海未「ふぁ〜あ・・・眠いな・・・」 ことほの「「!?」」
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穂乃果「こ、ことりちゃん今・・・!?」ボソッ
ことり「う、うん、海未ちゃんがいつもの敬語じゃなかったね・・・」ボソッ
海未「むー・・・」ウトウト
穂乃果「う、海未ちゃん?眠いの?」
海未「うん・・・結構眠い・・・」
穂乃果「ヘァッ」 バタァン
ことり「穂乃果ちゃんが倒れちゃったよぉ!」
海未「わっ・・・どうしようことり、穂乃果が倒れちゃった」ウワメヅカイ
ことり「チ゚ュ゚ン゚」ドタァン
海未「ことりまで・・・ああもう眠い・・・」スヤァ
ガチャ
希「おっすー、皆揃って・・・る・・・」
穂乃果「」
ことり「」
海未「すぴー・・・」
希「・・・いや何があったん?」 〜その後〜
希「ほー、あの海未ちゃんが所謂タメ口をねぇ」
ことり「何だか眠そうにしてたし、判断力が鈍ってたのかも」
穂乃果「そんな事よりッ!!あの海未ちゃんがタメ語だよォ!?」
穂乃果「あんな破壊力・・・18年間生きてきて一度もなかったよッ!!」バァン
希「んな大袈裟なぁ」
ことり「でも、現に私たち気絶しちゃってるし」
希「いやまあね、それは事実だけども」
希「・・・って幼馴染2人は言うてるけど、当事者はどうなん?」
海未「・・・///」プシュー
穂乃果「すっごい可愛かったよ海未ちゃん!!」
海未「忘れて下さいっ!///昨日は弓道の試合や家の用事が続いた疲労から来たのです!!」
ことり「やっぱり疲れてたんだね、海未ちゃん」
海未「疲れでもなければ、この染み付いた口調は変わりませんよ・・・」
穂乃果「ねぇ海未ちゃんっ!」
海未「お断りします」
穂乃果「まだ何も言ってないよォ!?」
海未「どうせ私に一日敬語を辞めろとでも言うのでしょう?」 穂乃果「うぐっ」
海未「先程も言いましたが、これは染み付いたものなのでそう簡単に変えることは出来ないのですよ」
希「でもその口振りじゃあ、タメ口に興味はあるって感じやな」
海未「そ、そんな訳・・・///」
ことり「私も聞きたいなぁ〜♡海未ちゃんのタメ口!」
海未「こ、ことりまで・・・」
ガシッ
海未「ふぇっ!?///ほ、穂乃果っ!?///」
穂乃果「ねぇ〜・・・」
希「海未ちゃん・・・」ガシッ
ことり「・・・」ガシッ
海未「なななな何ですかっ!?二人までっ!?///」
ことほののぞ「「おねがぁい!!♡」」
海未「オアァーーーッ!!!」 CRITICAL HIT!!!
ガッシャァン
希「海未ちゃん!?」
ことり「だ、大丈夫・・・?」
ムクッ・・・
海未「・・・き、今日だけですよ・・・///」 https://youtu.be/1hLIXrlpRe8
〜廊下〜
凛「それでねっ、凛は相手の事を海に沈めたんだにゃ!」
花陽「ふふ、凛ちゃんったら」
凛「・・・あっ、海未ちゃんだ!おーい海未ちゃーん!」
花陽「おはよう、海未ちゃん」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「ああ、おはよう、凛、花陽!」イケメン
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 花陽「パナァッ!!」ブシャー
凛「かよちぃぃぃぃぃん!!かよちんから噴水の如く鼻血がァァァッ!!」
花陽「う、海未ちゃん・・・どうしたの?」ボタボタ
海未「どうしたのって・・・私はいつも通りだよ」
花陽「ケッ、敬語じゃない、んだね」
海未「ああ、たまにはこんなのもいいかと思って、辞めてみたんだよ」
海未「・・・どうかな?」イケボ 花陽「エンッ!!!」ドッタァン!!
凛「か、かよちんが昔凛が理科室で何かヤバい匂いのする薬品を嗅いだ時みたいな倒れ方したにゃぁ!!」
花陽「」
凛「う、海未ちゃん!?一体どうしたのさ?!」
海未「ど、どうしたもこうしたも私は普通だよ」
凛「何かあったに決まってるよっ!洗いざらい事情を全部説明してもらーー」ツカツカッ
花陽「パナァ・・・///」ゴロッ
凛「えちょっ、かよちんあぶなっ」
海未「っ!危ないっ!」
ガシッ
海未に抱き締められる様な形になる凛
凛「あっ・・・ありがとにy」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「・・・大丈夫?凛」耳元イケボ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 凛「ニャンチュウッ!!」バタァンッ!!
海未「えっ、凛っ!?りぃぃぃぃぃぃん!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜物陰〜
穂乃果「うっはー・・・何か凄いことになってるよ・・・」
希「うしし、イケメン系クール女子の話し方を伝授しといてよかったわ」
ことり「(あれはヤバい・・・///)」
希「おーい海未ちゃーん!次の作戦練ろうやーん!」
海未「あ、はい・・・」
海未「・・・作戦?」 〜音楽室〜
真姫「・・・ふぅ、あんまり音が乗らないわね・・・」
真姫「こんな時は、作詞の視点から色々教えて欲しいものだけど」
ガラッ
真姫「あら、海未、ちょうどいい所に来たわ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「ああ、どうしたんだ?真姫」キリッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
真姫「ヴェアッ!!」ダァン!
海未「お、おいおい、鍵盤はそんなに強く叩いたらダメだろう」
真姫「う、海未・・・?いつもの話し方じゃないの?てかぶっちゃけほとんどA-RISEの英玲奈さん・・・」 海未「ああ、ちょっと思う所あってな、まあ、たまにはこんなのも良いだろ?」
真姫「そ、そうね・・・(ヤッバめっちゃカッコイイ・・・///)」
海未「で、ちょうどいい所にってどういう事だ?」
真姫「そ、そうそう、ちょっと音と歌詞が合わないような気がしたのよ、作詞から何か意見を貰えるかしら」
海未「成程な、じゃあ早速伴奏を頼めるか?ある程度歌詞を考えてみたいんだ」
真姫「ええ、じゃあ・・・」ポロン・・・
・・・〜♪
海未「・・・気まぐれな光で〜」
真姫「(しかし、サラッと即興で歌詞を作るなんて・・・結構凄いことよね)」
海未「あなたを見つけるよー・・・」
真姫「(さてと、ここからテンポを上げて・・・っ!?///)」
ピアノを弾く真姫に、後ろから覆い被さるように手を置く海未
真姫「(ちょちょちょ何何何ィ!?///)」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「刺激に攫われてしまえ、こんな夜は・・・」耳元イケボ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 真姫「マジエンジェッッッ!!!」ガァン!!
海未「うわっ、どうしたんだ真姫!?」
真姫「な、ナンナノヨ・・・っ///あなた今日ちょっとおかしいわよっ!?///」ゼェゼェ
ガガーッ・・・
?「むー、意外としぶといね・・・よしっ、海未ちゃん!」
真姫「あ、あれ、そのイヤホンは・・・?」
ガシッ
真姫「ヴェッ!?///」
髪の毛サラッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「怪我は無いか?真姫」グイッ
海未「全く・・・君のその綺麗な顔に傷でも付いたら、どうしてくれるんだ?」壁ドン顎クイ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 真姫「ヴエェェェェェアアァァァッ!!!///」ガクガクブシャー
海未「うわあああああ真姫の色んな所から新鮮なトマトジュースがアアアアアアッ!!!」
ドドドドドッ
ガラッ!!
穂乃果「いや流石にこの量はヤバいってぇ!!」
希「あかん早く輸血パックうぅぅぅぅ!!」
ことり「えへへ、やり過ぎちゃったかな?♡」
ほののぞ「「やり過ぎ!!」」
海未「全く・・・」
真姫「ヴェ・・・///」ピクピク 希「とりあえずことりちゃんが保健室まで搬送してくれるって」
海未「大事はなさそうで何よりです」
希「いや大ありやろ」
穂乃果「海未ちゃん海未ちゃん、次はさ・・・」
海未「もう、性懲りも無く・・・」 〜生徒会室〜
絵里「・・・さて、書類はこんなものかしらね」トントン
ガチャッ
絵里「あら海未、おはよう。どうしたの、わざわざ生徒会室まで・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「おはようっ!絵里ちゃん!」キラッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「хорошо!!!」ガァン!!
絵里「〜〜〜〜〜っ!?膝いったアアァァァァ!!!」
海未「ちょっ、絵里ちゃん大丈夫!?」
絵里「割と大丈夫じゃないわよ!海未こそどうしたのその話し方!」
海未「えへへ、たまにはこんなのもいいかなって!どうかなぁ?」
絵里「流石に可愛すぎて10ハラショーじゃ足りないわね(全く、いつもの真面目な海未は何処に行ったのかしら?)」
海未「?」 絵里「ゴホンッ!・・・で、わざわざどうしたのかしら?何か用件があって来たのでしょう?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「ううん!ただ、絵里ちゃんとお話したかっただけ!」キュルン!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「Урааааааааааааа!!!!」バク転
海未「うわっ、凄い絵里ちゃん!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「絵里ちゃんみたいなカッコイイお姉ちゃん、海未も欲しかったな・・・そうだっ!今日から絵里お姉ちゃんって呼んでいい?」
海未「いいよねっ、絵里お姉ちゃん!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「Сколько этот ребенок слишком милый!!!!!!!」バリィン
海未「うわあああああ絵里が窓に飛び込んで落ちていきましたアアアアア!!!」
キャーエリサンガオチテキター
ガラッ
希「最速攻略な上になんか落ちてったで」
海未「攻略って・・・」
穂乃果「あれはもう助からないだろうね・・・2つの意味で」
ことり「さあ海未ちゃん!最後の一人だよ!」
穂乃果「海未ちゃんの本気を見せてあげて!」
希「ファイトやで!」
海未「分かりました、不肖園田海未、基本勝負事には手を抜かない性質です」
海未「ここまで来たらやってやりますよ!」メラメラ
ことり(基本海未ちゃんってノリ良いんだよちゅんなぁ) 〜部室〜
にこ「・・・来たわね」
ガチャ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「おはよう!にこお姉ちゃん!」キラッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
にこ「ん、おはよう」
海未「・・・んんっ!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜ドアの前〜
穂乃果「ええっ!?にこちゃん無反応だよ!?」
希「あの海未ちゃんも良く分からん驚き方してるやん・・・」
ことり「海未てゃん・・・」 にこ「・・・一応聞くけど、なによその話し方」
海未「え、えと、私は普通だよ?」
にこ「理由は知らないけどね、あんたのそのワケわかんない話し方のせいで」
にこ「花陽、真姫は超貧血、絵里は全身複雑骨折の重症なのよ」
海未「」
ことほののぞ「」
にこ「・・・ま、私はあんたの新しいキャラを模索するその姿勢は買うけどね」
海未「いえ私は、新しいキャラなんて・・・」
にこ「でもさ」
ツカツカッ
海未「っ?!」 海未「・・・っ!!///」
にこ「その敬語キャラを変えたくて、いろいろ試してみてるんでしょ?」
にこ「私もそう、色んなキャラを模索して来たわね」
海未「で、では今私と話しているこの瞬間でも、にこはにこではなく、にこの作り上げたキャラクターという事ですか?」
にこ「そう」
海未「・・・」
にこ「だった」
海未「?」
にこ「・・・ある時気付いちゃったのよ、本当の私を誰も知らない怖さに」
海未「本当の、私・・・」 にこ「ポロっと露呈した本当の自分を皆に知られた時、皆私から離れていくんじゃないかって」
海未「そんな・・・」
にこ「あんた達と初対面の時とかね」
にこ「これはこれは好都合、私は一人でいたいから本当の私を思う存分さらけ出せる」
にこ「それを続けていけば、あんた達も離れてくれると思ってたのに」
海未「・・・」
にこ「・・・ま、結果はご覧の通りよ」 にこ「本当の私を出し続けたら」
にこ「本当の友達が出来たの」
にこ「・・・あんたらの事よ」
海未「にこ・・・」
にこ「・・・まあだからね、アイドルとして自分を着飾るのは良いことよ、推奨する」
にこ「でも、私達といる時くらいは、ありのままの貴女を出して、海未」
にこ「それが、本当のキャラ作り、ってもんよ」
海未「・・・そう、なんですね」
海未「ありがとうございます、にこ。お陰で何か吹っ切れました」
にこ「ふん、礼言われることなんかしてないわ」
にこ「キャラ作りもお固い海未ちゃんに、このにこにーが優しく教えてあげただけよ」フン
海未「・・・ふふ、そうですね」クスッ
海未「ありがとうございます、にこ」
にこ「・・・ふんっ、お固いんだから・・・」クスッ https://youtu.be/sSe20Hf0sNQ
にこ「・・・ま、にこには及ばないけど結構良かったわよ」
海未「え?」
にこ「いや、「にこお姉ちゃんっ!」っての」
海未「」
にこ「あの海未が妹キャラってのは想像出来なかったわ、これからも続けてみれb」
海未「オコトワリシマスッ!!!///」バタァン
にこ「あら、行っちゃった」
にこ「・・・」 穂乃果「・・・お、おかえり海未ちゃん」
海未「」
ことり「い、生きてる・・・?」
希「大丈夫やろ」ソーッ
「海未お姉ちゃん?」ボソッ
海未「うわああああああっ!!やめてくださいっ!!///」
穂乃果「元気そうでなにより」
ことり「海未ちゃんで遊ぼうって思ってたのに、予期せずにこちゃんの本音が聞けちゃったね」
海未「今普通に私で遊ぶって言いました?」
希「にこっちも可愛いとこあるからなぁ、な?海未ちゃん」
海未「ええ・・・まあ」
海未「あんなに私達を強く導いてくれる小さな背中は、尊敬に値します」
穂乃果「確かに!今日イチかっこよかった!」
ことり「分かる〜」
海未「しかし・・・」
希「?」 にこ「あっぶな・・・本当可愛かった・・・///」
海未「にこも、まだまだ自分のありのままを、さらけ出してはいませんね」クスッ 終わりです
過去作もいくつか宜しければ
絵里「雨の日のコーヒー」
穂乃果「第一次音ノ木坂抗争」
絵里 「ゲームセンターに行きましょう!」 にこ 「拒否」 希 「話を聞こう」
にこ 「絵里って」 希 「映画の影響」 ことり 「受け過ぎだよね」
絵里 「真夜中に」 にこ 「愚痴を肴に」 希「姦しく」
穂乃果&ツバサ「聖♡おねえさん」
絵里「ノッキン・オン」 にこ「ヘブンズ・ドア」
絵里「青き」 海未「サムライ」
孤独のエレナ 過去作漁ったけど結構面白かった
今後も頑張って書いて欲しい 敬語外した海未ちゃんほんとかわいい
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