千歌「へ、編入先が……」曜「ぬまっきー!?」
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ダイヤ「そうです、あの最底辺のぬまっきですわ……」
千歌「ねえ、何とかならないの!?」
ダイヤ「私たちではどうしようもない事ですわ……精々、署名で訴えるしかないかと」
千歌「そんな……」
沼津で最も恐れられている沼津北高校、通称『ぬまっき』
統廃合が決定してから通知されて来た書類に『沼津北高等学校への統合を決定した』と書かれていた。
そんなぬまっきへの編入が決まったら……というお話。
ルビィ「うゅ……お姉ちゃん、ルビィ怖いよ……」
ダイヤ「大丈夫ですわ、ルビィは私が守るから」
千歌「そうだよ、私たちが守ってあげるから!」 ぬまっきってそれこそ統廃合されて名前変わってなかったっけ? >>3
イメージ低下を懸念して今は誠恵高校って校名変更しているっぽいのよね 登校初日、私たちは新たな制服を身にまとって気持ちを入れ替えて学び舎に向かった。
ダイヤ「な、なんですの……この学校は……」
そう、学校の周囲を囲う塀には有刺鉄線が張り巡らせられており、それを監視するかの様に監視カメラが複数台設置されており監獄を連想させる。
千歌「ね、ねえ……本当に学校なんだよね?」
ダイヤ「確かに学校で間違いはない様ですけど、これは監獄の様ですわ」
ルビィ「やっぱり怖いよ、お姉ちゃん……」
ダイヤ「私も少し……ですが、今日からはここが私たちの学校!」
意を決して、昇降口へと足を踏み込む。 中は荒れに荒れており、学校とは呼べるような場所では無かった。
それどころか、周りではタバコを吸う者までいるのだ。
ダイヤ「な、なんなんですの……この風紀の乱れ様は!?」
ここでやっと真のぬまっきの恐ろしさを一つ目の当たりにしたのであった。
チャイムが鳴り、私たちは教室に向かうも殆どの人は机に座っていなかった。
千歌「あの、他の人達は?」
教師「ああ、他の子達は昼休み近くになってから来るわ」
千歌(私たちの学校では考えられないよ……) >>8
ダイヤは通学する時に付き添っていった感じなので、留年はしていないという事で 千歌「えっと、今日からこの学校でお世話になります!」
女生徒A「知ってる、Aqoursとかいうスクールアイドルの千歌ちゃんでしょ!」
女生徒B「うちも!なんでさ、ここに来たの?」
千歌「それは……統廃合でね」
教師「じゃあ渡辺さん、紹介宜しくね」
曜「私は渡辺曜と言います。前は星の浦女学院に通ってました」
………
……
…
女生徒A「ねえ、あの子ムカつかない?」
女生徒B「ああ、分かるわ。私もムカつくと思うわ」
女生徒C「おい、ウジウジしてんじゃねえよ!」ドン!
ルビィ「ピギィ!ご、ごめんなさい……」
千歌「こら、ルビィちゃんをいじめるな!」
女生徒B「いじねてねぇよ!ただ、躾けてるだけだっつの!」
女生徒C「そうだよ、コイツさウジウジしてっから焼き入れてやってんだよ!」
千歌「だからって、殴っても良い理由なんてないじゃん!」
曜「千歌ちゃん、どうしたの!?」
千歌「この人たちね、ルビィちゃんをいじめてたの!」
曜「ちょっと、ルビィちゃんは悪くないでしょ?」
女生徒A「はあ?関係ない奴は首突っ込まないでくれる?」
女生徒C「もう行こうぜ?」
千歌「ルビィちゃん、大丈夫!?」
ルビィ「だ、大丈夫……痛っ!?」
曜「酷い……転んだ時に足を捻っちゃったんだ」
千歌「取り敢えず、保健室に連れて行こう」 >>4
これ学校側が自主的にじゃなくて地元民たちの要望でって噂を見たことがある 地名から地元のイメージまで悪くしたくないってことか
どんだけヤバいレズがいるんだよ…… 保健室にルビィちゃんを連れて行ったけど、そこには善子ちゃんがいたのだ。
千歌「よ、善子ちゃん!?なんで、こんな所にいるの?」
善子「ちょっとクラスに馴染めなくて……って、善子じゃなくてヨハネよ」
千歌「って、足に痣があるじゃん!何かされたんでしょ?」
善子「別に……」
千歌「クラスの子に殴られたりしたんでしょ?そうでしょ!?」
善子「だから、大丈夫だって!」
ルビィ「善子ちゃん……」
………
……
…
千歌「今日は散々だったね……」
曜「うん……」
千歌「なんだかさ、初めて学校に行きたくないって思っちゃったよ」
曜「私も……なんで、廃校になっちゃったんだろうってね」
千歌「うん……もし、あの廃校が無かったらこんな事にはならなかったのになぁ」
善子「そんな事を考えてもしょうがないわ、今はぬまっきで上手くやってく方法を考えるのよ」
そんな会話をしながら、私達は夕刻のバスに揺られながら帰路につくのであった。 まーたようちか(曜推し)が千歌をオモチャにしているよ まーたよしまる(花丸)推しがラ板民をオモチャにしているか分からないけどオモチャにされてるな 千歌「はぁ……ルビィちゃん、大丈夫かな?それに善子ちゃんも」
千歌「ううん、私が守ってあげなきゃ!」
私が守らなきゃいけないんだ、ダイヤさんや果南ちゃんに心配掛けられないんだ!
そして、初日を終えて明日に備えて眠りに就いた……。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています