フワ「ユリカちゃん達のためにすること、アイドル活動も良いと思う。あの子達との約束もある。でも、それ以外に花陽ちゃんは何人助けるつもりなの?」

花陽「そんなの……」


フワ「あの盗賊達を助けて、あの騎士の……名前忘れたけどアイツもほっとけない……そして今度は身寄りのない子を引き取る……」

花陽「何が言いたいのフワちゃん」

フワ「人を助けるって、簡単じゃないのよ?」

花陽「わ、わかってます……私は私にできる事があるならやりたいだけです」

フワ「……その子の人生、今日がとても大きな分岐点になるのよ。その道の先へあなたが連れて行くのに、あなたは元の世界に帰れるの?」

花陽「…………」

フワ「生きていける環境だけ用意すればいいなんて考えてないわよね?」

エミ「フワちゃん……それは……」


フワ「その子の人生に、関わろうとしているのよ、あなたは…。もしかしたらこの先もっと増えるかもしれない」