ことり「海未ちゃんは今日からμ'sの彼氏!」
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ことり「海未ちゃん、久々の新曲で作詞の腕がなまってるんじゃない?」
海未「いえ、そんな事は…」
ことり「海未ちゃん!!」
海未「は、はい」
ことり「皆で久しぶりに歌うんだよ?最高の曲にしないと!!」
海未「えぇ、ですから作詞は順調に…」
ことり「やっぱり調子が出ないんだね!!」
海未「あの、ことり?話を聞いてください」
ことり「というわけで海未ちゃんには甘々キュンキュンな歌詞を書きやすいようにメンバー皆の彼氏になってもらいます!」
海未「あの…はい…」 音楽室
海未「という事でことりの口車に乗せられてしまって…」
真姫「ナニソレ…まぁ、当時の感を取り戻すためっていうのは良いと思うけど…」
海未「私の歌詞、そんなにレベルが落ちましたか?」
真姫「いえ、むしろ良くなってるわよ」
海未「真姫…ありがとうございます」ニコッ
真姫「なっ、ほっ…本当の事言っただけだから!」
海未「だからそれについてお礼を…」
真姫「あーもう!わかってるってば!」
海未「ふふっ、真姫は変わりませんね」 真姫「で、どうするの?明日から彼氏期間スタートなんでしょ?」
海未「どうすると言われましても…いつも通り過ごすしかないかなと」
真姫「…まぁ、ことりが楽しんでるだけだろうしそこまで気にする事ないんじゃない?」
海未「それならいいのですが…ことりには困ったものです」
真姫「あの子、海未と穂乃果の事大好きすぎるのよ…」
海未「ふふっ、大事な幼馴染ですから」
真姫「本人が満更でもないのがねぇ」 真姫「ま、頑張りなさいよ彼氏さん」
海未「私は付き合い方を変えるつもりはないので頑張る事は無いですよ?」
真姫「何言ってんのよ、立場を利用してことりをぎゃふんと言わせるチャンスじゃない。」
海未「ぎゃふんと?」
真姫「えぇ、海未はいつも受け身なんだから今回は攻めに回ればいいの」
海未「攻め…ですか?」
真姫「例えば…海未、手を出して」
海未「こうですか?」スッ
ギュッ
真姫「こうやって自分から手を繋ぐとか」
海未「ま、まま真姫!?//」 真姫「何よ、私と手を繋ぐのは嫌ってワケ?」
海未「いえいえいえ!そんな事はないのですが!!//」
真姫「海未、明日から彼氏なのよ?」
海未「し、しかしそれはことりが勝手に…」
真姫「μ's全員の彼氏、でしょ?」
海未「ででで、ですが…」
グイッ
真姫「じゃあ海未は私の彼氏って事よね」ササヤキ
海未「っ!!!!////」
バッ
真姫「あ、手解けちゃったじゃない」
海未「きょっ…//今日は帰ります!!!!!また明日ごきげんようさようなら!!!!!//」ダッ
真姫「…ちょっと遊びすぎたかしら」 自宅
海未「か、かれし…思ったよりも大変なのかもしれません…ん?」
メールダヨ!メールダヨ!
真姫『ごめんなさい海未、今日はふざけすぎた。』
海未「まったく…真姫はおふざけが過ぎます!!」
海未「…こちらも急に帰って申し訳ありませんでした、と…」ポチッ
海未「ふぅ…ことりに勘弁してくださいと頼んでみましょう…今日のような事を皆からされたら気が気でなくなってしまいます」
メールダヨ!メールダヨ!
海未「ん、真姫でしょうか」ポチッ 絵里『なんだか大変な事になってるみたいだから明日は私と登校しましょう』
海未「絵里…確かに、普段通りことりと登校すると何をされるか…」
海未「…ぜひお願いします、私が絵里の家までお迎えにあがります…と」ポチッ
海未「さすがにクラスメイトのいる教室でことりが恥ずかしい事をする訳ないでしょうし…ことりとは朝のHR前にお話をする事にしましょう」
メールダヨ!メールダヨ!
絵里『了解、楽しみね。』
海未「…絵里、登校するだけですよ…ね?」 翌朝
海未「絵里は…まだ出てきてないみたいですね」
ガチャッ
絵里「海未、おはよう。待たせちゃったかしら」
海未「いえ、今来たところですよ」
絵里「ふふっ…ねぇ、今の恋人っぽいわよ」
海未「えっ、な、何を言ってるんですか!//」
絵里「ふふっ、冗談よ冗談!さ、学校行きましょ」
海未「ぐっ…はい!」 絵里「にしても昨日のことりのテンションは凄かったわよ?音楽室にいた2人にも見て欲しかったくらい」
海未「そ、そんなにですか…」
絵里「えぇ、それはもう。海未と合法でイチャつけるのが嬉しいんでしょうねぇ」
海未「ことり…あの子の将来が心配でなりません」
絵里「あら、てっきりことりの苗字が園田に変わるのかと思ってたけど?」
海未「変わりません!!!」
絵里「ごめんごめん…海未は妻をほったらかしで私と一緒にいるような不埒者じゃないものね。」
海未「ど、どういう意味ですか!」
絵里「え?だって…」 絵里「今日は私も海未の彼女なのよ?」
海未「ま、またアナタも真姫と同じような事を…」
絵里「あら、真姫が?あの子抜け駆けしたわね」
海未「絵里も絵里です!私で遊ぶのはやめてください!」
絵里「…遊びじゃないんだけど」ピタッ
海未「え、絵里?あの、恥ずかしいので手を頬から離してくれると嬉しいのですが…」
絵里「…海未、ほんとに綺麗な目。」
海未「ななっ、何を言ってるんですか急に!//私の反応で遊ばないでください!!//」
絵里「本気よ?このままキスだってできるけど?」
海未「なっ//さっ、先に行きます!!!///」ダッ
絵里「あっ、ちょっと海未ぃ!!」
絵里「行っちゃったかぁ…うーん」 海未「はぁ…はぁ…こ、ここまで来れば大丈夫でしょう…」ゼェゼェ
海未「まさか絵里がそう来るとは…もう少し用心深くなるべきでした…」
「あっ、海未ちゃんだにゃー!」
海未「…この声は…」
凛「うーみーちゃん!!!」バッ
海未「凛!わっ」
ドスン
凛「え!?ご、ごめんね海未ちゃん!いつもは受け止めてくれるから…調子悪いの?大丈夫?」
花陽「凛ちゃん待ってぇ〜!」タッタッ
凛「かよちん!海未ちゃんが!」
花陽「へ!?う、海未ちゃん大丈夫!?」
海未「…あ、大丈夫です…少し星を見てました」 凛「ふーん、絵里ちゃんから逃げてたから息切れしてたんだね」
花陽「え、絵里ちゃんがそんな事を…//」
海未「…凛と花陽は…」
凛 花陽「?」
海未(…この2人は大丈夫そうですね)
花陽「でもビックリしたなぁ、昨日のことりちゃんすっごく興奮してて」
凛「頬を染めてヨダレを垂らしながらゼェゼェ言ってたにゃ!」
海未「え!?ことりが!?」
花陽「凛ちゃん、嘘はよくないよ」アハハ
凛「ごめんにゃ」 海未「とにかくことりと話をつけて彼氏期間を終了させてもらわないといけません」
凛「えぇ〜終わっちゃうの?凛はもっと海未ちゃんが困ってるところ見たいにゃ」
海未「りん…?」ギロッ
凛「ごめんにゃ」
花陽「ふふふ、私は海未ちゃんに迫る絵里ちゃんや真姫ちゃんが見たかったかなぁ」
海未「は、花陽まで…何を言ってるのですか」 凛「なんにせよ終わりにしちゃうのはもったいないにゃ!」
海未「凛…この状況を楽しまないでください」
凛「だってこの機会に普段じゃ見られない皆の一面が見れるかもしれないんだよ!?」
海未「…そうですが…」
凛「かよちん!試しに海未ちゃんと腕組んでみて!」
花陽「えぇ!?私!?」
海未「凛!?何言ってるんですか!」
凛「えっと…かよちんの引っ込み思案を治す為にゃ!」
海未「適当に言って今理由考えましたよね」 花陽「…海未ちゃん」
海未「花陽、無理しなくていいんですよ!こんなの…」
花陽「ううん、凛ちゃんの言う通りだよ、これも引っ込み思案を治すための1つの道なの…!」
海未「何簡単に乗せられてるんですか!?」
花陽「…それに、海未ちゃんなら…いいよ?//」
海未「はぅっ//」
凛「…ぷっ…くく…」ニヤニヤ
花陽「し、失礼します!」グッ
ギュッ
花陽「…えへへ、できた」
海未「は、花陽…//」 花陽「海未ちゃん、あったかいね」ニコッ
海未「は、はなよぉ…//」カァッ
凛「はいはいおふたりさん!こっち見て!」サッ
海未「え?」
花陽「へ?」
パシャリ
凛「この写メはμ'sのグループに貼っとくにゃ〜!」ダダッ
海未「なっ!?待ちなさい凛!!このっ、のわっ!?」
グイッ
花陽「う、海未ちゃんっ!」
海未「は、花陽?凛を追いかけないと…」
花陽「もうちょっとこのままがいい、な…//」ギュッ
海未「……わ、わかりました…(かわいい)」 このままでも十分キュンキュンできるよ
自然体でどうぞ 「ちょっとアンタ達!何やってんのよ」
花陽「あっ」
海未「にこ!」
希「ウチもおるで〜」
花陽「希ちゃん、おはよう」
希「にひひ、初日から女の子侍らせて、海未ちゃんやり手やなぁ〜?」
海未「違います!これは!//」
ギュッ
花陽「えへへ//」
にこ「コルルァ!花陽!!早く離れなさい!!」グイッ
花陽「えぇ!?ち、ちょっと待ってぇ〜!」 にこ「まっったく…アイドルは恋愛禁止!でしょうが!」
海未「にこ、あの、そもそも恋愛ではなくてですね…」
にこ「言い訳無用!恋人ごっこも恋愛のうちよ!」
希「まぁまぁにこっち、姉妹みたいでええやないの」
にこ「ぬわぁに言ってんのよ!!こんな所週刊誌にでも撮られたら終わりよ終わり!!」
希「もう凛ちゃんが写真撮ってウチらに送ってきてるけどな?」ニシシ
にこ「ぬわぁんですってぇ!?凛を追うわよ!!写真を消させるわよおぉぉ!!!」ダッ
希「えっ、ちょっとま…足はっや…」 希「で?海未ちゃんは清純な乙女の花陽ちゃんにどんな事をしたん?」
海未「何もしてません!!」
花陽「そ、そうだよ希ちゃん!海未ちゃんは…その…優しくしてくれたよ//」
海未「はっ、花陽!?その言い方は誤解を招きますからやめてください!!」
希「ふぅ〜ん、でも海未ちゃんは自分がやられる時は強引な方がええもんなぁ?こんな風にっ!!」バッ
海未「ちょっ、希!」
がしっ
希「わしわしやぁ〜!」ワシワシ
海未「あぁっ//ちょ、やめてください通学路の真ん中で!!///」
花陽「はわわ//」 希「いたいぃ」タンコブー
海未「希が悪いんです、しっかり反省なさい」
花陽「ご、ごめんね海未ちゃん、ぶたないで…」
海未「DV夫みたいな感じにするのやめてください!!」
希「そうこうしてるうちに学校着いたけど、海未ちゃんこれから頑張ってな?」
海未「登校だけでお腹いっぱいです…早くことりと話をつけないと…」
花陽「そういえばことりちゃん、衣装の調整で朝は部室に行くって昨日言ってたよ」
海未「部室ですか…わかりました、ありがとうございます!行ってきます!」
希「行ってらっしゃーい」
花陽「こ、こちらこそありがとうございました…//」 部室
ガチャッ
海未「ことり!お話しがあります!」
にこ「ことりならもう教室に帰ったわよ」
海未「えっ、にこ…何故ここに?」
にこ「ことりと2人で衣装のアレコレをやってたの、もちろん凛を捕まえてからだけど」
海未「そうだったんですか…ご苦労さまです。」
にこ「…ねぇ海未、凛が撮ったこの写真なんだけど」 海未「な、なぜそれを!?消したのでは!?」
にこ「聞きたいことがあったから保存しといたのよ、この写真のアナタの表情、これ理想のアイドルの表情よ」
海未「えぇ、そうですか…?隣の花陽の方が恥じらいがあって可愛いですよ」
にこ「花陽は恥ずかしがりすぎ!でも海未は普段からキリッとしてるから顔が赤くなって丁度いいバランスになってて最高よ!」
海未「それは…その、ありがとうございます…//」
にこ「だからこの顔、もっかいやってみて」
海未「えっ」 海未「その顔は不意に撮られた偶然の1枚で…意識してできるものではないというか…」
にこ「できるわよ!アイドルでしょうが!1回やった表情くらいいつでもできるようになってるでしょうが!」
海未「なってないですよ!?」
にこ「はぁ〜、しょうがないわねぇ」グイッ
ギュッ
海未「えっ、にこ?」
にこ「ほら、花陽がやってたみたいに腕組んであげたわよ!これでアンタも照れてまずは顔が真っ赤に…」
海未「えっと…アイドルは恋愛禁止!ではなかったのですか?」
にこ「…なってない…」 にこ「ちょっと!!なんで顔色ひとつ変えないのよ!!花陽の時はデレッデレだったでしょうが!」
海未「え?…確かに、何故でしょうか…」
にこ「ぐぬぬぬ…」ググッ
海未「痛っ!ちょ、にこ!腕に力を入れないでください!!…あっ、わかりました!」
にこ「何!?」
海未「花陽はなんだか柔らかくて可愛かったのですが、にこはその…固いので」
にこ「………ハァン??」
海未「…あっ、ごめんなさい」 にこ「…アンタねぇ…!!」
海未「あっ、じょ、じょ、冗談ですよ!!にこが腕をキツく締めるから…その」
にこ「もういいわ!!わかったわよ!!にこの魅力を教えてやるわ!!!」
海未「えっそれは別に…」
にこ「うるさい!つべこべ言わずに…倒れなさい!!」バタン
海未「いたっ、ちょっとにこ!押し倒すなんて危ないじゃないですか!」
にこ「ふぅ〜ん、まだ余裕って感じね」
ノスッ
海未「えっあの、にこ?上に跨るのはその…」
にこ「覚悟しなさい海未、腑抜けにしてやるんだから!」 海未「な、何言ってるんですか!どいてください!」
にこ「あらぁ?無理やりどかしていいの?ニコはお肉のついてない固くて軽い体だから乱暴されたら怪我しちゃうニコ〜」
海未「なっ…た、確かに」
にこ「確かにじゃないわよアホ!!」グイッ
海未「に、にこ!顔が近いです!!」
にこ「胸ぐら掴んでるのはスルー?海未ってMなの?」ニヤニヤ
海未「そ、そういうことではなくてっ//」
にこ「ふふ、赤くなってきたわね」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています