穂乃果「蚊にさされたお腹がかゆいよ〜〜〜」海未「どれ、見せてください」
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穂乃果「えっ」
穂乃果「ソレは…ちょっと………」モジモジ
海未「?」
海未「何を恥ずかしがっているのですか?」
海未「おっぱいを見せろと言ってるわけじゃあるまいし」
穂乃果「だって……うん…………」ゴニョゴニョ
海未「ええい、じれったいです!」ガバッ
穂乃果「うわっやめ」
海未「これは酷い!!」 海未「蚊にさされたところ―――患部が腫れて!腫れすぎて!!」
海未「あたかもお腹に第三のおっぱいがついているようです!」
穂乃果「だからやめてって言ったのに〜〜!」カアアア
海未「病院へは行ったのですか?」
穂乃果「いけるわけないよ!」
海未「それもそうですね」
海未「ですが貴方は幸せ者です穂乃果」
穂乃果「え?」
海未「この蚊っぱい、赤の他人のお医者さんには見せられるワケもないシロモノですが」
海未「かけがえない仲間である医者の娘ならどうです?」 真姫「これは酷い!!」
穂乃果「うう…やっぱり?」
真姫「まるでおっぱいじゃない」
真姫「こんな腫れ方は私も見たことがないわ」
穂乃果「どうすれば治るの!?」
真姫「見当もつかないわ」
真姫「とりあえず、まずは冷やしてみたら?」
穂乃果「なんか頼りないなあ」
海未「所詮娘ですから」
海未「ともかく冷やすとくれば、あの二人を頼るほかありませんね」 にこ凛「これは酷い!!」
穂乃果「もうワカったよ〜!」
海未「実際酷いですからね」
凛「でもおっぱいが三つもあるなんて、一つもないにこちゃんからしたら羨ましいぐらいだね!」
にこ「アンタに言われたくないわよ」
真姫「馬鹿なこと言ってないで、早く例のちょうだい」
にこ「どいつもこいつも……」グヌヌ
にこ「よくわかんないけど、やりゃ良いんでしょやりゃあ!」 にこ「にっこにっこに〜〜〜〜!!」
五人「………………」
凛「ちょっと寒くないかにゃ?」
四人「………………………」
海未「どうです!?」バッ
穂乃果「なんとも」
真姫「空気は完璧に冷えてたんだけど…」
真姫「蚊っぱいには冷やしても効果がないみたいね」 海未「そうですね、この二人で無理ならたとえ絶対零度でも同じことでしょう」
にこ「なんかムカつくわね」
凛「凛は関係なくない?」
海未「さて次はどうしましょうか」
真姫「とりあえず、冷やすの逆で温めてみるのがいいんじゃない?」
穂乃果「発想が単純だね」
海未「温める……ですか」
海未「ここは後輩の情熱に賭けるとしましょう」 花陽「これは酷い!!」
穂乃果「花陽ちゃんまで……」
にこ「なんで温めるで花陽なのよ」
花陽「これです!」スッ
花陽「炊きたてのおにぎり!!」
凛「ナルホド〜〜!」
真姫「じゃ、早速それを穂乃果の蚊っぱいに押し付けて……」
花陽「うん!」スッ…
穂乃果「うわ〜〜熱そ〜…………」 ガブウッ
五人「!?」
花陽「うう……ごめんなさい穂乃果ちゃん…………」ポロポロ
海未「花陽……!」
花陽「我慢できなかった……炊き立てのおにぎり……一個しかないのに…………」モグモグ
にこ「食べやがった」
凛「仕方がないにゃ〜」
穂乃果「食べ物を粗末にするのは良くないしね」
花陽「ごめんなさい……花陽は悪い子です…………」モグモグ
花陽「あ、美味しい♡」 海未「しかし冷やすも温めるもダメとなると、次は……?」
真姫「物理的に刺激するしかないわね」
真姫「揉むとか」
穂乃果「かえって大きくなっちゃいそう」
にこ「馬鹿ね、揉むと大きくなるなんて都市伝説よ」
凛(通過済みだにゃ〜〜〜)
海未「揉む、ですか」
海未「誰を呼ぶべきかは言うまでもありませんね」 希「これは酷い!!」
海未「早速お願いします」
希「わしわしMAXやね」
にこ「蚊っぱいとはいえアレを受けるのね……」
凛「穂乃果ちゃん、ファイトだよ!」
穂乃果「うう…怖いけど覚悟したよ!」
希「ほないくで!」 わしわしいッ
五人「!!?」
穂乃果「」チーン
真姫「ちょっと希!」
にこ「ホンモノのおっぱいにわしわししてどうすんのよ!!」
希「蚊っぱいもおっぱいも一緒やん?」
希「どうせやるなら、本物がええやん?」
花陽「それは触る側の論理だよぉ!」
海未「貴方は最低です!」 穂乃果「」
にこ「全く…穂乃果の奴、気絶しちゃってるじゃない」
真姫「もうこの作戦はナシね」
凛「もう一回なんかやったら希ちゃんが何するかわかんないからね!」
希「信用ないなあ」
海未「だったらどうします?」
真姫「おっぱいの使い方ときたら、二つに一つでしょ」
真姫「揉むか、あるいは――――」
海未「吸う――――ですか…………」 海未「ではここは私が……」
ことり「抜け駆けはさせないよ、海未ちゃん」ザッ…
海未「ことり!」
ことり「吸うときは二人一緒、約束したよね?」
海未「そうでしたね」フッ
花陽「美しい友情です!」
凛「仲良しだにゃ〜」
にこ「でも蚊っぱいは一つしかないんだから、二人では吸いにくいわよ?」 海未「構いませんよ」ス…
ことり「フフ……」ス…
五人「!」
にこ「まさか……!」
希「これは!」
ズキュウウウウウウン
真姫凛花陽「や、やったッ!!」
にこ「まずはことりと海未で口づけして、一つになった口をそのまま穂乃果の蚊っぱいへ!!」
希「三位一体かァ〜〜〜〜〜!」 ス…
チュッ
ことり(唇が蚊っぱいに触れた!)
海未(今です!!)
ブチュウウウウウウウウウウウ!
花陽「吸った!!」
シナ…
五人「!!」 希「穂乃果ちゃんの蚊っぱいが……」
凛「ほんのちょっとしぼんだ!!」
にこ「イケる!!このまま……」
バッ
希「あれ?」
ことり「ウゲーッ!」
海未「飲めたもんじゃない!!」 ことり海未「ゲホッ、ケホッ、ケホッ」
花陽「そんなあ」
凛「もうちょっとだったのに!」
真姫「仕方ないわ、蚊っぱいはおっぱいじゃない」
真姫「腫れあがってるその中身はほとんど毒素なのよ」
海未「ミルクはないのですか……希望はないのですか…………!!?」
ことり「何度も…吸おうとしたよ……?でも…………!!」
真姫(今のは惜しかったわ、このまま吸い続ければイケる感触はある)
真姫(でもとても言えない、こんなに苦しそうなことりと海未に続けろだなんて……) 絵里「苦しいときはどうするの?」ザッ…
真姫「!」
絵里「仲間が苦しんでるときはどうしてきたの?」
希「えりち……」
絵里「こうでしょ!!」カプッ
ことり「絵里ちゃん!?」
海未「何を!?」
絵里「〜〜〜〜」ブチュウウウウウウウ にこ「…フン!」
にこ「いきなりでてきてかっこつけてんじゃないわよ!」カプッ
希「苦しいときはみんなで助け合いやんね」カプッ
ことり「にこちゃん!希ちゃん!」
にこ希「〜〜〜」ブチュウウウウウウウウ
花陽「覚悟はいい?凛ちゃん、真姫ちゃん」
花陽「今こそ勇気を出して一歩踏み出す時です!」カプッ
凛「行っくにゃー!」カプッ
真姫「やるしかないわね」カプッ
海未「花陽!凛!真姫まで!」
真姫凛花陽「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」ブチュウウウウウウウウウウ 海未「こうしちゃいられません!」
ことり「そうだね、私たちも……」
ことり海未「!」
絵里にこ希真姫凛花陽「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」ブチュウウウウウウウウウウ
ことり「入れない……!」
ことり「みんなが蚊っぱいに密集しちゃって、もう入る余地なんてないよ!」
海未「そんな!穂乃果のピンチによりによって私たちが……」
海未「!」
海未「いや、待ってくださいことり!」 海未「余地がありました!」
海未「ここです!」バッ
プルンッ
ことり「本物のおっぱい!」
海未「渡りに船とはまさにこのこと」
海未「私たちはこちらを吸いましょう」 ことり「待っててね穂乃果ちゃん」カプッ
海未「私達が穂乃果を救います」カプッ
海未(せー)
ことり(のっ)
海未ことり(イタダキマス!!)
八人「〜〜〜〜〜〜〜〜」ブチュウウウウウウウウウウウウウウ!
穂乃果「…………」スヤスヤ
シナシナシナシナ…………
――――――― 穂乃果「ハッ!」パチクリ
穂乃果「あれ、私、寝ちゃって…………」
海未「……気が付きましたか穂乃果…」
穂乃果「そうだ!蚊っぱいは……」
穂乃果「!」
ペッタリ
穂乃果「やったー!治ってる!」
穂乃果「海未ちゃん、ありがとう!」
海未「いえ……そんな……」 穂乃果「それにしても一気に身体が軽くなったよ〜!」ウキウキ
海未「…」ギクッ
穂乃果「…………ん?」
穂乃果「アレ、なんか、私の胸…………」
海未「申し訳ありません……治療の一環で……」オホン
海未「蚊っぱいもろとも…吸いすぎてしまいまして……」カアア…
ペッターーーーーン!!
穂乃果「これは酷い!!」
海未「今度は蚊におっぱいを刺してもらえるといいですね」ソソクサ
穂乃果「うわ〜ん、そんな無責任な〜〜〜!」 〜夜〜
穂乃果「よし……これでOKだね!」
にこ「おっぱい以外の全身に蚊よけのクリームを塗って」
にこ「あとは寝てる間に蚊がおっぱいを刺してくれるのを祈るだけ、と」
穂乃果「それにしても、なんでにこちゃんまで?」
にこ「アンタに付き合ってやってるんじゃない、感謝しなさい」
穂乃果「ふーん……」ジトー
にこ「じゃ、早く寝るわよ、夜更かしはお肌の大敵なんだから」
穂乃果「はーい」
にこ「…………」ゴロンッ
にこ(お願い……!神様…いや、蚊様…………!!)
にこ(一生に一度でいいから……私にも…本当のおっぱいを…………!)ギュッ… 〜翌朝〜
にこ「…………」ムニャ…
にこ「!」ハッ
にこ「…………………!」
にこ「か…かゆい!!おっぱいがかゆいわ!!」
穂乃果「…ん………」パチクリ
にこ「それに重い!昨日までとは確かに違う重みがある!」
にこ「やった……」チラッ
穂乃果「もう…にこちゃんうるさ……」チラッ
にこ穂乃果「ハッ!」 穂乃果「これは……」
にこ「蚊っぱいの上に蚊っぱいが何層も重なって!」
穂乃果「鏡餅みたいになっちゃった!」
にこ「イヤ」
にこ「この形、段々の数、鏡餅なんてもんじゃないわ……」
穂乃果「!」ハッ
にこ穂乃果「うんこだコレ!!!」
〜おしまい〜 >>22
「渡りに船とはまさにこのこと」
誤用じゃないんだけどそうじゃねーだろw 夏の暑さにはこういうSSが効く
蚊に刺されたところがおっぱいに見えると言う着眼点も良い ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています