ、ごめんね。」ﾄﾞﾝｯ

千歌ＶＳ鞠莉
勝者鞠莉

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:51:16.45

曜「あっついなぁもう！！いつまで火を吹いてるつもり！！」

梨子「ここ、これなら近づけないでしょ。」

曜「さては君、喧嘩慣れしてないね？」

梨子「ぎ、ぎくぅ！？」

曜「ふふっ、遊んであげるよ。このバイクでね！！」

曜がバイクに跨り、梨子へと突っ込む

曜「全力前進ヨーソロー！！」

梨子「ぎゃふん！！」

梨子が曜に掴まれ、そのままバイクで引きずられる。

梨子「やめてぇ！！痛い！痛い痛い痛い痛い！！」

曜「あっはは、商店街の時にやってくれたお返しだよ！！」

梨子「ば、バレてる……」

曜「そりゃわかるよ、ガスマスク被っててもバレバレだよ！！」

梨子「ひぃー！！痛いよぉ！止めてぇ！！」

曜「いい声で泣くねぇ！！最高だよ！！」

曜「ノッてきたぁ！！もっーと引きずり回しちゃお！！」

梨子「あががっ、痛い痛い！！」

梨子「もう許してえ！！」

曜「バイクで負けたの久しぶりだったからね！！屈辱的だったし、許してあげないから！！」

曜「もっともーっと！！全力前進ヨーソロー！！」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:51:48.75

ふいに、バイクが変な音をたてる

曜「あれ？ヨーソロー！！」

曜「あれれ？う、動かない？」

梨子「そりゃ動かなくなるはずよ」

梨子「鎖付きの分銅をタイヤに巻き付けて走ったりしたらね！！」ﾊﾞﾊﾞｰﾝ

曜「なっ、しまった！！」

梨子「そろそろ降りなさい！！」

梨子が曜をバイクから引きずり降ろす

梨子「催涙スプレーくらえっ！！」

曜「うぎゃあ！！目がぁ！！」

梨子「そこでずっとくたばってろ！！」ﾄﾞﾝｯ

曜ＶＳ梨子
勝者梨子

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:52:34.19

善子「ここなら一体一でやり合えそうね」

ルビィ「ぴぎぎぎ、そうだねぇ、どんなに血がとんでも死人が出てもバレない場所だしねぇ！！」

ルビィ「私の通り名」

ルビィ「【マッドルビィ】(発狂ルビィ)の意味を教えてあげるよォ！！」

ルビィ「このナイフで命を刈り取るんだよぉ！！ぴぎぎぎ～！！」

善子に向かって無数のナイフが飛んでいく

善子「そんなのこの鉤爪で幾らでも弾き飛ばせるわよ」

善子「それにこっちには最新機能が備わってるのよ！！」

善子が手を突き出すとルビィに向かってワイヤーに繋がれた鉤爪が飛んでいく

ルビィの肩に鉤爪が引っかかり善子がスイッチを入れるとワイヤーが収拾されルビィ一直線に飛んでいきそのまま蹴りを食らわす

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:53:05.34

ルビィ「ぴぎぎぎ！！だからなんだって言うの？」

ルビィのナイフが善子を切りつける

善子(おかしい。。。ルビィ、まるで痛みを感じてない？？？)

善子「ならもっと攻撃するまで！！」

善子「くらいなさい！！【堕天の舞】！！」

横水平に回転し鉤爪をルビィに食らわす

ルビィ「ぴぎぎぎ！！カウンター攻撃！！行くよ！！」

ルビィ「【マッドブラッディ】！！」

ルビィ「ぴぎぎぎぎぎぎぴぎぎぎぎぎ！！」

ルビィがナイフを何回も善子の膝に突き刺す

善子「ぐはっ！！」

善子(やっぱり、痛みを感じてないわ！！)

善子「貴方、どんな手段を使ったの？」

ルビィ「ぴぎぎぎ、勘づいちゃったかぁ。」

ルビィ「なら教えてあげるよォ」

ルビィ「かの有名な西木野病院が作った最新の裏ドラッグ、【マキポン】の力だよ！！」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:53:33.15

ルビィ「痛みはおろか、感覚すら無くなる優れものだよ！！」

善子「く、狂ってる」

急に善子の視界が揺らぐ

善子「なにこれ……何をしたの？」

ルビィ「そろそろナイフに塗った毒が効いてくる頃なんじゃない？」

善子「し、しまった……」

善子「梨子……鞠莉……」

善子「うっ……」

ルビィ「今回はこれでおしまい、千歌ちゃんと曜ちゃんを倒した事はほめてあげるね♡」

ルビィ「お姉ちゃんが心配するからもう帰るね、ばいばーい♡」

善子「ま……まちな……さ……い……」

ルビィＶＳ善子
勝者ルビィ

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:54:14.97

ルビィ「ただいまぁ～」

ダイヤ「ルビィ……あなたね……」

ルビィ「はぁ、なに？お姉ちゃん」

ダイヤ「何度も言わせないでくれます？一体何度言ったらわかりますの！？」

ルビィ「はいはい、ウザいよお姉ちゃん」

ダイヤ「またこんな時間に帰ってきて、一体何をしてましたの！！」

ルビィ「うるさい！！お姉ちゃんには関係ないでしょ！！」

ダイヤ「そんなことないですわ！！その身体中のキズはなんですの！？」

ルビィ「あーもう！！うるさいなぁ！！喧嘩したからなんだっての！！」

ダイヤ「ルビィの姉として放っておけないですわ、何かあったのなら報告すべきです！！」

ルビィ「なら聞いてお姉ちゃん。ルビィなんもしてないのに急に喧嘩売られて、ボコボコにされちゃったの♡」

ダイヤ「そんな……うちのルビィを傷つけるなんて、許せませんわ！！」

ルビィ(ぴぎぎぎ、チョロいなぁ)

ダイヤ「どんなやつらですの！？」

ルビィ「確か……藍色髪の女とローズ色の髪の女と金髪の女の3人組！！」

ダイヤ「わかりましたわ、悪罪烈悪の全員に報告して捜査網を作らせますわ。姉妹チームだから問題ないはずですわ」

ルビィ「流石お姉ちゃん♡期待してるよ♡」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 19:54:44.77

善子「ん……ここは……」

梨子「あああ！！やっと起きた！！」

梨子「心配させないでよもう！！」

善子「確か、ナイフの毒にやられて……」

鞠莉「そのまま3日もダウンしてたのよあなた。」

善子「み、3日！？」

梨子「あなたが寝てる間に大変な騒ぎになってるんだから！！」

善子「どうゆうことよ？」

梨子「悪罪烈悪のメンバーに私達が探されてるのよ！！」

善子「な、なんだってー！！」

鞠莉「ブラッドジュエルズは悪罪烈悪の姉妹チーム、襲撃したのがバレて怒ったのでしょうね。」

善子「と、とんでもないのを敵に回したみたいね。」

梨子「ブラッドジュエルズにもまだ勝ってないのに……悪罪烈悪まで敵に回るなんて……」

鞠莉「喜べる状況じゃないみたいデースね」

梨子「私達のアジトがバレたらおしまいよ！！」

そう話していると、ドンドンとアジトのドアを叩く音がする。

梨子「ひいっ、ガサ入れがきたのよ！！」

善子「やるしかなさそうね……」

善子がドアにドロップキックを決めてぶち破る。

善子「おりゃー！！」

千歌曜「ぎゃー！！」

善子「へ？」

梨子「ブラッドジュエルズの」

鞠莉「千歌と曜デースね」

善子「何しに来たのよあんた達」

千歌曜「どうか！！貴女方の舎弟にしてください！！」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 20:00:06.99

浦の星と星の浦間違えてた、すいません
続きはまた明日

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 20:04:19.16

やっぱりスレタイが間違ってると示しがつかないので。また別のスレで書き直して建て直します

**名無しで叶える物語**(東日本) · 2019/12/20(金) 21:08:02.79

「ふきでもの」が「ふできもの」なのはパロディのうちなの？

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/20(金) 21:23:17.97

>>25
ああ！それもミスです！！
ご指摘ありがとうございます！！
後日改めてスレ立てするのであります！！

**名無しで叶える物語**(SB-Android) · 2019/12/20(金) 22:36:46.78

ここまできたら星の浦でよくない？

**名無しで叶える物語**(えびふりゃー) · 2019/12/20(金) 22:42:08.00

しんちゃんのパロディだし星の浦もふできものもありだろ

**名無しで叶える物語**(庭) · 2019/12/20(金) 22:45:08.53

ふできものはむしろこっちの方が良い

**名無しで叶える物語**(もも) · 2019/12/20(金) 22:49:33.37

>>23
え？
わざとじゃないかなんｗ
某幼稚園児アニメのネタで、おもしろかったわ

**名無しで叶える物語**(たこやき) · 2019/12/20(金) 22:53:36.07

しんのすけ「松坂ダイヤ先生だゾ

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2019/12/21(土) 14:51:41.51

パロディって事でええやん

ていうかそもそも元ネタ知らんやつは読みに来ないでしょ

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/12/21(土) 15:45:21.64

埼玉紅さそり隊はタバコを吸わない
にわかすぎんかイッチ

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:27:39.88

やっぱり描き続けることにしました！！

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:29:05.88

千歌「喧嘩で負けた相手には舎弟になる、それが不良の道のルールなんです！！」

曜「どうかお願い致します！！」

梨子「どうするよっちゃん……」

善子「まあいいわよ、認めてあげるわ」

善子「でもどうするの？貴女達のリーダーのせいで私達が探されてるのだけど」

千歌「それに関しては大丈夫です！」

曜「私達も一緒に悪罪烈悪と戦うよ！！」

梨子「頼もしいのか、頼りないのか、分からないわね……」

千歌「そんな事ないですよ！！」

曜「あ、これポストに入ってたんですけど見ます？」

【果たし状浦の星紅さそり隊へ】

【今夜12時、例の倉庫にて待つ】

梨子「こ、これって……果たし状！？」

鞠莉「oh......」

善子「やるしかなさそうね」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:29:53.39

善子「あらかじめ集めておいた悪罪烈悪の情報を出すときが来たようね」

善子「まずはこいつ！！悪罪烈悪のリーダー【死海の果南】こと【松浦果南】」

鞠莉「……果南」

善子「そしてお次は
【クレイジーダイヤモンド】こと
【黒澤ダイヤ】」

梨子「え！？この人って……」

善子「最後に【凶坊主】こと
【国木田花丸】」

善子「この3人がトップ3よ」

梨子「ろくな名前がない……」

鞠莉「今回は作戦とかあるのデースか？」

善子「今回は果たし状で呼ばれてしまった以上仕方ないいわね」

善子「喧嘩覚悟で行くしかないわ」

梨子「そ、そんなぁ！！」

善子「じゃあ準備して今夜12時に倉庫集合ね！！」

千歌曜梨子鞠莉「はーい！！」

鞠莉「なんだか遠足みたいデースね」

曜「遠足ならよかったんだけどね……」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:30:36.67

太陽が沈みきった頃、商店街の倉庫に4人の少女達が集まった。

梨子「あれ？千歌ちゃんは？」

鞠莉「そういえばいませーんね！！」

曜「もう中に入っちゃってるんじゃない？」

善子「すごいじゃない、1人で敵の本拠地に乗り込むなんて」

善子「とりあえず、私達も行きましょ」

そう言って扉を開けたみんなの前に現れたのは、椅子にぐるぐる巻きに縛りつけられ、口にガムテープをし手錠をつけた千歌の姿だった。

千歌「ん゛ー！！ん゛ー！！」

ダイヤ「ルビィ、彼女達であっているのですか？」

ルビィ「ぴぎぎぎ、そうだよお姉ちゃん。こいつらだよ！！」

梨子「ダイヤさん……」

ダイヤ「あら、貴方はこの前の……」

ダイヤ「残念、敵だったのですね。」

曜「千歌ちゃんを返せ！！」

曜が投げナイフを投げるもダイヤが腰に着けた刀を抜きナイフを弾く。

ダイヤ「1つゲームをしませんこと？」

ダイヤ「この千歌さんの手錠の鍵を町のどこかにいる悪罪烈悪のメンバー(＋ルビィ)の誰かが持っています、なので喧嘩で勝って鍵を奪い取りここに来て鍵が合うかどうか確かめるだけの、カンタンなゲームですわ。」

ダイヤ「タイムリミットは日の出まで、タイムリミットを過ぎると」

ダイヤ「千歌さんはわたくしの刀の餌食になりますわ。」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:31:34.36

曜「そんな…………千歌ちゃん！！」

ダイヤ「ゲーム開始ですわ！！」

善子「マリー、学校の方を探索できる？」

鞠莉「オーケイ、まかして！！」

善子「私は心当たりある場所があるからそっちへ行くわ。」

善子「ダイヤは梨子と曜に任せたわよ。」

曜梨子「了解」

ダイヤ「足掻いても無駄ですわ。どっからでもかかってきなさいな。」

ダイヤ「因みに、催涙スプレーなんてつまらないもの効きませんわ」

梨子「ど、どうしよう」

曜「この勝負難しいね、ダイヤさんのテリトリーに入った時点で即切られる、だから絶対に近づけない、けど遠距離武器はさっきの通り全く効かない」

ダイヤ「私はいつまでも待ちますので。」

曜「ダイヤさんの一撃必殺をどう避けるか」

曜「よし、梨子ちゃんいい方法があるよ！」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

梨子「……わかった」

曜が懐からナイフを取り出しダイヤへと突っ込むそして……

ダイヤ「無駄と言ったはずですわ」

刀の餌食となった

曜「無駄なんかじゃ……ないよ……」

曜「千歌ちゃんの為なら……命だって惜しくない……！！」

梨子「今だ【メタルスネーク】！！」

分銅がダイヤに牙を向く

ダイヤ「な！？しまった！！」

曜を切ったせいでダイヤの反応が一瞬遅れる

ダイヤ「くっ、、、」

ダイヤが地面に倒れる

ダイヤＶＳ梨子曜
勝者梨子曜

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:32:07.21

梨子「曜ちゃん、ほんとに凄いよ」

曜「千歌ちゃんの……為だもん！！」

そういいながら曜が血で濡れた身体を持ち上げ、ダイヤの服を探る

曜「鍵みっけ！！」

その鍵を千歌の手錠にはめてみるが……

梨子「ハズレ、みたいだね」

曜「そうみたいだね」

倉庫の入り口の扉が慌てた様に開く

ルビィ「お、お姉ちゃん……？」

ルビィ「うそ、お姉ちゃんが負けるなんて……」

ルビィ「許さない……」ﾎﾞｿｯ

梨子「ルビィ……ちゃん……」

梨子(確実にまずい、こっちは2人といえども深手をおった曜ちゃんをカバーしながら戦うのには無理がある！！)

ルビィ「ぴぎぎぎぃ！！お姉ちゃんの仇っ！！」

梨子「こいっ！！私が相手だっ！！」ﾄﾞﾝｯ

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:33:04.42

鞠莉「夜の学校は相変わらず不気味ね」

そう言いながら、鞠莉が屋上の扉を開ける

そこにあったのは……

鞠莉「果南……」

かつての親友の姿だった

果南「わかってるよ、鍵を取りに来たんだね」

果南「さあ、やろうか」

鞠莉「私いやよ！！果南とやり合うなんて！！」

果南「やらないなら……こっちからいくよ！！」

鞠莉「果南！！」

果南のナックルが鞠莉を襲う

鞠莉「痛い、痛いわ果南！！」

果南「やりたくない事から逃げてたら、やられっぱなしのままだよ！！」

鞠莉(やらなきゃ……ダメなの……？)

鞠莉「やるしか……ないの？」

果南「そうだよ、今は敵どうしなんだからっ！！」

果南「楯突くやつは潰す！！それまでっ！！」

果南の拳が鞠莉を傷つける

鞠莉「………………」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:33:29.15

善子「もし仮に【凶坊主】花丸がいるのなら、絶対お寺よね」

善子が校舎裏の廃寺に足を踏み入れる

と、同時にエレキギターをぶら下げた別の少女が、ギターを弾きながら廃寺に入ってくる

善子「あんたは……国木田花丸！！」

花丸「経あげに来たずら……」

花丸「でも、経あげるにはまず」

花丸「死んでもらわないとずら！！」

ずら丸のギターが変形し巨大な銃にかわり、善子に向かって撃ち込まれる

善子「ひいっ！？死ぬ死ぬ！！そんなの撃ち込まれたら死んじゃうわよ！！」

銃が寺全体に撃ち込まれ、善子は怯えながら仏像の裏に隠れる。

花丸「ひゃっはー！！最高ズラァ！！」

善子「トリガーハッピーすぎよ！！」

善子「ダレカタスケテー！！！！」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:33:56.44

ルビィ「ぴぎぎぎ！！」

無数のナイフが梨子を襲う。分銅の鎖を回して何とかナイフを弾き飛ばす

曜「バイクレースに持ち込もう……梨子ちゃん……」

梨子「わ、私運転できないよ！！」

曜「私は傷が痛くてもうできないよ……梨子ちゃんがやるしかない……」

梨子「そんなぁ！！」

梨子が慌ててバイクに跨り、アクセルを吹かす。

ルビィ「逃げんな！！正々堂々と戦え！！」

ルビィもバイクに跨り曜と梨子を追いかける

梨子「ひいっ！！追いかけてきた！！」

曜「梨子ちゃん……そのボタンおして」

曜が指さすボタンを押すとバイクから大砲が出現し後ろに標準を合わせる

梨子「は、発射！！」

ルビィ「ぴぎぃ！小癪な！！」

無数のナイフが梨子達のバイクに向かって飛んでくる。曜が自分のナイフで飛んできたナイフを弾き飛ばす。

曜「はぁ……はぁ……」

曜「体力はもってあと3分……くらいかな……それまでに……逃げ切れば……」

梨子「逃げ切るって言ったってもう追いつかれそうだよ！！」

ルビィのバイクが真後ろまで来ている

梨子「怖いよぉ……助けて……よっちゃん……」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:34:17.16

梨子「うえーん！！よっちゃん！！また上級生にいじめられたよぉ」

善子「もう、情けないわね、私より年上とは思えないわ」

善子「喧嘩して勝てばなんも言ってこなくなるわよ、そんな連中。」

梨子「無理だよぉ！！私には絶対無理」

善子「はぁ、リリーよく聞きなさい」

善子「人間に不可能なんてないの、かつて鳥みたいに飛ぶことなんて不可能って言われてたけど今は飛行機で飛ぶことだってできるじゃない。」

善子「だからね、リリーだっていつか鳥みたいに飛べるはずよ、いつか大空に向かって羽ばたいてやりなさい！！」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:34:37.44

梨子「鳥みたい飛ぶ……そうだ！！」

梨子「不可能なんて……ない！！」

梨子「エンジン全開！！」

梨子のバイクがガードレールに向かって突っ込む。そのまま道をショートカットし、別の道路へと飛んでいく

ルビィ「う、うそでしょ……」

曜「すごい、バイクが……飛んでる！！」

「いつか鳥みたいに飛べるはずよ」

梨子「ありがとう！よっちゃん！！」ﾄﾞﾝｯ

ルビィＶＳ梨子曜
勝者梨子曜

ルビィ「ちっ、逃がした！！」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:35:04.83

モブ1「おい花丸、ちょっと私達と遊ぼうぜ」

花丸「……はい、ずら」

モブ2「おらっ！！ぎゃははははは！！」

花丸「痛いずら！！やめてずら！！」

モブ1「ずらずらうぜーんだよ！！」

ﾄﾞｶﾞｯ!! ﾊﾞｷﾞｯ!! ｺﾞｷﾞｯ!!

モブ3「あんたみたいな奴はもっと痛めつけてやらないとね！！」

花丸「やめてください……ずら……」

モブ1「それっ！！もっと！！」

モブ2「ぎゃははははは」

花丸「痛い…………ずら」

モブ1「飽きたし帰るか！！」

モブ3「じゃーな、明日も私達と遊ぼうぜ！！」

花丸「…………」

猫「にゃー……」

花丸「猫ちゃん……怪我してる……」

花丸「猫ちゃんも私と同じずら……」

和尚「花丸や、こんなことろでなにしておるのじゃ」

和尚「中へお入り」

花丸「はい……」

花丸「和尚さん、仏様はなぜおらを救ってくれないずら？こんなに痛くて、苦しくて、死んでしまいたいのに……」

和尚「花丸や、苦しいなら。その同じ苦しみを持ってる人を救ってやりなさい……」

花丸「……おらにはよくわからないずら」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:35:29.06

猫「にゃー……」

花丸「猫ちゃん……こんなに怪我してて痛そうなのに。」

花丸「…………」

花丸「救わなきゃ、おらが救ってあげなくちゃ。」

花丸はそっと、猫の首に手をかけた。

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:35:51.28

モブ1「花丸ぅ、あーそぼ♡」

ﾄﾞｶﾞｯ!! ﾊﾞｷﾞｯ!! ｺﾞｷﾞｯ!!

花丸「…………」

モブ2「なんか言えよっ、おらっ！！」

花丸「救わなきゃ……」

モブ3「あ？」

花丸「先輩達も、きっと苦しんでる……」

花丸「救わなきゃ……ダメ……ずら」

花丸のナイフが、先輩達の喉を掻き切る。

和尚「花丸……これは……」

花丸「和尚さん、おらはわかりました。」

花丸「仏様の、救いの意味が」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:36:33.62

善子「いつまで乱射してんのよ！！」

花丸「救いは死ずら、安寧は死ずら、痛みは死ずら、恐怖は死ずら！！」

花丸「死こそが救済ずら」ﾄﾞﾝｯ

善子「そんなの……間違ってる……」

花丸「なんでそんなことが言えるずら？」

善子「死が救いなんて、そんなのただの逃げじゃない！！」

善子「どんなに苦しくたって辛くたって」

善子「醜い両足でしっかりたって歩いていきなさいよ！！」

無数の弾が善子に当たる
それでも善子は倒れない

善子「貴方の知ってる苦しみと、同じ苦しみを持ってるやつを救ってやりなさいよ！！」

善子が花丸に歩み寄る

善子「そりゃぁぁぁぁぁ！！」

善子の鉤爪が花丸を切り裂く

善子「はぁ、はぁ、」

善子「あんたの救いがわからないなら」

善子「私が、あんたの救いになってやるんだから！！」ﾄﾞﾝｯ

花丸「善子ちゃんが、おらの……救い……？」

善子「そうよ、だからもうこれ以上手を汚すのはやめなさい！！」

花丸「善子ちゃんは……おらの救い……」

花丸が惚悦の表情をみせる

花丸「おらは善子ちゃんについて行くずら」

花丸「善子ちゃん♡善子ちゃん♡善子ちゃん♡善子ちゃん♡善子ちゃん♡善子ちゃん♡善子ちゃん♡善子ちゃん♡善子ちゃん♡」

善子「ひぃ、と、とりあえず鍵を渡しなさい！！」

花丸「はい、じゅら……♡」

善子「よし、千歌の所に向かうわよ」

花丸ＶＳ善子
勝者善子

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:36:56.77

モブ1「よぉ、外人気取り」

鞠莉「なによ！！やめてください！！」

果南「ほら、やめなよっ、あっちいって」

モブ2「ちっ、うぜーんだよ！！」

果南「鞠莉、大丈夫だった？」

鞠莉「いつもありがとう……果南」

果南「大丈夫だよ、鞠莉を守るために不良やってんだから」

鞠莉「……果南、そろそろ不良なんておかしなことやめましょうよ。」

果南「それはできない、鞠莉を虐める奴らがいる限り」

モブ1 モブ2 「…………」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:37:24.77

【果たし状小原鞠莉は預かった】

果南「鞠莉……！！」

そこからは早かった、縛られた私の目の前で果南が複数の生徒を相手に大喧嘩をして血に濡れていた。

果南「鞠莉……私、もうほんとに戻れなくなっちゃった。ははっ……」

果南「もう私とは縁を切っていいよ」

鞠莉「待って！！果南！！」

果南「サヨナラ」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:37:51.91

果南「ほらほら、黙ってやられてるだけなのかなん？」

鞠莉「私が……弱かったせいだ……」

鞠莉「私が果南のふきでものだったせいで、果南は……」

果南「…………」

鞠莉「私がもっと強ければ果南はこんな事にならなかった！！」

鞠莉「だからここで、もう昔の私じゃない事を、強さを果南に証明するの！！」

果南「……こいよ……勝てるかなん？」

鞠莉「はぁぁぁぁぁ【百裂メリケン】！」

果南「こっちもいくよ【百裂ナックル】！」

鞠莉「かはっ！」

果南「ぐっ、」

2人の少女が殴り合う、お互いの強さを証明するために、過去の精算がはじまった

鞠莉「痛い、痛いけど、果南の心はもっと痛かったはず！！」

鞠莉「だからこんな所で、果南に弱い姿を」

鞠莉「見せてられないのよおおおぉぉぉ！！」

果南「ぐ、はっ！！」

鞠莉「ありがとう、果南」ﾄﾞﾝｯ

果南ＶＳ鞠莉
勝者鞠莉

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:38:13.57

鞠莉「果南、鍵を渡してちょうだい。」

果南「いいよ、この鍵もらって……」

と言いかけた果南の背中から、血飛沫が飛び散る。

ダイヤ「その鍵、私が預からせて頂きますわ」

鞠莉「ダイヤ！？」

果南「鞠莉……逃げ……て」

ダイヤ「様子を見に来たらなんてザマですの果南さん」

ダイヤ「これは正解の鍵ですのよ」

ダイヤ「ルビィの為に渡すわけにはいきませんの」

ダイヤ「さあ、勝負ですわ」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:38:33.13

ダイヤ「【陽炎千斬】(カゲロウセンザン)」

ダイヤが鞠莉に速攻で間合いを詰め斬撃を放つ。鞠莉がメリケンでガードするも、そのまま、また間合いを詰められ次の技へと持っていかれる。

ダイヤ「【黒斬り】！！」

ダイヤの刀が上向きに斬撃を放ち鞠莉の太腿へと命中する

鞠莉「オーマイガっ！！」

鞠莉「痛い……立てない……」

ダイヤ「でしょうね、黒斬りはそのための技ですから」

鞠莉(痛い……もうだめ……なの？)

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:38:54.92

果南「まだ、諦めちゃだめ」

果南が鞠莉の肩をもつ

果南「私は鞠莉の為に、鞠莉は私の為に」

果南「1人でダメなら2人で」

果南「2人なら、どんな奴だって倒せるよ」

ダイヤ「笑止、無駄ですわ！！」

ダイヤ「【黒千切り】クロセンギリ！！」

ダイヤ「はあぁぁぁぁぁぁぁ！！」

鞠莉「どんなに痛くても」

果南「2人なら立ってられるかなん！！」

ダイヤ「なぜですの！？なぜこんなに切っているのに！！」

ダイヤ「立ってられますの……？？」

果南「くらえっ」

鞠莉「ＯＫ、果南！！」

果南鞠莉「【ダブルラリアット】おぉ！！」

ダイヤ「……ぐっ」

果南「2人なら」

鞠莉「最強よね！！」ﾄﾞﾝｯ

ダイヤＶＳ鞠莉果南
勝者鞠莉果南

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:39:16.19

ふいにパトカーのサイレンが鳴り響く

果南「ありゃりゃ、これはまずいかなん」

鞠莉「逃げましょう、果南」

果南「ダイヤ、鍵もらってくよ」

ダイヤ「……」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:39:42.16

ルビィ「お姉ちゃんのばーか！！わからずや！！もうしらない！！」

ダイヤ「お待ちなさいな！！ルビィ！！」

ダイヤ「ルビィ！！」

ダイヤ「こんな時間に帰ってきて、また不良達とつるんでいましたの？」

ダイヤ「タバコを吸ったらダメとあれほど……」

ルビィ「お姉ちゃんに私の気持ちなんてわかるはずないもん！！」

ダイヤ「そんなことがありませんわ！！」

ルビィ「こっちのセリフだよ！！お姉ちゃんばっか優等生でルビィなんて追いつけないもん！！」

ダイヤ「…………」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:40:05.93

ルビィ「お姉ちゃん、何その格好」

ダイヤ「ルビィが不良の道を歩むなら、私も不良になりますわ。」

ダイヤ「ルビィを1人にして置いていったり出来ませんもの。」

ダイヤ「ルビィの……お姉ちゃんですから。」

ルビィ「馬鹿なお姉ちゃん」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:40:28.19

ルビィ「お姉ちゃん、起きて、警察来てるよ」

ダイヤ「ああ……ルビィ、私の大好きな……妹……」

ルビィ「いつもありがとう」

ルビィ「馬鹿なお姉ちゃん」

警察「警察だっ、決闘罪で逮捕するっ！」

ルビィ「ずっといっしょだよ……」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:40:49.22

千歌「ん゛ー！！ん゛ー！！」

善子「うーん、この鍵も違うわね」

千歌「ん゛ー！！ん゛ー！！」

善子「うるさい、ちょっとは落ち着きなさいよ！！」

鞠莉「oh......千歌……大変だったわね」

果南「もう大丈夫だからね、解いてあげるよ」

善子「ちょ、あの死海の果南！？」

鞠莉「いえーす♡果南は仲間になったのよ！！」

善子「ほんとになにがあったのよ！！」

花丸「善子ちゃん♡善子ちゃん♡善ちゃん♡善子ちゃん♡」

鞠莉「そっちこそ、キュートな子連れてきちゃってどうしたのよ♡」

善子「こ、こっちにも事情があんのよ！！」

梨子「ただいまぁ……つ、疲れたわ」

曜「千歌ちゃんんんん！？大丈夫！？無事だったぁ！？」

鞠莉が千歌の手錠を外し、ガムテープを剥がし縄を切る。

千歌「ぷはっ、死ぬかと思った……」

曜「よかったあ！！千歌ちゃん！！」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:41:25.40

朝焼けが、少女達の姿を照らす

それは戦いの終わりを意味していた

善子「色々あったけど、これでブラッドジュエルズと悪罪烈悪に勝ったのね」

果南「素直に凄かったよ、おめでとう」

梨子「よっちゃん、これからどうするの？」

善子「どうするって、もちろん……」

善子「東京攻略でしょ！！」

一同「東京攻略ぅ！？」

善子「そうよ、不良の王【高坂穂乃果】をぶっ倒しに行くのよ！！」

梨子「え、えええぇぇぇ！！？」

鞠莉「やっぱり善子はめちゃくちゃデース」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:41:48.25

千歌「私達はやめとこうかな、普通に平和に過ごしたいし」

曜「私も、千歌ちゃんがここに残るなら、残るよ」

果南「私はお供するよ、鞠莉と一緒に不良ができるたけで嬉しいしね」

花丸「おらも……善子ちゃんについてくじゅらぁ////」

善子「げっ、あんたも来るのぉ！？」

鞠莉「いいんじゃない！！フレンドは多いほうがいいしね！！」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:42:09.99

梨子「仲間が5人になったね……」

善子「じゃあ最後に改めてやりましょ！！」

善子「深爪よしこ！！」

梨子「魚の目リリー！！」

鞠莉「ふきでものマリー！！」

「我ら！浦の星紅さそり隊！！」

善子「いざ、東京へ参る！！」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/12/21(土) 18:42:34.89

最後まで読んでくれた方
ありがとうございました！！

**名無しで叶える物語**(SB-Android) · 2019/12/21(土) 19:27:34.29

乙

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/12/21(土) 20:03:59.28

おつかれい

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2019/12/22(日) 16:12:51.21

おつおつ

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2019/12/23(月) 14:13:21.07

花丸クレイジーすぎだろ…

**名無しで叶える物語**(関西地方) · 2019/12/24(火) 03:56:15.59

花丸の過去が特にヤバいな……
おつおつ

**名無しで叶える物語**(たこやき) · 2019/12/24(火) 22:22:27.07

乙