善子「それがなによ…ウキウキしながら荷造りしてた矢先にルビィが家に来て……」

善子「『善子ちゃん!明日善子ちゃんのうちにお泊まりしてもいい?』よ!」

ルビィ「うゆゆゆゆゆ…」ガクガクブルブル

善子「はぁ!?普通家先まで来てその約束する!?」

善子「ママがそれ聞いてなにかを察したかの如く『じゃあ旅行は2人で行くから!』って言うし!」

善子「なんかパパは『善子…大きくなったな……』って言って泣いてたし!」

ルビィ「ち、ちなみに旅行先は……」

善子「札幌よ札幌!!函館じゃなくて札幌!!」

善子「ママが配慮してくれたのよ!『善子は函館行ったことあるよね。』って言って!」

善子「2人の記念日なのによ!粋な計らいよ!」

善子「それなのに…それなのに……」ワナワナ

善子「畜生めぇぇぇええぇえ!!!」ボロボロ

ルビィ「うわ…ガチ泣き……」