【友情系SS】善子「ずら丸の身長が鬼伸びした……」
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おはな〜〜、まるぅ〜〜!
Aqoursの国木田花丸だよ。
『未体験HORIZON』は、もう聞いてくれたかな?
新曲リリースを記念して、このSSはおらが主役ずら!
おらが善子ちゃんと喧嘩して仲直りするという、何のひねりもないお話なんだ!
ぜひともお友達のライバーにも教えてあげて、スクスタのランク上げを妨害しよう! 〜放課後・松月〜
花丸「あ〜〜〜〜んっ!」
ケーキをパクッ!!
花丸「う〜〜〜〜ん!!」
花丸「いつ食べても、おいしいずらぁ〜〜♡」感激
善子「今日もよく食べるわね……ずら丸」
ルビィ「これで太らないとか、すごい体質だよね……」
ケーキをパクッ!!
花丸「モグモグ……」
善子「…………」
善子「ねぇ、ずら丸?」
花丸「ふぁにぃ?ひょふぃこぉひゃん」咀嚼中
善子「きったな……あとヨハネ」 花丸「……何?」口ゴシゴシ
善子「あんた、いっぱい食べても太らないのは分かったけど……」
善子「身長の方も、全然伸びてないわよね……」
ルビィ「そういえば……」
ルビィ「これだけドカ食いしてるのに、花丸ちゃんってAqoursの中じゃ背が一番小さいよね」
花丸「言われてみれば、そうずらね……」
花丸「今まで、全然気にしてなかったけど……」
善子「やっぱ、牛乳を飲まないのがダメなんじゃないの?」
花丸「ぎゅっ……!!」ビクンッ
ルビィ「だ、ダメだよ善子ちゃん!!」泡喰って
ルビィ「花丸ちゃんの前で、その名を出すのは……」 善子「ははぁ〜〜ん」ニヤリ
善子「あ、ひょっとしてヨハネ、痛いところを突いちゃった?」
花丸「」苦虫噛み潰し
善子「大体、牛乳がダメだなんて、小学生じゃないんだから……」
善子「あ、そっか」
善子「だからずら丸は、小学生みたいにチビなのよ!!」ギャハハハ
花丸「!!!!」プッツン
花丸「……何を証拠に、おらがチビだと言うずらか」
善子「へ?」
ルビィ「は、花丸ちゃんっ!?」 花丸「おらと善子ちゃんの身長差なんて、ほんの数センチしかないずらよ……」
花丸「おらが小学生サイズなら、善子ちゃんも小学生サイズずら……」
善子「くっ……」
善子「三段論法とは小癪な……あとヨハネだし」
花丸「…………あ、そっか」
善子「善子ちゃんがおらより背が高いのは、学校に来ないで引きこもってたからずらよね……」
善子「なんたって、『寝る子は育つ』って昔からいうし……」
善子「」プッツン 花丸「まぁでも、善子ちゃんも今じゃ学校に来られるようになったし……」
花丸「もう、引きこもりの効果が無くなって、おらより背が縮んでるかもよ……」ニヤリ
ルビィ「あ、あの〜〜、喧嘩はよくない……」ヒヤヒヤ
善子「言うじゃない、ずら丸」
ルビィ「ひぃっ!」
善子「…………フンッ」
善子「よ〜〜し!!そこまで言うなら、白黒決着つけようじゃない!!」ブチ切れ
花丸「望むところずら!!」声荒らげ
ルビィ「ピギィッ……!!」縮み上がる 善子「明日の朝、保健室でお互いの身長を測るわよ!!」
善子「それでどっちがチビか、ハッキリするわ!!」
花丸「そんな事して、おらが勝ったらどうするずらか?」
善子「万に一つも、そんな事はないでしょうけど……」
善子「ヨハネが負けたら、ケーキをいくらでも奢ってやるわよ!!」
花丸「ぬかったね、善子ちゃん!!」
花丸「人間は、朝起きたときが一番背が高いずら!!」
花丸「明日、泣きを見るのは善子ちゃんの方ずら!!」
善子「だからヨハネだって言ってんでしょ〜〜!!」
ルビィ「こっ……こんなしょうもない事で喧嘩だなんて、みっともないよぉ〜〜!!2人とも!!」アタフタ __
'´ 、`ヽ
i 人ヽリ)
イw(´ヮ`ハ それから?
と) 芥)つ
く/_i_i_>
し'ノ 〜国木田家・花丸の自室〜
花丸「〜〜〜〜〜」自己嫌悪
枕に顔うずめ
花丸「…………やっちまったずら」
花丸「つい、売り言葉に買い言葉で……」
花丸「善子ちゃんの挑発に乗っちゃったずら……」
花丸「…………」曇り顔
寝返りゴロン……
花丸「どうしよう……」ハァ…
花丸「明日、どう考えても泣きを見るのはおらずら……」
花丸「されども、このまま善子ちゃんに負けを認めるのは癪だし……」
花丸「どうにかして、明日までに身長を伸ばさないと……」 (困り果てた花丸の脳裏に、かつて、幼き日の祖母との会話がまざまざと蘇ってきた––––)
祖母(これ花丸……ちゃんと牛乳を飲まなきゃダメずらよ)
はなまる(え〜〜っ!?)
はなまる(おら、どうしても牛乳は苦手ずらぁ……)
祖母(牛乳を飲まないとね、背が大きくなれないよ……)
祖母(花丸がこのまま成長が止まって、そのまま大人になっちゃったら、おばあちゃんとっても悲しいずら……)
花丸「………………」
花丸「おばあちゃん……」
花丸「ごめんね……」涙ひとしずく
花丸「おら……おばあちゃんの言いつけを守らなかったから、チビなんだね」
花丸「…………」
花丸「はぁ…………」深い溜め息
花丸「牛乳かぁ……」 〜深夜・台所〜
抜き足差し足……
キョロキョロッ
花丸「…………誰も起きてこないずらね」
冷蔵庫ガチャッ
牛乳パック取り出し
花丸「…………」
花丸「これを……」
花丸「これを飲み干せば、少しは背が伸びるかなぁ」 パックの口パカッ
花丸「…………くっ」
花丸「………………」ガチガチ
花丸「やっぱり……この匂いは苦手ずらぁ……」
花丸「でも……飲まないと身長が……」
花丸「う〜〜〜〜……」苦悩
(だからずら丸は、小学生みたいにチビなのよ!!)
花丸「!!」覚悟を決めて
牛乳グビグビッ!!!!
花丸「………………!!」
花丸「ぶはぁっ!!!!」 ぜぇはぁぜぇはぁ…………
花丸「ぐっ…………」冷や汗タラタラ
花丸「………………」激しく歯ぎしり
花丸「ま……」
花丸「不味いずらぁ……」涙目
花丸「でも、あの堕天使をギャフンと言わせなきゃ、気が済まないずらぁ〜〜」
花丸「すぅ〜〜っ、はぁ〜〜っ」深呼吸
花丸「くっ」
牛乳グビグビグビグビ…… 花丸「ぷはぁ〜〜〜〜っ!!!!」
花丸「」
花丸「〜〜〜〜〜〜〜〜」号泣
花丸「ま……」
花丸「まだまだぁ〜〜!!」
牛乳グビグビグビグビ……
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――――― _,,r冖‐r冖‐┬冖、
r―[>くノ⌒^\¬┴</\
全国的に {. . く/|: . . . .\〉. . . . . く.\
アサーッ {/ /..八丶. . .\ . . . . . . . .`'く
だよ!! /`7../. . .|..|\ ノ |. . |... . . . .|│
/. . .|. . . . |∧|_. . . . .|\|∧. . .│|
/. ./. |│. . | ┃⌒^´┃ ゙7 . |人
/. .//|人_人 ┃ ┃ 厶イ./∧
. /. / /人⊃ /\ ⊂⊃人ノ.'./ ∧
. {/八 /(⌒゙> \/__.. イ>'⌒) . . .:,
V ((. . .>={{/ {不、/ /}}=< . .)) . :,
//. .(__,,. イヘくノ\>个ト ..,,_). . . . . :,
/. . . . . ./ . . | . {二ニ=彡 \\/|. . . .│
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-=≡三三三三三≡=- 〜花丸の自室〜
花丸「Zzz…………」
花丸「う…………」
花丸「う〜〜ん……」
寝返りゴロ……
花丸「…………ん?」
花丸「寝返りが、うてない……」
花丸「!?」
花丸「えっ!!??」
花丸「あ、足の感覚が……」
布団取っ払い!!!!
花丸「」
花丸「え」
花丸「えええええええええ!!!!????」 ノ⌒)(⌒ヽ
(´ _,人_ `) それから
( )´ ヮ``( ) それから?
( )---( ) ☆
ヽ _)(_ノヽノ
UU~UU 〜学校・1年生の教室〜
ルビィ「いい?善子ちゃん」厳しめな口調
ルビィ「花丸ちゃんが学校に来たら、ちゃんと謝るんだよ」
善子「わ……」
善子「わかってるわよ……」
善子「家に帰ってから、ちょっと大人げなかったって反省したんだから……」
善子「あと、ヨハネだから」
キャアアアアアアア……
よしルビ「!?」 ルビィ「何だろう……今の」
善子「外から何やら、けたたましい悲鳴が……」
扉ガラガラガラ!!
ダイヤ「はぁ……はぁ……」荒い息
ルビィ「お……お姉ちゃん?」
ダイヤ「あ……あなた達……」
ダイヤ「花丸さんに、いったい何を吹き込んだんですの!?」
よしルビ「えっ!?」
ルビィ「どうしたの?血相を変えて……」
善子「ダイヤ……なに言ってるのかさっぱりだけど」
善子「ひょっとして、さっきの悲鳴と関係が……」
ダイヤ「大ありも大ありですわ!!!!」
ダイヤ「大方あなた達が、花丸さんにいらぬ入れ知恵をしたのでしょ!?」
善子「入れ知恵?ずら丸とは昨日ケンカして……」 おーい……
善子ちゃーん……
ルビィちゃーん……
いるなら外に出てくるずらー……
ルビィ「ピギッ!!!!」
善子「あ……あの声は」
よしルビ「ま……」
よしルビ「まさか!!??」
ダイヤ「自分の目で確かめてきなさい!!」
ドタドタドタ…… 〜校門前〜
キャアアアアアアア!!!!!
(パニックになって校舎へ避難する生徒達を尻目に、異形の姿となった花丸を見て唖然となってるAqoursメンバーの面々––––)
果南「マル……」呆然
果南「お願いだから、これは夢だと言ってよ……」
鞠莉「果南、これは悲しくも厳しいリアルよ……」
ほっぺグニューー!!
果南「いひゃいいひゃい!!わかったからやめてよ、鞠莉」涙目 花丸(フッフッフッ……)
花丸(みんな、おらの急成長ぶりを見て、たまげてるずら……)ご満悦
梨子「こ……怖い……」ガクブル
ドタドタドタ……
千歌「あっ!善子ちゃんにルビィちゃん!」
曜「大変なんだよ!!花丸ちゃんが……」
善子「………………」
ルビィ「………………」
善子「嘘でしょ…………」
ルビィ「花丸ちゃん……」 _______
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`¶cリ;˚ヮ˚)| `-´ `-´ ⌒°(˚ω˚;)°⌒ _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> ずら丸の身長が鬼伸びしてるぅ〜〜!!?? <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
※後半へつづく…… ,−、 ______
i::▽"::::::::::゛ヽ
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j:::ヽ:l:j `○ ○ l::j
. ノ::ノl:/l:ヽ"" ワ ""l:ノ
ノ::ノ j:ヽl:ゞ___________,レ
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/_/_l_l_l_l_ヽ_ヽ
. ヽ_i__/
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ほのなぞ〜〜〜〜 穂乃果「ねぇねぇ、花丸ちゃん!!クイズだよ!!」
花丸「いきなり出てきて何ずら!?穂乃果さん」
穂乃果「花丸ちゃんがセンターの『未体験HORIZON』の衣装は、蝶がモチーフだけど……」
穂乃果「じゃあ、蝶は蝶でも、ネット犯罪をやらかしちゃう蝶は、な〜〜んだ!?」
花丸「ええっ!?な、難問ずら……」
花丸「う〜〜ん……ネット犯罪をする蝶……」
穂乃果「答えは、お話の最後に発表するよ!」 ※後半
〜学校・校門前〜
花丸「来たね、善子ちゃん」ニヤリ
花丸「昨日の約束、忘れてないよね!?」
善子「ううっ……」冷や汗
花丸「早く2人の身長を、はっかるっずらぁ〜♪」
ルビィ「花丸ちゃん……」オドオド
花丸「フフフ……」
花丸「……とはいっても」
花丸「すでに勝敗は、火を見るよりも明らかずらねぇ……」
花丸「善子ちゃんのお金で食べるケーキは、どんな味がするのかなぁ……」ジト目
善子(あの野郎……)拳グッ
善子(完全に増長してる……) 千歌「お〜〜い!!花丸ちゃ〜〜ん!!」
曜「どうしてそんなに、大きくなっちゃったの〜〜?」
花丸「牛乳をいっっっっぱい飲んだら、こうなっちゃったずらぁ☆」
千歌「えぇ……」
曜「真面目にやってきたからじゃないんだね……」
梨子「2人とも!!CMのパロディをやってる場合じゃないでしょ!!」
果南「これはどういう事なの?1年組」
ルビィ「じ、実は……」
〜中略〜
果南「よしこぉ〜〜〜〜!!」
鞠莉「これはさすがに、善子が悪いわね……」
善子「面目ありません……」恐縮
善子「すべて、私の不徳の致すところです……ハイ」 ダイヤ「みなさん!!これは由々しき事態ですわ!!」
果南「あっ、ダイヤ」
ダイヤ「こんな図体では、日常生活はおろか、Aqoursの活動にも大きな支障が出てしまいます!!」
鞠莉「ま、あんなにロングになったら、いろいろ不便よね」
千歌「足の裏が痒くなったら、どうすんだろうね」
果南「足の爪を切るのも、他人の手を借りないとね」
ダイヤ「真面目に聞きなさい!!」キッ!!
ダイヤ「考えても見なさい!!あんな巨人がラブライブに出たら、一体どうなると思います!?」
ちかなんまり「どう……なる……」想像 『アキバドームの天井を
突き破っちゃったずら〜〜』 千歌「…………まずいね」
果南「方々から怒られるだろうね」
鞠莉「ミスターやナベツネが黙っちゃいませ〜〜ん」
花丸「あっはっはっはっは!!」
花丸「これでもう、チビだと馬鹿にされないで済むずらぁ〜〜!!」
(歪んだ勝利宣言で自己陶酔しきった花丸は、おもむろに鞄から牛乳パックを取り出した)
花丸「もっとも〜〜〜〜っと、背を伸ばすずらぁ〜〜!!」
牛乳グビグビグビグビ…… 花丸「ぷはぁ〜〜〜〜っ!!」
花丸「あ〜〜っ、牛乳おいしいずらぁ〜〜!!」
ニョキニョキニョキニョキ……
梨子「ひっ!!!!」恐怖
曜「花丸ちゃんの足が……さらに伸びていく……」
ルビィ「もうやめて!!花丸ちゃん!!」必死
善子「私から一本取って、もう気が済んだでしょ!!いい加減にその辺にしときなさいよ!!」激昂
ダイヤ「皆さん、もう何を言おうが無駄ですわ……」
よしルビ「えっ!?」
ダイヤ「あんなに背が高くなっては、もうこちらの声など届きませんわ……」諦め
ニョキニョキニョキニョキ…… (その時、天文学に明るい果南の顔に、不安が走った)
果南「………あっ」
果南「………ヤバイよ、コレ」
千歌「え?」
果南「あのままじゃ、成層圏に突入しちゃう…」
鞠莉「せ、成層圏!?」
果南「いや……成層圏なんかに行く前に……」
千歌「ど、どういう事!?果南ちゃん」 〜高度5km付近〜
花丸「み、未来ずらぁ〜〜〜〜!!!!」
花丸「学校や街並みが、まるでミニチュアみたいずらぁ〜〜!!!!」
花丸「まるで東武ワールドスクエアずらぁ〜〜〜〜!!!!」
キィィィィィィン……
花丸「あはっ、飛行機がよく見えるずら〜〜!!」
花丸「後でみんなに、自慢しちゃお〜〜っと……」
ヒュウウウウウウウウ……
花丸「…………うっ」
花丸「……な」
花丸「なんだか、寒くなってきたずら……」 全身ガタガタガタガタ……
花丸「ううううううううう」ブルブル
花丸「身に刺さるような寒さずら……」
花丸「それに、息をする度に肺が凍り付くような……」
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ガタガタ / "ノ´リノ´`ヽゞ ノ j
ガタガタ l l ◎ ◎ l ノ
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花丸「さささささささささ……」歯ガタガタ
花丸「寒いずら……」唇青ざめ 〜その頃・地上では……〜
果南「空はね、上に行けば行くほど、気温が下がるんだよ」
果南「高度が1km上がると、気温が約6度下がると言われてるんだ」
果南「だから、あんな調子で足を伸ばしていった日には……」
千歌「…………あ」
鞠莉「ベ、ベリーコールド……」
ガクガクガクガク……
梨子「ちょっと、なんだか様子が変よ!!」
曜「花丸ちゃんの足が、すっごい震えてる!!」
ルビィ「花丸ちゃん……」不安
ルビィ「空で一体、何が……」 prrr……
善子「!?」スマホ取り出し
善子「………………!!」発信者確認
善子「すら丸!!!!」
通話オン
善子「もしもしっ!!ずら丸!?」
花丸『………………』
花丸『…………助けて……善子ちゃん』
善子「!!??」 花丸『善子ちゃんに、いいとこ見せたくて……』
花丸『おら、調子に乗り過ぎちゃったみたい……』
善子「何いってんのよ!!」
善子「さっきまでの威勢は、何処に行ったのよ!!」
善子「謝るなら、ちゃんと元の身長に戻ってからにしなさいよね!!」
花丸『…………おねがい』
花丸『…………マルを……助けて』
花丸『このままじゃ、寒くて凍え死にそう……』
善子「ずらまるぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!」 ダイヤ「このままでは花丸さんが、地上にいながら上空で凍死してしまいますわよ!!」
千歌「なんとかならないの!?果南ちゃん!!」
果南「ど、どうするったって……」
果南「長くなった足を、元に戻す方法だなんて……」
(その時、ゲームボーイ級の果南の脳みそが、ひとつの仮説を立てた)
果南「………………」
鞠莉「……その表情」
鞠莉「なにか思いついたのね……果南」 ルビィ「うあぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」号泣
ルビィ「花丸ちゃんが死んじゃうよぉぉぉぉ!!!!」
ダイヤ「ルビィ……これも運命ですわ」妹抱きしめ
善子「…………私のせいだ」グスッ
善子「私があいつの地雷を、これ見よがしに踏んだから……」ヒック
曜「自分を責めちゃダメだよ、善子ちゃん……」
梨子「こんなに花丸ちゃんが苦しんでるのに、私たちには何も出来ないだなんて……」
果南「いや、できるよ」
梨子「えっ!?」
果南「梨子にしか出来ないことが」
曜「か、果南ちゃん?」
曜「梨子ちゃんだけに出来るって……」 果南「梨子、お願いがあるんだけど……」
梨子「な、何!?」キョドキョド
果南「梨子ちゃんビームで、マルの両足に穴を開けてくれない?」
梨子「!!!!????」
ダイヤ「じょ、冗談いってる場合ですか!!果南さん!!」
ダイヤ「人が死ぬかどうかの瀬戸際だというのに……!!」
果南「これが冗談言ってる顔に見える?」キッ
ダイヤ「うっ……」
曜(ううっ、果南ちゃんがマジになったときの表情だ……) 果南「梨子…………」
果南「ほんの少しだけ、アリの巣みたいな穴でいいから」
梨子「で……でも……」ためらい
梨子「人に向けて発射したことなんて……まだ一度も」
ルビィ「うわぁぁぁぁん!!!!」大号泣
梨子「………………」
ルビィ「へなめるちゃあああああああああ!!!!」
梨子「…………」
善子「ずら丸……ずら丸……」涙ポロポロ
梨子「……」
梨子「う」
梨子「上手くいくかどうかわからないけど、やってみる……」
果南「…………頼んだよ、梨子」
曜「でも、どうして足に穴を開けるの?」
果南「私の仮説が正しければ……」
果南「多分、マルの足の中は……」 梨子「すぅ〜〜……はぁ〜〜……」精神統一
梨子「………………」
7人「ゴクリ……」
両腕クロス!!
梨子「くっ」
梨子「喰らえ!!梨子ちゃんビーーーームッ!!!!」
ビビビビビビビビッ
メイ,,> _ <リ=====================⊃ . |::::::| |::::::|
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ヂュッ!!|::::::| |::::::|
===========Σ|::::::| |::::::|
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`-´ `-´ ドバァァァァァ!!!!
ルビィ「きゃああああああっ!!」
ダイヤ「なっ、何ですのこれは!?」
ブシュウウウウウウウ!!!!
ダイヤ「花丸さんの足にできた穴から、大量の液体が……!!」
曜「……………」
(地面には、花丸の足から勢いよく吹き出た謎の液体で水たまりが出来ている)
指ですくい
ペロッ
曜「…………これ、牛乳だよ」
ダイヤ「ええっ!?」
果南「やっぱりね……」
果南「さ、梨子、残った片足の方にも……」
梨子「う……うん……」 〜上空〜
ヒュウウウウウウウウウウウ……
花丸「…………………」顔面青紫色
体ガクガクガク……
花丸「……もうダメずら」諦観
花丸「みんなに見守られることなく……」
花丸「おら、このまま一人ぼっちで死んでいくずらか……」涙目
ググッ
花丸「…………!?」 グググググググググッ
花丸「…………えっ」
花丸「なんだろう………この感覚」
グググググググググッ
花丸「えっ?えっ?」
花丸「…………ひょっとして」
花丸「おらの足が……縮んでる……?」
グググググググググ………… 〜地上〜
ドドドドドドドドドドドドド!!!!
千歌「花丸ちゃんの足から出た牛乳で、辺り一面が牛乳浸しだよ〜〜!!」
鞠莉「うっ」しかめっ面
鞠莉「ちょっと、ミルクスメルがきついわね……」鼻つまみ
梨子「ううっ…………」ガクッ
千歌「り、梨子ちゃん!?」
曜「大丈夫っ!?」肩を貸す
梨子「し、心配しなくていいから……」ゼェハァ
梨子「ただ……」ゼェハァ
梨子「今まで一度に2発も撃ったことなんてないから、すごい疲労感が……」ゼェハァ
果南「感謝するよ、梨子」
果南「これでマルは、元に戻るハズだよ……」
ダイヤ「ごらんなさい!!皆さん」指差し
7人「!?」
ダイヤ「花丸さんの体が……!!」 ググググググググググ……
善子「………………ずら丸!!」
ルビィ「花丸ちゃんの体が、地上に降りて来てる!!」
ググググググググググ……
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`-´ `-´ 花丸「……………………」
花丸「………………オラ」
花丸「………ひょっとして」
花丸「助かった……ずらか?」
花丸「………………」放心
花丸「?」
牛乳で濡れた地面
花丸「………………」
花丸「…………これって」
牛乳の匂いプ〜〜〜〜ン!! 花丸「」
花丸「ひっ!!!!」青ざめ
花丸「ぎゅ、牛乳ずらあああああああああ!!!!」
両足ズキンッ!!
花丸「つっ……!!」
花丸「あ、足が痛くて、動けないずらぁ〜〜!!」
花丸「牛乳怖いずらぁぁぁぁ!!!!誰か助けてずらぁぁぁぁ!!!!」大号泣 善子「あいつ……」呆れ顔
善子「さっきはあんなに美味しそうに、牛乳をガブ飲みしてたのに……」
ルビィ「は、花丸ちゃん!!」
ルビィ「待ってて!!ルビィが助けに……」
腕ガシッ!!
ルビィ「よ、善子ちゃん!?」
善子「ヨハネよ」
善子「……放っておきなさい、ルビィ」
ルビィ「で、でも……!!」
善子「みんなに迷惑を掛けたんだから……」
善子「少しはお灸を据えないとね……」堕天使の微笑み
ルビィ「ええっ…………」 ………ずら丸のバカッ。
ここであんたが死んだら、まるでヨハネが○したみたいじゃない……
あんたが死んで一番困るのは、私なんだからね……
………………
昨日の事を謝るのは、お仕置きが済んでからにするわ。
花丸「ふえぇぇぇぇん!!!!」顔面クシャクシャ
花丸「もう牛乳は、こりごりずらぁ〜〜〜〜!!!!」
〜おわり〜 ,−、 ______
i::▽"::::::::::゛ヽ
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j:::ヽ:l:j `○ ○ l::j
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ノ::ノ j:ヽl:ゞ___________,レ
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ほのなぞ、答えだよ 穂乃果「さぁ、花丸ちゃん!」
穂乃果「『ネット犯罪をやらかす蝶』が何か、わかったかな?」
花丸「う〜〜〜〜ん、皆目検討がつかないずら……」
花丸「そもそも、ネット犯罪って具体的に何を指すずらか?」
穂乃果「例えば、違法アップロードとか……」
花丸「アップロード……アップ……アゲル……」
花丸「!!」ピコーン
花丸「わかった!!答えはアゲハチョウずら!!」
穂乃果「ブッブ〜〜!!違いますぅ〜〜!!」
花丸「え?」
穂乃果「答えは…………」 _{r‐/⌒ク>へ ヽヽ
__{/ ̄ ̄ ̄ ~''く〕 い
-< { -‐-ミ \ } l
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/ /l ト \ ヽ弋
/ / 、 l \ \ヽ l \
, j / \ \ Y l \\
l| l''" ̄ 二\  ̄`〜ミ_l l } l \ヽ
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八l\  ̄ !  ̄ // / }ノl }
{`ト\ _ _ /ィノ
ヽ}人 - ノ { l
ノノ} \ イ ヽ} }
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ノ / /`'''┐┌''" 〉ヽ V
/ /イ{ ハ ハ / /\トー
/// r―‐-くr-rニニ二} } } ヽ
/{(_ノ {ニニニ{ /ニニニノ 、__ノノ \
/ l  ̄ l/ニニHニニ\{  ̄V |
l l| /ニニニニ爪ニニニニ\ ∨ / ヽ
l { / \ニニニ∧∧ニニニ/ V ノ
/l ∨ ヽ/ ヽ/ l \
答え:盗撮動画を無断アップロードする生徒会蝶 花丸「」
花丸「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??」
穂乃果「読者のみんなは、当然わかってたよね!?」
花丸「いい加減にするずら!!こんなのわかる奴がいたら人外ずら!!」
??「そうよ!!こんな卑怯な問題、ミトメラレナイワァ!!」
??「こら!!穂乃果!!こんな所で油を売ってないで、はやく神田に戻りますよ!!」
耳たぶグイーー!!
穂乃果「いててててて!!海未ちゃん勘弁!!」涙目
花丸「……何だったんずら、あの人達」
〜ほのなぞ・おわり〜 スクスタのフレンドを募集してます。
IDは542 548 354
プレイヤー名の頭文字は「S」
皆さまからのフォローを、お待ちしてます。 なんかもう凄い
日本の文学って奥が深いと思いました(賢い可愛い生徒会長) なぜ脚だけ伸びたのか疑問だけどそれ以前の問題だった 牛乳大量に飲んだら下痢ピーになるぞ
矢澤も調子に乗って飲みまくってカス学バス内排便ピンチ切り抜け事件起こしたし スクスタのランク上げを妨害しよう!
初っ端から笑わせてくんのズルいんだよなぁ おい今までのくだらないフレを切って俺を受け入れやがれ なんのひねりどころか前逆宙返り3 回半抱え型してた 構成とあAAの使い方とか掲示板SSならではって感じがする
こういうSS書けるの憧れるわ いや、完結してるのに保守してもしょうがないだろ 落とせよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています