フワ「花陽ちゃんのする事に、きっと誰も文句は言わないわ。言える立場でもないし」

花陽「そうかもしれません……けど……」


フワ「でもいい?花陽ちゃん。あなたのその優しさは、いつかきっとあなた自身を動けなくさせてしまうわよ」


エミ「………………」

花陽「ど、どういう意味……ですか?」

フワ「そのままの意味。花陽ちゃんは元の世界に帰りたいのでしょ?」

花陽「それは勿論……そうですけど……」

フワ「だったらその事を第一に考えて注力すべきなの。でもあなたはこの世界で色々なものを背負いすぎてるわ」

花陽「助けるなってことですか?」