かすみ「先輩から熱い視線を感じる」
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かすみ「…」ポチポチ
あなた「…」カキカキ
あなた「…」チラッ
かすみ「…」ポチポチ
あなた「…」カキカキ
あなた「…」チラッ
かすみ「…」ポチポチ
かすみ「…どうかしましたか?」ポチポチ
あなた「え?いや、特に用はないよ」
かすみ「そうですか、ならいいですけど」 あなた「…」カキカキ
あなた「…」チラッ
かすみ「…」ポチポチ
かすみ(間違いなく見られてますね…これじゃ集中してエゴサも出来ません)
かすみ「何かかすみんに言いたい事とか有るんじゃないですか?」
あなた「そんな事ないけど…どうして?」
かすみ「さっきからやたらと先輩の視線をと感じるので」
あなた「あ、そんなに見てた?ごめんごめん、用があるわけじゃ無いんだけどね」
かすみ(無意識…ですか。仕方ありませんね)
かすみ(こんな美少女と密室で2人だけになったら性別問わず魅了されてしまうのも仕方の無い事)
かすみ(特に恋愛経験も無さそうな先輩にかすみんと2人きりは刺激的過ぎたのかも知れません)
かすみ(相手はスクールアイドル同好会の後輩、先輩の立場から言って誰か一人を贔屓する訳にはいかないと先輩も分かっているはず…しかし)
あなた「…」カキカキ チラッ
かすみ(先程からの視線の通り、かすみんの事が気になって作詞作業も進んでいない様子。これは同好会の危機と言っても過言ではありませんね…困った困った)
あなた(かすみちゃんはなんで休日の朝から私の家に来てるんだろ…) 翌日
喫茶店
かすみ(あれから先輩の家でお昼ご飯をご馳走になりながら考えました。)
かすみ(かすみんは一人の女の子前にみんなのアイドル。現実的に言えば先輩の好意には答えられません)
かすみ(しかし先輩には同好会再活動の時はもちろん普段からお世話になっている手前、断るのは申し訳ないのも事実です)
かすみ(先輩は可愛い上に優しいし、何よりアイドルかすみんの事を世界で一番理解してくれている)
かすみ(そんな先輩とかすみんの禁断の関係を打ち明けて相談できる相手はこの人以外いません!)
カランカラーン
かすみ「あ、歩夢先輩!こっちですぅ!」 歩夢「かすみちゃんおはよう。今日はどうしたの?相談があるってLINE来た時は驚いたよ」
かすみ「休日にすみません。でも歩夢先輩にしか相談出来ない事なんです!」
歩夢「私にしか?うわぁなんだろう。緊張してきちゃった!」
かすみ「はい、実は先輩に関する事なんですけど…」
歩夢「先輩ってあの子の事、だよね?」
かすみ「その、ちょっと話しづらいんですけど、先輩が私に恋をしているようで…」
歩夢「え!?待って待って、かすみちゃんあの子がそう言ったの!?」
かすみ「いえ、まだ直接言われた訳では無いのですが先輩の態度から見て確定的と言って間違いありません!」
歩夢「別に言われたわけじゃないんだ…」
かすみ「でも間違いないんです!そして、出来るだけ先輩の好意を受け入れたいとも思っています!」
歩夢(かすみちゃんは自意識過剰なところが有るからなぁ)
歩夢(でも勘違いだって伝えるのは少し可哀想だし…うーん) 歩夢「えっと…もし、もしもだよ?それが本当だとしたら凄くマズいと思う」
歩夢「かすみちゃんはスクールアイドルが大好きなんだよね?同好会復活の件からもその想いは凄く伝わってくるもん」
かすみ「そうですね、スクールアイドルはかすみんの生き甲斐と言っても過言では有りません」
歩夢「でしょ?ならスクールアイドルの為にかすみちゃんが1歩退くのが1番だと思うな」
歩夢(お願い!どうかその想いは胸にしまってて…!)
かすみ「でもそれじゃダメなんです。歩夢先輩は先輩が恋煩いで苦しんだままでいいんですか?」
かすみ「かすみんは先輩の辛そうな顔は見たくありません。今も先輩の事を想うと胸が締め付けられる様で…」
歩夢(それってかすみちゃんが一方的なだけじゃ…)
かすみ「なので先輩とは隠れてお付き合いしたいと思ってます。仮に噂になっても百合営業と誤魔化せば大事にはなりません」
歩夢「付き合うってそんな…少しはあの子の事もう考えようよ」
かすみ「先輩の事を第一に考えた結果です。さっきも言いましたが、先輩はかすみんの事が大好きなので」
歩夢「あの子から直接言われたわけじゃないんでしょ?」
かすみ「でも間違いないんです!」
歩夢「それはかすみちゃんの個人的な意見」
かすみ「…何が言いたいんですか?」
歩夢「特にないよ。でもかすみちゃんの勘違いだったら可哀想だから話を聞きたいだけ」
かすみ「その必要は有りません」
歩夢「それは私が判断する事だよね?」
かすみ「…」 歩夢「ほら、かすみちゃん教えて?あの子のどこを見て勘違いしたの?」
かすみ「ですから勘違いじゃ…!」
しずく「お二人共こんにちは。今日はどうされたのですか?」
かすみ「しず子…こんにちは」
歩夢「しずくちゃん…」
しずく「外から見掛けたのでご一緒にと思ったのですが…なにやら楽しい雑談という訳では無さそうですね」
しずく「席を外した方がよろしいでしょうか?」
かすみ「…そうですね。申し訳ないのですが…」
歩夢「大丈夫だよ、しずくちゃん。」
かすみ「歩夢先輩!?」
歩夢「ほら、しずくちゃんにも聞いてもらおうよ。客観的な立場からアドバイスしてあげるから」
しずく「えっと…お邪魔でなければ…」
かすみ「分かりました。しず子にも協力してもらえると有難いですしね」
歩夢「それなら話を戻そっか、あの子がかすみちゃんに好意を抱いてるのか…ね?」 〜♪
あなた「着信…あ、しずくちゃんだ」ピッ
あなた『はい、もしもし。』
しずく『えっ、あっ、も、もしもし!せ、先輩!今どちらにいらっしゃいますか!?』
あなた『今は駅前で買い物してるけど、どうかした?なんか急いでるみたいだけど』
しずく『本当ですか!?丁度良かった…駅前の大通りに面してる喫茶店はご存じですか?』
あなた『分かるけど…』
しずく『実は今、歩夢さんとかすみさんの3人で雑談をしておりまして、先輩もお時間があればと…』
あなた『ほんと?行く行く!えーと、あと5分くらいで着くと思うからちょっとだけ待っててね』
しずく『ありがどうございます!お待ちしておりますね!』
あなた『はーい、それじゃ後でねー』ピッ
あなた「急がなくちゃ!」 かすみ「ですから先輩は私の事が好きに決まってるんです!なんで分かってくれないんですか!」
歩夢「別に客観的な意見を言ってるだけ。あ、でも別にかすみちゃんは悪くないからね。」
歩夢「あの子は誰にでも優しいからみんな勘違いしちゃうの。仕方ないよ」
かすみ「うぐぅ!あ、歩夢先輩はなんで先輩の事を全部知ってるみたいに言うんですか!」
歩夢「あ、ごめんね。そんなつもりはなかったんだけど…」
かすみ「かすみんだって歩夢先輩が知らない先輩をいっぱい知ってるんですからね!」
歩夢「ふふっそうなんだ…15年以上一緒の私が知らなくて、かすみちゃんだけが知ってるあの子、教えて欲しいなぁ」
かすみ「時期は関係有りません!大事なのは中身です!」
歩夢「私はあの子との思い出は全部覚えてるよ。幼稚園の遠足から最近の同好会の事まで。」
歩夢「あ、物心つく前から一緒だから全部じゃないね。ごめん、間違えちゃった。」
しずく「歩夢さん少し落ち着いて下さい…かすみさんも…」
かすみ「しず子もわからず屋の歩夢先輩に言ってあげて下さいよ!」
歩夢「私はただ事実を言ってるだけだよ?それに、しずくちゃんに助けを求めるのは間違いだと思うな。」
しずく「うぅ…先輩早く来て下さいぃ…」
あなた「お待たせ!」 しずく「先輩!お待ちしておりました!」
あなた「結構急いで来たつもりだったんだけど待たせちやったかな?ごめんね」
かすみ「な、なんで先輩がここに…」
あなた「さっきしずくちゃんから電話貰って。一緒にどうですか?て誘って貰ったの!」
歩夢「大丈夫?汗かいてるよ?今ハンカチ出すから待ってね…」ゴソゴソ
あなた「自分で持ってるから大丈夫。それにしても酷いなぁ、2人とも誘ってくれないなんて。」
かすみ「そういう訳では…」
歩夢「ないんだけどね」
あなた「ふふっ冗談!それよりもなんの話をしてたの?」
しずく「それが先輩の事についてなんです。」
あなた「えぇ!?私!?なんだろう…」
かすみ「ちょ!しず子!?」
しずく「実は先輩が最近忙しそうなので、息抜きも兼ねて遊びに行ければとみんなで話していたんです」
あなた「えーそんな事ないよ!…でもそんなに私の事を考えてくれてたなんて嬉しいなぁ」
歩夢「ふふっあなたはいつも無理しちゃうから。ねぇ、覚えてる?中学生の頃に合唱コンクールのピアノを練習し過ぎて腱鞘炎になった事…」チラッ
かすみ(…!)
あなた「あ、歩夢ちゃんそれは本当に恥ずかしいからやめて〜!」
かすみ「先輩!それより今日はいっぱい遊びましょうね!かすみんも先輩との思い出欲しいですぅ!」
あなた「思い出なんて大袈裟だなぁ。よーし、それじゃどこに行こうか?」
しずく(なんとか収まりましたか…はぁ…ですもかすみさんには困りましたね)
しずく(先輩が本当に好意を抱かれてるのは私なのに…)
しずく(やっぱり私から言わないとダメですよね。この前の演技の延長の様にちゃんと目を見て素敵な言葉を…)
しずく(…あぁぁ…やっぱりダメ!考えただけで恥ずかしい!) 翌日
あなた「昨日は楽しかったね!」
歩夢「でも大丈夫だったの?用があって駅前に来てたんじゃ…」
あなた「大丈夫大丈夫!ノート買いに来てただけだし、みんなと遊べて本当に嬉しかった!」
歩夢「ふふっそれなら問題ないね。」
あなた「そうだ!次のソロ曲について歩夢ちゃんに相談したいんだけど…」
歩夢「うわぁ、嬉しい!どういう曲にする予定なの?」
あなた「えーとね、歩夢ちゃんには今回、友達以上恋人未満がテーマの曲を歌って貰おうかと思って…」
歩夢「友達以上恋人未満?あ…」(察し)
歩夢(前回も今回も同じ様なテーマ…これって間違いないよね…!)
あなた「歩夢ちゃん?」
歩夢(はぁ…かすみちゃんには申し訳ないけど、これは間違いないかな…)
歩夢(この子が私を好きなのは確定的に明らか)
おわり
アイマス関連ばかり書いてきたので、ラブライブの呼称や細かい設定等はとても怪しいです。
キャラの特徴もあまり掴めてないのですが大目に見ていただければと思います。
ありがとうございました。 >>13
かすかすの一人称(私、かすみん)話し方(敬語、タメ語)の使い分けが分からないので全て統一しました
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