穂乃果「GOHANYA新装開店の巻」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 22:24:31.01

穂乃果「ええーーーーっ！？それは本当なの？」

ガシャーーーーン

バリーーーン

ことり「痛たたっ…」

真姫「ちょっと！やめてよね！片付けるのが大変なんだから」

絵里「そんなに驚く事じゃないでしょ？」

穂乃果「花陽ちゃん！それは本当なの？」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 22:25:27.59

花陽「はい。本当です。明日GOHANYAの新装開店記念で大盛り無料プラス小皿サービスまで付くんだって！」

穂乃果「最近お店開いてないからてっきり潰れてしまったかと思ってたよ。よかった～ポイトンもそろそろ貯まって来てたし！ほら！」

花陽「これはもう行くしかないよね？」

穂乃果「もちろん！」

真姫「そんな事してると太るわよ？」

絵里「そうよ。ダイエットするハメになるわよ？」

穂乃果「何言ってるの。私達は育ち盛りなんだからさ」

花陽「そうだよぉ。これから練習だってハードになるんだから体がもたないよぉ～」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 22:26:13.93

真姫「だからって限度があるでしょ」

穂乃果「全然大丈夫だよ。けど、海未ちゃんには私達がGOHANYAに行くのは内緒だよ？」

海未「私が何ですか？」

穂乃果「げっ！？海未ちゃん！？」

海未「また私に内緒で何かしてるんですか？」

穂乃果「いやぁ…そんな事ないよぉ」ササッ

海未「ん？今何か隠しましたね？」

**名無しで叶える物語**(こんにゃく) · 2019/11/07(木) 22:26:45.11

こち亀みたいな導入で草

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2019/11/07(木) 22:26:59.72

ポイトンめっちゃジワる

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 22:27:32.05

穂乃果「え？あっ…マンガだよ！マンガ！にこちゃんに貸す約束してたんだよ」

海未「まあ何でもいいですけど。それよりも穂乃果！こないだのテスト、かなり点数が悪かったようですけど！」

穂乃果「え？いや…」

海未「マンガばっかり読んでないでたまには勉強でもしなさい！頭の中空っぽのままじゃ進級出来ずに花陽や真姫と同じ学年になってしまいますよ」

穂乃果「くっ…ぐぬぬ…」

**名無しで叶える物語**(ほうとう) · 2019/11/07(木) 22:28:08.48

勢いがある

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 22:29:15.42

海未「なんですか？」

穂乃果「い、いえ。何でもないです」

海未「はあ…私はこれから弓道部の方に顔を出してきますから。先に練習を始めておいて下さい」

穂乃果「は～い。頑張ってね！」

ことり「行ってらっしゃい～」

穂乃果「ふぅ。わざわざ私の事を怒る為だけに部室に来たのかな？」

絵里「まさか」

穂乃果「絶対にそうだよ。も～意地悪な海未ちゃんなんかこうしてやる」ピッピッピッ

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 22:30:35.95

真姫「携帯を取り出して何してるのよ？」

絵里「海未の画像をスマホアプリで加工してるわ」

穂乃果「えいっ！えいっ！こうだ！」

ことり「可愛い反抗だね」

真姫「って言うかやってる事が小学生以下よ」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 22:31:40.36

ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー

穂乃果「いや～美味しいねぇ」

花陽「だよねだよね。やっぱり最高だよね」

カシャ

花陽「写真撮ってるの？」

穂乃果「この感動を凛ちゃんと希ちゃんにも教えてあげようと思ってさ」

花陽「画像を送ってあげるの？」

穂乃果「うん」

ピッピッピッ

穂乃果「送信完了っと！」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/11/07(木) 22:32:21.74

ポイトン

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 22:32:32.72

ピロリン

花陽「ん？私の携帯が……あっ！？」

穂乃果「どうしたの？」

花陽「穂乃果ちゃん…画像…μ'sのグループに送信してるよ」

穂乃果「え？本当？」

花陽「ほら…それに…」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 22:33:32.51

穂乃果：海未ちゃんにナイショで花陽ちゃん
とGOHANYAで～す。

希：海未ちゃんの画像もいいけどGOHANYAの画像プリーズ！

凛：どうして海未ちゃんの画像を送ってくるの？

にこ：めっちゃ加工してあるし。これはμ'sのサイトにもアップするべきね。

穂乃果「へ？海未ちゃんの画像？……あぁ！？」

花陽「間違えて海未ちゃんの画像を皆んなに送っちゃってるよ。あっ、既読が8になった」

穂乃果「や、やばい…」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 22:34:34.67

翌日

海未「穂乃果のお馬鹿はどこにいったんですかぁぁぁぁ。出てきなさい穂乃果ぁぁぁぁぁぁ！「」

真姫「きゃあああああ」

絵里「沖縄に野生のちんすこうを探しに行くって言ってたわよ」

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2019/11/07(木) 22:34:52.17

秒で駆けつけてきそう

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 22:34:55.02

取り敢えず
完

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/11/07(木) 22:37:24.10

おいおいそりゃないぜ

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 22:38:22.14

ええやんけ

**名無しで叶える物語**(やわらか銀行) · 2019/11/07(木) 22:39:17.56

正直ここで終わらすのはもったいない

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2019/11/07(木) 22:39:52.52

こち亀定期

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 22:50:12.27

「ツチノコ探知機」

**名無しで叶える物語**(しまむら) · 2019/11/07(木) 22:52:18.00

落ちまで完璧
続けてください

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 22:53:44.34

『世紀の大発見。果たして…ツチノコは見つかるのか。真相はCMの後！』

穂乃果「おぉ…」

雪穂「お姉ちゃん好きだよね。そう言う番組」

穂乃果「ツチノコ見つけたら賞金100万円なんだって」

雪穂「いやいや。ツチノコなんている訳ないじゃん」

穂乃果「じゃあ、私が見つけても分けてあげないからね」

雪穂「期待してないから大丈夫」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/11/07(木) 22:57:20.27

いいスレ見つけちゃったわ

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 22:58:05.45

翌日

穂乃果「昨日のテレビだとやっぱり裏山にいるのかな」

凛「あっ！お～い！穂乃果ちゃ～ん」

穂乃果「あっ！凛ちゃん達！」

にこ「あんたこんな所で何してんのよ？」

穂乃果「ツチノコ探し」

にこ「ツチノコ？何バカ言ってんのよ」

凛「あっ！もしかして昨日のスペシャル特番見たんだ！」

穂乃果「うん。そうだよ」

にこ「バカね～。ツチノコなんている訳ないじゃない」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 23:02:21.76

穂乃果「でもテレビで居るって言ってたもん。ツチノコは絶対にいるんだ！かよちゃんは信じてくれるよね？」

花陽「え～ツチノコ？」

穂乃果「信じてくれないの？」

花陽「だって」

穂乃果「絶対にいるのに」

にこ「そこまで言うんだったらあんた、もし居なかったらどうする？」

穂乃果「逆立ちしながら鼻でスパゲッティ食べてあげるよ！」

にこ「言ったわね！」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 23:07:34.78

～部室～

穂乃果「うわぁぁぁぁん。逆立ちしながら鼻でスパゲッティを食べる方法を教えて」

希「そんなの知らないなぁ」

穂乃果「どうしよぉ。ツチノコを見つけられないなんて言ったらにこちゃんにやらされるよ」

希「穂乃果ちゃんは出来る事か出来ない事かを一度考えてから口に出した方がええよ」

穂乃果「だってぇぇ。ツチノコは居ないとか言うんだもん。何とかしてよぉ」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 23:12:12.60

希「そうやなぁ。ツチノコが本当に居るかは分からないけど…」

穂乃果「え？何かあるの？」

希「ダウジングマシ～ン」

穂乃果「わ～…って何これ？ただの棒じゃん」

希「穂乃果ちゃんも一度はダウジングマシンって聞いた事あるやろ？水源とかをさがす！これはね探している物を頭に思い浮かべてこの棒を握るとその場所まで案内してくれる…と言われている」

穂乃果「じゃあ、これでツチノコを捕まえられるんだ！」

希「存在するかは分からんけどな」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 23:14:35.16

穂乃果「よしっ！早速行こう！」

希「おーー！！」

穂乃果「……何にも反応しない」

希「この近くには居ないんやない？」

穂乃果「そうかなぁ。ん？」

クイッ

穂乃果「あっ！反応した！」

希「あっちや！」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 23:19:08.63

穂乃果「ここは…弓道場だよ？こんな所にいるのかな？」

希「さあ？あっ！海未ちゃんや！」

穂乃果「本当だ。一人で何してるんだろう」

希「練習やない？」

海未「…………」キョロキョロ

穂乃果「なんか周りを気にしてるね」

海未「ふぅ……。皆んなのハートを撃ち抜くぞぉ。ラブアローシュート！ばぁぁぁん」

穂乃果「あははは。海未ちゃんが一人でなんかやってる！」

希「あはは。ツチノコ探してたらえらいもん見つけちゃったなぁ」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 23:20:38.98

海未「何者？」

穂乃果「やばっ」

希「見つかる前にずらかろう」

穂乃果「あっ！こっちに反応してる」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 23:24:10.55

穂乃果「ふう。しかし海未ちゃん一人であんなてるなんてね」

希「良いもん見たね」

穂乃果「ん？ここだ！ここって…」

希「宿直室やろ？」

穂乃果「何か物音しない？」

希「え？誰も居ないやろ？」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 23:27:29.57

ジャーーー

真姫「ふんふんふ～ん」

穂乃果「うわぁ～。凄いご機嫌だね～」

希「学校の宿直室のシャワーを使う生徒って初めて見たわ」

真姫「え？きゃぁぁぁぁぁぁぁ」

穂乃果「あっ！？ち、違うんだよ」

真姫「何してんのよぉぉぉぉ」

穂乃果「違う違う。私はツチノコを探してるだけで」

真姫「こんな所にいる訳ないでしょ！出てって！」

穂乃果「わ～ごめんごめん」

希「早く行こう」

**名無しで叶える物語**(ますのすし) · 2019/11/07(木) 23:27:53.24

ドラえもんやんか

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 23:29:59.66

穂乃果「酷い目にあった。しかし、真昼間からシャワーを浴びるかねぇ」

希「不思議やなぁ」

穂乃果「おっ！希ちゃん！こっちの方に反応さてる」

希「本当や！」

穂乃果「こっちだって。あれ？」

希「ここって…」

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2019/11/07(木) 23:30:14.36

うるさい静かにしろ

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 23:34:18.17

穂乃果「部室だよ」

希「ここにツチノコおるんかなぁ？」

ガチャ

穂乃果「ん～こっちだこっち。ここだ」

希「本棚？」

穂乃果「え？こんな所にいるの？」

希「まさか。ん？何か…隠してある」

穂乃果「本当だ。何かな？」

ガサゴソ

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 23:39:46.36

穂乃果「あははは。にこちゃんのテストの答案用紙だ！しかも赤点ばっか！私よりも酷い」

希「こんな所に隠してたんやなぁ」

ガチャ

にこ「あら？穂乃果と希…って！？あああ！
？」

穂乃果「あっ、にこちゃん」

にこ「あぁぁ。何してるのよ」

穂乃果「ツチノコを探してただけなんだけど。
鼻でスパゲッティを食べたくないから」

にこ「こんな所にいる訳ないでしょ。鼻でスパゲッティの件は水に流すからママには黙っておいてぇ」

穂乃果「私は構わないけど」

希「これはこれで一件落着なんかな」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/07(木) 23:40:07.18

取り敢えず
完

**名無しで叶える物語**(家) · 2019/11/07(木) 23:41:43.07

乙

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2019/11/07(木) 23:46:08.09

急にドラえもんになって草

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2019/11/07(木) 23:46:08.14

にこちゃんは3年生です。赤点とってるようじゃあ大学行けへん

**名無しで叶える物語**(星の眠る深淵) · 2019/11/07(木) 23:54:47.12

ドラえもんは草

**名無しで叶える物語**(青ヶ島村) · 2019/11/07(木) 23:57:14.81

面白いわ
続けてくれ

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/08(金) 00:48:36.91

なんか既視感

**名無しで叶える物語**(家) · 2019/11/08(金) 02:19:24.83

次はサザエさんの卵割り機か？

**名無しで叶える物語**(光) · 2019/11/08(金) 02:46:28.41

卵割り機は草

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2019/11/08(金) 06:20:02.75

卵割り機あくしろよ

**名無しで叶える物語**(しまむら) · 2019/11/08(金) 07:45:09.03

>>4
草

**名無しで叶える物語**(しまむら) · 2019/11/08(金) 07:50:09.80

海未部長と希エモン

**名無しで叶える物語**(ますのすし) · 2019/11/08(金) 09:43:03.60

**名無しで叶える物語**(新日本) · 2019/11/08(金) 09:52:37.90

>>33
真姫ちゃんのシャワー画像はよ

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2019/11/08(金) 12:45:46.82

黒乳首いっちょー！

**名無しで叶える物語**(四国地方) · 2019/11/08(金) 19:45:10.92

おつおつ

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/08(金) 20:59:48.35

「最後の希望！必殺のぼららら」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/08(金) 21:11:13.39

ツバサ「ダンシングダンシングノンストップマイダンシング」

穂乃果「くっ…はあ…はあ…。やるなぁ、ツバサさん」

にこ「また98点…」

凛「す、凄い事なの？」

にこ「はっきり言ってあげましょうか。このままじゃ…μ'sは終わりよ」

凛「…！？」

にこ「私には到底敵わない」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/08(金) 21:15:39.61

穂乃果「にこちゃん…交代だよ。ツバサさんは上手い…私たちが今まで一緒にカラオケに行った誰よりも上手いよ…でも、私はまだ負けてない…私は歌うのが好きだから」

にこ「穂乃果…」

凛「穂乃果ちゃん…」

穂乃果「アイセーイヘイヘイヘイ」

ツバサ「ふふっ。やっとあなたの出番なのね。穂乃果さん。やはり採点勝負は実力がある程度近い方が面白い」

穂乃果「スタートダッシュ！」

ツバサ「いいわ。最高よ。やっと私も本気を出せる」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/08(金) 21:18:27.78

凛「え？今まで本気じゃなかったって事」

希「穂乃果ちゃんが本気を引き出したんや」

にこ「……」

穂乃果「悲しみに閉ざされて～」

にこ「穂乃果…」

穂乃果「泣くだけの君じゃない～」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/08(金) 21:24:18.36

にこ「穂乃果…すごいヤツよあんたは。ツバサは私にはとても敵う相手じゃなかった。あの子と競えるのはあんただけよ」

穂乃果「切り開くはずさー」

にこ「私は宇宙No.1アイドルになることを目標に生きてきた…だけど私はついに宇宙No.1になる事はできなかった。なんとなくわかった気
る…なぜ天才であるはずの私が宇宙No.1になれないのか…」

穂乃果「きっと～」

にこ「守りたいものがあるからだと思ってた。廃校を阻止したいと言う強い心が穂乃果を強くしてると…確かにそれもあるかもしれないけどそれは今の私も同じ事だわ」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/08(金) 21:25:56.92

穂乃果「ここでよかった」

にこ「私は私の夢を叶える為だけに、自分だけの為に、そしてプライドの為に歌ってきた。でも、あんたは違う。プライドの為に歌うんじゃない。楽しむ為に限界を極め続け歌うんだ。だから勝敗にこだわりはしなかった」

にこ「穂乃果はこんな私を仲間に迎いいれた。まるで私がずっと仲間が欲しかったのをわかっていたかのように…頭にくるわ、歌うのが大好きで優しいアイドルなんて…頑張れ…あんたがナンバーワンよ！」

穂乃果「信じてるよ～だからスタート」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/08(金) 21:31:41.93

「96点！」

凛「あっ、もう少しなのに」

希「あと2点…」

穂乃果「くそぉ」

ツバサ「ふふふっ」

にこ「穂乃果。用意しなさい」

穂乃果「え？」

にこ「ぼらららの用意よ」

穂乃果「いや…いくら四人でぼらららを歌ってもツバサさんには…」

にこ「誰が四人って言った？」

穂乃果「え？」

にこ「今からμ'sのメンバーを全員呼ぶわ。だから、あんたはデンモクの用意をしておきなさい」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/08(金) 21:38:09.35

希「それならウチの出番や！」

穂乃果「希ちゃん！？」

希「グループ通話で皆んなに繋いでるよ」

にこ「助かったわ。ちょっと聞こえてる、あんた達！」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/08(金) 21:45:33.59

にこ「私は今カラオケ店からあんた達に電話しているわ。いまカラオケであんた達にかわってA- RISEと穂乃果が戦っているわ」

にこ「正直言って情勢はかなり悪いと言える。ツバサの歌唱力はあの真姫をもはるかに上回る。そこであんた達の力を借りたいの。電話に向かってぼらららを歌って」

にこ「μ'sの声を集めてツバサを倒すのよ。かなり恥ずかしいけど心配しないで。アイドルなんてそんなもんよ。さあ歌いなさい！」

希「なんて頼み方が下手なんや」

穂乃果「みんなー。私に可能な限り力を貸して～」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/08(金) 21:52:57.71

真姫『どうして希の携帯でにこちゃんが電話してくるのよ』

絵里『って言うか私今人前なんだけど。恥ずかしくて出来ないわよ』

海未『絵里の言う通りです。一人でそんな事出来る訳ないでしょう！』

にこ「ちょっと！いいからさっさと歌いなさいよ！」

真姫『はあ？それが人に頼む態度？』

絵里『全く。電話切るわよ？』

海未『くだらない事してないで勉強でもしてて下さい』

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/08(金) 21:56:41.08

穂乃果「皆んな頼むよ～。頼むから電話越しに歌って」

真姫『今度は穂乃果の声だわ』

絵里『穂乃果まで何してるのよ』

穂乃果「早くしてよ。分からず屋ーーー！！！」

真姫『誰が分からず屋よ！』

絵里『いい加減にしなさい』

海未『そうです』

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/08(金) 22:05:00.47

凛「にゃーーーー！凛のお願いも聞いてもらえないの？」

花陽『凛ちゃん！凛ちゃんも一緒に歌ってるんだ！』

真姫『何よ。凛もいる訳？』

海未『全く。仕方ないですね』

ことり『穂乃果ちゃん！私も力を貸すよ！』

穂乃果「…」

凛「えへへ。ごめんね。こうでもしないとさ」

穂乃果「凛ちゃん！もしかしたら凛ちゃんはμ'sの救世主かもしれないねーーーーー！！！！」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/08(金) 22:05:29.51

取り敢えず
完

**名無しで叶える物語**(たこやき) · 2019/11/08(金) 23:07:09.54

魔人ブウじゃねえか！

**名無しで叶える物語**(庭) · 2019/11/09(土) 00:34:18.60

なんで星空さんがサタンポジションなんですか？

**名無しで叶える物語**(たこやき) · 2019/11/09(土) 00:58:03.47

こち亀→ドラえもん→ドラゴンボール

これもうわかんねえなあ

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/09(土) 08:31:04.45

ベジにこ

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/09(土) 13:13:40.53

凛ちゃんの人望厚くて草

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/09(土) 18:13:11.53

同じドラゴンボールでも場面がフリーザ→セル→ブウと飛びまくりで草

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/09(土) 23:50:55.32

「穂乃果世界滅亡の日を知る」の巻

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/09(土) 23:58:41.78

希「本当やって。大昔の預言者ノストラダムスってお爺さんが言ってたんよ」

穂乃果「何？そのノストラなんとかって。希ちゃんの知り合い？」

絵里「大昔の預言者って言ってるじゃない。でも、ノストラダムスって1999年の７の月じゃない？」

希「それが最近の研究で実は地球滅亡は来年の事なんじゃないかって言われてるんよ」

穂乃果「どうしてそのノストラなんとかってお爺さんが世界の滅亡を知ってるのさ？」

希「ノストラダムスは未来が見えるんやって」

穂乃果「どうして未来が見えるの？」

絵里「預言者って言ってるじゃない」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 00:02:08.55

穂乃果「じゃあ、どうして預言出来るの？」

絵里「それを私に聞かれても。ノストラダムスに聞いてよ」

穂乃果「絵里ちゃんのいけず～。それが出来ないから絵里ちゃんに聞いてるんだよぉ」

絵里「知らないわよ。イタコにでも頼んでノストラダムス呼んでもらいなさいよ」

穂乃果「希ちゃん！」

希「ウチはイタコやないから」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 00:06:54.60

真姫「何バカな事言ってんのよ」

希「真姫ちゃん」

穂乃果「真姫ちゃんは知ってる？」

真姫「宇宙にはこの世の過去未来全ての物が記されているアカシックレコードと言う物があってノストラダムスはそれを見る事が出来たのよ」

穂乃果「へ～。私の家にはレコードを再生する機械がないからなぁ」

絵里「多分どこの家にも無いと思う」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 00:10:35.77

穂乃果「真姫ちゃん家にも無いの？」

真姫「え、な、無いわよ」

穂乃果「え～つまんない」

真姫「……」

穂乃果「でも来年地球が滅亡しちゃうなんて。ちょっと気になるねぇ」

希「今日の夜に確かテレビで特番がやるはずやけど」

穂乃果「えっ！？そうなの？それは見ない訳にはいかないねぇ。何時から？何チャンネルでやるの？メモしておかないと」

真姫「用意が良いわね」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 00:16:00.97

高坂家

穂乃果「ねえ。お母さん、お母さん。ノストラダムスって知ってる？」

穂乃果母「ん～知ってるわよ。世紀の大予言をした人でしょ？」

穂乃果「なんだ。知ってるんだ。有名人なの？」

穂乃果母「まぁ。有名人と言えば有名人ね」

穂乃果「サイン欲しい？」

穂乃果母「サインはいらないけど。今、お店の帳簿を付けてるから後にしてくれない？」

穂乃果「いやいや。帳簿なんか付けてる場合じゃないよ。宇宙が大変なんだよ」

穂乃果母「宇宙なんかより帳簿をつける方が大事なのよ！」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 00:20:40.49

穂乃果「全く。宇宙のレコードが大変なのに分かってないなぁ」

分かってないのはあんただよ。

穂乃果「雪穂～」

雪穂「何？」

穂乃果「ノストラダムスって知ってる？」

雪穂「知ってるよ。大昔の預言者でしょ？最近また流行ってるよね？」

穂乃果「なんだ。知ってるの？だったら教えてくれれば良かったのに」

雪穂「情報は日々自分で手に入れるんだよ。今日も確か特番やるでしょ？」

穂乃果「知ってたんだ。詳しいね。あんたはノストラダムスの申し子だね」

雪穂「いや…私の親はお姉ちゃんと同じだよ」

**名無しで叶える物語**(家) · 2019/11/10(日) 00:24:47.54

ナレーションのツッコミでやっと元ネタが分かった

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 00:27:20.85

穂乃果「ちぇ～皆んな知ってるのかぁ。そうだ！」

ピッピッピッ

穂乃果「もしもし凛ちゃ～ん」

凛『穂乃果ちゃんどうしたの？』

穂乃果「凛ちゃんはノストラダムスって知ってる？」

凛『水を溜めるあれ？』

それはダムである。

穂乃果「違うよ。大昔の預言者だよ」

凛『へ～知らなかったにゃ～』

流石は穂乃果と同じ頭の程度の少女。

穂乃果「来年地球が滅亡するって預言してるんだってさ」

凛『えーーーーーーっ！？それって一大事にゃ～』

穂乃果「詳しくは今日やる特番を見てよ」

凛『うん。穂乃果ちゃんは物知りだにゃ』

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 00:33:55.22

穂乃果「はぁ～やっとスッキリしたよ。凛ちゃんが知らなくて良かった」

自己満足の為に可愛い後輩を利用する女、穂乃果。

そして夜。

穂乃果「ちょっとお父さん！野球なんて見てる場合じゃないよ！地球の滅亡が掛かっているんだよ！」

穂乃果母「穂乃果。あんた本気で信じてるの？」

穂乃果「だって世紀の大予言者なんでしょ？」

雪穂「1999年の時だって外してるんだよ」

穂乃果「バカだね～雪穂は。1999年の時はたまたま外れただけかもしれないじゃん」

そんないい加減に預言をされては困ったものである。

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 00:40:37.05

穂乃果「ほら、しっ！始まるよ」

雪穂「う、うん」

『20xx年。空から恐怖の大魔王が現れる』

雪穂「恐怖の大魔王ってどんなのかな？」

穂乃果「さあ…」

『ここで。占い師の川崎ランダさんに未来を占って頂きましょう』

雪穂「川崎ランダだって。有名な人かな？」

穂乃果「さあ？明日希ちゃんに聞いてみるよ」

『あーーーー。20xx年地球は滅亡すると出ています』

穂乃果「えーーー。川崎ランダがああ言ってるよ」

雪穂「ノストラダムスの真似をしてるだけでしょ」

穂乃果「でもどうしよう。本当に預言者が当たったら」

後半へ続く。

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 00:47:39.51

穂乃果「昨日の特番ちゃんと見た？」

絵里「見たわよ」

穂乃果「ねえ？どうしよう。どうにか生き延びる方法はないかな？」

絵里「さ、さあ？」

希「でも穂乃果ちゃん。地球が滅亡したのに一人だけ生き延びてそれでええの？」

穂乃果「え？」

絵里「たしかに。一人だけ生き延びても独りぼっちだものね」

穂乃果「えぇ！？それは嫌だよ。寂しいよぉ」

希「皆んなで死ぬか独りぼっちで生き延びるか」

穂乃果「私は皆んなで助かりたいよ。嫌だよぉ～」

絵里「ま、まあ。滅びるかどうか分からない来年の事なんかより今を楽しく生きる事の方が大事じゃない？」

希「そうやって。えりちの言う通り」

穂乃果「気楽な最上級生だね」

絵里も希もあんたにだけは言われたくない。

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 00:55:41.29

ガチャ

にこ「お疲れ～」

穂乃果「あっ！にこちゃん！にこちゃんは昨日のノストラダムスの特番見た？」

にこ「ノストラダムスの特番？あ～見たわよ。来年地球が滅亡するんでしょ？」

穂乃果「そうなんだよ。一大事なんだよ。どうしよう」

にこ「そんな騒いだって死ぬときゃ死ぬわよ」

穂乃果「だけどさ」

絵里「そんな事よりにこ。さっき先生があなたの事を探してたけど。レポートが提出されてないって」

にこ「うん。やってないもの」

希「あのレポートって期限は明日までやろ？」

絵里「提出しないと成績に響くわよ？」

にこ「バカね～。どうせ来年地球は滅亡するんだし。それなら勉強なんかしないで遊んで暮らしてた方がいいじゃない。あはは」

開いた口が塞がらないとはこの事である。

絵里「あなたねぇ。一応受験生なんだから」

にこ「だからぁ。来年地球は滅亡するんだから受験とかどうでもいいのよ」

穂乃果「確かに！にこちゃんの言う通りかも。宿題なんてやる必要ないね。にこちゃんは天才だね」

にこ「でしょ？あははは」

絵里「はあ…バカばっか…」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 01:01:44.45

生徒会室

穂乃果「ん～今日は漫画を徹夜で読んじゃおうかなぁ」

海未「今日、数学の宿題出ていませんでしたっけ？」

穂乃果「あ～それは良いんだよ。やらなくても」

海未「はあ？」

穂乃果「来年には地球は滅亡するんだからさら。だったら勉強なんかしないで遊んで暮らした方がいいじゃん」

海未「滅亡？」

ことり「昨日ノストラダムスの預言の特番やってたね」

海未「なるほど。穂乃果？宿題をやらないのは結構ですがもし預言が外れたらどうするんです？」

穂乃果「へ？」

海未「皆んなが必死になって勉強している間遊んでいるんでしょう？もし預言が外れたら進学も出来ずに浪人ですよ？」

穂乃果「なっ、か、考えもしなかった」

海未「普通は考えます」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 01:07:06.18

夜。

穂乃果「やっぱり宿題はちゃんとやるべきだね。預言が外れた時の為に」

勉強は自分の為にやるものである。

雪穂「あれ？お姉ちゃんが熱心に勉強してるなんて珍しい」

穂乃果「雪穂。もし預言が外れたら勉強してないと大変だよ」

雪穂「そんなのは分かってるよ」

後日、ノストラダムスの預言を間に受けてレポートを提出しなかったにこが大変な目にあったのは言うまでもない。

真姫「こんな事で補習なんて。本当バカね」

にこ「ひぃぃぃぃぃぃぃ。こんな未来想像してなかった。あ～」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 01:07:27.57

完

**名無しで叶える物語**(やわらか銀行) · 2019/11/10(日) 01:08:40.71

ノストラダムスの回なんかすごい覚えてる
こち亀とまるちゃん来たらサザエさんとワンピもやるしかないな

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2019/11/10(日) 01:19:41.79

ラブライブ！で学ぶ国民アニメ

**名無しで叶える物語**(庭) · 2019/11/10(日) 06:59:56.91

あたしゃスクールアイドルで廃校を救うよ

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2019/11/10(日) 19:23:47.03

ワンピなんて要らんだろ...

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 20:00:03.49

「世界の中心でアイを叫んだアイドル」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 20:07:06.40

ワイワイガヤガヤ

穂乃果「私達は音ノ木坂学院のスクールアイドル！μ'sです！」

μ's「μ's！ミュージックスタート！」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/10(日) 20:24:54.27

穂乃果「これは…もう一つの世界。私の中の可能性。いろんな私自身が有り得るんだ。そうだ。スクールアイドルとして輝いてる私もいるんだ」

真姫「そう思えばこの世界だってそう悪いものではないでしょう？」

穂乃果「現実世界はそうかもしれない。でも…私は自分勝手な私が嫌い…」

にこ「だからって自分の殻に閉じこもって。何か解決すると思ってんの？」

凛「そうやって何でも自分のせいにするのは傲慢だよ」

穂乃果「私は周りが見えなくなって。傷つけて…」

絵里「そんな事はないわ。私は穂乃果に大事な事を教わった。変わる事を恐れないで突き進む勇気。私はあの時あなたの手に救われた」

希「穂乃果ちゃんは皆んなを繋いでくれた」

花陽「今の私があるのは穂乃果ちゃん達のお陰だよ」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/10(日) 20:34:55.08

穂乃果「でも…また周りが見えなくなっちゃうかも知れない」

海未「そんなのはもう慣れました。穂乃果には迷惑を掛けられっぱなしですよ」

海未「けど、穂乃果は連れて行ってくれるんです。私やことりでは勇気がなくて行けない様な所に」

ことり「ごめん。本当は…本当は分かってたのに」

真姫「あんたバカァ？穂乃果が居なきゃμ'sはμ'sじゃないんだから」

パリィーン

穂乃果「そうだ。私は好きなの。歌うのが好きなの。私はスクールアイドルで居たい。皆んなとμ'sをやりたいんだ」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/10(日) 20:40:56.73

パリィーン

絵里「おめでとう」パチパチ

花陽「おめでとう」パチパチ

真姫「おめでとう」パチパチ

凛「めでたいにゃ～」パチパチ

にこ「おめでとう」パチパチ

理事長「おめでとう」パチパチ

ヒフミ「おめでとー」パチパチ

亜里沙「ハラショー」パチパチ

雪穂「おめでとう」パチパチ

A- RISE「おめでとう」パチパチ

海未「おめでとう」パチパチ

ことり「おめでとう」パチパチ

穂乃果母「おめでとう」パチパチ
穂乃果父「おめでとう」パチパチ

希「おめでとさん」パチパチ

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/10(日) 20:42:04.66

穂乃果「ありがとう」

父に、ありがとう。

母に、さようなら。

そして、全てのスクールアイドルに

おめでとう。

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/10(日) 20:42:35.99

取り敢えず
完

**名無しで叶える物語**(星の眠る深淵) · 2019/11/10(日) 20:57:18.88

エヴァが来るとは思わなんだ

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 21:43:56.59

「逸材」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/10(日) 21:49:12.73

ワーワー

雪穂「はあ…はあ…はあ…」

亜里沙「雪穂。まだ踊れる？」

雪穂「もちろん」

凛「雪穂ちゃん。亜里沙ちゃん」

花陽「二人共…」

亜里沙「まだ…まだ出来ます」

真姫「ねえ。にこちゃん見てる？」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/10(日) 21:55:48.42

ーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー

にこ「ねえ。私さ」

真姫「何よ？」

にこ「私、プロのアイドルを目指すわ」

ことり「プロのアイドル？」

穂乃果「えっ！？大学は？」

にこ「通いながらだけど。まだ駆け出しだけど。いつか…夢を叶えたらその会いに来るわ」

真姫「うん。応援してるわ」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/10(日) 21:59:06.59

そしてーーー。

凛「かよちん！真姫ちゃん！にこちゃんがテレビに出てるよ！」

花陽「本当だ！」

凛「髪なんか伸ばしちゃってるにゃ」

真姫(…まるで成長していない。にこちゃん、MCの方はどうなの？事務所の人とはコミュニケーションをとれてるの？）

真姫「これがにこちゃんのやりたかった事なの？」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/10(日) 22:03:43.51

『矢澤にこ、引退か』

真姫「にこちゃん…」

こころ「これ、皆さんにお姉さまから…」

「いつか、μ'sの皆で考えたキャッチフレーズが近頃よく頭に浮かびます。皆で叶える物語。芸能界では誰しもがライバルで気が抜けません。

あなた達の前で偉そうな事を言っておきながら今さらおめおめと芸能界を引退する事はできません。
いつか、私のアイドル活動で皆に借りを返せるようになるまで頑張るつもりです。

ーーーアイドルの聖地秋葉原。その空気を吸うだけで私は高く飛べると思ってたのかなぁ…」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/10(日) 22:08:58.76

ー
ーー
ーーー
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー

雪穂「行くよ、亜里沙」

亜里沙「うん」

花陽「真姫ちゃん…」

真姫「ダメよ。二人とも。二人にはまだ…まだこれからがあるんだから」

亜里沙「止めないで、真姫さん」

真姫「だけど」

亜里沙「真姫さん達の…μ'sの全盛期はいつ？」

凛「全盛期？」

亜里沙「ラブライブ決勝の時？私は…私達は…今なんです！！」

真姫「亜里沙ちゃん…」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/10(日) 22:11:38.65

亜里沙「さあ。雪穂！行こう！歌おう！」

雪穂「うん」

真姫「ねえ。にこちゃん見てる？私達を超える逸材がここに居るわ。しかも…同時に二人もよ」

雪穂「亜里沙！」

亜里沙「うん」

ミュージックスタート！

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/10(日) 22:11:58.47

おわり！

**名無しで叶える物語**(四国地方) · 2019/11/10(日) 22:23:55.19

おつおつ

**名無しで叶える物語**(SB-Android) · 2019/11/10(日) 23:25:08.60

おつ

**名無しで叶える物語**(しまむら) · 2019/11/11(月) 00:05:07.11

>>106
スラムダンクか。
原作では矢島が事故で死ぬんだが・・・・

私事で恐縮だが
最近、前職場の元上司（先輩）が亡くなった　
真姫にとって矢澤が亡くなったような気持ちで、立ち直れない。

このＳＳは楽しく読んでるけど、>>106の部分読んで、思わず泣いてしまった。
自分にとってその元上司は、真姫にとって矢澤みたいな存在だったから

**名無しで叶える物語**(しまむら) · 2019/11/11(月) 01:02:11.59

>>112
なんかのネタじゃなかったらお悔やみ
いなくなって初めて分かるありがたさってあるよね

**113**(しまむら) · 2019/11/11(月) 01:06:10.88

ネタじゃないんです・・・・
気落ちしてます。
先週亡くなりました。
会社の昇任試験が日曜日にあって、結果は来年なのですが、手応えが思わしくないのも追い打ち・・・

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2019/11/11(月) 01:24:46.56

え、なにこの流れ

**名無しで叶える物語**(しまむら) · 2019/11/11(月) 01:30:33.35

>>114
ネタとか言ってすまんかった
やっぱりじっとしてるとどうしても煮詰まっちゃうから何かしらはした方がいい
仕事に打ち込みすぎるのはあまり勧められんけどな
真姫ちゃんにとってのピアノみたいなものがあるとええな

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2019/11/11(月) 09:22:57.93

ごはにゃってなんだにゃ？

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2019/11/11(月) 15:21:58.24

気の毒だがそういうの要らないから...

**名無しで叶える物語**(SB-Android) · 2019/11/11(月) 17:04:55.27

人の土俵で唐突な自分語り

**名無しで叶える物語**(関西地方) · 2019/11/11(月) 17:38:57.41

上手くラブライブに落とし込んでていいな
もっと読みたい

**名無しで叶える物語**(らっかせい) · 2019/11/11(月) 19:23:52.55

南先生スクールアイドルがしたいです（男）

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/11(月) 20:34:38.03

「にこと真姫」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/11(月) 20:39:02.30

絵里「真姫ーーー！！真姫はいるーーー？」

穂乃果「真姫ちゃんならこっちにいるよ」

真姫「何よ絵里。大きな声を出しちゃって」

絵里「居た居た。探したのよ」

真姫「なんなの？」

絵里「あのね。突然だけど。真姫にはある人とユニットを組んで貰うわ」

真姫「ユニット？誰と？私に相談もなしに勝手に決めたの？」

絵里「ふふっ。きっと気にいると思うわ」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/11(月) 20:42:39.46

真姫「気にいるって言ったって。そんな…」

ガチャバターーン

にこ「ちょっとーーーー！離しなさいよ！私のセンターの曲をやるって言ってるじゃない！」

希「もう。暴れない」

にこ「離せっていってるじゃない！」

真姫「もしかして…私の組む相手って…？」

絵里「そう。にこよ」

真姫「はぁぁぁぁぁ！？」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/11(月) 20:48:25.76

真姫「なんでにこちゃんとなのよ！」

にこ「はあ？それはこっちの台詞！」

絵里「二人共お似合いよ。ねえ？」

希「うんうん。お似合いお似合い。すっごくお似合い！」

にこまき「お似合いじゃない！」

穂乃果「うわ～。息ぴったりじゃん」

真姫「そんな事ないわよ！」

にこ「そうよ。だいたい、どうしてこんな可愛くないのと組まなきゃいけないのよ」

パチーン

真姫「殴るわよ」

にこ「もう殴ってる…」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/11(月) 20:56:13.46

かぁーかぁー

にこ「ったく。どうして私と真姫なのよ？」

絵里「何よ？不満なの？」

にこ「だって可愛い気ないしさ」

絵里「そんな言い方しなくてもいいじゃない。そりゃあ真姫は素直じゃないしプライド高いし不器用だし世間ズレしてる所はあるけど…」

にこ「そこまでは言ってない…」

絵里「それでも。真姫は女の子なのよ？そんな言い方する事ないじゃない」

にこ「そうだけど」

絵里「にこは3年生なんだし。あなたの方から少し歩み寄ってみたら？」

にこ「…分かったわよ」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/11(月) 21:03:11.78

かぽ～ん

にこ「そうよね。私は3年生なんだし。仕方ない。私から歩み寄ってあげるか」

ブクブクブク

翌日

ガララ

にこ「真姫ーー！？居る？」

真姫「そんなに大声出さなくても聞こえてるわよ。で？何よ？」

にこ「だから…その…組んでやってもいいわよ。ユニット」

真姫「何それ。イミワカンナイ」

にこ「なっ！？あんたねぇ。人が頭を下げてるのに」

真姫「いつ下げたのよ！いつ！」

にこ「ふん」

真姫「でも、まっ、仲直りしてあげる」

にこ「真姫…」

真姫「にこちゃん…」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/11(月) 21:07:37.46

絵里「ほら！いい感じよ！」コソコソ

希「しっ！えりちの声で二人の会話が聞こえない」コソコソ

穂乃果「にこちゃん！そこで真姫ちゃんを押し倒すんだよ！」コソコソ

海未「押し倒すって…」コソコソ

ガララ

真姫「ちょっと！」

にこ「コソコソと何してんのよ！」

絵里「あら？」

穂乃果「あはは。あれ？何してるんだっけ？」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/11(月) 21:12:49.16

穂乃果「でも、あれだ！二人共良い雰囲気だったじゃん」

絵里「そうね。お互い見つめ合っちゃって」

にこ「だ、誰がこんな可愛くない女と！」

カチン

真姫「悪かったわね！可愛くなくて」

パチーン

にこ「いった～。痛いわね！何すんのよ！」

真姫「もう知らない！」

穂乃果「あ～せっかくいい感じだったのに。どうしてこうなっちゃうんだろ」

海未「あなた達さえ出て行かなければね」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/11(月) 21:17:19.12

海未「にこ。追いかけた方が良いですよ」

にこ「もう良いわよ。別に…」

海未「良くありません。追いかけて下さい。この人達は私がここで邪魔しない様に監視しておきますから」

穂乃果「まるで私達を邪魔者みたいに」

にこ「邪魔者なのよ」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/11(月) 21:25:55.37

真姫「もう…にこちゃんなんて知らない。謝って来たって知らなんだから」スタスタスタ

凛「あ～真姫ちゃんだ！真姫ちゃ～ん。あのね。面白い話があるんだけどね」

真姫「うるさいっ！」

凛「こ、怖～」

花陽「何だろう。凄い怒ってたね」

凛「なんかあったのかな？」

タッタッタッ

にこ「ったく。どこに行ったのよ。真姫は…」

凛「あ～にこちゃん！ねえねえ。にこちゃん！ストップ！ストップ！」

にこ「悪いけど構ってる暇ないから」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/11(月) 21:33:02.42

凛「行っちゃったにゃ…」

花陽「行っちゃったね…」

凛「誰も相手にしてくれないのも寂しいにゃ」

にこ「真姫～」

真姫「にこちゃん…。何よ？」

にこ「いや…だから…さっきのは嘘だから」

真姫「何が？」

にこ「だから…さっきの事」

真姫「さっきの事って？」

にこ「だから…その…組んでくれたら…結構嬉しいって言うか…」

真姫「ふふっ。私も嬉しい」

にこ「えっ…」

にこ（真姫って。本当は結構…）

真姫「なんてね。組んであげるから足だけは引っ張らないでよ。ふふっ」

にこ「やっぱり可愛くない………」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/11(月) 21:33:20.52

取り敢えず
完

**名無しで叶える物語**(四国地方) · 2019/11/12(火) 03:21:05.37

｢かぽ～ん｣と｢かぁ～かぁ～｣に何故かクレヨンしんちゃんのイメージがある

**名無しで叶える物語**(庭) · 2019/11/12(火) 16:57:59.90

これ元ネタなんだっけ？
既知感あるから絶対みたことあるはずなんだけど

**名無しで叶える物語**(四国地方) · 2019/11/12(火) 21:24:22.07

これまたおつおつ

**名無しで叶える物語**(りんご) · 2019/11/13(水) 02:56:15.64

乙乙

**名無しで叶える物語**(関西地方) · 2019/11/13(水) 03:23:57.36

いいね
元ネタ何だろうか

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/14(木) 00:35:40.12

「ケーキで悩んじゃうゾ！」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/14(木) 00:44:01.05

真姫「美味しそうね」

海未「こないだのライブのお礼にと先方から頂いたんです」

真姫「へ～これって駅前の有名なお店のケーキよね？」

海未「そうなんですか？」

真姫「うん。凄く美味しいの」

海未「真姫が言うなら凄く美味しいんでしょうね」

ガチャ

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/14(木) 01:08:09.54

ガチャ

穂乃果「おはようございま～す」

真姫「穂乃顔。おはようって時間じゃないでしょ。言うならこんにちはでしょ」

穂乃果「そうとも言う～早見優～」

海未「授業中居眠りばかりしてるからそんな間違いするのでしょう」

穂乃果「ヒドイよ～海未ちゃん！……くんくん。ん？この匂いは…ケーキ！ケーキの匂いだ！」

海未「こんな時ばかり鋭いですね」

真姫「どんな嗅覚してんのよ」

穂乃果「えへへ～。そんなに褒めても何にも出ないよ～」

真姫「褒めてないわよ！」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/14(木) 01:14:46.56

穂乃果「いや～ちょうどお腹が空いてたんだよね」

海未「まだ食べませんよ」

穂乃果「え？食べないの？」

海未「皆んな揃ってからに決まってるでしょ」

穂乃果「え～皆んないつ来るの？」

真姫「知りません」

穂乃果「ブーブー。海未ちゃんのおケチ。鬼軍曹～」

げんこつ

海未「誰が鬼軍曹ですか！誰が！」

穂乃果「そう言うとこだよ…」

真姫「私、女子高生がげんこつされるのって初めて見たかも」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/14(木) 01:20:20.39

海未「全く…私はちょっと弓道部に野暮用があるので行ってきますね」

穂乃果「え？そうなの？」

真姫「あっ！そうだ！私も図書室に行かなきゃ！今日中に本を返却しなきゃいけないんだったわ」

穂乃果「え～二人共いなくなっちゃうの？」

海未「すぐに戻って来ますから」

穂乃果「ん～分かったよ。じゃあここで留守番しておきますよ」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/14(木) 20:06:13.00

海未「では、すぐ戻って来ますので」

穂乃果「ほ～い」

ガチャ

穂乃果「ん～。暇になってしまった」

グゥ～

穂乃果「んふふ～。よっと…」

ガサゴソ

穂乃果「お～。美味しいそう」

海未『皆んな揃ってからに決まってるでしょう』

穂乃果「って言ってたしなぁ。匂いだけで我慢しておこう」クンクン

グゥ～

穂乃果「余計にお腹が空いて来たぞ～。……少しくらいなら食べても大丈夫かな？」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/14(木) 20:16:21.19

穂乃果「………ちょっと大きく切り過ぎたかな。流石にバレるよね……。戻せばバレないかな？」

ちょこん

穂乃果「ん～。なんか不自然だなぁ。やっぱり切れ目が…。まっ、いっか。箱にしまってっと…はっ、はっ、ハックション」

ベチャ

穂乃果「あぁっ！？しまった。ケーキがぁ…ぐちゃぐちゃに…」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 21:11:48.04

穂乃果「ど、どうしよう。どうしよう。取り敢えずケーキをどこかに…」

ガチャ

穂乃果「あっ！」

海未「…何をしてるんです？」

穂乃果「え？いや…」サッ

海未「今何か隠しました？」

穂乃果「いえ………」

海未「じゃあ、後ろに回した手を前に出してください」

穂乃果「……なんで？」

海未「なんでも」

穂乃果「今…ストレッチ中だから…。離すと効果なくなっちゃうから」

海未「意味の分からない事を…。まあ、いいです」

穂乃果「ふう」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 21:16:23.85

海未「そんな事よりケーキを食べましょうか！」

穂乃果「え？み、皆んなが揃ってから食べるんじゃないの？」

海未「皆んなまだ来ないようなので先に食べてしまいましょう！」

穂乃果「でも…待った方がいいよ！皆んなで食べた方が美味しいもん」

海未「さっきはあれほど食べたいと言っていたではないですか」

穂乃果「き、気分が変わったんだよ」

海未「穂乃果！正直に言いなさい！」

穂乃果「あっ……なんか…ケーキがこんな風になってしまいました」

海未「はあ……」

穂乃果「海未ちゃんごめんなさーい。もうつまみ食いしません」

海未「つまみ食いした事を怒ってるのではありません！隠そうとした事を怒っているのです！」グリグリ

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 21:17:04.22

穂乃果「じゃ。」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 21:30:08.44

「アキバメイド喫茶殺人事件」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 21:39:13.84

私の名前は高校生アイドル南ことり。

幼馴染で同級生の穂乃果ちゃんと海未ちゃんと廃校を阻止する為にスクールアイドルをやっています。

人前に出るのが苦手な私は自分に自信をつける為にメイド喫茶のバイトを始めて…

気が付いた時には伝説のカリスマメイドミナリンスキーになっていた！

皆んなにはまだ南ことりがミナリンスキーだとはバレていない。

私は皆にこのまま内緒でメイド喫茶のバイトを続けて行きます。

「たった一つの真実見抜く学校ではアイドル放課後はメイドその名はカリスマメイドミナリンスキー」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 21:44:32.60

メイド１「ご主人さまがお帰りで～す」

ことり「お帰りなさいませ。ご主人さま～」

客「ただいま～。お腹空いたよ～。ミナリンスキー」

ことり「ふふっ。何か食べたい物はありますか～」

客「それじゃあ、オムライスにしようかな～」

ことり「は～い。それじゃあ、少し待ってて下さいね。ご主人！」

客「は～い」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 21:49:11.32

ことり「オムライス注文入りました～」

メイド２「あいよ～。オムライスね！」

メイド３「あのお客さん毎日来てるね」

メイド１「南さんが入店してからお客さんが凄い増えたよね」

ことり「そうですか？」

メイド１「うん。倍くらい増えたよ。凄いよ。接客業の才能あるよ」

ことり「えへへ。ありがとうございます」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 21:53:00.03

カランコロンカラ～ン

ことり「あっ！ご主人さまがお帰りみたいです」

メイド１「お嬢さまがお帰りで～す」

穂乃果「いや～。私メイド喫茶なんて初めてですよ～。絵里先輩はよく来るんですか？」

絵里「いえ。私もこう言う所は初めてです」

穂乃果「海未ちゃ～ん。何してるの？早く入って来なよ」

海未「いえ。あの…こう言った所は慣れなくて…」

穂乃果「怖い所じゃないんだし。そんなに構えなくてもいいじゃない」

海未「そうですが…」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 21:59:49.72

ことり「あっ…」

メイド４「あの子達。近所の音ノ木坂の生徒じゃない？確か…南さんも音ノ木坂だったよね？」

ことり「知り合いじゃないですよ」

メイド４「え？」

ことり「知り合いじゃないですよ」

メイド４「そ、そうなんだ。同じ学校って言っても皆んな顔見知りって訳じゃないもんね」

ことり「はい！」

メイド３「じゃあ、南さん。あのお嬢さま達の接客をして来て貰える？」

ことり「えっ！？私がですか？」

メイド３「都合悪いの？」

ことり「友達なんです…バイトをしてる事を内緒にしてるんです」

メイド４「やっぱり顔見知りなんじゃない。じゃあ、私が行ってきます」

ことり「ごめん。ありがとうございます」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 22:05:47.65

穂乃果「いや～…海未ちゃん。オムライス…1800円だって。どうしよう。私、今日1200円しか持ってないよぉ」コソコソ

海未「じゃあ他のを頼めばいいでしょう」

穂乃果「メイド喫茶なのに？」

海未「別に構わないでしょ」

絵里「二人共決まった？」

穂乃果「あっ！はい！絵里先輩は決まりましたか？」

絵里「うん」

メイド４「ご注文を承ります」

穂乃果「ショートケーキを一つ！」

絵里「チョコレートパフェを」

海未「梅昆布茶味をお願いします」

メイド４「へ？」

海未「梅昆布茶味を…」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 22:11:09.84

ことり「穂乃果ちゃん達…今日は穂乃果ちゃん達の勉強を皆んなで徹底的に見るって話だったのに…どうしたんだろう」

ガチャーーーン

ことり「へ？」

客「ぐっ…ぐふっ…」

絵里「だ、大丈夫ですか？」

穂乃果「え、絵里先輩…手…手…」

絵里「え？」血がベター

絵里「き、きゃぁぁぁぁぁぁぁ」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 22:16:16.62

メイド２「はい。はい。そうですか」

ガチャ

メイド２「これから警察が来るって言うから」

メイド１「え？事件なんですか？」

メイド２「分からないけど。取り敢えずご主人さま達にも警察が来るまで残って貰う様にって」

メイド１「あのお客様って常連さんよね？ミナリンスキーのファンで」

ことり「はい」

メイド２「今、どう言う状況だったのか店長が近くに居たお客様に聞きに行ってるから」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 22:23:49.15

絵里「…隣に倒れた方とそのお連れの方が座ってて。最初は楽しそうにお話ししてたんですけど」

店長「けど？」

海未「途中で口論が始まったんです」

店長「口論が…」

穂乃果「それで…段々とヒートアップしていって。それで被害者の人がトイレに行ったのかな？で、帰って来てオムライスを食べてる途中に…」

客２「確かに喧嘩にはなったけど。別にいつもの事だし。俺は何もしてないよ。急に倒れたんだよ」

店長「なるほど」

メイド２「特に事件性はなさそうですね」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 22:34:44.69

穂乃果「絵里先輩大丈夫ですか？」

絵里「ええ。私は大丈夫だけど」

海未「警察もまだ来ませんね」

メイド３「はあ。まさかこんな事になるなんてね」

メイド１「ねえ？所でどうして厨房にケチャップが出しっ放しになってるの？うちのオムライスはデミグラスソースのはずだよね？」

メイド２「チキンライスを作る時に使ったんでしょ？」

ことり「あのご主人さまにはいつもケチャップで似顔絵を描いていて…あっ！」

メイド「どうしたの？」

ことり「い、いえ」

ことり（分かった！この事件の真相がすべて解けた！」

メイド１「どこに行くの？」

ことり「ちょっとトイレ…」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 22:43:50.97

穂乃果「ねえ。あの倒れた人…そのままにしておいて本当にいいの？」

絵里「店長さんが警察と救急車が来るまでそのままにって言ってたでしょう？」

穂乃果「けど…」

ことり（穂乃果ちゃん…。ごめんなさい。えいっ！）シュッ

穂乃果「ぐへっ」

海未「へ？穂乃果？」

ことり「んっ、んん。あ～ファイトだよ！」

海未「は？」

ことり「この事件。謎が全て解けました」

絵里「へ？本当なの？」

ことり「はい。絵里先輩の手に付いていたその血。それは本当に血でしたか？」

絵里「え？いや…だって…」

ことり「倒れたご主人さまはここのお店の常連なんです。ご主人さまが食べていたここのお店のオムライスは普段はデミグラスソースなのですが。このご主人さまにはいつもケチャップをかけて提供しています」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 22:52:33.22

絵里「それって。私の手に付いたのはケチャップだったって言うの？けど、流石に血とケチャップを間違えるなんて」

ことり「人間なんて思い込んだらそう見えてしまうものです」

絵里「けど…じゃあ、倒れた理由は？」

ことり「そのご主人さま。ご飯をかきこむ癖があるんです。それについてはここのメイドにも何度も注意されていました。いつか喉に詰まると。そうですよね？」

メイド２「え？あっ、はい」

海未「それは…つまり。オムライスを喉に詰まらせて倒れたと？」

ことり「そう言う事！」

海未「そんな馬鹿な話が…」

ことり「そんな馬鹿な話があるんだよ」

客「ゴホッ。ゴホッ。うっ…うう…あれ？俺は…」

メイド２「あっ！息を吹き返した！」

ことり「ご主人さま。もう二度とご飯をかきこんではいけませんよ」

客「ん？は、はい」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 23:00:02.21

タラタッタッタ～タータラッタッタタ～タ～

絵里「今日は散々だったわね。こんな嘘みたいな話が実際に起きるとは…」

穂乃果「って言うかさなんか首が痛いんだけど」

海未「本当に何も覚えてないのですか？」

穂乃果「うん。何も」

絵里「って言うか。どうして誰も呼吸を確認したかったのかしら」

海未「そうですね」

ことり「あっ！穂乃果ちゃ～ん」

穂乃果「あれ？ことりちゃんだ！」

海未「ことり？今日用事があると言ってませんでしたっけ？」

ことり「用事はもう終わったんだ」

穂乃果「ふ～ん。そうなんだ。実は今日さ、メイド喫茶に行ったんだけどね。色々あって大変さだったよ。ことりちゃんは行った事ある？」

ことり「え？あはは…今日も居たとは言えないな…」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 23:02:49.64

next love Live the hint！

ことり「ワンダーゾーン」

ことり「マカロンふわふわ美味しいなぁ～」

海未「ことりは大丈夫でしょうか？」

穂乃果「さあ？」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/14(木) 23:03:05.88

取り敢えず
完

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/15(金) 00:03:02.69

「音物語」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/15(金) 00:15:27.77

西木野真姫が誰かと喋っている所を見た事がない。

なんて噂されていたのは遥か昔の話である。
遥か昔なんて言い方をするとまるで100年単位の大昔の様に聞こえるけれど私の人生16年に対しての1年は宇宙の長い歴史と相対的に見るとあながち間違いではないと言える。

友達はいらない。人間強度が下がるから。

そう思っていた。

しかし。

ある日の事だった。

「ねえ。あなたスクールアイドルに興味ない？」

**名無しで叶える物語**(えびふりゃー) · 2019/11/15(金) 22:35:03.31

はよ

**名無しで叶える物語**(SIM) · 2019/11/16(土) 21:50:27.75

保守

**名無しで叶える物語**(りんご) · 2019/11/16(土) 22:17:31.55

ほっほっほー

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/17(日) 01:28:14.92

音楽室でピアノを弾いてる時に声を掛けてきたのは穂乃果だった。後のスクールアイドルμ'sのリーダー、高坂穂乃果だった。

紆余曲折あって（ここで説明すると長くなるので割愛する）私は穂乃果の誘いを受ける事にした。

そのおかげで、穂乃果の勧誘のお陰で私は学校で人と話す様になった。

それが当たり前になっていた。

当たり前になっていたので練習が休みの日など誰とも話すきかない日はそわそわしてしまい仕方なかった。

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2019/11/17(日) 05:16:34.21

普通に神谷浩史で再生される
チャプター番号入れた方が再現度上がるかな

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/17(日) 07:56:34.23

なので、私は私の意思で私の部屋を飛び出して街に繰り出す事にした。

目的地は和菓子屋「穂むら。」で私はおまんじゅうを買おうつもりだった。

道中、もしかしたら偶然に知り合いの誰かとばったりと出くわすかもしれないなんて期待はしていないけれど有り得ない話ではないと思う。

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/17(日) 08:02:44.75

ちなみにGoHAN-YAのモデルは神田にある、カフェヴェローチェという店の模様

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/17(日) 20:48:22.71

部屋着のままでは流石に乙女としてはマナー違反なので私は少しだけお洒落をして家から出た。

友達の誰かに偶然会うかもしれないからお洒落をしたのではない事は言っておきたい。私はマナーを守る人間だから。ただ、それだけである。

私は玄関のドアノブを回した。

**名無しで叶える物語**(関西地方) · 2019/11/18(月) 16:19:18.24

はよ

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/18(月) 19:53:29.95

01

凛「あれ？もしかして、もしかすると、もしかしたら、真姫ちゃんじゃないかな？」

穂むらに行く道中に凛と遭遇した。

凛「西木野真姫ちゃんじゃないかなにゃ？」

思い出したかの様に語尾を変えるな。

凛「えっへん。アイドルとしてキャラ作りは大事だからね！」

真姫「あっそ」

凛「所で真姫ちゃんはこんな所で何をしてるのかにゃ？あっ！もしかして、練習がお休みで誰とも会ってないから寂しくなっちゃったの？」

真姫「ち、ち、違うわよ」

図星だった。

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/18(月) 20:11:45.34

凛「へ～」

何よその目は。

真姫「穂むら。におまんじゅうを買いに行く途中なのよ」

凛「へ～穂むら。に？これまたどうして？」

真姫「どうしてって。だから言ってるじゃない。おまんじゅうを買うためだって」

凛「おまんじゅうそんなに好きだったっけ？実は穂乃果ちゃんに会いに行く口実だったりして」

ギクッ。

凛「にゃはは～。やっぱり図星にゃ～」

真姫「だから違うってば」

凛「凛も暇だったらきびだんごなしでお供しても良かったんだけどね」

きびだんごがあるのなら和菓子屋には行かないし猫にきびだんごはあげない。

**名無しで叶える物語**(もんじゃ) · 2019/11/19(火) 18:54:34.76

保守

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/19(火) 21:29:58.21

真姫「で？凛の方こそ何をしてるのよ？本当に忙しいの？」

凛「失礼だなぁ。凛だって忙しい時くらいあるよ。凛はこれからラーメンを食べに行くんだよ」

こんな時間にラーメンを？今15時だけど。

凛「ラーメン屋さんにラーメンを食べに行くんだよ」

なぜ二回言う。

凛「けどけど。忙しい身である凛だけれども。今すぐにでもラーメンを食べたい凛だけれども真姫ちゃんと多少の時間ならお喋りする余裕くらいならあるんだよ」

だいぶ会話をしてから言われても。

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/19(火) 21:41:40.81

凛「凛、面白い遊びを思いついたんだよ！」

真姫「面白い遊び？」

凛「言いにくい言葉の並びの文章をどれだけ早く言えるかって遊びだにゃ」

その遊び、ずっと昔からある。

凛「隣の客はよく柿喰う客だ。言える？」

真姫「隣の客はよく柿喰う客だ」

凛「真姫ちゃん凄いにゃ。流石お金持ちだにゃ」

それは関係ない。

そんな事より

真姫「じゃあ、次は凛の番ね。斜め七十七度の並びで泣く泣く嘶くナナハン七台難なく並べて長眺め」

凛「にゃにゃめにゃにゃじゅうにゃにゃどのにゃらびでにゃくにゃくいにゃにゃくにゃにゃはんにゃにゃだいにゃんにゃくにゃらべてにゃがにゃがめ」

真姫「やっぱり」

可愛い。

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/19(火) 21:41:41.07

凛「凛、面白い遊びを思いついたんだよ！」

真姫「面白い遊び？」

凛「言いにくい言葉の並びの文章をどれだけ早く言えるかって遊びだにゃ」

その遊び、ずっと昔からある。

凛「隣の客はよく柿喰う客だ。言える？」

真姫「隣の客はよく柿喰う客だ」

凛「真姫ちゃん凄いにゃ。流石お金持ちだにゃ」

それは関係ない。

そんな事より

真姫「じゃあ、次は凛の番ね。斜め七十七度の並びで泣く泣く嘶くナナハン七台難なく並べて長眺め」

凛「にゃにゃめにゃにゃじゅうにゃにゃどのにゃらびでにゃくにゃくいにゃにゃくにゃにゃはんにゃにゃだいにゃんにゃくにゃらべてにゃがにゃがめ」

真姫「やっぱり」

可愛い。

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/19(火) 22:02:53.19

02

A- RISEの綺羅ツバサと出会ったのは凛と別れてすぐだった。

ツバサ「あら？どこの誰かと思ったら。μ'sの西木野真姫さんじゃない。こんにちは」

真姫「こんにちは」

ツバサ「こんな所で会うなんて。今日はμ'sの練習はお休み？」

真姫「ええ。たまには身体を休めるのも大切だって」

ツバサ「なるほど。それは良い案ね。提案したのはーーーーー。絢瀬絵里さん辺りかしら？」

御明察。流石はA- RISEのリーダー。

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/19(火) 22:25:29.98

ツバサ「そんな事言い当てるのは簡単だわ。μ'sのリーダーは穂乃果さんだけど練習メニューやスケジュールは絢瀬絵里さんと園田海未さんが考えてるんでしょう？」

真姫「良く知っていますね」

ツバサ「同じスクールアイドルとしてあなた達に興味があるんだもの。調べたわ」

真姫「へぇ。私達の事は何でも知ってるって言いたいのね」

ツバサ「何でもは知らないわよ。知ってる事だけ」

ふぅん。それってどう言う事？

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/19(火) 22:31:25.17

ツバサ「でも、良いのかしら？」

へ？何が？

ツバサ「今日は身体を休める為の休暇でしょう？出歩いていて良いの？」

それはーーーーーー。

ツバサ「けれど、癒しが必要なのは身体だけじゃない。心にも癒しは必要なのよね。寂しい時には友達に会うとか」

私、何も言っていないのに。この人はどんどん言い当ててくる。

ツバサ「そろそろ時間だわ。私も行かなくちゃ。高坂穂乃果さんにヨロシクね」

やっぱり彼女にはお見通しだったみたい。

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/19(火) 22:46:50.12

03

絵里「今日は普段の疲れを取る為の休みだったはずだけれど。こんな所で何をしてるの？」

穂むら。の前で声を掛けて来たのは賢くて、可愛くて、クールな元生徒会長エリーチカ事、絢瀬絵里だった。

絵里「まあ。プライベートな時間にまで首を突っ込むつもりはないけれど。ちゃんと身体は休めてる？」

真姫「問題ないわ」

絵里「そう。ならいいけど」

真姫「絵里の方こそ今日はどうしたのよ？」

絵里「私？聞きたい？」

**名無しで叶える物語**(茸) · 2019/11/19(火) 23:39:54.02

そうやって意味ありげに言うので私は理由を聞くことにした。

絵里「穂むら。でチョコレートを使った新作のおまんじゅうを販売するんですって！私もう楽しみで楽しみで」

私は詳しく聞いたのを後悔した。

あの、クールで冷静沈着な生徒会長はもう居ない。私の目の前に居るのはチョコレートを楽しみにしてるあどけない一人の少女。

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/20(水) 21:42:59.19

絵里「それで？まんまと話を逸らされてしまったのだけれど。真姫はここに何しに来たのかしら？身体はちゃんと休めてるの？」

さっきプライベートな事にまで首を突っ込むのはやめると言ったのに。

真姫「別に。ただ、おまんじゅうを食べたくなったからおまんじゅうを買いに来ただけ。疲労回復に糖分は最適でしょ？」

絵里「へ～それだけ？」

真姫「それだけよ！他に何かある？」

どうして誰もかれもいちいち疑うのかしら？私って普段からそんなに信用ない？

絵里「別にそう言う訳ではないけどね。ほら？真姫ちゃんってちょっぴり素直じゃないから。寂しい時に寂しいって言えないタイプでしょ？」

真姫「そんな事ないわよ！！！」

否定の声は大きく、どうやら店の中まで丸聞こえだったらしい。

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/20(水) 21:52:48.42

04

私の声を聞きつけて穂乃果が店の戸を開けて駆けつけて来た。

穂乃果「二人共…人ん家玄関の前で何してるの？偶然？」

絵里「そう。偶然なのよ。偶然、お店の前で出会ったの。私は例のおまんじゅうを買いに来たんだけど…」

まるで私は違う理由で来たみたいに言わないでくれないかしら。

穂乃果「真姫ちゃんは？もしかして私に会いに来たとか？」

真姫「はぁ？なんでそんな…」

私は性懲りも無く否定をしようとした。

穂乃果「だとしたら嬉しいよぉ。練習がお休みで疲れが取れる～何て喜んでたけど。皆んなに会えないと寂しくて寂しくて…。連絡しようか迷っていた所だったんだよ」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/20(水) 22:13:31.18

私はなんだか拍子抜けしてしまった。

私が必死に強がって見せていたのに穂乃果はこうも簡単に心の内を見せつけてくる。

弱音を吐かぬ様にと嘘を吐き、嘘憑きになっていた。そんな自分に嫌気もさしていた。嘘疲れしていた。

そんな時に穂乃果のあれである。

なんだか強がっていた私が馬鹿みたいだ。

穂乃果「えへへ～。それじゃあさ、お茶を入れてくるから3人で新作のおまんじゅうでも食べようね」

友達はいらない。人間強度が下がるから。

そんな中二病紛いの事を言うのはもうやめよう。

私はもう高校生になったのだから。

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/20(水) 22:14:04.44

取り敢えず
完

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/21(木) 16:17:15.66

取り敢えず
乙

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/21(木) 22:25:52.08

「海未は発明の母」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/21(木) 22:29:15.31

海未「今戻りました～」

タッタッタッタッ

絵里「お帰りなさい。一人で買い出しに行かせてごめんなさい」

穂乃果「荷物重くなかった？」

海未「大丈夫ですよ。そんな事より良い物を買って来ましたよ」

穂乃果「お土産！」

海未「あっと驚く主婦の味方ですよ！」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/21(木) 22:32:57.80

ガサガサ

海未「これです」

穂乃果「全自動卵割機？」

海未「どうですか？驚いたでしょう？」

ことり「どうやって割るの？」

凛「みたいにゃ～」

海未「ちょっと待って下さい。今説明書を読みますから。ふむふむ」

穂乃果「手で割った方が早いんじゃない？」コソコソ

絵里「しぃ～」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/11/21(木) 22:33:09.64

全自動卵割り機

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/21(木) 22:35:43.06

海未「真姫。卵はありますか？」

真姫「まぁ。あるけど…持ってくる？」

海未「お願いします」

タッタッタッ

真姫「はい」

海未「ありがとうございます。では、まず卵を入れる。そしてレバーを引く」

ウィーンガシャガチャガチャ

パカッ

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/21(木) 22:40:13.39

凛「わ～凄いにゃ～」

穂乃果「ねえ海未ちゃん。私もやっていい？」

海未「いいですよ！壊さない様にして下さいね」

穂乃果「うん」

ガチャパカッ

凛「凛もやりた～い」

ガチャパカッ

海未「どうです？凄いでしょう？」

絵里「そ、そうね」

真姫「そんな事より。こんなに卵を割ってどうするのよ？」

絵里「カレーは最終日にし変更して今日はオムライスでも作りましょうか」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/11/21(木) 22:40:50.18

誰が出入り禁止になるのかな

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/21(木) 22:47:33.83

ワイワイガヤガヤ

花陽「美味しいですぅ～」

真姫「花陽は何でもいいんでしょ」

海未「そんな事ないですよね？」

花陽「うん。こんなに美味しいオムライスを食べれるのも海未ちゃんのお陰だよ」

海未「うふふ」

穂乃果「海未ちゃん凄い機嫌がいいね」コソコソ

希「そうやね。海未ちゃんって…たまに訳わからん事するなぁ」コソコソ

ことり「海未ちゃん。これどこで売ってたの？」

海未「通りで実演販売してたんですよ。いずれ一家に一台の時代が来ますよね！」

絵里「一家に一台…」

真姫「料理自体、全自動の時代が来ると思うけど」

**名無しで叶える物語**(しうまい) · 2019/11/21(木) 22:50:13.31

穂乃果「ねえ！明日もその卵割機を使おうよ！」

凛「え？明日もオムライス？」

花陽「やったぁぁ」

穂乃果「いや…すき焼きだよ！」

絵里「えぇ…それは…」

海未「いいじゃないですか！そうしましょう！」

絵里「ええ…」