穂乃果「や、やめてっ…!お話しするからそれだけはっ…!」
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穂乃果「ねぇ海未ちゃん」
海未「何ですか」
穂乃果「そろそろやめてよ。穂乃果に正座させて太ももに石積むの」
海未「何度も繰り返す穂乃果が悪いのです」
穂乃果「いや、穂乃果も反省してるんだよ?反省し過ぎてチンギス=ハンになるよ?」
海未「ならどの様に反省してるのか具体的に説明して下さい」
穂乃果「えっとね、海未ちゃんが寒い寒い言ってたから
本当に寒いとかと思って冷えた穂乃果の手を首筋と太も
もにねブフッダメ思い出し笑いしちゃったあの時の海未ち
ゃんの顔アウトだよスクールアイドルが絶対やっちゃダ
メでしょ下手したらスパブロあっあっあっダメ海未ちゃ
んごめんなさい穂乃果が悪かったからその持ち上げたブ
ラウン管テレビから手放しておっき過ぎて穂乃果死んじ
ゃんおほおおおおっっ!!」 花陽「うう〜っ、この時期は堪えるなぁ…」
真姫「花陽はストッキングだからまだいいじゃない…」
花陽「そう言えば真姫ちゃんはまだ靴下だよね。寒くないの?」
真姫「ストッキングってずっと履いてると、血行が悪くなっちゃって逆に寒さを感じやすくなるのよ」
花陽「そ、そうなんだ…!確かに締め付けられちゃうから血の巡りが悪くなっちゃうよね」
真姫「まぁ今の商品はそういった欠点も改善されてきて、締め付け過ぎず暖かいストッキングもあるけど、私はまだいいかなって」
花陽「うーんでも私は履かないと落ち着かないからなぁ…」
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花陽「そうだ!締め付けに負けないような脚を作っちゃえばいいんだよ!」
真姫「え?」
花陽「よし、じゃあ今日から頑張っておにぎり5個から8個に増やさなきゃ…!」
真姫「いや、そう言う問題じゃ…え?8個???は???」 絵里「〜♪」クイクイ
凛「あ、絵里ちゃんがマフラー編んでる!」
絵里「そう、この時期になると無性に編んじゃうのよね」
凛「え?じゃあ去年の冬に作った物もあるの?」
絵里「えぇ。私が今日巻いてきたのが去年のよ」
凛「へぇ〜。絵里ちゃん器用だね〜」
絵里「凛もやってみない?暇潰しにも最適よ」
凛「いいの?わーいやったにゃ〜!」
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凛「にゃんにゃんにゃ〜ん」ザクッザクッブチブチ
絵里「………なに、やってるの?」
凛「え?マフラーって首回りくらいの長さでしょ?だから同じ長さで毛糸を切ってるの」
絵里「編むって言ったじゃない!図工の工作じゃないのよっ!?!?」
凛「えっ!?ダメなの!?もう絵里ちゃんの毛糸全部切っちゃたよ!?」
絵里「おバカぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 にこ「うーさむさむ…部室にも暖房つかないかしら」
ことり「あ、にこちゃん。早かったねぇ」ヌクヌク
にこ「……あんた、何だか温かそうね。その手袋そんなに保温性あるの?」
ことり「えへへ〜。実はね、手袋の中にホッカイロ入れてるの。手が温かいだけで全然違うよぉ〜」
にこ「なーるほどね。じゃあにこは足冷えしちゃうから靴下に入れちゃおっと」
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にこ「はぁーんぬくぬくで気持ちいいにk」
にこ「あっ!あっつ!?足っ!あっつい!何これ!?あっ!?!?あつっ!?」ピョンコピョンコ
にこ「早く取り出しあっつ!?取り出しっ!あっつ!取れなっ!?あっつい!!!」ピョンコピョンコ
ことり(にこちゃんって体温下がると頭がアレなのかな?) カシャ カシャ ビュウウウ……
希「うぇくしっ!ううっ、まだまだ修行が足りない」
海未「Tシャツ1枚で何をやっているのですか」
希「精神統一で寒さを克服してるんよ」
海未「はい?」
希「ことわざにもあるやん?【心頭滅却すれば火もまた涼し】」
希「寒さも同じなんよ。【心頭滅却すれば氷もまた温し】やんな!」ビシィ
海未「な、なるほど…!一理あります!」
希「スクールアイドルたるものどんな環境でも乗り越えるべし!さぁ修行再開や!」
海未「私も付き合いましょう。負けていられません!」 バサァ!
希「ふふん、精神力でうちに勝てると思っとるん?いい度胸やね!」
海未「その言葉そっくりそのままお返しします。いざ勝負!」
のぞうみ「はぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!!」
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凛「あれ?希ちゃんと海未ちゃんは?」
穂乃果「嘔吐下痢とインフルと溶連菌かかっちゃったんだって」
にこ「公衆トイレで生牡蠣でも食べたの……?」 ほのパパ「……」コタツデダイノジヌクヌク
穂乃果「おこたーっ!」ズサァー!
ほのパパ「!?」ミギバキィ!
穂乃果「あいてっ、もうお父さん炬燵で大の字になって寝ないでよ」
ほのパパ「……」スマン ジンジン
雪穂「さむぅーいっ!」ズサァー!
ほのパパ「!!??」ヒダリバキィ!
雪穂「いった、もうお父さん足っ!」
ほのパパ「……」ゴメン ズキズキ
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ほのママ「よいしょーっ!」ズサァー!
ほのパパ「 」グシャア
ほのママ「……ん?ちょっと誰よりこたつの中で玉饅頭2つも温めてるの。踏んじゃったじゃない」 ことり「今日のメニューは、この時期にぴったりの鍋料理、水炊きですっ♪」
ことり「きちんと処理した鶏肉を、胸肉ともも肉に分けて…」 ザクッザクッ
ことり「骨はお出汁にもなるので、予め圧力鍋で煮込んおくと……」 グツグツピィー
ことり「はいっ!特製スープの出来上がりです♪」 ドロドロ
ことり「後は切った野菜とお肉をスープに入れて……」 ドボドボッ
ことり「味付けをしてさらに煮込んだら…はいっ!完成です♪」
ことり「水炊きは鳥さんのお出汁と栄養がたっぷり入ってるから、食べた後に雑炊にするともっと美味しいですよぉ〜♪」
ことり「あ、溶き卵をお鍋に入れるのも忘れずにっ」 トポトポトポ
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凛「なんでっ!なんでそこまで残酷な事ができちゃうんだにゃっ!!!もっと仲間を想う気持ちがあってもいい筈にゃあっ!!!」ボロボロ
ことり「えっ!?」
にこ「もうやめてっ!!こんな親子の再会なんてあんまりニコォっ!!!!」ボロボロ
ことり「ええっ〜!?まだデザートのひよこのムースケーキが」
にこりん「「いやあああああぁっ!!!」」 絵里「ねぇ、布団の組み合わせどんな風にしてる?」
花陽「花陽は敷布団の間に毛布二枚と掛け布団かなぁ。毛布に挟まれてないと冷たい所があると凍えちゃうよ」
希「うちは掛け布団の上に毛布一枚掛けてるよ。その方が保温効果はあるってテレビでいってたんよ」
真姫「私は掛け布団の中に毛布一枚だけね。
敷布団まで毛布にしてたら寝汗かいちゃうし……」
希「背中の面積の関係で掛け布団よりも敷布団の方があったかく感じるからなぁ。敷布団の方が保温性は高いんよ」
絵里「ふーん、そうなのねぇ……」
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-その夜-
絵里「よいしょ、よいしょ」 ズルズル
亜里沙「お姉ちゃん何してるの?」
絵里「亜里沙知ってる?敷布団って掛け布団より保温効果が高いのよ?」
絵里「今日からお姉ちゃん、敷布団の上に敷布団かけて敷布団に挟まれて寝ちゃうわよ」
亜里沙「えぇ……」
絵里「よいしょっと!あっあっあっ冷たっ敷布団おっもねぇちょっと待って重くて手足動かせない出られない暗い狭い怖い亜里沙助け 穂乃果「μ'sでおでんパーティーだよ!」
にこ「やっぱり冬って言ったらおでんよねぇ〜」
絵里「みんな、持ってきた食材を出して頂戴」
『はーい!』
凛「豚肉と白菜持ってきたにゃー!」
海未「おでんって言いましたよね?」
真姫「やっぱり長ねぎと白豆腐はかかせないわね」
海未「だからおでんって言いましたよね??」
花陽「わ、私はこんにゃく芋持ってきましたっ!」
海未「原料持って来てどうしろと???」
絵里「完成よぉ〜!!」
ことり「わぁ〜美味しそうっ♪」
希「それでは皆さんご一緒に!」
『いっただっきまーす!』 穂乃果「う〜んっ!このおでんお鍋みたいで美味しい〜!」
海未「ただの寄せ鍋ですからね」
希「うーん……」
絵里「希どうしたの?」
希「何か思い出したから言おうと思ったんやけど……何だったかなぁ?」
真姫「なによ?モヤモヤするわね。思い出しなさいよ」
希「ちょっと待ってな……うむむむ……あっ!思い出したっ!!!」
穂乃果「何何?早く教えてよ〜」
希「あんな、こんにゃく芋って確か加工前だとどk」
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謎の女「μ'sは、この音ノ木坂には何も残していかなかったのです……」
千歌「え?何も?」
謎の女「はい、何も……」 サァァァ…
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