善子「暇ね」ルビィ「暇だね」花丸「暇ずらね」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
善子「折角ずら丸の家に遊びに来たのにやることないわね」ズズ
ルビィ「こうして縁側でゆっくりお茶を飲むのもいいけどね」ズズ
花丸「お寺だからねぇ」ズズ
よしまるびぃ「ぷはぁ〜」 ルビィ「善子ちゃんはゲームとか持ってこなかったの?」
善子「あんた達携帯ゲームなんて持ってないでしょ? テレビゲームを持ってくるなんて重くていやよ」
ルビィ「そうじゃなくてボードゲームとか」
善子「今まで一緒にやる人がいなかったのにそんなの持ってるわけないじゃない」
花丸「なんとも寂しい話ずらね」モグモグ 善子「ちょっと、あんただけ何食べてるのよ」
花丸「何ってどら焼きだけど、二人の分もあるよ?」
ルビィ「いいの!? やった〜」
花丸「うちがいつも買ってるのは松月さんのミカンどら焼きだけどね」
善子「え、それなら私は遠慮したいんだけど……」
花丸「そう言うだろうと思って善子ちゃんの分は普通のどら焼きにしておいたよ」
善子「流石は私のリトルデーモンね! 褒めて遣わすわ!」
ルビィ「早い手のひら返しだね」 善子「それにしても暇ね」モグモグ
ルビィ「たまにはゆっくりするのもいいけど」モグモグ
花丸「お寺だからね」モグモグ(2個目)
よしまるびぃ「ごちそうさまでした」 ルビィ「みとしーでも行く?」
花丸「無料で入れるしいいかもね」
善子「え? 無料で入れるの? なんで?」
ルビィ「あれ? 善子ちゃんもしかして年パス持ってないの?」
善子「持ってるわけないじゃない。というか水族館の年パスなんて買う人本当にいるのね」
花丸「Aqoursのみんなは持ってるものだと思ってたずら」
ルビィ「梨子ちゃんも持ってたもんね」 花丸「これはもう善子ちゃんも買うしかないね」
善子「ええ……。ちなみにいくらなのよ」
ルビィ「確か5000円だよ」
善子「結構な値段するじゃない……」
花丸「でも2回も行けばほとんど元が取れるんだからお得だと思うけど」
ルビィ「そうそう、というわけでみとしー行こ?」
善子「はぁ、しょうがないわね」 善子「そういえば客として来るのは初めてね。恋アクのPV撮影で来て以来かしら」
ルビィ「そうだったんだ。じゃあルビィ達が色々と案内するね!」
スタッフ「ご来場記念に撮影はいかがですか?」
善子「わわ、早速なによ」
花丸「このスロープで撮影してもらえるんだよ。折角だし一枚撮ろうか」
ルビィ「今日は善子ちゃんが主賓だから真ん中ね」
善子「クックック。いいでしょう、それならあなた達も分かってるわね?」
せーの
「「ギランッ」」「ズランッ」
パシャッ
善子「誰か掛け声おかしくなかった?」 善子「こうして見るとセイウチって大きいわね」
ルビィ「ねー。迫力あるよね」
花丸「水の中だからかもしれないけどうちっちーみたいにふわふわした感じしないずらね」
善子「それにしても」
スイー→→→
スイー←←←
善子「ずっと左右に行ったり来たりして、泳いでなきゃ死んじゃうの?」
ルビィ「そ、そんなことは無いと思うけど、確かに止まる様子ないよね」 善子「……あー、もう! 全然釣れないじゃない!」
ルビィ「そのザリガニ釣り成功してる人見たことないもん、人に慣れちゃってるんじゃないかな」
花丸「向こうからも丸見えのはずだから引っ掛かるわけないずら」
善子「はぁ、もういいわ。次に行きましょう次、なんか照明も暗くなってて気になるし」
ルビィ「この先は確か深海生物ゾーンだったかな」
善子「それって深海水族館と被ってない?」
ルビィ「あ、あはは。でもほら、向こうにはシーラカンスがいるから」 善子「あっ、クラゲ万華鏡ってここだったのね」
ルビィ「恋アクのPVでもあのシーンは人気だよね」
花丸「やっぱり綺麗だもんね」
善子「涼しいしゆらゆらと上下に漂うクラゲを見てるだけでも癒されるわね」
花丸「そういえばクラゲの真ん中にある丸い模様って基本的に4つなんだけど、それ以外の数もあるらしいよ」 ルビィ「ほんとだ! 丸が6個のクラゲ見つけたよ!」
善子「この中で一番丸の数が多いクラゲでも探してみましょうか」
花丸「うーん、これ以上はないのかなぁ」
ルビィ「そうだね、じゃあルビィが6個の模様見つけたから勝ちってことで」
善子「何勝手に勝負にしてんのよ、って、ちょっと、これ多くない? ……ほら! 8個あるわよ」
ルビィ「えっ嘘っ。……ほんとだぁ。じゃあこの勝負は善子ちゃんの勝ちかぁ」
善子「ふふ、リトルデーモンが私に勝とうなんて100年早いわ!」
花丸「本当になんで勝負になってるずら……」 善子「ちょっとルビィ、あそこ入ってきなさいよ」
ルビィ「えぇ……まあいいけど」
善子「クックック、さあヨハネの眷属達よ! そこの生贄を喰らうといいわ!」
ルビィ「う、うわー。やめてーたすけてー」
花丸「……ウツボの水槽前でなにやってるずら」 善子「うわっ、タカアシガニってこんなに大きいのね」
花丸「こんなに大きいと食べ甲斐もありそうだよねぇ」
ルビィ「あ、あはは。そういえば前に深海水族館で甲羅に絵を描かせて貰ったよね」
善子「そういえばそんなこともあったわね」 善子「ここからは外になるのね。シロフクロウと、コツメカワウソ?」
花丸「オラはシロフクロウが好きだなー」
ルビィ「ルビィはカワウソちゃん! 動き回ってて可愛いよね〜」
善子「いやいや、カワウソはわかるけどなんでフクロウなのよ」
ルビィ「……? 向こうにはフラミンゴにペンギンもいるよ?」
善子「そうじゃくて! なんで鳥類がいるのよ。ペンギンはまだわかるけど」
花丸「まあそんなことは気にしないしないで〜♪」
善子「ちょっと! そこ私のパート!」
ルビィ「ちょうどすぐそこにあの時のイルカのモニュメントあるし踊ってく?」
善子「踊らんわ!」 善子「ここにいる子達はあまり動かないわね」
花丸「みんな寝そべってのんびりしてるね〜」
ルビィ「アザラシさんってあまり動くイメージもないよね」
『まもなくショーステージにてショーが始まります』
ルビィ「あっ! もうそんな時間! ほらほら、二人とも急がなきゃ!」
善子「ちょっとルビィ! 走ると危ないわよ」 ショーの詳細は省略
──从c*•ヮ•§──!
ルビィ「うわぁ〜、ほら見て見て! すっごく可愛い!」
花丸「前足だけで……器用ずらね〜」
善子「あれ? どこにいるの? うわっ、はやっ」
よしまるびぃ「あはははははははは!!」 花丸「はぁー、面白かったねぇ」
善子「カマイルカっていいわね。なんかこうカッコよくて、これぞ流線形って感じ!」
ルビィ「」べー
善子「……なによルビィ」
花丸「あっ、もしかしてそれトドの真似?」
ルビィ「そう! あれ面白かったよね」
善子「2回目からなんて来るのが分かってるのに笑っちゃうものね。反則だわ」 善子「もう一通りのエリアは見て回った感じ?」
ルビィ「そうだね。あとは売店くらいかな」
善子「おみやげも色々置いてあるからね」
ルビィ「あ、初代うちっちーってここにあるんだ〜」
善子「初代? じゃあ今のやつって2代目なの?」
ルビィ「そうだよ。今のやつと色も全然違うでしょ?」
善子「確かに。こっちの色の方が実際のセイウチに近いわね」
花丸「でもちょっと怖いずら。似てればいいってもんでもないね」
善子「それもそうね」 善子「うーん、ぬいぐるみとか色々と置いてあるけど年パス買ったしお金がねぇ」
ルビィ「そう思って代わりに買っておきました!」
花丸「ルビィちゃんとオラからのプレゼントずら」
善子「これって……最初に撮った写真?」
ルビィ「そうだよ、記念写真も売ってあるんだ」
花丸「これは善子ちゃんの分で、自分たちの分ももちろん買ってあるよ」
善子「あんたたち……ありがとね」
ルビまる「えへへ、どういたしまして」 善子「もうそろそろ閉館時間みたいだし帰りましょうか」
ルビィ「そうだね。まだまだ今日は遊び倒さなきゃだけど」
花丸「でもうちには何もないからねぇ」
善子「トランプくらいならあるでしょ? 折角のお泊りなんだから寝る間も惜しんで遊ぶわよ!」
ルビィ「ちょっと待ってよ善子ちゃん! 先に行かないで〜」
花丸「どうせすぐ一緒に行くために引き返してくるずら」 善子「ちょっと! なんで付いてこないのよ!」
ルビィ「あはは、本当だ」
花丸「ね?」
善子「……? なによ?」
ルビィ「なんでもないよ。善子ちゃんは優しいなってこと」
花丸「それじゃあ今度こそみんなで帰るずら」 終わりです
だらだらしてる一年生なの書こうとしたはずが何故かみとしーの紹介SSになってしまった 乙です、1年生トリオほんと好き
この子たちが楽しそうにしてるの見るだけで癒される ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています