絵里「お勉強会をします」
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絵里「勉強会をします」
穂乃果「なんで!?」
凛「嫌にゃ!」
にこ「意味わかんないだけど」
絵里「なんで?嫌?意味わからない?本気で言ってるの?あなた達のこの間のテストの点数を見ても?」
穂乃果「ギリギリ赤点じゃないよ?」
にこ「同じく」
凛「凛も」
絵里「ギリギリね!けど、ほぼ赤点じゃない!9人居て内3人が赤点ギリギリって…μ'sがおバカの集まりだと思われちゃうのよ」 にこ「だって。反省しなさいよ」
穂乃果「にこちゃんだよ!」
凛「二人とも大変だね」
絵里「あなた達3人だって言ってるでしょ!!!」
穂乃果「えへへ〜。だってねえ?」
凛「ねえ?」
絵里「くっ……うっ、うう…」
穂乃果「え?何を笑ってるの?」
絵里「情けなくて泣いてるのよ!」
穂乃果「ええ…」
絵里「とにかく。勉強会をするから!覚悟しなさい」
にこほのりん「え〜」 にこ「だって。反省しなさいよ」
穂乃果「にこちゃんだよ!」
凛「二人とも大変だね」
絵里「あなた達3人だって言ってるでしょ!!!」
穂乃果「えへへ〜。だってねえ?」
凛「ねえ?」
絵里「くっ……うっ、うう…」
穂乃果「え?何を笑ってるの?」
絵里「情けなくて泣いてるのよ!」
穂乃果「ええ…」
絵里「とにかく。勉強会をするから!覚悟しなさい」
にこほのりん「え〜」 カチ…カチ…カチ…
絵里「……」
穂乃果「ふぁ〜…」
凛「ん〜」
にこ「はぁ…」
穂乃果「凛ちゃん…凛ちゃん」
凛「なあに?」
穂乃果「見て!にこちゃんの似顔絵」
凛「わ〜上手」
にこ「もっと可愛いく描きなさいよ」
穂乃果「上手く描けてると思うけどなぁ」 絵里ちゃんμ'sがおバカ集団だと思われるの嫌だって言ってたもんな…
でも絵里ちゃん1人でこの3人は無理や… 絵里「何をしてるの?」
穂乃果「いや…」
絵里「問題は解けたの?」
穂乃果「難しくて」
絵里「どこら辺が?」
穂乃果「全部だよ!」
絵里「はあ…あのねぇ…これ中学生の問題よ?」
穂乃果「だって難しいものは難しいんだもん。数学なのにxだyだzだってさ!」
絵里「この問題にzは出てこないけど」
穂乃果「取り敢えず意味がわからないしさ。だいたいこんなの勉強してなんの意味があるの?大人になって使う?」 絵里「え?つ、使うわよ」
穂乃果「どう言う時?」
絵里「それは…例えば…えっと…」
穂乃果「使わないでしょ?使ってる所見た事ないもん。お父さんもお母さんも方程式とか関数とか使ってる所なんて見た事ないよ」
凛「凛もないかも」
にこ「確かに…」
絵里「そうかもしれないけど。分からないじゃない。どこかで違うタイミングが…」
穂乃果「使わなかったら勉強するだけ無駄じゃん」 スクールアイドル活動は大人になってから何か役に立つんか? 絵里「だけどね」
凛「英語も全然使わないよね。日本人だもん」
絵里「いや。英語は使うから。グローバル社会だって言ってるじゃない」
にこ「あれよね?国語のテストで作者の気持ちを答えろとかあるじゃない?あれもどうなの?作者の気持ちなんて分かるはずないじゃない。エスパーじゃあるまいし」
絵里「もう。屁理屈じゃない」
にこ「え?絵里は作者の気持ちが分かるの?会ったこともない人の気持ちが分かるんだ?100%合ってるって自信ある?」
絵里「それは…」
にこ「言い切れないでしょ?」
穂乃果「お腹空いた〜とか思って書いてるかもしれないよね」 にこ「あれでしょ?テキストに書いてあるからとかでしょ?そんな事やってたって将来あれよ!マニュアル人間になるだけよ」
穂乃果「マニュアル人間?」
にこ「テキストの通りにしか出来ないって事よ」
穂乃果「あ〜」
凛「なるほど」
にこ「世の中勉強以外にも大切な事はたくさんあるのよ?」
穂乃果「そうだよね!沢山あるよ」
絵里「あるかもだけど…勉強も大事な事には変わりないでしょ!」 穂乃果=うるか
凛=理珠
にこ=文乃
にこちゃん哀れにゃ… 穂乃果「絵里ちゃん、勉強はいつでも出来るじゃん!でも、青春はいつまでもある訳じゃないんだよ!」
絵里「そうなんだけど。あのね…」
穂乃果「ね!そうでしょ?私は絵里ちゃんと楽しい青春を過ごしたいんだよぉ〜」
絵里「それは私も一緒だけど」
穂乃果「部活を頑張って帰りに買い食いしたり。ファミレス行ったりプリクラ撮ったりさ。ね?」
絵里「ねって…ダメに決まってるじゃない」
にこ「なんでダメなのよ」
絵里「だから勉強を」
凛「勉強したくないにゃ。部活したいにゃ!遊びたいにゃ!楽しく暮らしたいにゃーー」
穂乃果「同じく!」
絵里「本心出たわね…あのねぇ!」 >>9
芸は身を助けると聞く
まぁ使いもしない方程式よりは…? 海未「絵里、もう良いじゃないですか」
絵里「海未!?」
穂乃果「海未ちゃん。いつから?」
海未「さっきから聞いていましたよ。絵里、穂乃果達ももう勉強したくないと言ってるんです。こんな事はやめましょう」
絵里「えっ」
にこ「おおっ!まさかの援軍が…」
凛「海未ちゃんが…ちょっとびっくりにゃ」 絵里「いや。あの、そんな事言われたら困るわ」
海未「何が困るんですか?いいじゃないですか。別に。彼女達が勉強しないと絵里は何故困るんですか?」
絵里「私が困ると言うか…」
海未「彼女達が困るだけでしょう?わざわざ絵里が悩む必要なんて有りませんよ」
穂乃果「え?海未ちゃん?」
海未「私も今まで散々言ってきたんです。けど、彼女達には響かなかった様で。だから諦めました」
穂乃果「あの?えっと…」
海未「何ですか?もう勉強しなくて良いですよ」 凛「あの…凛やります」
海未「いいですよ。無理にやらなくても。あなたは日本人だから英語なんて勉強しなくてもいいんでしょう?」
凛「ち、違うの」
海未「英語は世界共通語となっているから日本の学校でも習うのですが。この先、国際化がどんどん進んでいくのでしょうけど」
凛「海未ちゃん…あの…」 海未「あなたには関係ありませんもんね」
凛「うっ…」
海未「なんか…マニュアル人間がどうとか偉そうな事を言ってましたけど。言われた事も出来ない人がよくあんな事が言えますね」
にこ「えっ…」
海未「作者の気持ちだって文章をちゃんと読めば必ず書いてあるはずですけどね。まあ、それが分からないから絵里の気持ちが分からないのでしょう」
絵里「海未…」
海未「どうして大人になってから数式を使わないなんて言い切れるんですかね」
穂乃果「…」
海未「将来どんな職に就くのかも分からないのに。まあ、勉強しないんですから選択肢もそんなにないとは思いますけど」 海未「勘違いしてるんですよね。好きな事をして生きてる人が好きな事だけをしてる訳じゃないって言う事を。まあ…」
凛「う、うわぁぁぁぁん」
絵里「り、凛!?」
凛「海未ちゃんごべんなざい。凛…凛…ちゃんと勉強するからぁぁぁ」
海未「謝る相手が違うでしょう?」
凛「絵里ちゃんごべんね。うわぁぁぁぁん」
絵里「わ、分かったから。ね?泣かないで」
穂乃果「あ、あの!海未ちゃん…」
海未「高坂さん何ですか?」
穂乃果「こ、高坂さん?」
海未「で?何ですか?」
穂乃果「あの、私も勉強するから」
海未「もういいですよ。昔から何度も…何度言ってもあなたはやらなかったじゃないですか。考えてみれば赤の他人の私がとやかく言う事でもありませんもんね」
穂乃果「や、やめてよ」
海未「もう好きにしてください。高坂さん」 穂乃果「赤の他人のとか言わないでよぉ。高坂さんとか言わないで…名前で呼んでよ。うわぁぁぁぁん」
海未「勉強をちゃんとやりますか?」
穂乃果「やりまず」
海未「生徒会の仕事も溜め込みませんか?」
穂乃果「うん」
海未「摘み食いも控えますか?」
穂乃果「ひがえるがらぁ。だからぁぁぁ。ひっく…穂乃果の事見捨てないでよぉぉぉぉぉ。うわぁぁぁぁぁぁ」
海未「全く、私が穂乃果の事を見捨てる訳がないでしょう。約束ですからね?」
穂乃果「ゔん…ひっく…」 海未「にこもですよ?最上級生なんですから。留年なんて事になったら真姫に笑われますよ」
にこ「う、うん。あの…絵里…悪かったわ。ちょっと悪ふざけが過ぎたと言うか…」
絵里「もういいわよ。海未、助かったわ。ありがとう」
海未「絵里は優し過ぎますよ。なんて、私はちょっと意地悪過ぎでした?」
絵里「ううん。頼りにしてるわ」
海未「私もです」 希「出て行くタイミングを見失ったなぁ」
花陽「無理に出て行く必要もないんじゃないかなぁ?」
カシャ
希「ことりちゃん?何してるん?」
ことり「えっと…海未ちゃんも穂乃果ちゃんも可愛いなぁと思ってたら…つい…」
希「ことりちゃんも…割とと言うか…結構たいがいやね」 ここでじゃあやーらない!ってなるかどうかが真のダメ人間との分かれ目だな おつおつ
海未ちゃんの言葉がぐさっと刺さった…
自分も当時三角関数とか方程式なんかどこで使うんだよって思いながら勉強してたな
でも社会人になってから三角関数の重要性に気づいたわ >>20
海未「作者の気持ちだって文章をちゃんと読めば必ず書いてあるはずですけどね。まあ、それが分からないから絵里の気持ちが分からないのでしょう」
ここだいすき 真姫「ワタシダケデバンナイジャナイ…イミワカンナイ!」 ラブライブで岡村女子高等学校やったSSは面白かったな こういう系のSSは大抵正論側の意見が破綻してるからくそ なんだかんだ甘い絵里ちゃんも厳しくズバズバ言える海未ちゃんも好き 職とか専攻によってはガンガン使うからやっぱりなんでもできた方がいいよね
気付いた時にはもう遅いん 社会に出ると国語まじめにやってて良かったってマジで思うわ
出来てない奴が多すぎて身を守るのに苦労する ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています