果南「え?!イタリアのトイレって有料なの?」
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ダイヤ「今更何言ってますの?もう旅行も3日目だといいますのに」
鞠莉「そっか果南、公衆トイレはまだ使ってなかったんだっけ?」
果南「う、うん。トイレはホテルでしか…」
鞠莉「ティッシュ持ってる?ないなら入り口で紙を買って…」
果南「紙も有料なの?!」
鞠莉「ここにお金を入れて、はい!これで通れるわ。早く入りましょ」
果南「あ、まって、今行くから」チャリン ---個室の中---
果南(はぁ〜まさかこんなとこでもお金がかかるなんて。宿泊費や食費は鞠莉もちだけど、細かい出費まで全部出せとは言えないしなぁ〜。この逃亡生活、何日続くかわからないし、早くもお金が尽きそうだよ)
鞠莉「かな〜ん!まだ〜?」
果南「い、今行くよ」
(ウチは鞠莉やダイヤの家と違って裕福じゃないんだから…節約できるところは節約しなくっちゃ) ---次の日---
鞠莉「次はアレ食べましょー!」
ダイヤ「ジェラート、いいですわね」
果南(アイスか、お腹冷えそうだなぁ)
ダイヤ「果南さん?」
果南「ん?あ、いいねジェラート。美味しそう!」
鞠莉「んーー!デリシャ〜〜ス!」
果南「本当美味しい!」
(ホテルからだいぶ離れちゃったからトイレに戻るのは無理だなぁ) ダイヤ「すみません、ちょっとお手洗いに…」
鞠莉「マリーもいくわ!果南は?」
果南「わ、私はいいや。ここで待ってるよ」
鞠莉「そう?」
ダイヤ「ではすぐに戻ってきますので」
果南「いってらっしゃい」
果南(モジモジ)
果南(あぁ〜、やっぱり行きたくなってきたなぁ。でもさっきのジェラート代、つい自分の財布から出しちゃったし…後から鞠莉に請求するのも変だしなぁ…。出費が……)
果南「そうだ!」 キョロキョロ ダッシュ
果南「さすが、ベネチア。こんな小さな裏路地でも水路が通ってる。………ここなら…誰も通らないよね……」
脱ぎ脱ぎ ジョボジョボジョボ
果南「ふー早く止まって〜 誰も来ないでよ今。お願いだから〜」
※イタリアでの野ションは犯罪です ロンドンも有料公衆トイレだったけど心優しいおじさんがあの回転するゲート開けっぱなしにしてくれたよ 果南「ふぅ〜スッキリした!あ、早く戻らなくっちゃ」
ダイヤ「果南さん!どこへ行っていたんです?」
鞠莉「果南、心配したわよ!」
果南「ごめんごめん、ちょっとその辺をぶらぶらしてただけ」
ダイヤ「もう、一応外国なのですから、あまり単独行動をするのはよくありませんわよ!」
果南「うるさいなぁダイヤは。気をつけるよ」 果南(なんだか凄いことしちゃったな… でもベネチアは水路だらけだから、おしっこはこれで有料トイレ代を節約できそう!)
---次の日---
鞠莉「やっぱりイタリアではカプチーノで〜〜す!」
ダイヤ「お砂糖をたっぷり入れて召し上がるのがイタリア流ですのね」
果南(今日は飲み物ばっかりだな、これだから金持ちは…)
果南「ご、ごめん。私もう飲み終わったからちょっと向こうのお店見てくる。二人はまだくつろいでてよ」
ダイヤ「果南さん、単独行動は…!」
果南「人通りの多いとこしかいかないから大丈夫!」 タッタッタ 果南「ふぅ、ここならいいかな。昨日のとこよりはちょっと大きめな道だけど…大丈夫、今なら!」
脱ぎ脱ぎ ジョボジョボジョボ
果南「はぁ〜開放的。なんだかクセになりそうだよ〜……………や、やっぱり不安になってきた。早く止まってぇ〜」
ガサガサ
果南「ひぃ?!だ、誰か来た?ちょ、ちょっ待って!あ、ダメ!見ないでっ!」 猫「にゃーお」
果南「……な、なんだ猫か… 人生終わったかと思った……」ドキドキ
果南「そ、そうだ戻らなきゃ」
果南「ただいま〜待った?」
ダイヤ「いえ、今飲み終わったことろですわ」
鞠莉「果南は何のお店見てたの?」
果南「え?いや、ちょっとしたお土産をね…ははっ」
ダイヤ「………」 読者のマル「そもそもゴリラは礼儀正しいから立ちジョンしねえはずずらずら」 ---次の日---
果南「私ちょっと向こう見てくるね」
タッタッタ
ダイヤ「あ、果南さん、また!」
果南「大丈夫、大丈夫〜!」
果南「ふぅ〜、ちょっとここはまずいかな?でも大丈夫だよね。よし」
脱ぎ脱ぎ ジョボジョボジョボ
果南「あ〜気持ちいい。海の中にいるみたいな自由な瞬間!サイコー!」
ピリリリ
果南「わ、電話?千歌からだ。流石にこの状態じゃ出れないな…」
履き履き
果南「ふう、かけ直そうかな?」 フランスで聞いた話だけど有料公衆トイレ入って時間経ちすぎると勝手にドア開くらしい >>11
ピカデリーサーカス駅ってところのトイレは50ペンス(60円?)だったよ
特段綺麗なわけではなかったけど汚くもなかったからトイレで待つの嫌いな人間にとってはいいシステムと思うから日本も増えてほしい 鞠莉「あ、果南いた!」
果南「?!!! わ、鞠莉!びっくりした!」(危な〜履いててよかった)
鞠莉「何してたの?こんなとこで」
果南「な、何でもないよ。それよりどうしたの?」
ダイヤ「千歌さんたちがこっちに来るらしいのです」
果南「千歌たちが?」
鞠莉「ママの差し金でね… きっとオトリに違いないわ」 ダイヤ「どうしましょうか?」
鞠莉「とりあえず合流のためのヒントを送りましょう。このベネチアの地の… この水路でいいわ」 パシャ
鞠莉「送信っと!」
果南(そこ、私が今おしっこした場所///)
鞠莉「千歌っちたちが来るのは早くても2日後くらいだろうから、それまでは今まで通り観光してましょ」 ---数日後---
曜「着いた!」
善子「ヨハネ〜かの地に〜堕天!」
千歌「まずはどうしようか?」
梨子「送られてきた水路がどこか、全然わからないわね」
月「だったら、ゴンドラに乗ればいいよ。観光もできて水路も見て回れる。一石二鳥だよ」
花丸「それいいずら〜」
ルビィ「ルビィ、船酔いしないかなぁ」 果南「さて、今日はここにしようかな… なんかどんどん大胆になってる気がする。…そこ曲がってこられたらすぐ見つかっちゃうよ」ドキドキ
果南「よしっ」
脱ぎ脱ぎ ジョボジョボジョボ
果南「ふぅ〜、今日は鞠莉たちを巻くタイミングがなかなか無かったから溜まっちゃって…よく出るな〜…」
角からゴンドラがすいっー
千歌「え?凄いこんな細い水路にも入れるの? って!果南ちゃん!え??」 ルビィ「ピッピギィィィ 果南ちゃん!!」
善子「か、果南あんた!」
花丸「こ、公然猥褻ずらー!!」
曜「わーーー!!果南ちゃん!!」
梨子「!!!!!?????」
果南「え?何、みんな、あ、ちょ、見ないで、ダメ、止まんない…待って、、」
履き履き 慌てていたのでこける
果南「あ、イテ」 流れていくゴンドラ
千歌「………え?」
曜「果南ちゃん何してたの…」
梨子「????!!!!」
花丸「バッチリ見てしまったずら〜」
善子「わ、忘れてやりましょうよ。きっと漏らしそうだったのよ」
ルビィ「そうだよ。見なかったことにしよう」
月「すごい初対面になっちゃったなぁ、僕」
千歌「あ、果南ちゃんからLINEだ」
曜「な、なんて…?」
花丸「見るのが怖いずら…」
LINE果南「貧乏が悪いんだぁ〜(泣)」
千歌「え?なにこれ」
完 尿意?(もっと!)出して?(もっと!)
これから これからだからっ
続きあく書くんだ >>18
結構安いんだね
もっとぼってるかと思った 旅行中はせっかくの旅行だからパーっと使っちゃえ!って感じだから普通に払いそう 地味に水路の写真送るとことか
映画とリンクしてて草 >>36
なまじ小額過ぎて
鞠莉に出させにくかったんやろな… 日本の駅のトイレの紙も昔は有料だったな
その頃は紙が無いから手で拭いてその汚れを壁で拭いたのだろう痕跡とかよく見かけてたわ… 鞠莉ちゃんに出させたら「果南のおしっこ代は私持ちだったもんね〜」って結婚後も馬鹿にされそう
もちろん3年の中でだけだけど トイレで金取るとかふざけてるよな
日本でそれやったら立ちションと野糞が横行するだろうな 日本の場合は金払ったんだし汚してやるってなるんじゃないの?
その場合は中年〜高齢女とかの嫌がらせは凄そう 海外の公衆トイレは犯罪が物凄く多くて有料にしてるって聞いた >>18
これおしっこだけでも60円するの?
缶ジュースケチる俺には生きていけない国だ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています