サイコレズ2 ─監視官高海千歌─
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絢瀬亜里沙。
絢瀬絵里の妹であり、試験の成績は高海千歌以上だったとか。
ダイヤ(だとしても、実戦での経験は……)
ダイヤ「……こんな時でも、仕事には集中しなければ」
海未「ことり、動けるのですか?」
ことり「なんか怪我ばっかりしてるけど、本当ならもっと働けるし」
絵里「おしゃべりはそこまでよ、行くわよ」 絵里「今回のターゲットは、どうやら学生のようね……幼馴染みに対する想いをおさえきれず、襲ってしまった……そこからは係数をドローンに探知されて、……ってところね」
亜里沙「宛もなく逃走ってところかな」
亜里沙「学生ってだけど、成人?」
絵里「まだ未成年ね。19よ」
ダイヤ「まだその歳で……」
絵里「レズに年齢は関係ないわ」 絵里「庇うわけではないけれど、……」
亜里沙「潜在レズはなんであろうと、排除しないといけない」
亜里沙「数値が全て、そうでしょ? お姉ちゃん」
絵里「……」
絵里「えぇ…そうね」
ーーー
『こ、来ないで!』
亜里沙「やっぱり、そのへんの考えて襲う輩より、動きが単純。すぐに追い詰められた」 ダイヤ(この子、…本当に)
海未(はっきり言って、…私達が一切不要)
ことり(口を挟む間もなかった。……エリートの血ってこと?)
亜里沙「さて、数値は…」
『レズ係数 オーバー305 リーサル・エリミネーター 』
絵里「305…」
『やめて、ゆるしてごめんなさい、ごめんなさい…!』 絵里(……)
絵里(…千歌なら……この時)
絵里「助ける、道を──」
ドジュンッ!!
絵里「なっ……!」
亜里沙「なにしてるのお姉ちゃん、早くしないと」
『うがっ……』
絵里「……」 亜里沙「……おかしいなぁ」
亜里沙「私が知ってるお姉ちゃんは、…情けなんか、かけるような人じゃなかったのに」
絵里「……」
亜里沙「だれかに影響でもうけた?」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています