絵里「……スクールアイドル部?」穂乃果「はい!私たち、廃校阻止のための活動を始めたいんです!」
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絵里「……?廃校阻止とアイドル活動に何の関係が?」
穂乃果「スクールアイドルって素敵なんです!キラキラしてて、きっと生徒会長もスクールアイドルを見たら、きっと音ノ木坂を知らない人たちも私たちの活動を見たら、興味を惹かれると思います!」
絵里「興味を惹かれることがこの学校に入る試験問題なの?」
穂乃果「ダメですか……?スクールアイドル、私はやりたいです!」
絵里「言っている意味が分からないわ」
穂乃果「私たちもこの学校のために何かしたいんです!動きたいんです!」 >>794
どっちが可愛いと思う?って聞いただけでこんなに言われるんだもんな 輝くことを自重せずキラキラからギラギラに変わるの草 歌ってくれてありがとうと言わせようとかとんでもねえなw 酷ぇ!w
ギラギラなんてよく発想したわ
天才SS作家だな 穂乃果「できたー!」
穂乃果「できたできたできたー!」
穂乃果「やったやっととっと できた やっとやっととっと できた」
穂乃果「やあやあやあやあ できた できた できた できた ハイハイハイ!」
亜里沙「……」
雪穂「……何が出来たの?」
穂乃果「送辞だよ!卒業式の送辞!」
亜里沙「掃除ですか……」
穂乃果「やっと出来たよー!ずっと悩んでたんだぁ!行ってきまーす!」
亜里沙「穂乃果さん、私たちの服……」
雪穂「完全に気付いてなかったよね……」 穂乃果「私、高坂穂乃果!16歳!生徒会長!美少女!μ'sのリーダー!ラブライブ優勝の立役者!偉い!私凄い!」
凛「おーい!」
花陽「穂乃果ちゃん、おはよ!」
穂乃果「この3人は私のしもべ!あっ!声に出てた!みんなは!?」
真姫「……私たちも今来たところよ」
穂乃果「機嫌悪そうだね!ファイトだよっ!」
真姫「……」
穂乃果「あっ、にこちゃんもおはよー!」
にこママ「にっこにっこにー!」
凛「何か声が低いにゃ、にこちゃんの偽物にゃ」
にこママ「……」
にこ「あっ、お母さん、来てたんだ……」 にこママ「ラブライブ、優勝したそうね」
にこ「……ええ、会場中に夢を届けたのよ」
にこママ「そう……」
にこ「私がどうしてスクールアイドルを目指したか分かる?」
にこママ「自分のことを可愛いと思ってるから?」
にこ「……それは当然すぎて勘定してなかったわ」
にこママ「……ではどうして?」
にこ「みんな、私を見ると幸せな気持ちになるでしょう?いつか世の中を、嘘偽りの無い幸福で満たしたいと思ったのよ、お母さんが昔、サンタクロースは実在しないと言ったあの日にね……」
真姫「……!?」 海未「卒業式の日に、遅刻ですか……」
ことり「前から思ってたけど、自覚無さすぎだよね」
穂乃果「二人の資質を見てたんだよ、私に頼ってばかりだとこの先ダメだよ?」
海未「……送辞は出来たのですか?」
穂乃果「もちろん!ことりちゃん、ポケットから出して読んでみて!」
ことり「……穂乃果ちゃん、ポケットティッシュしか入ってないよ」
穂乃果「そんな!?」
海未「家に忘れたということですか……?」
ことり「ふふっ、穂乃果ちゃんらしいね……」
穂乃果「言うようになったね……!」 穂乃果「希ちゃん!」
希「穂乃果ちゃん……どう?」
穂乃果「どう?私の体調?バッチリだよ!」
希「ちゃうよ、うちの髪型」
穂乃果「……?」
希「一つにしてみたんやけど」
穂乃果「いつもはどんな髪型だっけ……」
希「……」
穂乃果「……じゃあ、またあとで!」
希「……」 穂乃果「絵里ちゃん!どうしたの、希ちゃんが探してたよ!?」
絵里「どうしたってことも無いけど……何となく、足が向いて……」
穂乃果「ほんと生徒会長の役職好きだよね!」
絵里「……好きだと思ってたんだけどね、昨日、部屋の片付けをしていたら古いアルバムを見付けて……生徒会長の頃のね」
穂乃果「絵里ちゃん……」
絵里「あの頃の私って、全然余裕がなくて、意地ばかり張って……」
穂乃果「絵里ちゃん……!」
絵里「みんなに助けられてばかりだったなあ、って……」
穂乃果「絵里ちゃん!卒業式の準備まだだから!時間無いから!もう行くね!」
絵里「え、ええ……」 司会「送辞、在校生代表、高坂穂乃果」
穂乃果「はい!」
穂乃果「送辞、在校生代表、高坂穂乃果」
穂乃果「先輩方、ご卒業、おめでとうございます!」
穂乃果「実は、昨日まで、ここで何を話そうか、ずっと悩んでました……」
穂乃果「でも、私、昔から、そういうの苦手だったな、って!」
卒業生「わははは!」
穂乃果「だから!紙にまとめた言葉じゃなくて、今の、自分の言葉で先輩方を送りたいと思います!」
凛(絶対仕上がらなかっただけだ……)
花陽(紙無くしたのかも……)
真姫(家に忘れてきたんでしょ……) 穂乃果「考えるよりも先に体が動くほうで、でも、自分を上手く表現することが出来なくて……不器用で……」
穂乃果「でもそんなとき、私は歌と出会いました!歌は、気持ちを素直に伝えます!歌うことで、みんなと同じ気持ちになれます!歌うことで、心が通じ合えます!」
穂乃果「私、そんな歌が好きです!歌うことが大好きです!」
希(いや、これ送辞やないやん、自己紹介やん)
穂乃果「だから、ここで歌いたいと思います!」
にこ(何で!?)
穂乃果「アイシテル、ばんざーザー、こザーコでひょかたァアアピィイイイイふぁザーたしたぁちぃのいマガァこザーこザーピィイイイイにあふザーぅ」
絵里(歌うようにセッティングしてないからノイズ酷すぎ……)
海未「大好きだ」
ことり「ばんざーい!」
穂乃果(私が歌ってるのに!邪魔しないで!)
穂乃果「マケナザーイユピィイイイイウキ」
海未「負けない勇気ー!!!」
ことり「負けない勇気ー!!!!!!」
穂乃果「私たザーちはピィイイイイ今ザーをたのピィイイイイしもおおおおお!!!!!!!」
海未「おおおお!!!!!」
ことり「おおおおおお!!!!!!!!」 真姫「部室の荷物って全部にこちゃんの私物だったの……?」
にこ「みんなに貸し出してたのよ」
凛「私財をなげうつなんて、童話に出てくるサンタさんみたいでカッコいいにゃ!」
真姫「サンタ……サンタ……?」
花陽「でも、部室が小綺麗になりすぎちゃいますね」
にこ「次の部長が資料として持ってくればいいでしょ」
凛「次の部長……?」
にこ「花陽、あんたやりなさいよ、アイドルに一番詳しいんだし」
花陽「ムリムリムリムリムリ!」
凛「凛だってμ'sのリーダーやったんだよ!?かよちんなら出来る!」
花陽「こんなところで勝手に決めたら2年生の3人に何言われるか!っていうか凛ちゃんのそれは自分で掴みとったみたいに言っていいものじゃないでしょ!」 真姫「部室の荷物って全部にこちゃんの私物だったの……?」
にこ「みんなに貸し出してたのよ」
凛「私財をなげうつなんて、童話に出てくるサンタさんみたいでカッコいいにゃ!」
真姫「サンタ……サンタ……?」
花陽「でも、部室が小綺麗になりすぎちゃいますね」
にこ「次の部長が資料として持ってくればいいでしょ」
凛「次の部長……?」
にこ「花陽、あんたやりなさいよ、アイドルに一番詳しいんだし」
花陽「ムリムリムリムリムリ!」
凛「凛だってμ'sのリーダーやったんだよ!?かよちんなら出来る!」
花陽「こんなところで勝手に決めたら2年生の3人に何言われるか!っていうか凛ちゃんのそれは渋々やらされましたみたいに言っていいものじゃないでしょ!」 穂乃果「久々に立つと……この講堂、広くないね……」
海未「もはや私たちはこの程度の箱に収まる存在ではないのです、ラブライブ優勝チーム、μ'sですよ?」
絵里「屋上も行ってみましょうか、もっと狭く感じるはずよ」
海未「……考えてみれば、練習場所がなくて、ここに集まったんですよね」
ことり「部として認められなかったから、部室も練習場所も無かったんだよね、誰のせいとは言わないけど……」
絵里「……」
希「屋上に来なければよかったと思ってるやろ?」
穂乃果「そうだ!」
真姫「どうしたのよ急に、バケツとモップなんて持って!」
穂乃果「書くんだよ、ここに!μ'sの……えーいっ!」
ことり「はっ!?」
花陽「高坂穂乃果……」
穂乃果「μ'sで一番優れたメンバーの名を学校に残そう!」
絵里「ずるい!私も書きたい!」
にこ「矢澤にこ、っと!」
凛「星空凛……!」 元も冷静に考えたら卒業式の私物化じゃんと突っ込まれていたが比ではない 絵里「……じゃあ、行くね」
真姫「あれ?誰かケータイ鳴ってない?」
花陽「私のです!……!?ええーっ!?」
希「どうしたん!?」
花陽「μ'sに……μ'sに……スクールアイドルの宣伝活動をアメリカでしてくれないかって、オファーが……」
穂乃果「何でそれが花陽ちゃんのケータイに!?」
海未「時期はいつなのです!?」
花陽「もうすぐにでも……!」
にこ「資本主義の豚どもがμ'sの商業的価値の高さに気が付いたってわけね……」
凛「A-RISEに見切りをつけたってわけかにゃ」
ことり「あれだけバカにしてたA-RISEと同じ土俵に立つわけだよね……どうするの?」
絵里「どうするも何も、アメリカよ、アメリカ!?私たちがより目立つチャンスじゃない!そんなの、やるに決まってるでしょ!」 こいつら絶対辞めないわ
なんだかんだ言って生涯アイドル続けるわ絶対 ・ラブライブ優勝チームのドキュメンタリー製作を依頼された京極花田、取材を経てμ'sの姿を知るに連れ、大幅な改編が必要だと悟っていくショートストーリー
・廃校阻止のためラブライブ優勝を目指すこととなるG's Aqours、純真な彼女たちはμ'sの助言を素直に聞き入れて成長していく(ストーリーはアニメ準拠)
・Aqoursのドキュメンタリー製作を任された酒井花田、前回のトラウマからμ'sのアドバイスシーンを極力Saint Snowに置き換えていく花田と、炎上覚悟でμ'sの存在を無かったことにする決断を下す酒井
まで書きたかったけど途中でエタりそうだからひとまず終わり この穂乃果なら「限られた時間の中で精一杯輝こうとする私が大好き」って結論に至るんだろうな…… >>811
穂乃果が歌ってるの昔NHKでやってた番組だよな
名前出てこないけど >>828
乙
純情G′s aqoursがこのμ'sの助言で成長(意味深)していく物語とかヤバすぎる そんなのやるに決まってんじゃん!ってやつかw
こいつら絶対辞めない気がする… 作者の知性が滲み出てたSSだったわ
改変上手すぎか 完結乙 不定期な楽しみファァンったけどとうとう終わっちゃったかファァン
でもよくヒィィィィンンンたと思う いやあ酷かった(褒め言葉)
メンバーの髪型すら覚えてないのは草
結構特徴ある髪型なのになあ… 久々に長編SSで全部読み切ったわ
最初から最後まで畜生でしたね スレタイで損してるSSランキング堂々の1位
何が目的のスレなのか全く見抜けなくてワロタ どこのサイトもまとめてないのは量が多くて大変なのもあるだろうけどSSだと気付かれてないわ ひたすらに改変ネタを詰め込みまくるスタイルを最後まで貫き通したのがすさまじい
めちゃくちゃ笑わせてもらったよ面白かった
「私が叶える物語」は表現の本質を突いた素晴らしいフレーズだと思う、真面目に すごく面白かっただけに欲を言えば劇場版とか>>828も見たかった
気が向いたら是非書いてほしい
>>851
これに限らず最近ラ板の長編SS全然まとめられてないよな もったいない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています