せつ菜「……」

ともりる「…ご、ごめんねせつ菜ちゃん」グスン

せつ菜「わっ!泣かないでともりるちゃん!」

ともりる「だってぇ〜!せっかくのせつ菜ちゃん誕生祭が…こんな事に〜」ウルウル

せつ菜「確かに少し寂しいですけど…でも逢田さんも誕生日って言うんだったら…そもそもそれを知らなかった私が…」

ともりる「……実は前から知ってたんだよね」

せつ菜「え?」

ともりる「逢田さんも今日が誕生日だって事」

せつ菜「そ、そうなんですか…ともりるちゃん…?」

ともりる「うん……私、逢田さんに負けてられないって思って…」

せつ菜「ともりるちゃん…」

ともりる「逢田さんはあんなポンコツだけど、なんだかんだで大人気な人だから…きっとトレンドもせつ菜ちゃんに勝っちゃうんだろうなって…でも私悔しくて!だから…向こうより豪華な誕生パーティーを開いて…逢田さんの方に来てた人を奪ってやろうって思って!」

せつ菜「……」

ともりる「でも結局この有様だよね…」