彼方「せつ菜ちゃんが風邪?」
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彼方「...zzz」
彼方「ん...ふわぁまた保健室で寝ちゃってた」クシクシ
彼方「今何時かな?」チラッ
彼方「...あ〜これは午後の授業に完全に遅刻だね〜」
彼方「今教室に戻ったら先生や果林ちゃんに叱られちゃうし、いっそ放課後まで寝ちゃえ〜..」ガバッ
???「...zzz」
彼方「あれ、隣の部屋カーテン閉まってる。誰か居るのかな」 彼方「....」ソーッ
せつ菜「...zzz」
彼方「あれ、せつ菜ちゃん?」
せつ菜「...ん、彼方さんおはようございます」
彼方「せつ菜ちゃん体調悪いの?」
せつ菜「...えぇ今朝少し熱がありまして...無理して学校行ったらこの様です」
せつ菜「彼方さんもどこか悪くてベットで寝ていたんですか?」
彼方「ううん、彼方ちゃんはここでお昼寝したら寝過ごしちゃって〜」
せつ菜「サボりですね♪」 彼方「せつ菜ちゃん安静にしなくて大丈夫?」
せつ菜「えぇ、大分いい感じですよ。午前中から寝てたのでもう元気全快です。放課後の練習にも参加出来ますし」
彼方「それはダメだよせつ菜ちゃん!」ガシッ
せつ菜「...彼方さん?」
彼方「病み上がりに動いたらまた熱が出ちゃうよ。せつ菜ちゃん今日の練習はおやすみ」
せつ菜「でも...ん」
彼方「でもはナシだよ〜。彼方ちゃんが側にいる限りせつ菜ちゃんはここから出さないからね♪」
せつ菜「...分かりました。今日はここでしっかり休むことにします」
彼方「うんうん。それでこそせつ菜ちゃんだよ」 彼方「おっと、せつ菜ちゃん汗いっぱいかいちゃってるね〜体拭いてあげる」
せつ菜「あ、これくらい自分でやりますから平気ですよ」
彼方「せつ菜ちゃんは病人なんだから何もしなくてもいいんだよ。ぜ〜んぶ彼方ちゃんにお任せ」
せつ菜「...分かりました。ではお願いします」 彼方「ワイシャツ外すね」
せつ菜「はい...」
プチプチ
せつ菜「なんだか変な感じです。いつもお世話されるのは彼方さんなのに今日は立場が逆になるなんて」
彼方「彼方ちゃんもやる時はやるんだよ?」 せつ菜「本当、なんだか小慣れてますね」
彼方「一応保険委員だからねー」
せつ菜「へぇ、だから保健室に簡単に入れて堂々とベットでお昼寝出来たんですね。でも職権乱用ですよ」
彼方「でもベッドが必要な人が居たらちゃんと譲ってあげるよ?そしたら保健室のソファで彼方ちゃんはグッスリ...」
せつ菜「保健室は寝るところじゃないですよ?」 彼方「タオルちょっと冷たいけど我慢してね〜」
ペタッ
せつ菜「...ひゃっ」ピクッ
コシコシ
彼方「〜♪」
せつ菜「...うぅ、やっぱり自分でやります恥ずかしいです///」
彼方「アイドル足るものどんなことにも耐えるべしってせつ菜ちゃん言ってなかったっけ?」コシコシ
せつ菜「言いましたけどこういうことに耐えるのは違います...」
彼方「じゃあ耐えるって熱々のおでんを食べさせられちゃうこととかー?」
せつ菜「それはアイドルでもバラエティアイドルですよ」 彼方「よし、これでオーケー」
せつ菜「ありがとうございます」
彼方「せつ菜ちゃんご飯食べたー?」
せつ菜「いいえ、お昼寝も寝ていたのでまだ」
彼方「そっかぁ、じゃあ彼方ちゃんからキミにこれをあげよー♪」ポンッ
せつ菜「...アメですか」
彼方「食べたら元気になる飴だよー。彼方ちゃんは元気出ない〜って時はいつもこの飴を舐めて覚醒するのです。だからせつ菜ちゃんもこれを食べて覚醒しよう〜」
せつ菜「...ありがとうございます彼方さん」ニコッ
彼方「どういたしまして〜♪」 彼方「後は放課後まで寝れば完全ふっか〜つ!」
彼方「だからお布団被っておやすみせつ菜ちゃん」
せつ菜「本当に何から何までありがとうございます」
彼方「保健委員として当たり前のことをしたまでだよ」
せつ菜「彼方さんは本当に優しくて、もう好きになっちゃいそうです」
彼方「えへへ〜そうかな♪」 彼方「好きって言ってくれたから彼方ちゃんから特別サービス〜」モソモゾ
せつ菜「な、何をしているんですか?」
彼方「添い寝したげる♪」
せつ菜「...そんなことしたら伝染っちゃいますよ」
彼方「大丈夫だよ、彼方ちゃんは無敵だから〜」
せつ菜「...私は責任取れませんからね」
彼方「...」
せつ菜「聞いてます?」
彼方「...zzz」
せつ菜「...もう寝てる」 せつ菜「本当にしょうがない先輩ですね」ギュッ
彼方「...せつ菜ちゃぁん、ムニャムニャ...zzz」
せつ菜「はーいなんですかーなんちゃって♡」 乙
貧乏かなたでもゲス菜でもないきれいなかなせつも良いもんだ 彼方ちゃんの面倒見の良さが活かされている +1145141919810点 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています