海未「かもめ！どうして言うことを聞けないの！？」バチンッ かもめ「ひっ…！」
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ことり「海未ちゃん！かもめちゃんを叩かないでっ！」
海未「ことり！邪魔をしないでください！
かもめのお仕置きがまだ終わっていません！」
ことり「かもめちゃんが怯えてるでしょ…！？」
かもめ「…」ガタガタ…
海未「言っても分からない子供には、身体で教えないとダメなんです！」
ことり「違うよ…！海未ちゃんは、自分の思い通りにならないイライラをかもめちゃんにぶつけてるだけでしょ…？」
海未「そ、そんなことありません！私はかもめのことを思って…」
ことり「これ以上かもめちゃんに乱暴なことするなら、ことりも黙っていられないよ…！」ガシッ
海未「ちょ…ことり…！離しなさいっ！」バタバタ
ことり「んん〜…！」ギューッ
いつになく強い力で海未を抑えることり
海未「くっ…このっ…！」ブンッ！
ドカッ！
机に頭をぶつけることり
ことり「いたいっ…！」
かもめ「ことりちゃん！」
海未「あっ、ことり…」
かもめ「う…うわぁぁぁぁぁん！！！海未ちゃんもことりちゃんも喧嘩しないでよ〜」ポロポロ…
ことり「うぅ…」スリスリ…
海未「……」
海未「……あぁ〜〜〜〜！！！」グシャグシャグシャグシャ…
ことり「あ、うみちゃ…！」
ドスドスドスドス…バタンッ！！ 外
海未「ふーッ！ふーーーッ！！ふー！」
海未「どうして？どうしてこうなの！？」
海未「私はかもめのことを思って、かもめを、ちゃんとした立派な人間に育てようとしているだけなのに…」
海未「かもめを良い子に育てて、家族と愛を育みながら、お互い協力し合って穏やかで幸せな家庭を築こうとしているだけなのに…」
海未「そのために、時に心を鬼にして、幼く分別の未熟なかもめを導いているだけなのに…」
海未「いつも私が、家族を破壊する悪者に…」
海未「私が悪いの！？私が悪魔なの！？」
海未「私は家族にDVを働く猟奇殺人鬼なの！？」
海未「…うぅぅぅぅぅぅ……」グシグシグシ… 数分後
海未「ふー…ふー…」
冷たい外気とまどろみの中、ふと夕べのニュース映像が脳裏をよぎる海未
〜〜〜
ーー児童は病院に緊急搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
ーー殴る、蹴るなどの暴行を加えた後、首を絞めて殺害したとして…
ーー母親の〜〜被告は「子育てに疲れた」と供述しており…
〜〜〜
海未「はっ…！」
〜〜〜
海未『かもめ！どうして言うことを聞けないの！？』バチンッ かもめ『ひっ…！』
海未『この…！』ブンッ！ ことり『いたいっ…！』
ーー母親と子供、両者とも死亡が確認されました。
ーー被告は、「よく分からない」と供述しており…
〜〜〜
海未「ひっ…！！」
海未「………」ガタガタガタガタ…
海未「わ……わたしは……」ヘタヘタ…
地面に崩れ落ちる海未
海未「う、うくぅぅぅ……」ポロポロ… ことり「かもめちゃん、もう痛くない…？」スリスリ…
かもめ「うん…」
ことり「そう、良かった。冷えピタはよく効くね」
かもめ「お腹空いたよぉ…」グゥ〜…
ことり(…そういえばご飯の途中だったんだった)
ことり「じゃあ、ご飯の続きしよっか」
かもめ「うん」
ヒック……コトリィィィィィ…！
ことり「…！海未ちゃん…」
かもめ「！」
ことり「…かもめちゃん、ちょっと一人でご飯食べててね…」
かもめ「うん……」
タッタッタッタッ…
〜〜〜
アァァァァァァ…！！コトリィ！ワタシ…ワタシィ…！
ダイジョウブダヨ…
ウミチャンハチャントコトリトカモメチャンノコトアイシテルンダカラ…
かもめ「………」モグモグモグモグ… 翌朝
かもめ「…ふわぁぁぁぁぁ……」ムニャムニャ…
かもめ「おしっこ…」
トテトテトテ…
海未「…！」
かもめ(あ、海未ちゃん…！)
かもめ「あっ…あの…うみちゃ…」
海未「…」
スタスタスタスタ…
何も言わずに姿を消す海未
かもめ「…」シュン…
トボトボ…
バタン、ガチャ……
……ジャーーーー…
ことり「あ、おはようかもめちゃん…♪おトイレ？」ニコッ
目の下にクマを浮かべることり
かもめ「…うん」
ことり「これから朝ごはん作るからちょっと待っててね♪今日は…食パンとスクランブルエッグかな…？」
かもめ(ことりちゃん、疲れてそう…)
かもめ「かもめも手伝うよ」
ことり「あ、ほんと！？じゃあ、ちょっとお願いしようかな♪」
かもめ「うん」 ことり「じゃあ、ことりはお野菜炒め作ってるから、かもめちゃんはあっちのテーブルで卵溶いといてくれるかな？」
かもめ「うん」
ことり「よろしくね♪」ポンポン
トテトテトテ…
〜〜〜
シューーッ
ことり(そろそろ卵いこうかな…)
ことり「かもめちゃん、卵できた？」チラッ
かもめ「これでいい？」ガチャガチャガチャ…
ことり「うん、それくらいでもういいよ」
かもめ「」パチッ
ことり(…？)
かもめ「これをそのままフライパンに入れるの？」
ことり「あ、うん、油をひいてからね」
かもめ「」パチッ
ことり(…ウインク？) かもめ「オリーブオイル？」
ことり「ううん、火使う時はサラダ油よ♪」
かもめ「へぇ〜」パチッ…パチッ…
ことり(まただ…)
ことり「…かもめちゃん、ウインクの練習？」
かもめ「ん？」パチッ
ことり「だって、さっきからおめめパチパチしてるから」
かもめ「え、そうかな…？」
かもめ「」パチッ
ことり(自覚ないのかな…？)
ことり(もしかして……チック症…？) 病院
真姫「うん、仰る通り、恐らくチック症ね」
ことり「そう…」
かもめ「…」
真姫「心理的なストレスを抱えてるんでしょうね。母親として何か心当たりはないの？」
ことり「…」
真姫「…まぁ、母親だからって子供の気持ちなんて簡単には分からないわよね」
ことり「…海未ちゃんが…」
かもめ「…！」ビクッ
真姫「ん？」
ことり「海未ちゃんが、少しかもめに厳しくて…」
かもめ「ねぇ、ことりちゃん、もう行こう…行こうよぉ！」
真姫「そう…」
ことり「昨日も、かもめがちょっと駄々こねただけで海未ちゃん凄く怒って、取り乱して家を飛び出しちゃって…」
かもめ「ことりちゃん、もういいよぉ…！かもめ元気だから、もうお家帰ろうよぉ…！」
看護婦「かもめちゃん、お母さんちょっと先生とお話あるから、看護婦さんと一緒に向こうであやとりやってよっか！」
トボトボトボ… 真姫「子育ては大変よね…」
ことり「うん…」
ことり「海未ちゃん、かもめとことりのこと凄くよく考えてくれていて、幸せな家庭を築こうって思ってくれているのは確かなんだけど…」
真姫「うん」
ことり「ちゃんとしなきゃいけない、かもめを強くたくましく育てなきゃいけない、っていう意識が高くって、かもめに厳しくしすぎちゃうの…」
真姫「…」
ことり「最近見てると、海未ちゃん、かもめを叱ったり叩いたりするときに、しつけじゃなくて不安な気持ちをぶつけてるような感じなの」
真姫「海未もかなり情緒不安定なのかしらね…」
ことり「うん…それで、お家を飛び出したあと、しばらくたって、凄くおびえた様子で泣きながら帰ってきたの。『私は殺人鬼になってしまう』『ことりたちを殺す前に私は自殺しなきゃいけない』って…」
真姫「そう…」
ことり「…」
真姫「ごめん、私からは何も言えないわ…ことりと海未の苦悩は分からないし、私に子供はいないから…」
ことり「ううん…ありがとうね、真姫ちゃん」
真姫「…」
真姫（精神科医って無力ね…） 園田家 夕食
海未「…」モグモグ…
かもめ「…」オドオド
ことり「このステーキ美味しいね！海未ちゃん、かもめちゃん」モグモグ
海未「…」モグモグ
かもめ「…う、うん、おいしい〜…」オドオド
ことり「ほんと？じゃあ、かもめちゃんにはことりの分のお肉もちょっとあげるね♪」ヒョイ
かもめ「や、やったー！ことりちゃんありがとう〜…！(汗)」
ことり「かもめちゃんは育ち盛りだから、お腹いっぱい食べないとね♪…あ、かもめちゃん、お塩とってくれる？」
かもめ「はーい……あっ」ゴトッ
オレンジジュースの入ったグラスを零すかもめ
海未「！」
ジワァ…
オレンジ色に染まる海未のズボン
かもめ「…！ひっ…！」 ことり「あらら、ジュース零しちゃった…シミにならないように洗剤つけとかないとね」
かもめ「ご、、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…！」
ことり「大丈夫だよ、かもめちゃん♪洗えば綺麗になるし、海未ちゃん怒ってないから」
かもめ「…」ガタガタガタガタ…
海未「…」
ことり「じゃあことりは海未ちゃんのズボン持ってくるから、かもめちゃんこのナフキンでジュース拭いといてくれる？」
かもめ「う、うん…」
ことり「お願いね♪」
タッタッタッタッ…
かもめ「…」フキフキ…
海未「…」ヌギヌギ
海未「かもめ、もう一枚布巾持ってきてくれますか？」
かもめ「！」ビクッ
かもめ「は、はいッ…」
海未「…」
トテトテトテ… かもめ「はい…」サッ
海未「ありがとうございま…」
クルッ、サッ…
逃げるように海未から距離を置くかもめ
海未「…」
ことり「はい海未ちゃん、ズボン。折角だから昨日新しく買ったやつ下ろしてきたよ♪」
ことり「あれ、かもめちゃんどうしたの？」
かもめ「…」オドオド…
ことり「もうお腹いっぱい？」
かもめ「あ、うん…」
ことり「じゃあこれは明日のかもめちゃんのお弁当にしよっか」
海未「あの…ことり、このズボン、サイズがちょっと…」
ことり「あ、もう９時！かもめちゃんお風呂入れて寝かせなくちゃ」
ことり「はいはいかもめちゃん、一緒にお風呂行きましょうね〜」ポンポン…
海未「…」
ガシャーーーン！！！
ことり・かもめ「「！！？」」 海未「うぅぅぅぅぅぅ…！！」
ことり「海未ちゃん、どうしたの！？」
海未「結局、私は邪魔者なのね？」
ことり「えぇっ！？」
海未「みんな、そうやって私のことを恐れて…」
海未「わだじは、この家庭の平和を脅かす悪魔だったのね！？」
海未「うぅッ！」ヒュッ
バリーン！（食器の割れる音）
海未「……アァァァァァァァァァァァァァァァ〜〜〜………！！！！！！」ボロボロボロ…
ことり「海未ちゃん！ダメッ！」ギュッ
かもめ「………」
かもめ(ことりちゃんが一生懸命作ってくれた料理をめちゃめちゃに…)
かもめ(許せない！)
かもめ「う、、うわぁぁぁぁぁぁ！！！！」ポカポカポカポカ
海未「！？」
ことり「え！？かもめちゃんまで…もう、二人とも落ち着いてよ…！」モミクチャ
〜〜〜
かもめ「ふーっ！ふーーっ！」ジワッ
海未「うぅぅぅ…ぁぁぁぁ…」ポロポロ…
ことり「海未ちゃん、落ち着いて…！そんなわけないよ…」ギュッ
海未「」ブンブン！
ことり「もうお薬飲んで寝よ？ね？」スリスリ
海未「グズッ…ヒッグ…！」
トボトボトボ…
かもめ「ふーっ、ふーっ…！」
かもめ「……う…うくぅぅぅぅ……！」ポロポロ… 翌朝
ことり「かもめちゃ〜ん、朝ですよ〜」トントン
ことり「もう8:30だよ〜、幼稚園遅れちゃうよ〜」
シーン…
ことり「おかしいな…」
ガチャッ
ことり「あ」
こんもり盛り上がっているベッドの布団
ことり「…かーもーめーちゃーんはー、どーこーかーなー？」
ことり「ここか！」ギュッ
かもめ「……ひっく」
ことり「！」
目を充血させて泣いているかもめ
ことり「かもめちゃん…」 ことり「どうしたの…？」
かもめ「…」グスッ
ことり「幼稚園行こ？」
かもめ「…！」ブンブン！
かもめ「」パチッ
ことり「行きたくないの？」
かもめ「…グスン」パチッ パチッ
チック症の症状が出るかもめ
ことり(最近海未ちゃんと色々あって傷ついてるのかな…？無理に行かせるのも…)
ことり「…そっか、じゃあ今日は一日お家でゆっくりしてよっか」
かもめ「…」
ことり「ココア飲む？」
かもめ「…」フルフル…
ことり「朝ご飯は？」
かもめ「…！」ブンブン
ことり「そう…お腹空いてないのかな？」
ことり「それじゃあことりは下にいるから、何かあったら呼んでね」
スタスタスタスタ…
かもめ「……」 お昼
ことり「じゃーん！今日はおうどんさんにしてみたんだ♪お母さんが送ってきてくれた讃岐うどん」
海未「…」
ことり「かもめちゃーん、お昼さん出来たよ〜、降りておいで〜」
シーン…
ことり「寝てるのかな…？ちょっと呼んでくるね」
タッタッタッタッ
ことり「かもめちゃん、お昼ご飯できたよ？」ガチャ
かもめ「…！」 バタバタ
軽くパニックな様子のかもめ
ことり「え！？どうしたの、かもめちゃん！どこか痛いの！？」
かもめ「…！……！」パクパク かもめ「〜ッ！〜〜！！」パクパク
ことり「…声を、出せないの？」
かもめ「…！」コクコク
ことり(そんな…)
かもめ「…」ジワッ
ことり「大丈夫だよ！かもめちゃん。落ち着いて」ギュッ
かもめ「ふーっ！ふーーっ！」ポロポロ
ことり「大丈夫、大丈夫だからね…」スリスリ…
ことり(やっぱり、またストレスで…？) 夜
ことり「落ち着いた？」
かもめ「はー、はー…」
ことり「お医者さんに診て貰えばきっと治るから、大丈夫よ♪」
ことり「晩ご飯持ってきたから食べよっか」
かもめ「…」
ことり「かもめちゃんの大好きなおうどんさんだよ〜♪」
ことり「ふーっ、ふーーっ…、はい、あ〜ん」
かもめ「………」
プイッ
ことり「え…？食べないの？」
かもめ「…！」ブンブン
ことり「でも、朝から何も食べてないんだよ。何かお腹に入れなくちゃ…」
ことり「全部食べなくてもいいから、ちょっとだけでも食べよ、ね？」
かもめ「………」
パクッ…モグモグモグ……
ことり「ね、美味しいでしょ♪かもめちゃんおうどんさん好きだもんね！」
かもめ「…」モグモグモグ…
かもめ「……ゲェェェェェェェェェェェェェェェ！！！」ビチャビチャビチャビチャ…
ことり「あぁ…！」 〜〜〜
ことり「もう大丈夫？かもめちゃん」
かもめ「…ズズッ」コクン
ことり「いま海未ちゃんがホットミルク持ってきてくれるからね」
かもめ「…」
ことり(海未ちゃんは美味しそうに食べてたから、腐ってたり不味かった訳じゃないと思うけど…)
ことり(…海未ちゃんとの関係性だったり、突然喋れなくなったり、色々ストレスが重なって食欲ないのかな？)
ことり(いや、でも朝から何も食べてないんだもん…さすがにお腹空いてるはずなのに…)
ことり(それに大好きなはずのおうどんを食べないなんて…変だよ)
ことり(…もしかして、拒食症…？) 真姫「チック症、失声症、拒食症…最悪な状況ね」
かもめ「…」ゲッソリ
ことり「…」
真姫「声が出なくてコミュニケーションをとれないだけでも相当なストレスなのに、食事もまともに取れないとなると身体にも影響をきたすし…」
ことり「お砂糖とかビスケットを少ししか食べてないの…普通の食べ物は与えると吐いちゃって…」
かもめ「…」
真姫「そう…とりあえず、栄養摂取は死守しないとね…。各種ビタミン剤とタンパク質を錠剤で出しておくわ」
真姫「でも…、ここまで来ると、もう正直、入院も視野に入れたほうがいいかもしれないわ…」
かもめ「…！？」
ことり「…そう、だよね」
かもめ「…〜〜ッ！！？！？〜〜〜ッ！！！！」パクパク
ことり「…！かもめちゃん…」
真姫「そうよね…嫌よね…。家族と離れて、病院なんかで一人ぼっちで寝るなんて…」
ことり「入院するとしたら、ここに入院することになるの？」
真姫「そうね…ベッドは空いてるから、あなたたちがここでも良いなら…」
かもめ「ふーッ！！ふーーーッ！！！」ジタバタ…
看護婦「かもめちゃん、ちょっとお母さんと先生忙しいから、看護婦さんとあっちでご本読んでよっか？」スッ
かもめ「……！」ジワッ
トボトボ… >>24
ぶっちゃけ可哀想だからそろそろ法の裁きがほしい
逮捕・送検・起訴からの裁判で実刑くらってほしい 真姫に最近あった出来事を話すことり
～～～
ことり「…そんなこんなで、かもめちゃん、今回のことがスゴくショックだったみたいで…」
真姫「…」
ことり「このままじゃ、もう海未ちゃんとかもめちゃんの仲が修復出来ないくらい溝が出来ちゃう気がして、ことりどうすればいいか…」
真姫「そう…悩ましいわね…」
ことり「…」
ずっと俯いたまま顔を上げようとしないことり
真姫「聞いている限りだと、海未は常にブスっとして話さないみたいだし、かもめは完全に海未に怯えているようだし…これじゃあ関係性が治るきっかけがないものね…」
ことり「…」
真姫「…」
ことり「…海未ちゃんが…」
真姫「…？」
ことり「海未ちゃん…いっつもことりに苦労ばっかりかけて…」
真姫「！」
ことり「少しは…ことりのこと労わってほしいよ…！」
真姫「ことり…」 ことり「…海未ちゃんがおかしくなったのは…ことりが育児休暇に入って1年経ったあたり…」
真姫「確か、かもめが生まれて先に海未が会社の育休をとって、海未の育休が終わって仕事に復帰して、次に今度はことりが育休に入ったのよね？」
ことり「うん…。それまでは、海未ちゃん とっても優しくて、笑顔いっぱいで、会話も溢れてて、かもめちゃんに甘々で、お仕事で忙しいことりの代わりに家の事やってくれて、絵に描いたみたいに幸せな家庭だったんだけど…」
ことり「海未ちゃんがお仕事に復帰してからしばらくたって、海未ちゃんの様子がおかしくなったの…」
真姫「どんなふうに？」
ことり「ことりやかもめちゃんと一緒に過ごしてても、表情が曇ってたり、上の空だったり、笑顔や口数がみるみる少なくなったり…」
ことり「でも、一番の変化は…ことりやカモメがいないときに、しょっちゅう1人で頭を抱えて泣いてたことかな」
真姫「…原因は分からないの？」
ことり「うん…海未ちゃん、自分の事はあんまり話してくれなくて…」
真姫「夫婦なのに？」
ことり「海未ちゃんって昔から自分のことは一人で抱え込んじゃうんだよね…ことりは頼って欲しいんだけど…」
真姫「そう…。相変わらずなのね」
ことり「会社で色々問題がある、ってことは時々こぼしてたんだけど、詳しい話はしてくれないし、それ以外のことは何も話してくれなくて…」
真姫「まぁ、そういうことは人に相談してどうなることでもなかったりするものね…」
ことり「それである日突然『会社、辞めてきました』って…」
真姫「そうだったのね…」 ことり「今じゃ、ことりが笑顔で話し掛けてもブスッとして黙ってるし、かもめちゃんを叩くし、いつも上の空で、家のこともやってくれないし…」
真姫「…」
ことり「お仕事とか自分のことで色々あって大変だったのは分かるけど…辛くて大変なのは分かるけど…でも…どうしてここまで…」グスン…
真姫「ことり…」
ことり「海未ちゃんは自分の気持ちを何も話してくれないし…もう…ことり、海未ちゃんが何考えてるかわからないよ…！」
真姫「！」
ことり「ごめんね…ことり、今日はもう帰るね」スック…スタスタ
真姫「あ、まって！こと…」
バタン…
真姫「…はぁ」
真姫(今までは、一応医者という立場で一歩引いて様子見、ってスタンスでいたけど…)
真姫(これは、あんまり放っておいて良い問題ではないかもしれないわね)
真姫(安易に他人の事情に首を突っ込むべきじゃない、っていうのは最もだけど…)
真姫(…ことりと海未の友人だからこそ、仲間だからこそ出来ることを…私はしたい！)グッ…
真姫「よし！」 
園田最低 神スレ
海未ちゃんという人間を実によく理解してるよね 今こそμ'sの9人が再び力を合わせる時ではないだろうか てか会社辞めてDVとかただのクズに成り下がってんな
今までは発達障害なだけだったけど 遊園地行って流れが一転攻勢するところが好きだけどその辺りで終わるんだよなあ いつも遊園地編で終わるよねそんなにかもめちゃんが憎いんか？！ 痛ましい事件あったのに
こういうネタ書いて喜んでる海未推しってやっぱキチガイだわ これを海未推しの仕業にしたがるiPhoneってやっぱキチガイだわ このスレあと何回立てたら気が済むんや？
1度ウケたネタを何度も繰り返すのって発達障害の特徴らしいな 数日後 夜
とあるバー
ことり「…」
マスター「…」フキフキ
ことり(バーに自分1人しかいないのって、なんか緊張するな…)
マスター「…真姫ちゃん、遅いね～」
ことり「…！は、はい…」
ことり(…真姫ちゃんに『話があるから1人で来て』って呼び出されたから、お母さんにかもめちゃんを預けて来たけど…一体なんのお話だろう？)
ガチャ…
真姫「遅れてごめんなさい、仕事が長引いちゃって…」パッパッ
ことり「あ、真姫ちゃん、ビショビショだね…」
真姫「そうなのよ、突然ものすごい雨になっちゃって…じゃあマスター、奥の個室に案内してもらえる？」
マスター「はーい」
ことり「個室？」
真姫「人が居ない方が話しやすいでしょ？」
ことり「そっか…」
ことり(真姫ちゃん、ここのバーのマスターと馴染みなのかな？) このSSの海未と同様現実で周囲に見放されて満たされない生活を送ってるからってこんなところで当たり散らすなよiPhoneくんw 海未と同レベルだぞw 真姫「これはね、パパが昔からいつも家で飲んでる赤ワインなの。飲んでみて」
ことり「う、うん…」ゴクッ…
ことり「あ…甘い…飲みやすいかも…」
真姫「パパが昔南フランスで飲んだワインらしいのよ。そんなに有名な銘柄ではないけど、すごく気に入ったからって、ワイン輸入業者の友達に特別に頼んで、時々まとめて家に送って貰ってるのよ」
ことり「すごいね…」
真姫「チーズはパルミジャーノ・レッジャーノね。スパゲッティに入れることが多いけど…」
ことり「へぇ～…」モグモグ…
真姫「そういえばことりもフランス行きたがってたわよね。高校の頃服飾の留学に行こうとしてたくらいだし」
ことり「まぁね…一応あの後１回フランス旅行したんだけどね」
真姫「そうだったわね。でも、やっぱり未練のある旅になったんじゃない？」
ことり「あはは、まぁその時はちょっとね…。でも今は日本で服飾関係の仕事につけたし、実はフランスにも縁があるの」
真姫「へぇ～、それは興味深いわね」
ことり「ことりが会社に入って最初に担当した仕事がね…」
ワインを片手に雑談をする真姫とことり このもんじゃは東京の汚水にやられてしまったのだろうか ことり「…それでね、ことりの意見を認めてもらえたの」
真姫「へぇ～、やっぱりすごいわね、ことりは…」
真姫(やっぱり、ことりは仕事の話になると饒舌になるわね…)
ことり「…」
真姫「…」
ふいに訪れる沈黙
ことり「ところで…今日のお話って何？」
真姫「あ、ああ…そうね…」
真姫「今日呼び出したのはね、ことり…かもめのことについてなんだけど…」
ことり(やっぱり…)
真姫「やっぱり、かもめは入院させるべきだと思うの」
ことり「…」
真姫「実はあれから、あなた達の今後について色々考えてて…実はもう、かもめ用の病院のベッドも確保してるのよ」
ことり「そっか…」 真姫「今はかもめの栄養を守ること、そして…両親と少し距離を置くことが大事だと思うのよ」
ことり「やっぱり、そうなってくるのかなぁ…」
真姫「あ、とはいっても、病院に入院させるのはあくまで栄養剤を点滴させるのがメインで、一時的なシェルターのつもりよ。実はその後のことも考えていて…」
ことり「そうなの…？」
真姫「ええ。そこで……実は今日、ここにもう1人呼んでいるのよ」
ことり「もうひとり？」
真姫「ええ、もう来てるわ」スック
真姫「…入って」コンコン
ガチャ…キィィィィ…バタン
花陽「ことりちゃん、久しぶり」ニコッ
ことり「…！！か、、かよちゃん！？」 【自らを泉南最強の輩(笑)と名乗る元暴走族のハルシオン中毒で身の程知らず！wwwwwwwww
ただ単に悪知恵が働くだけの分際で自分は非常に頭がいいと豪語(笑)する
真性DQNのパラハラ、セクハラ、モラハラが生き甲斐(笑)の
パンチパーマ自己満足オナニード低悩クズデブホモキモ豚野郎(笑)
その人相はもはや麻原彰晃そのもの！！ｗｗｗ『広岡雅史』(自称ゴンさん(笑))そのクソみてーな半生】
1983年 中学入学するも生意気だったので不良同級生に〆られる。以降3年間おとなしく過ごす
中学一年の時に2日間だけパンチパーマをかけたのが唯一の自慢
1986年 私立高校に入学するが、親分だった仲間が中退。自分も同級生からイジメに遭い中退、定時制高校に入りなおす
アイドルに憧れて劇団東俳に入れてもらうが芽がでない。ジャニーズの研修生になるも、2日で追い出される
1987年 同年代が丸くなり引退を考える17歳のとき、休眠暴走族のメンバーを名乗り活動をはじめる
1988年 18歳にて休眠暴走族の2代目総長を名乗り、年下に混じって30歳まで参加する
1989年 先輩に誘われ右翼活動を始めるも、1年経たずに逃げ出す
1990年 20歳で定時制高校の番長を気取り、更生してまじめに勉強したい生徒からひんしゅくを買う
地元暴力団に見習いで入るが、親と警察に泣きついてすぐに逃げ出す
1991年 21歳にしてヤンキー中学生が読むような雑誌に投稿。借りものの特攻服を着て現役暴走族を気取る
それ以降もメディアに出たくて仕方なく、昼の生放送番組の奇人変人コーナーに出演したりする
1992年 22歳にして6年かけて通った定時制高校を卒業
1993年 親に「もう23歳なんだから更生しろ」と怒られ横浜東口ポルタ宝石店「チャーミー田中」に就職。すぐにクビ
ホストクラブ「ナイトヨコハマ」入店。しかし1年もたない
女性二人と遊びに来ていた男に因縁をつけ監禁、脅迫で逮捕。雇われ店長をやっていたホストクラブも閉鎖
1994年 地元の有名先輩に頼み込んで、暴走族ビデオ「暴走列島94」に照明係として出演させてもらう
1995年 愚連隊会長を名乗るが1年もたない。その後も関西系暴力団の見習いになるが、親と警察に泣きつきまた逃げ出す
1996年 遂に才能がないのに気づき、芸能人になる夢をあきらめる
1997年 落ちこぼれを集めて政治結社(暴力団の下部組織)を結成。ヤクザを名乗り女性三人を監禁、強姦して逮捕
1999年 30歳にして暴走族の相談役を自称。タチワルを気取って地元の少年たちにちょっかいをかけるが返り討ちにあう
2002年 インターネット掲示板に目を付け、自作自演の売名活動を始めるが、誰にも興味をもたれず相手にされない
2004年 34歳のときに脅迫で新潟刑務所に入所する。「イビキがうるさい」と同居の受刑者にイジメられ独居房入り
2014年 44歳になっても未成年に手を出し淫行で逮捕される。罰金が払えず、身の回りの物を売りに出す ..ィ⌒¨¨:.:.......
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＜ .../ /､j.| v:.:.､:ﾊ、＼ ｉ .ｉ （
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」 .|ｉ| i| | γ_笊｀ ﾘ '´_笊㍉ } ..| ..l （ （ /
）＼) .リ .∨{ 代r少 Ｖ少 .ﾉ | ..| , （ノ （
＼ {＼ xx , xx / /.:.:′ ／
＼i｢｀＼ 厶ｨ }..|!| 了
ゞ }:ｰﾍ －－ , ､／:ﾊ:| （
（ | ﾊ:个:..... イ i.. | } フ ｼｭｲﾝｼｭｲﾝｼｭｲﾝ
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ゞ. ...′ ′ Ｖ ヽ／ .Ｖ | |/ ∨ （
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. ...:.:´.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、 キーキーうるさい海未アンチのクズ共にあいさつしてやりますか❤
＼､,,)rﾞ''"''ｰ弋辷_,,..ィ ／.:.:.:.:.:.:.:{:.:|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
=､..,,,ﾆ;ヲ_ ヾ彡r'. :.:.:.:.:.:.:.:./ |:.:|:.:.:|､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
｀`ミミ, i'⌒! ﾐミ＝-:.:.:./:./|:/ :.:|:.:.:ﾊ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:':, :.:.:
= -三t fﾞ'ｰ'l ,三 .::.:.:.:./､j:| v:.:.､:ﾊ、＼:.:.:.:.:.:.:.ｉ:.:.:ｉ
,シ彡､ lﾄ l! ,:ﾐ ...:.:.:.:i|:.:.| {ｿー‐ Ⅵ ＼ｰ―＼ :.:.:.|:.:.:|
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〃ﾐ ,r''f! l! ヽ.. :.:.:.{＼ xx , xx /:.:./.:.:′
ノ , ,ｲ,: l! , ,j! , ﾄ、 ＼i｢｀＼ , 厶ｨ }:.|!|
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Π=_Π「Ⅱヾ､ ⌒～"""''''''⌒～'"´ ノ;;'':::日lTΠl:::....
Д日lTl,,..:''''" ""'''ｰ-┬ーr--～''"" :::Д日lT::::
FH=n.:::::' | | :::FL日l」:::::
ﾛΠ=:::::.:. ﾉ 从 ゝ .::田:/==Д::
口=Π田:::. .::::Γ| ‡∩:::::
Γ| ‡∩Π::.... ...:::Eﾖ::日lTlﾛ::::
Д日lTlﾛ_Π::::....... ...::::::::田:凵Π_=H:::
=Hﾛ凵Π=_Πﾛ=HﾛΠ:::.................:::::::::::口ﾛロH「ｌ.FFｌ 花陽「かもめちゃんの誕生祝いぶりだね」
ことり「かよちゃん…ど…どうして…？」
真姫「あれからことり達の今後について考えてて……勝手に悪いとは思ったんだけど、今の園田家の状況を花陽に話したのよ…」
花陽「…」
真姫「…これからの海未とことりとかもめにとって、どうするのがいいか、私たちはどういう形でサポートできるかって、勝手ながら一緒に考えてたの」
ことり「そうだったんだ…」
真姫「…いや、実はほとんど私が勝手に考えたアイデアなんだけど…花陽はとても前向きに乗ってくれて…」
ことり「…」
花陽「…ことりちゃん、単刀直入に言うね」
ニギッ
ことりの手を取る花陽
花陽「ことりちゃん、もしよかったら………かもめちゃんのこと、花陽に任せてもらえない？」
ことり「！」 これって海未が生えてるん？
それともレズ夫婦と養子なん？ >>85
過程など大した問題ではない
かもめがいるという結果ことがすべてなのだ ことり「花陽ちゃんが…かもめちゃんを…」
真姫「ええ。突然言われても分からないと思うから説明するわね」
ことり「…」
真姫「実は、花陽はいま、農家で働きながらYouTuberをやってるの」
ことり「YouTuber？」
花陽「えへへ、YouTuberっていっても片手間でやってるだけでまだすっごく底辺だけどね…」
ことり「かよちゃんは確か、大学院でお米の研究してたって…」
花陽「うん。でも、色々あってプロジェクトが止まっちゃって…研究が続けられなくなっちゃったんだ…」
ことり「そうだったんだ…」
花陽「就職しようとも思ったんだけど、就職先もあんまり無くって……それよりも研究が不完全燃焼で落ち込んでて、あんまり就活する気にもならなくって…」
ことり「…」
花陽「今は、たまたま以前研究関係でお世話になった農家で働かせてもらってるの」
ことり「…花陽ちゃんも大変だったんだね…ことり何にも知らなかったよ…」 真姫「でも、そこでちょこちょこ1人で研究っぽいことしたりしてるのよね」
花陽「うん。農家の人が自由に実験とかしてくれていいよって言ってくれたから、お言葉に甘えて…」
ことり(花陽ちゃん、偉いなぁ…)
花陽「まぁアカデミアにも民間にも属してないから、アマチュア活動みたいな感じになっちゃうんだけどね…えへへ」
ことり「それじゃあ、YouTuberの活動っていうのは…」
花陽「うん。お米の知識を発信したり、農作物の実験をして、それを動画にして投稿したり、っていうのが多いかな？」
ことり「へぇ～…すごいなぁ」
真姫「行動力あるわよね」
花陽「えへへ♪歌ったり踊ったりはしてないよ」
真姫(まぁ、ちょっと人気出てきたらやればいいと思うけど) 真姫「それでね、花陽が住んでいる農家は、周りは静かで自然が豊かだし、今のかもめにとって良い生活環境だと思ったの」
ことり「…そこの農家さんって、どこにあるの？」
花陽「東京からは離れちゃうけど…埼玉県のちょっと田舎にあるところ」
真姫「まぁ、会いに行けない距離ではないわね」
ことり「そっか…」
真姫「それでね…ことり、ちょっといきなり色んなこと言って情報過多で申し訳ないとは思うけど…これから、私たちなりに考えてきたことをプレゼンさせてもらってもいい？」
ことり「…う、うん…」
真姫「ありがとう。じゃあ話すわね」
カバンからノートを取り出す真姫
真姫「私達2人は、こういう感じで考えているのよ」パラッ
問題点の整理
1.かもめを両親から離した方がいい
2.かもめの精神療養
3.海未の精神療養
4.海未とことりの仲の回復 ことり「…！」ゴクリ
花陽「ことりちゃん♪大丈夫…？」ギュッ
ことり「えへへ…うん」
真姫「私たちはまず、『かもめの心身の健康の確保』『海未の心の回復』『海未とことりの関係の回復』という感じに問題を切り分けてみたわ」
真姫「まずはかもめの健康、1と2について話すわね」
真姫「かもめは今、拒食症で栄養がちゃんと取れていないから、点滴を受けさせる必要がある。これが身体面の健康の確保ね」
真姫「次に精神面。これはさっきからの繰り返しになるけど…」
真姫「今の状況からかもめの精神的なストレスを軽減させるためには…ちょっと可哀想だけど、一旦海未とことりとは離れて生活させるのが良いと思うのよ」
ことり「うん…」
真姫「具体的な流れとしては、多分こんな感じになると思う」
1と2について
【これからの手続き】
まずかもめを(私の病院に)入院させて、点滴で栄養回復させる。
→期間を決めて拒食症・失声症の経過観察、カルテの作成。
→花陽の農家の近くの診療所の協力を(パパのコネで)得て、そこに転院させる。
→花陽を実質的な保護者として、農家で同居させる。
【療養計画】
花陽の農家で生活させる。
週に一度、診療所の医師に家まで診察に来てもらう。家に点滴台を用意し、家の中でも点滴できるようにする。
適度に作業をさせたり、自然に触れ合うことで、精神の安定、心の回復を図る。
※診療所の医者とは、常にカルテを共有する。
※私もできるだけ定期的に会いに言って、医者と意見交換する。 >>102
りんちゃんはラーメンばっか食ってる
亜里沙は、、、うーん 就活うまく行かない花陽の八つ当たり虐待されるパターンやんけこれ‥
要素庭死ねよ‥ かもめちゃんが幸せになるのは穂乃果絵里宅に養子になることやな 仮にことりがいなくなったら海未はデトロイトのアリスの親父みたいになるだろうな 真姫「拒食症と失声症みたいな精神疾患って、こうすれば治るってものじゃないから、とにかくストレスの少ない環境で生活させて様子を見る、って考えね」
ことり(すごい…こんなに詳しく考えてくれてるなんて…)
真姫「そのうち、落ち着いてきたら少しずつ色々な精神分析とか認知行動療法とかを試したり、ってことも考えられるけど…まぁ、あんまり勇み足が過ぎてもしょうがないから、そこは必要に応じて追追って感じで…」
ことり「でも、…こんなこと、ほんとうにできるの？」
真姫「幸い、パパ、花陽の農家っていう強力な理解者がいるし、一人一人の負担は大したことないから…花陽も喜んで協力してくれるみたいだし」
花陽「うん」
真姫「あとは向こうの診療所の協力が得られれば…まぁ、多分大丈夫だと思うけど。田舎の医者ってそういうの手馴れてる人が多いから…」
花陽「病気の療養のためにしばらく田舎に住む、って結構よく聞く話だもんね」
ことり(そうなんだ…)
真姫「あと、そんなにしょっちゅうはいけないけど、私も定期的に様子を見に行けるから」 既存のキャラクターを使った二次創作までならどうにか許容範囲におさまるけど、いもしないキャラでっち上げて妄想ssとか気持ち悪さしか感じない 真姫「それで、ことり。どうする？」
ことり「…」
真姫「色々突然で混乱してるかもしれないけど……とりあえず、ウチの病院に入院させるのは良い？
ことり「…」
真姫「まずは早くかもめの体調を整えたいから。出来れば明日明後日にでも」
花陽「ことりちゃん…」ギュッ
ことりの手を優しく握る花陽
ことり「…」
ことり「うん…」
真姫「わかった。じゃあ、そういうことで話は進めるわね」
ことり「…」
花陽「よかったね、ことりちゃん。これで1歩だよ」
真姫「かもめについてはこんな感じね。次に…原因となった海未の心のケアだけど」
真姫「これが一番重くて根深い問題になると思うわ」 /cVσ 8 σV あのね、あのねっ！
/cVσ 8 σV ことりママと海未おかあさんにねっ
/cVσ 8 σV 『かもめはかわいい女の子♪』って毎日言われるんだ♪
/cV,,＾8＾,V えへへ♪ かもめの人はかもめレスもキモいけどことりちゃんのおぱんつティーバッグみたいなレスもめちゃめちゃキモくて好き 真姫「現在の海未の症状は、ことりの話を聞く限りでは以下の通りね」ペラッ
・しょっちゅう上の空で1人で悩んでいる(原因は話さない)
・情緒不安定。よく興奮してヒステリーになる
・何もしないで部屋に閉じこもってぼーっとしていることが多い
・表情が希薄で、話しかけてもあまり反応しない
・かもめに過度に厳しくしつけしようとする(体罰することも)
・時々突発的に強い不安に駆られて、泣きわめく
・自分が迫害されているような気持ちになって、泣きわめく
・子供のような言動をすることがある
花陽(海未ちゃん、前はあんなに元気だったのに…)
真姫「原因は分からない？」
ことり「海未ちゃん、家庭の外のこととかあんまり話してくれないから…そもそも何に苦しんでるか分からないんだよね」
花陽「お仕事が上手くいかないとかかな…？」
ことり「それもあると思うけど……それだけじゃない気がする…」
真姫「そう…」
ことり「…」
花陽「…」
真姫「もう本人に直接あって無理矢理聞き出すしかないわよね」
ことり「！」花陽「！」 真姫「ことり、海未はいま家にいるのよね？」
ことり「え…？」
真姫「今からことりの家に行くわよ」
ことり「え、えぇっ！？」花陽「ま、真姫ちゃん！？」
真姫「花陽も来れるわよね？」
花陽「真姫ちゃん、ちょっと突然すぎるんじゃ…？」
真姫「だって、今日こうしてみんな集まってて、話がまとまりつつあるのよ？このタイミングでやらないでどうするの？」
花陽「いや…とりあえずかもめちゃんの入院のことは決めたんだから、海未ちゃんのことはまた今度にすればいいんじゃ…？」
真姫「いいえ、時流に乗ってる今やるべきよ。今日はちょうどかもめも居ないんだから」
ことり「…」 真姫「ことり、家お邪魔しても大丈夫よね？」
ことり「…まぁ…大丈夫だけど…」
真姫「はい、じゃあ支度して早く行きましょ！お会計してくるわね」スック バタン スタスタスタ…
ことり「…」花陽「…」ポカーン…
花陽「…真姫ちゃん…ちょっと強引だね…」
ことり「え…えへへへ…」
ガチャ！
真姫「あ、2人とも御手洗行ってきなさいよ」ヒョコッ
バタン
ことり「」花陽「」
ことり「…」
花陽「…」
………プフッ……クスッ
あはははははははは！！！！！！
花陽「真姫ちゃん、おかしいねwふふっw」
ことり「あはは！ことり突然でビックリしちゃったよ～」
花陽「でも、ことりちゃん本当に大丈夫なの？」
ことり「うん。やっぱり真姫ちゃんの言う通りだと思う。せっかく真姫ちゃんとかよちゃんが来てくれてるし、ちゃっちゃと動いちゃった方がいいよね」
花陽「そっか」
花陽(そうだよね、ちょっと強引なところも真姫ちゃんのいいところだよね…)
花陽(花陽もことりちゃんも、行動力はある方だけど…優柔不断ですぐに動こうとしないところあるから…見習わなくっちゃな)
ことり(そうだ…真姫ちゃんとかよちゃん、真姫ちゃんのお父さん、かよちゃんの農家の人…ことりには色んな人が味方になってくれてるんだ…)
ことり(何だか、身体がとっても軽くなった気分だよ…)サァァァァァァ… ※訂正→以下の文章を >>66 の次に挿入
個室
真姫「どう？ここ、狭いけど静かで落ち着くしょ」
ことり「うん…」
ガチャ…
マスター「はい、どうぞ」
チーズとホット赤ワインを差し出すマスター
真姫「ありがとう」
ことり「あ、どうも…」
バタン…スタスタスタ…
カウンターへ戻るマスター
真姫「まぁ、飲みなさいよ。ことりチーズ好きだったでしょ？」
ことり「あ、ありがとう…」
ことり(ことりが好きなのはチーズじゃなくてチーズケーキなんだけど…) ことりと海未の家
真姫「さ、着いたわ」ガチャ←車のドアを開ける音
花陽「ｴｪｰ!?ｺﾄﾘﾁｬﾝｺﾝﾅﾆｲｲｵｳﾁﾆｽﾝﾃﾞﾙﾉｫｫ!?」
ことり「うん、不動産投資やってる親戚のおじさんが持ってる物件で、『今誰も使ってないから住んでいいよ』って言ってくれて、2年前から…」
真姫「まぁ、ちょうど子供いるし、ナイスタイミングよね」
ことり「まぁ、いつまでもお世話にはなれないけどね…」
花陽(花陽なんて、農園に行く前は家賃〇万円のアパートにしか住んだことないのに…)
真姫「花陽、私達は後ろに下がりましょ。インターホンに映ったら、海未が警戒して開けてくれないかもしれないから」グイッ
花陽「あ、そうだね…」ササッ
ことり「じゃあ開けるね」 ピンポーン
ことり「海未ちゃーん、ことりだよーー！開けてーー！」コンコン
花陽(…なんか緊張するな…)
真姫「…」
ガチャ…
海未「…」
俯きがちにドアを開ける海未
ことり「ただいま」
真姫「来たわよ、海未」
花陽「海未ちゃん、久しぶり…」
海未「！？！！？」 真姫「今日はね、海未、ちょっと話があって…」
海未「ッ！」バッ
家の奥に引っ込む海未
真姫「あ、海未、ちょっと待ちなさい…！」
ことり「海未ちゃん…！」
真姫「ちょっと上がるわよ…」バタバタ
花陽「お、おじゃましま～す…」
～～～
リビング
真姫「どこに行ったのかしら…」
花陽「海未ちゃ～ん」
ことり「いつもは自分の部屋に引きこもるんだけど……いないな…」
花陽「………………あ」
フリフリ…
花陽(あれは……海未ちゃんのおしり…？)
真姫「はなよ～、そっちは………………いたわね」
花陽「…」コクコク
海未「」
キッチンの奥の棚に頭を突っ込んでじっとしている海未
花陽(頭隠して尻隠さず…) /cVσ 8 σV あのね、あのね
/cVσ 8 σV かもめね
/cVσ 8 σV ことりママと海未おかあさんの子供で幸せだよっ
/cV,,＾8＾,V えへへ♪ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
