歩夢「大切なあなたへ」
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プロローグ
ポロロン
あなた「ふぅっ、今回の曲はこんな感じかな」
私は虹ヶ咲学園の2年生。
幼馴染の歩夢ちゃんと買い物に行っていた帰りに、秋葉原の街頭ビジョンで見たμ'sとAqoursのステージをきっかけに、今年の春からスクールアイドル同好会に入ったんだ。
入るというか、なくなりかけてた同好会を立て直した…って言う方が合ってるのかな?
まぁどちらにせよ、今年から私は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会で活動をしていくことになった。
コンコンガチャッ
あなた母「ピアノ弾くのもいいけれど、そろそろ歩夢ちゃんがお迎えに来る時間じゃない?」
あなた「あーうん、準備はできてるから大丈夫!」
μ'sとAqoursみたいに精一杯輝いてる人達を間近で見ていたい!そんな人達を一番近くで応援していたい!そんな風に思ったら、いてもたってもいられなかった。
だから私はスクールアイドル同好会に入って、作曲をすることでみんなの輝きを最大限に引き出せるようにしたいと思ったんだ。 歩夢「1つだけ今日…今言わなきゃいけないことがあったから」
あなた「どうして今なの…?教室で話しかけようとしてもすぐに離れて行っちゃって…私のことが嫌いになっちゃったんだよね…?」
歩夢「ううん、そんなことない、でも今は何も聞かないで、これだけ聞いてほしいの」
あなた「…?」
歩夢「明日…私のステージをちゃんと見て」 あなた「もちろんみんなのステージを見るつもりだけど…最後になるかもしれないし」
歩夢「…!!」
あなた「あっ…」
まだ言うつもりじゃなかったのに歩夢ちゃんがいた驚きと懐かしさで口を滑らせてしまった 歩夢「…」フルフル
歩夢「…今はこれだけ。私のステージを見て。また明日っ!」
タッタッタッタッ
これを言うためだけに私が出てくるのを見計らってたのかな…?
明日のステージを見てって…
練習もしてないだろうし、私が作った詞も中途半端なのに…
何をするうもりなんだろう…
………… 一部誤字がありました 修正です
歩夢「…」フルフル
歩夢「…今はこれだけ。私のステージを見て。また明日っ!」
タッタッタッタッ
これを言うためだけに私が出てくるのを見計らってたのかな…?
明日のステージを見てって…
練習もしてないだろうし、私が作った詞も中途半端なのに…
何をするつもりなんだろう…
………… 1です
申し訳ないのですが、明日(24日)は投稿できないかもしれません…
次投稿できるのが25日になりそうです
1日1章と言ったのに申し訳ないです… 保守して待ってる
あと作者はあんまりしゃべらないほうがいい >>106
ご忠告ありがとうございます!!
以後気をつけます。 第7章
愛「よっし、いい感じにできたっ!」
エマ「愛ちゃんお疲れ様、お客さんたちもノリノリだったよぉ〜!」
愛「歩夢はまだ来てない?」
しずく「はい…もう順番は次の次なんですけど…」
せつ菜「大丈夫です、きっと歩夢さんは間に合います…」
…… あなた「…」
愛ちゃんのステージが終わった
私は控え室のみんなと違って観客席から見てるんだけど
歩夢ちゃんがまだ来ていないらしい… 来たら連絡してほしいって言ってあるんだけど
いまやってる人の次が歩夢ちゃんの番なはず…
昨日ステージを見て欲しいって言ってたのはこう言うことだったのかな…?
あなたのせいでステージに立つことができなくなったんだって言いたかったのかな…?
…… 司会「素晴らしいパフォーマンスをありがとうございました!」
司会「続きまして、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会より上原歩夢さんです!」
…
愛「あぁー!間に合わなかった!」
果林「飛ばすようにお願いしてきた方が…」
せつ菜「いえっ、あれを見てください!」
…… 歩夢ちゃんの名前が呼ばれた瞬間
なぜか私の後部の席にスポットライトが当たった
突然の光に目を奪われ、振り向くと
後ろの席には歩夢ちゃんが立っていた
歩夢「心配かけてごめんね」
あなた「歩夢ちゃん!?どうしてここに…」
歩夢「こうすれば絶対見てもらえると思って」 説明しよう!
童貞善子ちゃんは果南ちゃんに筆下ろししてもらう事になったのだが
曜ちゃんが言うには果南ちゃんは駅弁大好きあまえんぼうだったのだ!!
>>1-1000 歩夢「じゃあ私、行ってくるね」
タッタッタッ
歩夢「…」ス-ッ
歩夢「こんにちは、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の上原歩夢です」
歩夢「今日歌う歌はある人に届いて欲しい想いと、私の決意を詰め込んだ歌です」 歩夢「誰よりもスクールアイドルが好きで誰よりも頑張り屋さんで…いつも私は元気をもらってます!」
あなた「でももう貰ってばかりは卒業、今度は私があなたにあげる番!」
歩夢「大切なあなたへ届いて…!聞いてください!夢への一歩…」 果てしない道でも一歩一歩
諦めなければ夢は逃げない
隣にあなたがいてくれるから
逆境も不安も乗り越えていけるよ
ありがとう
…
この歌…私の作詞じゃない…
もしかして歩夢ちゃんは…
… 段差もなく転んだり
MAPを見ても迷ったり
なかなか前に進まない
ジンセイってタイヘンだ
「もう歩けない」弱音吐いた時
あなたが手を握ってくれたね
…
私のために…私なんかのために…
ダンスも歌も練習して…
… 変わらない日々から一歩一歩
勇気むねに未来へ踏み出そう
キラキラ眩しく光る毎日は
あなたにもらったとびきり素敵なプレゼント
…
想いを伝えてくれてるんだ…
それなのに私は…歩夢ちゃんに何もしてあげられない…
… これまでずっと支えられて
甘えてきたから
これから私があなた支えられるように
もっともっと強くならなくちゃ
今度は守りたい
…
!!
こんな私でも…
歩夢ちゃんの支えになれてたんだ…
ありがとう…
歩夢ちゃん…歩夢ちゃん…!
… 変わらない日々から一歩一歩
勇気むねに未来へ踏み出そう
キラキラ眩しく光る毎日は
あなたにもらったとびきり素敵なプレゼント
あなたがいるから私も輝ける
ありがとう…
歩夢「私と一緒に…スクールアイドル…やってくれませんか…?」ポロポロニコッ パチパチパチパチパチパチパチパチ
あなた「うっ…うっ…ひっく…うぅ…ありがとう…歩夢ちゃん…ありがとう…ごめんね…ううっぐすっ…」ポロポロポロ
届いたよ…歩夢ちゃんの想い…
私はずっと歩夢ちゃんの人生の枷になっていると思ってた
歩夢ちゃんの可能性を蝕む癌だと思っていた だけど…違かったんだ
歩夢ちゃんは私を必要だと言ってくれた…
こんな私でも一緒にいたいんだって…
守れるようになりたいんだって…
一緒にスクールアイドルをやりたいんだって…!! あなた「うん…やろう…!スクールアイドル…!」
踊ることはできないし歌えない
ステージに立つことは私にはできない
でもきっと…
きっと歩夢ちゃんとなら
自分だけの輝きを見つけられる…
"スクールアイドル"になれるはずだから
…… >>120
分かる。
歩夢とあなたを両方出すスレだと予測変換でこうなりがち >>120
ごめんなさい、訂正です
歩夢「誰よりもスクールアイドルが好きで誰よりも頑張り屋さんで…いつも私は元気をもらってます!」
歩夢「でももう貰ってばかりは卒業、今度は私があなたにあげる番!」
歩夢「大切なあなたへ届いて…!聞いてください!夢への一歩…」 エピローグ
コロコロトコトコ
歩夢「こういう風に帰るのも…なんだか久しぶりだね」
あなた「そうだね、ちゃんと話したのもあの時以来だし」
歩夢「あの時は…ごめんね?」
あなた「ううん、私こそだよ」
歩夢「私なりに精一杯想いを込めて歌ったんだけど、伝わってくれたかな?」
あなた「うん、伝わったよ…」 歩夢ちゃんはありのままの私を受け入れてくれる
いままでは、ただ歩夢ちゃんが優しくて
それに甘えっぱなしで負担をかけちゃっていると思ってたけど
そんなことなかったんだ
歩夢ちゃんは…歩夢ちゃんの意思で私と一緒にいてくれていた
いままでもずっとそう言ってくれてたのにね、受け入れるのに時間がかかっちゃった…本当に歩夢ちゃんには頭が上がらないよ ……
今なら…
ぶつかって離れて寄り添うことができた今なら言える
あなた「あのね」
歩夢「ん?」
あなた「急にこんなこと言って驚いちゃうかな…」 あなた「だけど…今なら素直に言える気がするの!」
歩夢「…」
あなた「私もね…私もスクールアイドルやりたい!」
歩夢「!!」
あなた「でも私1人じゃできないんだ…」
あなた「だから…」
歩夢「…」ニコッ
あなた「歩夢ちゃんに見せて欲しい!!私の求める輝きを!!歩夢ちゃんらしい輝きを!!一緒に…私たちの輝きを見つけよう!」
歩夢「うんっ…!うんっ!!」 私は虹ヶ咲学園の2年生。
幼馴染の歩夢ちゃんと買い物に行っていた帰りに、見たμ'sとAqoursのステージをきっかけに、今年の春からスクールアイドル同好会に入ったんだ。
同好会では作曲を担当していて、その他にはお手伝いさんみたいな位置付けを任されてるの なんで自分でステージに立たないのかって?
自分でステージに立てばいいのにって思うよね
でも私にはできないから
やりたくてもすることができないから
だって私には生まれつき足がないんだもん だけどね
例え私がステージに立てないとしても
"スクールアイドル"になることはできるんだって信じてる
だって
私だけの輝きは絶対に見つけられるはずだから それが自分一人では見つからなくても
誰よりも近くにいてくれる、心強い親友と一緒ならきっと…見つけられると信じてる
あなた「一緒に見つけよう…私達の輝き…!」
end 1です
これで完結になります
見てくれた方々ありがとうございました!
色々不慣れな部分が多く、拙い文章だったかもしれませんが、見ていただけで嬉しかったです! 乙乙
初めてのSSとは思えないほど上手いと思ったよ。あなぽむ少ないから嬉しい
また次も読みたい たくさん褒めていただき本当にありがたいです…
これからも頑張っていきます!
あとマナー的によくない…のかどうかわからないのですが、今μ'sSSを投稿しているのでよかったらご閲覧いただけると嬉しいです!
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1574532512/ おつでした。質問なんですがURL?を貼るのってどうやるんですか? >>143
見たいSSのページのURLを、コピーして貼り付けすれば貼れますよ
アプリとかだとタイトルのところを長押ししてコピー→URLをコピーからできると思います。 >>146
わざわざ親切にありがとうございます
これからも頑張ってください、応援してます。 説明しよう!
童貞善子ちゃんは果南ちゃんに筆下ろししてもらう事になったのだが
曜ちゃんが言うには果南ちゃんは駅弁大好きあまえんぼうだったのだ!! 遅れ馳せながら読んだよ
ちゃんと物語練られてて感動した
ぽむの歌深く考えたことなかったけど、こんな背景あるとすごく心にくるね
お疲れ様でした、良い話をありがとう 歩夢ちゃんの主体性というかあなたへの依存みたいなの気になってたから、第3章のやり取りすごく感心した
最後のまとめ方も感動的でよかった、おつです ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています