【友情引き裂き系SS】海未(高3)「風邪を引きました。パイロンPL学園顆粒を飲みます」
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〜アイドルドラフト会議の前夜・園田家〜
海未(高3)「ゴホン、ゴホン……」咳払い
海未「うう………」
海未「なんだか悪寒もしてきました……」
海未「大事なドラフトの前日だというのに、風邪を引いてしまうとは……」
海未「クッ……」唇噛みしめ
海未「園田海未、一生の不覚です」
海未「明日は、穂乃果が憧れのA-RISEに入れるかどうかという運命のドラフト……」
海未「万一、穂乃果に風邪を伝染すなんて事になったら……」 ゴホン、ゴホン……
海未「い、いけません!!それだけは……」
海未「なんとしても、明日までには完治しないと……」
海未「風邪薬を飲んで、早いとこ寝るのが一番ですね」
(そこで海未が取り出したのは、マツキヨで買ってきたパイロンPL学園顆粒)
海未「粉末の風邪薬ですか……」
海未「ちょっと苦手ですが、『良薬は口に苦し』と言いますし……」
海未「…………んあっ」大口開き
薬サラサラサラ…… 海未「うぐ…………」
海未(は、はやく水で……)コップに手を取り
ゴクゴクゴク…………
海未「…………はぁ」
海未「これでよし、です!」
海未「はやく明日に備えて、眠るとしましょう……」 __
'´ 、`ヽ
i 人ヽリ)
イw(´ヮ`ハ それから?
と) 芥)つ
く/_i_i_>
し'ノ 〜翌日・三年生の教室〜
ガヤガヤガヤ……
ヒデコ「穂乃果〜!!いよいよ今日はドラフトだね!!」
フミコ「いよいよ我が音ノ木から、プロのアイドルが誕生するのかぁ〜」
ミカ「穂乃果はやっぱり、A-RISE志望なんでしょ!?」
穂乃果「フフンッ、もっちろん!!」上機嫌
穂乃果「だって穂乃果は、A-RISEが歌ってるところを見てスクールアイドルになったんだもん!!」
穂乃果「尊敬するツバサさんと一緒に、プロの世界で八面六臂の大活躍をするんだぁ〜〜!!」夢想 扉ガララ……
ことり「あっ!海未ちゃ……」
ことり「」驚愕
クラスメイト「」凍り付く
穂乃果「う……海未ちゃ……ん?」 ..ィ⌒¨¨:.:.......
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リ .:∨{ 代r少 ・ V少 .ノ |:.:.:.|:.:.,
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. __}/_j_i|__/__/{/{ ̄\il:_:_i:_:.:{_ \
/ | | }ニニ「|ニニニ{/ / ./ ヽ \ ことり「ど……どうしたの?その顔」
穂乃果「なんだか、黒死病に罹ったみたいな顔になってるけど……」
海未「ああ……これですか……」
海未「昨日飲んだ風邪薬の副作用らしくて……」
海未「今朝、目が覚めた時には……」
(重い沈黙が支配するなか、穂乃果が話題を逸らそうと––––)
穂乃果「あ〜〜〜〜っ……」アセアセッ
穂乃果「ところで海未ちゃんは、指名されてもプロには行かないんだよね?」 海未「えぇ……私はまだプロに行く気はありませんよ」
海未「ちょうど、早稲田の人から誘われてますし……」
海未「早稲田の教育学部へ進んで、六大学アイドルで腕を磨こうと思います」
ことり「実に海未ちゃんらしい、堅実な道だね」
穂乃果「そっか……」ちょっとガッカリ
穂乃果「じゃあ、海未ちゃん……」
海未「穂乃果?」 穂乃果「海未ちゃんが大学を卒業したら、穂乃果のいるグループに絶対来てよね!!」とびきりの笑顔
海未「…………もっ」感激
海未「もちろんですよ!!その時は、2人で芸能界のトップを目指しましょう!!」目頭が熱くなる
穂乃果「約束だよ!!海未ちゃん!!」
ほのうみ固い握手!!
(ひゅーひゅー!!)
(朝からお盛んだねぇ!!2人とも!!)
(つまらない女子アナに盗られる前に、早く結婚した方がいいんじゃないかー!?) /.i
∠__ノ
从*´ ヮ`ル それからどうしたの?
. ' .;. { ( ∽ ) } .;
;:. .)'ゝ;. ゝ( ⌒つ^)ノ )'ゝ; ;:.
::ノソ:. .:( .):. (二二二二) . .:( .): ::ノソ:
:)' て:.. riェェェiュ \ / riェェェiュ .:)' て:..
::( ): └回┘ _____i'" `'i______ └回┘ ::( ):
.. [[匚囗二]] .| | /7\_|_.||三三三三三三||-</ニ∧ .| | [[匚囗二]]
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| |:| __r土'ュ/7_;l_匚||;三三三三三三 ||_]_〈_r土'ュ__ | |:| 〜夕方・部室〜
雪穂「いよいよ、お姉ちゃんの運命が決まるんだね……」ソワソワ
亜里沙「ああ、神様……」合掌
亜里沙「どうか、穂乃果さんをA-RISEに入れてください……」
凛「でも穂乃果ちゃん、ホントにA-RISEに入れるのかなぁ……」
真姫「世の中そんなに甘くないわよ、凛」
花陽「そうだよ、凛ちゃん」
花陽「なんたって穂乃果ちゃんは、第二回ラブライブで優勝したμ'sのリーダー……」
花陽「つづく第三回ラブライブでは、海未ちゃんとことりちゃんのHUKトリオで、大会初のV2を達成したし……」
凛「うんうん……前のラブライブは、穂乃果ちゃんの独壇場だったよね」
凛「V2達成したときの、実況アナの『ラブライブは高坂のためにあるのか!?』は名実況だったよね〜」 花陽「どのプログループからも、ヨダレを垂らしてほしがる逸材……」
花陽「ネットやマスコミの予想では、ドラフトに参加する全12グループ中、穂乃果ちゃんを指名するだろうと思われるグループは5・6グループはあるらしいよ」
凛「そ、そんなに指名されるの!?」
凛「それじゃあ、穂乃果ちゃんはA-RISEに入れない確率の方が高いにゃあ……」
花陽「確かに、狭き門だよね……」
真姫「ま、仮にA-RISEが穂乃果を指名したとしても、結局はくじ引きで交渉権を取らなきゃいけないし…」
真姫「穂乃果の持って生まれた運の良さを、信じるしかないわね……」 〜校内・記者会見場〜
パシャパシャ!!
パシャパシャ!!
( ^ 8 ^ ) /cV·σ._V·σ.V リ`・_・) (・8・)
穂乃果「う〜〜っ……」全身カチンコチン
穂乃果「き、緊張してきた……」
ことり「私もだよぉ、穂乃果ちゃん……」
ことり「こんなに大勢の報道関係者が集まるなんて、思わなかったから……」
海未「なっ、なんですか!!2人とも!!」オロオロ
海未「それがラブライブを二連覇した者の態度ですか!?」オロオロ
海未「この会見は、全国に生中継されてるんですよ!!シャンとしなさい!!シャンと!!」オロオロ
ことり「う、海未ちゃんが一番緊張してるじゃん……」 理事長「3人とも!!始まったわよ!!」
ことほのうみ「…………!!」
(目の前に設置されたモニターを凝視する3人)
(そのモニターには、今まさに行われているアイドルドラフト会議の様子が映し出されている)
司会者『第一回、選択希望アイドル……』
穂乃果「この司会者、なんだか髪型が変だよね……」ヒソヒソ
海未「シッ!!」人差し指立て
海未「みんな、見て見ぬ振りをしてるんです!!空気を読みなさい!!」キッ
穂乃果「はーーい……」 司会者『ホークス……』
穂乃果「…………」
司会者『高坂 穂乃果、18歳、音ノ木坂学院』
マスコミ「ウオォォォォ……」
パシャパシャッ!!
ことり「いきなり指名されたね、穂乃果ちゃん」
穂乃果「喜ぶのはまだだよ……ことりちゃん」
ことり「えっ」キョトン
穂乃果「A-RISEが……」生唾ゴクリッ
穂乃果「ツバサさんが、指名してくれるかどうか……」
司会者『ファイターズ……』
司会者『高坂 穂乃果、18歳、音ノ木坂学院』
〜中略〜 海未「す、すごいですよ……穂乃果」
海未「いままで読まれた11グループ中、6グループから指名されましたよ」
海未「高卒のアイドルでは、歴代一位の指名数です」
穂乃果「…………」真剣な眼差し
海未「穂乃果……?」
穂乃果「いよいよ、つぎは……」 司会者『A-RISE……』
穂乃果「!!」
穂乃果「…………」合掌
穂乃果(ツ……ツバサさん……!!)祈り
穂乃果(どうか、私を指名して……!!)
司会者『園田 海未、17歳、音ノ木坂学院』
穂乃果「」
ことり「…………」
理事長「…………」
海未「………………えっ?」 マスコミ「ウオォォォォォォォン!!!!」
パシャパシャパシャパシャパシャパシャ!!!!
穂乃果「………………」
/ヽ _ ...-──- ..._
/⌒>─<>.イ´ >、
l ヽ. / / \
| < У / ヽ__.ィヽ ヽ :.
| :: V〃 .' |ハ.| |~^''ヾヽ ゙.:.
| :: ,' | |:| l! | |l | | | !l
| | | ハ| ヽ| |l / | || !|
|l ! |/´l ̄`ヽ | リ´ ̄ ̄`| ||l|
|l | |l |、_rfチミxヽ リ'ィ斧ぅzx ! ハ,' リ
|从 li| K 乂zり` \〃乂zりヾ>/ /, {
リ リハ l ハ` `"´ `"´ /イ∠! |
| : : :∧l lハ :! /'/ィ^)}|
| : :.,' V、\ヽ _ _ /ノ:/! |
V:./ ト、\> - .イ`~: | |ハ
ヽ\ ノイ |: : : ≧:..._ .. イ: : |: : :.:| |へ:、
`ヽ |ハ从: : :,⊥  ̄ |: : :| : : リ从 \
ヽ\:._ノ ≧-r、r' V:リ: : ノ |/
__.. -≦| ヽ ||lヽ_|≧z、 ノ
ことり(ほ……穂乃果ちゃん……)
ことり(あの時の元木みたいな顔になってる……)
海未「………………」 穂乃果「…………ど」
穂乃果「どうして…………」
穂乃果「どうして、穂乃果じゃなくて、海未ちゃんが……」
海未「穂乃果……」
司会者『それでは、高坂穂乃果さんの抽選に入ります……』
(6グループの競合の末、埼玉のプロアイドルグループ『ライオンズ』が、穂乃果の交渉権を獲得した)
(だがその光景は、虚しく穂乃果の心の中を吹き抜けていくばかりであった)
(それほど、A-RISEが自分を指名してくれなかったショックは大きかったのだ–––) 穂乃果「…………」
穂乃果「…………何で?」グスンッ
穂乃果「何で、海未ちゃんがA-RISEなの?」涙ポロポロ
海未「…………穂乃果」いたたまれない
穂乃果「………………」
穂乃果「〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」糸が切れる
ガタッ
海未「あっ!!穂乃果!!」
ことり「穂乃果ちゃん!!」
(穂乃果は両手で顔を覆いながら、記者会見場から逃げ出した)
パシャパシャパシャパシャ!!!! 海未「…………やっ」
海未「やめてください!!みなさん!!」怒り心頭
海未「これのどこが、面白いというのですか!?」
海未「穂乃果の名誉を貶めるような報道をしたら、私が許しませんよ!!」身を乗り出し
ことり「う、海未ちゃん!!」海未を取り押さえ
理事長「皆さん!!どうか園田さんの気持ちも、汲んであげてください!!」必死に懇願
(記者会見場は、一転して修羅場と化した……) 〜部室〜
穂乃果「ヒック……」
穂乃果「ウウウウウゥ……」すすり泣き
雪穂「お姉ちゃん……」穂乃果の背中さすさす
亜里沙「穂乃果さん……かわいそう……」涙目
凛「ひどいにゃ!!あんまりだにゃ!!」
凛「きっと、A-RISEと海未ちゃんの間に密約があったに違いないにゃ!!」
真姫「海未がそんな卑怯な真似するワケないじゃない……馬鹿馬鹿しい」
花陽「凛ちゃん……これがドラフトなんだよ」 凛「でも……」気持ちの整理がつかない
凛「あまりにも残酷すぎるよ」
凛「あんなにA-RISEに入りたがってた穂乃果ちゃんを、指名しないだなんて……」
真姫「A-RISEを責めるのはお門違いよ、凛」
真姫「穂乃果が勝手に片思いして、勝手に振られただけじゃない」カミノケクルクル
扉ガチャッ
ことり「……穂乃果ちゃん」
ことり「やっぱり、ここに来てたんだね……」 穂乃果「…………グスッ」
穂乃果「ことりちゃん……」
穂乃果「……………!!」
海未「穂乃果……」暗い表情
穂乃果「………………」キッ
穂乃果「来ないで」
海未「!!!!」
穂乃果「海未ちゃんの顔なんか、見たくない」
穂乃果「どっかへ行ってよ」汚物を見るような目
海未「」
(2人の間に、埋めがたい溝が生まれた瞬間だった) 凛「海未ちゃん!!」割って入る
海未「り、凛!?」
凛「晴れて海未ちゃんは、A-RISEに指名されたワケだけど……」
凛「まさか、早稲田を蹴ってA-RISEに入るだなんて事はないよね!?」
海未「なっ、なに寝言を言ってるんですか!!」
海未「そんな事あるわけないじゃないですか!!」
真姫「ねぇ、海未……」ひとり冷静
真姫「わかってるわよね?」
海未「真姫まで何ですか!!人を疑って……」 真姫「もし、海未が早稲田の推薦を反故にしたら……」
真姫「もう早稲田は、この学校から生徒を採らなくなるわよ」
海未「うっ……」
真姫「……ま、最後に決めるのは、私たちじゃなくて海未だけど……」
真姫「あなたの判断次第で、後輩達の運命をも変える事になるのを、忘れないでよね」カミノケクルクル
凛「そうだにゃ!!凛たちを路頭に迷わすつもりかにゃ!?」
???「いいえ、園田さんにはA-RISEへ来てもらうわ」
8人「!!!!」
海未「そ、その声は……!!」 ツバサ「お久しぶりね……みなさん」
海未「A-RISE……!!」
握り拳グッ……
海未「よくも、穂乃果の純情な心を踏みにじってくれましたね……」
あんじゅ「やだぁ〜〜!!これから仲間になろうっていうのに、そんな態度……」
海未「仲間……ですって!?」
英玲奈「園田海未……」
英玲奈「私たちはどうしても、喉から手が出るほどお前が欲しかったのだ」
英玲奈「高坂穂乃果には悪いが、プロとして私情を交えるワケにはいかないのでな……」
あんじゅ「すでに、『元盟友』も待ってるわよ〜」
海未「元…盟友?」 あんじゅ「まだ、どこにも発表してないけど……」
あんじゅ「絢瀬絵里も、A-RISEに入ることが内定してるのよ」
海未「」
8人「ええええええええええ!!!!????」
海未「ばっ、馬鹿なっ!!」
海未「絵里は今頃、祖国ロシアの大学に……」
ツバサ「私たちは極秘でロシアに渡って、絢瀬さんと交渉してたの……」
ツバサ「絢瀬さんも、アイドルに関しては未練があったらしくてね……」
ツバサ「条件つきで、先日やっと承諾してくれたわ」
英玲奈「じきに大学を中退して、日本に戻ってくる予定だ」 海未「条件って、まさか……」
ツバサ「ふふ、そのまさかよ」
英玲奈「いきなり私たち3人の輪の中に入るのは、心細いらしくてな」
あんじゅ「だれか気心の知れた人物と一緒なら……っていうのが、絢瀬絵里の条件なのよ」カミノケクルクル
ツバサ「そこで、同じμ'sでソルゲ組の園田海未に白羽の矢を立てたってのが、今回のドラフトの顛末よ」
花陽「す……すごい……!!」
花陽「これが実現したら、過去最大級の大型補強になります!!」
亜里沙「そんな……」呆然
亜里沙「お姉ちゃんが……A-RISEに……」
亜里沙「ああっ……」目眩
雪穂「亜里沙!!しっかりして!!」 ツバサ「さぁ!!園田さん!!」
ツバサ「迷ってる暇なんかないわよ!!」
ツバサ「大学進学なんかやめて、私たちと一緒にプロの階段を駆け上がるのよ!!」
腕ガシッ!!
海未「な、なにをするのですか!!」
海未「わたしはA-RISEになんか……A-RISEになんかぁ〜〜!!」
残った腕ガシッ!!
海未「り、凛!!」
凛「何をするんだにゃ!!この泥棒ハゲタカ!!」
ツバサ「ハ……ハゲ……!?」反応 凛「海未ちゃんはお前達には、絶対渡さないにゃ!!」
凛「お前達の好き勝手にされて、凛たちの早稲田推薦が潰されるだなんてゴメンだにゃ!!」
真姫「り、凛!?」
花陽「海未ちゃんルートで、早稲田進学を狙ってたのぉぉぉぉぉぉ!?」
ツバサ「いいえ、園田さんはこっちに来てもらうわ!!」
ツバサ「それが、園田さんのためでもあるのよ!!」
凛「海未ちゃん!!悪魔の諫言にのっちゃダメだよ!!」
凛「こいつらが穂乃果ちゃんにした事を、忘れちゃったの!?」
ツバサ「まだまだ尻の青いドラネコちゃんね……」
ツバサ「厳しい芸能界に揉まれたら、あなたもイヤというほどわかるわよ!!」 腕グイーーーー!!
(#>ω<)/⊂===/cV·◎._V·☆.V===⊃从#σ _ σ从
腕グイーーーー!! 海未「イダイイダイイダイイダイ!!!!!!!!」
海未「2人とも!!私を巡って争わないでください!!!!」涙目
真姫「もうっ!!」
真姫「一体なにしてるのよ!!あなた達!!」
真姫「そんな事、あなた達じゃなくて、海未が決めることでしょうが!!」
ことり「海未ちゃん!!よ〜く考えて!!」
真姫「そうよ!!ことりも言ってやってよ!!」
ことり「どっちを取るのが、穂乃果ちゃんの幸せの為になるのか……!!」
真姫「はぁ!?」
花陽「こんな時にまで、穂乃果ちゃん基準なんだね……ことりちゃん」 穂乃果「…………ツバサさんが」病みほの
穂乃果「ツバサさんと凛ちゃんが、海未ちゃんを奪い合ってる……」
穂乃果「海未ちゃんが居る場所は、私だったハズなのに……」
穂乃果「…………神さまのイジワルッ」
穂乃果「どうして……?ねぇ、どうしてなの……?」イジケ ツバサ「園田さんはこっちに来るのぉ〜〜〜〜!!!!」
凛「海未ちゃんはコッチだにゃあ〜〜〜〜!!!!」
ググググググググググ…………
海未「や、やめてください!!」
海未「このままじゃ、私の腕が……!!」
海未「私の腕がぁ〜〜〜〜!!!!」 _人人人人人人人_
> ブチッ!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
ω<)/⊂=== /cV·◎.ДV·☀.V ===⊃从#σ
海未「ギャアアアアアアアアアア!!!!!!!!」
――――――――――
――――――――
――――― 海未(高2)「ハッ!!!!」
ガバッ!!!!
海未「…………ハァ、ハァ」
チュンチュン……
海未「…………ゆ」
海未「夢でしたか……」
海未「嫌な夢でした……」 、` ., -‐
:::::::::::::::::::::: ____,;' ,;- i
:::::::::::::::::: ,;;'" i i ・i;
::::::::::::::: ,;'":;;,,,,,, ;!, `'''i;
::::::::::: ,/'" '''',,,,''''--i
::::::::: ;/ .,,,,,,,,,,,,,,,,, ;i'"`i; /≡≡≡≡≡≡≡≡≡|
::::::: i;" ___,,,,,,, `i" |┌─────┐ J |||
::::::: i; ,,;'""" `';,,, "`i | | それから?| ◎ |||
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:::::::: i; `'-----j | | ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄|| 〜部室〜
穂乃果「そういえばさぁ〜〜……」
ことり「なぁに?穂乃果ちゃん」
穂乃果「今日って、プロ野球のドラフト会議なんだよね〜〜」
海未「」ビクンッ
凛「穂乃果ちゃん、野球に興味あるの?」
穂乃果「ううん……」頭を振る
穂乃果「ただ、今朝テレビで話題になってたからね」
絵里「世間の話題をリサーチするなんて、穂乃果にしては上出来ね」
海未「」汗タラタラ 花陽「う、海未ちゃん……?」
希「えらい具合が悪そうやけど……大丈夫」
海未「……だ、大丈夫です」
絵里「ちゃんと自己管理しないとだめよ、みんな」
絵里「いま、校内で風邪が流行ってるらしいから」
希「にこっちに続いて、海未ちゃんまで風邪を引いたら……」
真姫「えっ?にこちゃんが?」
扉ガチャ……
穂乃果「あ、にこちゃん……」 にこ「ゴホッ……ゴホッ……」マスク装備
真姫「に、にこちゃん?」
にこ「……みんな、ごめん」
にこ「にこ……風邪引いちゃったみたい」
にこ「今日の練習は、休ませてもらうわ……」
にこ「今日は、それを伝えに来ただけだから……」
絵里「もうっ!病人は早く家に帰りなさいよ!」
希「にこっち、責任感が人一倍強いからなぁ……」
海未「にこ……」
にこ「海未?」
にこ「あんたも、顔色悪いじゃない」
海未「やっぱり、そう見えますか?」 にこ「風邪薬があるけど、あんたも飲む?」
海未「風邪……ぐすり?」嫌な予感
にこ「最近、テレビでCMやってる奴だけど……」
パイロンPL顆粒
海未「!!!!!!!!!!!!!!!!」
穂乃果「あ、穂乃果これ知ってる!!」
花陽「声優さんが、CMやってる奴だね!!」
ことり「ミュージック・フェアで流れてるよね」 海未「………………」
海未「…………うっ」悪寒
8人「!?」
穂乃果「海未ちゃん……」
穂乃果「まさか!?」
海未「うぷっ」頬ふくらませ
穂乃果「わ〜〜っ!!ダメダメ!!」
穂乃果「そのオチ、つい最近やったばかりじゃん!!」
穂乃果「同じオチを間を置かずにやるなんて、芸人失格だよ!!」
海未「!!!!!!!!!!!!」
穂乃果「やめてええええええ!!!!!!!!」 : :: : :: : :: : :: / : :/ |: :: : :: : :: : :| \: ヽ: : :: : :: : :: ::,
:: ::.: : :: : ::.__i::_;厶イヘ:.:: : :: : :|: ::ト、__|:_:: ':: :: : :: : :: : ::,
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: :: : :: ::i:: /≫─宀ト ': : :: : : ァ宀‐≪. ∨: ::|: :: : :: :!
: :: : :: ::|〃 ,__)ハ 八: ::/|〃 ,__)ハ Vハ : i: : :: : ::|
: :: : :: ::|{{ 弋~ツ }/ 弋~ツ }} |:: : :: : :: : |
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i :`ト--:、\:Z⌒ {∴゚。、゚。、o_ヽ o ,′
i: ::i:: : : ::.\ 、‘U゚。、` ヽ。、 .イ
i: ::i:: : :: : ∧>、 \゚U。゚、。、o イ::│
i: ::i:: : :: : /∧ ≧=- U; ;o< :: :i: : |
U。 ∴j
ゲロゲロゲロゲロゲロゲロ!!!! ____
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|/ /⌒ヽ/⌒ヽ|_「プレッシャーに弱い人がいたら
へ (●) (●) ヽ いたわってあげよう」
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 ̄>、___〇__ノ
/ ヽ|
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〜おわり〜 1行目の「アイドルドラフト会議の前夜」という単語を理解するのにだいぶ苦労した ドラフトは戦力均衡の為にやるって聞いたけど、それならオリックスはいつ強くなるの? これは穂乃果ちゃんがヤク中になってしまうのも頷ける >>62
>>50>>58あたりは>>7がマットパパなの分かってないで ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています