梨子「私のことは今日から梨子お姉さまとお呼び!!」花丸「...はい♪」
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梨子「...ごめん、今のやっぱりなし///」
花丸「えぇ〜今のすっごく良かったずら!!今すぐにでもスールの契りを結びたいずら!!」
梨子「煽てなくてもいいからっ////ていうか花丸ちゃんこういうの好きなんだねびっくりしたよ」
花丸「百合の素晴らしさを教えてくれたのは梨子お姉さまずら」
梨子「...だっけ?///ていうかいきなり梨子お姉さま呼び禁止////」
ずら〜 マル(四才)「りこねーたんずら」
梨子「まんざらでもない」 はなまる(4)「りこちゃん!」キャッキャッ
梨子(17)「花丸ちゃんどうしたのそんなにお洋服汚して...これは?」
はなまる「えへへ、りこちゃんの為に泥団子つくったずら〜!すっごいぴかぴかなの!」
梨子「私の為に作ってくれたんだ嬉しいなぁ♪花丸ちゃんは器用だね〜」ナデナデ
はなまる「えへへ〜」
梨子「あ、今日三色団子買ってきたんだ〜一緒に食べよっ♪」
はなまる「うんっ!」
梨子「その前にちゃんと手を洗おうね〜」
はなまる「は〜いっ」トテトテ
みたいなね はなまる「りこちゃあん!」
トテトテトテ
梨子「あら、マルちゃんどうしたの?」
はなまる「あのね、よつばのクローバーをみつけたから、りこちゃんにプレゼントしにきたずら!」
梨子「四つ葉のクローバー?」
はなまる「うん! はい、これ!」
梨子「ありがとう、マルちゃん」
はなまる「どうぞ……あれっ」
梨子「どうしたの、マルちゃん?」
はなまる「……よくみたら、よつばのクローバーじゃなかった……」
梨子「もしかして、葉っぱが取れて三つ葉になっちゃったのかな……?」
はなまる「……ごめんなさい、おら、うそついちゃった……」グスッ
梨子「……泣かないで、マルちゃん?」
ギュッ
梨子「私は嬉しいよ。マルちゃんのプレゼントってだけで、私はとっても幸せだから、……ね?」
はなまる「……りこちゃん、ほんとう?」
梨子「うん、本当だよ。嘘をついたら、マルちゃんのおじいちゃんに怒られちゃうもの」
ナデナデ
梨子「だから、涙を拭いて、元気をだして?」
はなまる「りこちゃんのハンカチ……いいにおいずら」
梨子「幸せのクローバーのお礼に、このハンカチを、マルちゃんにプレゼントしちゃいます」
はなまる「えへへ、ありがとう、りこちゃん!」
梨子「どういたしまして♪」
ズビーッ
梨子「い、いきなりハンカチで鼻をかまないでぇ……!」 はなまる「りこちゃあん! マルとキッスしてー?」
トテトテトテ
梨子「えっ、き、きき、キス!? いきなり、どうしたの!?」ドキッ
はなまる「あのね、まりちゃんがおしえてくれたの。『キッスはだいすきのしるし』なんだって。おら、りこちゃんのことだいすきだから、りこちゃんにキッスをしたいずら」
梨子「な、なるほど……」
梨子(鞠莉ちゃんも、変なことをマルちゃんに教えるんだから……)
はなまる「キッス! キッス! キッス! キッス!」
梨子「そ、そんな煽るように、せがまないで?」
はなまる「……りこちゃん、キッスいやなの? もしかしてマルのこと、きらい……?」ウルッ
梨子「だ、大好きだよ!? ちょっとビックリしただけだから、ね?」
はなまる「じゃあ、キッス! キッス! キッス!キッス!」
梨子「わ、わかった、わかったからぁ!」
はなまる「じゃあ、りこちゃん、マルのまえにしゃがんで?」
梨子「こ、こう……?」
スクッ
はなまる「おかお、ちかづけて?」
梨子「はい……」
梨子(……キスをする、って言っても、ほっぺだよね……?)
はなまる「りこちゃん! だぁいすき!」
チュッ
梨子「!?」
はなまる「わーい! りこちゃんと、キッスしちゃったずら!」
梨子「マルちゃん! 今、私の唇に……キス、した……///」
はなまる「だって、まりちゃんがね、『キッスはおくちとおくちでするものよ』っていってたから」
梨子「そう、だけど……確かにそうなんだけど、そ、そうじゃないの……///」
はなまる「……よくわかんないけど、まあいいや。じゃあ、キッスのつぎは、にゅうせきずら!」
梨子「にゅっ、入籍!? 入籍はいくらなんでも早すぎるよぉ!?」ドキッ
はなまる「にゅうせき! にゅうせき! にゅうせき! にゅうせき! にゅうせき! にゅうせきずら!」
梨子「ノリで入籍してみないでぇっ!!」 トタトタトタトタ
はなまる「りこちゃあぁぁぁん!」
トタトタトタトタ
はなまる「……ふうっ」
梨子「マルちゃん、駆け足で来て一体、何かあったの?」
はなまる「あのね、りこちゃんにいいたいことがあって」
梨子「私に?」
はなまる「あのねっ」
梨子「うん?」
はなまる「あのね……」
梨子「……ん?」
はなまる「あの……ね……」
梨子「どうしたの?」
はなまる「あのね、あのね、あのねのね……」
梨子「モノマネのテレビでも見たのかな?」 はなまる「ちがうの、あの、えと、えっとぉ……」
はなまる「……どうしよう、なにをいいたかったのか、わすれちゃったずら……」
梨子「あら、そうなの?」
はなまる「ねえ、りこちゃん。おら、りこちゃんになんていおうとしたか、しってる……?」
梨子「ごめんね、私、マルちゃんが私に何を言おうとしてたのか、知らないの……」
はなまる「そっかぁ……」
梨子「マルちゃん。それはとても、大切なことなの?」
はなまる「うん、とってもたいせつなことずら」
梨子「それじゃあ、深呼吸をして、心を落ち着かせましょ? そうすれば、もしかしたら思い出すかも」
はなまる「かしこーい!」
梨子「そんな名案なのかな……?」 梨子「じゃあ、息を吸って……」
はなまる「……」スゥ
梨子「吐いて……」
はなまる「……」フゥ
梨子「どう? 落ち着いた?」
はなまる「だめだ、まだおもいだせないよ……」
梨子「んー、一体なんなんだろうね……?」
はなまる「もういっかい、しんこきゅうするずら」
はなまる「吸って……」
はなまる「……」スゥ
はなまる「……」スゥ
はなまる「……」スゥ
はなまる「……」ウップ
梨子「吐いてええっ!?」 ┃ ┃┃ ┃┃
┃ ┃┃ /\ /\ ┃┃
┃ ┃┃ / \ / \ ┃┃
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┃ ┃┃  ̄ ̄ ̄ ┃┃
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┃ \_/ ┃┃ ● ┃┃
┃ ┃┃ ┃┃ はなまる「……」ハァッ ハァッ
梨子「無茶はダメよぉ……」
はなまる「うーん、うーん……」
梨子「ひょっとして、走ってくるのに夢中で、ど忘れしちゃったのかな……?」
はなまる「……」
梨子「深刻な顔をして……。思い出せないことが、そんなにショックなの?」
はなまる「……もしかして、おらもじいちゃんみたいにボケがはじまったのかなあ、って……」
梨子「それは無いよ……。というか、マルちゃんのおじいちゃん、まだまだ元気でしょう……?」
はなまる「でも、きのうもおまんじゅうをいっこたべたはずなのに、たべてない、っていいはって、もういっこたべようとしてたよ?」
梨子「それはボケというより、ボケを利用した悪質な詐欺だね……」 はなまる「こうなったら、さいしゅうしゅだんずら!」クワッ
梨子「もう、最終手段使っちゃうの?」
はなまる「なづけて、『いっきゅうさんさくせん』ずら!」
梨子「……いっきゅうさん、作戦?」
はなまる「よっこいしょー!」
ペタン
梨子「あぐらをかいて、なにをはじめるの?」
はなまる「シーっ! しずかにして!」
梨子「あっ、ごめんなさい……」
はなまる「……」
梨子「すごい集中してる……」
はなまる「……」ムニャムニャ
梨子「頭を指でなぞり始めた……」
はなまる「……」ムニャムニャ
梨子「あっ、いっきゅうさんって、もしかして『一休さん』のこと……!?」
はなまる「ポクポクポクポクポクポク……」
梨子「口で木魚を叩いてる!」 はなまる「ポクポクポクポクポクポク……」
梨子「座禅を組んでるマルちゃん、とっても可愛いけど……口で木魚を叩いてるのが、すごくシュールだ……」
はなまる「ポクポクポクポクポクポク……」
はなまる「……!」
梨子「あ、何か閃いたのかな?」
はなまる「チーン!」
梨子「鐘の音も口で言った!」
はなまる「……なぞはすべてとけたずら!」
梨子「そんな大事件だったっけ!?」
はなまる「じいちゃんのなにかけて!」
梨子「さっきからおじいちゃんの扱いがぞんざいじゃない!?」 はなまる「ふう、ようやくおもいだしたずら」
梨子「……一体、マルちゃんは私に何て伝えようとしたの……?」
はなまる「あのね、りこちゃん……」
ムギュッ
はなまる「だーいすきずら!」
梨子「……えっ?」
はなまる「えへへへー」
スリスリ
梨子「それが、私に言いたかった、とても大切なこと……?」
はなまる「うん!」
梨子「……そっか。確かに大切なことだよね、『だいすき』って言うことは」
梨子「私も、マルちゃんに言うことがあるの」
はなまる「なあに?」
梨子「私も、マルちゃんのこと、大好きだよ」
ナデナデ
はなまる「えへへ、おらたち、りょうおもいずら♡」
梨子「ふふっ、そうだね♡」
はなまる「これにて、いっけんらくちゃくずら!」 りこまるいいやん……
需要がどうかは分からんが俺はもっと読みたい ちっちゃい花丸ちゃんもお姉さんしてる梨子ちゃんもかわいいな好き 「おら梨子ちゃんとけっこんする!」とロリ丸に言われた高校生梨子はその発言を親愛と捉える。言われた直後に梨子は急に引っ越すことになるけど、10年後年後また戻ってきた梨子。
10年の間に超美少女になった花丸の発言と行動にドキドキされっぱなしの梨子とあの時の言葉は親愛ではなく実は愛情であり、「梨子ちゃんと結婚する」と10年想い続けて再び告白する花丸が織り成すりこまるストーリー下さい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています