Aqours「正義の味方」
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〜夜〜
男A「ひっひっひ、覚悟しろ♪」ニヤリ
女A「あわわ…」ガタガタ
ヒュン、ヒュン
男A「うっ!?」ザクッ、ザクッ
女A「ひええぇーー!!」ダッダッダ
男A「あ、待ってぇ!……って、あれ、おかしい、足がうご…か…」チラッ
足元『…』両足に手裏剣らしき物がグッサリ
男「ぎ」
男「ぎゃあああああぁぁぁーーーーーーーーーーーっ!!?」ピクピク
???「………フッ」 男B「うひひひっ」ダダダッ
女B「誰かぁーー、痴漢よ!?」ダダダッ
ピューーーーーーー
男B「んっ?」グサッ
男B「ぎ…」
男B「ぎええぇぇぇーーーーーーーーっ!!?」ジタバタ
女B「えっ、なに…?」
???「………」ジーーーーーッ 〜翌朝 千歌たちのクラス〜
千歌「ふわぁ〜」
曜「あれ、千歌ちゃんあくび?」
千歌「あ、曜ちゃん。そう、昨日寝るのが少し遅くなっちゃって」
梨子「千歌ちゃん、大変なのは分かるけど、なるべく睡眠は取らないと体に悪いよ」
千歌「あはは…。」
ペチャクチャ、ペチャクチャ
千歌「んっ…?」チラッ
クラスメイトA「ねぇ、聞いた?昨日の夜のこと?」
クラスメイトB「うん。聞いた聞いた。最近、女性を片っ端に襲ってる連続痴漢や強姦魔が誰かに怪我を負わされたってことでしょ?」
クラスメイトA「そうそう。一人は両足を手裏剣で刺されて、一人は串で喉を貫通されて重傷らしいよ」
クラスメイトB「うわぁ…痛そうね」
クラスメイトA「けど、正直痴漢や強姦魔の事件は怖かったし、最近自分が襲われないか心配だったから、反面どこか安心感を感じられるような気がするわ」
クラスメイトB「そういえば、そうかも…。しかし、一体誰が怪我を負わせたんだろう」
ようちかりこ「「「………」」」 また同学年トリオかワンパターンだな
無印みたいに学年崩してけよ
特に二年生組 〜その日の夜〜
男C「おら、さっさと金を出せ!!」チャキ
女C「ひ、ひぃぃ!?」
男C「金を出さなきゃ、このナイフでお前をぶっ刺」ゴッ
男C「うっ………」ドサッ
女C「………えっ?」
木の棒『…』ドン
女C「助かった。けど、なんで木の棒が…??」
???「…」 男D「ほらほらぁ♪」ボロン
女D「いやああぁーーー、露出魔ぁーーー!?」
男D「もっと身近で見ろよ、なぁ」ズイッ
女D「いやああぁーーーーー」
ゴンッ
男D「うぐっ……」バタッ
女D「…へっ?」
鉄アレイ『…』ドン
女D「なに、なんで鉄アレイが??」
???「……」 〜翌朝 一年生のクラス〜
善子「おはよう、リトルデーモンたち」
花丸「あ、善子ちゃん、おはよう」
ルビィ「おはよう、善子ちゃん」
善子「だから、ヨハネ!!」
善子「ったく、もう…」
ペチャクチャ、ペチャクチャ
善子「んっ?」
クラスメイトC「ねぇ、聞いた? 昨日の夜、怪我人が出たんだって」
クラスメイトD「うん、知ってるよ。最近、騒がせている強盗犯と露出魔だよね、被害者?」
クラスメイトC「そう。しかも強盗犯は木の棒で、露出魔は鉄アレイで頭を殴られたんだってよ」
クラスメイトD「怖いね。でも、流石に怪我人が犯罪者って聞くと、あまり可哀そうだとは思えないけど…」
クラスメイトC「まさか天罰とか?」
クラスメイトD「う〜ん、それは無いんじゃないかな? 流石にそうだったら、出来過ぎてるよ…」
るびよしまる「「「………」」」 どーせ最後はかなまりダイだろ
はいはいワンパターン 〜さらにその日の夜〜
男E「姉ちゃんよ、俺らと遊ぼうぜ!」
女E「い、いや!」
男F「遠慮すんなって」
女F「や、やめてください!」
男G「ほらほら、逃がさないよぉ」
女G「だ、誰かぁ〜!」
男E「へっ。呼んだって誰も助けにはこねぇ…」
???「…」スッ
男E「よ………って、なんだ!?」
???「…」
男F「だ、誰だ、てめぇは!」
???「…」
男G「チッ。ふざけたお面なんかつけやがって!」
???「…」チョイチョイ
男E「来いってか……いいよ。ぼっこぼこにしてやる」バッ
男F「俺らに挑んだこと後悔させてやる」バッ
男G「死ねぇーーー!」バッ ???「…」バッ
ドカバキボコッ
男E「ぐふっ…つ、つぇぇ……」ボロボロ
男F「て、敵なしの俺らが、こんなふざけた奴に負けたって…ことかよ…」ボロボロ
男G「そんなばか…な…」ボロボロ
???「………」 男H「おらおら、俺らが送ってやるって言ってるだろ」
女H「だ、大丈夫だからいいって言ってるじゃないですか!」
男I「俺らはやくざだぞ? 断ったらどうなるかわかってんだろ」
女I「うっ…」
男J「ただ、夜道は危ないから、俺らが送ってやるって言ってるだけだろ。あっ、ただし、お礼はきっちりしてもらうからな…体で!」
女J「あ、あなたたちの方がよっぽど危ないですよ」
男H「なんだと…。だったら、少しだけ痛い目を…」トンッ
男H「うっ……」バタッ
男I「あ、おい!?」
男J「だ、誰だ!?」
???「…」スッ
男I「てめぇか!よくもHを!!」
男J「お面なんかつけて、どういうつもりだ!俺らやくざ相手に喧嘩なんか売りやがって!!」 男I「とりあえず、死ね!」バッ
男J「死ねや、おらあぁーー!」バッ
???「…」バッ
ストッ、ストッ
男I「くっ……」ドサッ
男J「しゅ、手刀…なんか…で」ドサッ
???「…」フゥー 〜翌日 部室〜
鞠莉「いつもながら果南にダイヤ、goodでしたよ♪」ニコリ
果南「いやぁ、自分でもびっくりだよ。喧嘩の腕がいつもあれほどとはねぇ」
ダイヤ「はぁー」
鞠莉「んっ、どうしたの、ダイヤ?」
ダイヤ「どうしたもこうしたもありませんわ。相手がやくざで、しかも女性を助けるとはいえ、あぁいうやり方をしてしまう自分が嫌になりました」
鞠莉「なにを今更。それに、これは千歌っちが提案した時、皆で賛成して行い始めたことじゃないの」
ダイヤ「……そうですが」
果南「まぁ、ダイヤのいう事には一理あるかもしれないよ。けど、これはあの日、千歌が……」 〜数日前 部室〜
曜「なんだか最近、沼津が事件ばかりで騒がしいよね」
ルビィ「ぅゆ…」
梨子「そういえば、そうだね。連続で痴漢が発生したり、最近では強姦魔の話を聞いたりするかな」
花丸「事件といえば…最近、おらの近所で強盗事件が多発してるずら」
鞠莉「Wow、よく起きるcrimeね!」
善子「ヨハネのゾーン辺りは、露出魔よ。最悪…」
果南「近所だと不良が多くて女性に絡んでくるし、ダイヤ辺りの近所はやくざが出没しているんだったよね」
ダイヤ「えぇ、ほんとに最悪ですわ。おかげでやくざが女性に絡むだけでなく、よそ様に因縁付けてお金を巻き上げたり、お店を暴れまわったりとやりたい放題ですのよ」
千歌「……」
鞠莉「policeはどうしたのよ?」
ルビィ「取り締まっても後から後から事件が起きて、警察も全部までは対応しきれない状態って聞いた事があるかな…」
曜「スクールアイドルで廃校阻止とか、一種の町おこしって言う前にここまで犯罪が多発してたらさすがに沼津のイメージが悪くなるし、県外から来る人の印象だってねぇ…」
善子「活動に支障が出る可能性はあるわね」
花丸「それはいや、ずら」
梨子「わ、私も嫌かな。東京からここまで引っ越した私が言いますけど…」
ダイヤ「ですが。だからと言って」
果南「そうそう。私らになにが出来るかって……」
千歌「だったら、皆でなんとかしない」
8人『えっ?』 千歌「だから、私たちAqoursが正義の味方になろうって事だよ」
曜「えっ?!」
鞠莉「ち、千歌っち、一体なにを?」
千歌「簡単な話……Aqoursの皆で力を合わせて、事件を起こす犯罪者たちを成敗しよう」
梨子「えぇっ!?」
果南「いやいやいやっ!?」
ダイヤ「ちょ、千歌さん、何を言っているんですの!?」
千歌「この提案は本気だよ。警察が犯罪の全部を取り締まれないのなら、私たちで犯罪を全て取り締まる」
千歌「そうしないと、沼津は犯罪の街になっちゃう。さっき曜ちゃんたちが言ったみたいに活動に支障が出るし、最悪人が集まらなくなって廃校阻止や町おこしだって到底無理な話になっちゃうんだよ!!」
善子「け、けど…」
花丸「そ、そんなことがおら達にできる訳が…」
ルビィ「る、ルビィも…」
千歌「無理だと諦めたら、そこで終了だよ。なにごともやらないと始まらないし、このまま堂々巡りになりでもしたら、それこそなんとかならないよ!!」 千歌「私は沼津が大好き、県民としての誇りを持ってるし、街をなんとかしたい」
千歌「だから、お願い。活動のため、沼津のため…みんなの力を貸して!」コノトオリ
曜「千歌ちゃん…」
果南「千歌…」
鞠莉「いいんじゃない♪」
果南「鞠莉?」
千歌「鞠莉さん」
鞠莉「私は千歌っちの提案に賛成よ。私だって沼津は好きだし、それにせっかく再開した活動に支障が出るのは嫌ね」
ダイヤ「で、ですが、この提案は…!?」
曜「私は賛成であります」
ダイヤ「えっ?!」
曜「千歌ちゃんの言う通り、私たちの街が悪くなるのは嫌だし、沼津は大好きだから活動に支障なんて出したくない!」
千歌「おー、曜ちゃん!良かったぁ、賛成してくれて!」
鞠莉「私と曜は賛成だけど、後はどうする気かな?」 花丸「ふ、不安だけど、おらはこのまま犯罪におびえるのも沼津のイメージが悪くなるのも嫌ずら。だから…」
鞠莉「賛成ネ♪」
善子「フッ。リトルデーモンがやるなら、ヨハネもやらないわけにはいかないわね」
梨子「私も不安だけど、千歌ちゃんの言う通り…誰かがやらないといけないというか、始まらないよね…」
鞠莉「Wow、どんどん賛成ね」
果南「はぁ…しょうがない。ここまで言うんだったら、私も賛成にしようか…もう乗り掛かった舟だ」
ダイヤ「か、果南さんも!?」
ルビィ「る、ルビィもみんながやるなら、ルビィも賛成、します…」
ダイヤ「ルビィまで!?」
鞠莉「ほらほら、後はダイヤだけよ。どうする?」
ダイヤ「うぅ……」
千歌「ダイヤさん!!」
ダイヤ「………分かりましたわ」
千歌「えっ?」
ダイヤ「ただし、成敗といっても殺るのではなく、殺傷がない軽めの成敗だけで済ますと約束していただけるのなら…」
千歌「ダイヤさん…………はい。もちろんですよ」 果南「で、それ以降は私たちAqoursは沼津で事件を起こす犯罪者たちを密かに成敗する正義の味方になった訳だよね」
鞠莉「yes! それと活動は犯罪が活発するnightに行う。日中は部活でダンスの練習をしつつも、トレーニングで個々を鍛えて成敗を遂行できる程のすさまじい体を作り上げていく」
鞠莉「もちろん、事件が起きたことや犯罪者の居場所はわがオハラグループが町中に設置した監視カメラで把握し、その近くにいるメンバーに連絡してその場所に向かってもらい、後は成敗するのみ」
鞠莉「いいじゃないの!少しずつだけど、沼津の犯罪率も減少してるとかって聞くしね」
ダイヤ「ですが、成敗となると、時代劇みたいですわね」
果南「そうそう。そんな感じ」
鞠莉「さぁ、これからもみんなで力を合わせて犯罪者の成敗し、沼津の平和を守らないとね♪」 すみませんが、一旦ここまでになります。
この物語の続きは、part2で。 喉貫通は殺意をビンビンに感じますねぇ…仕事人じゃないんだから…
ともかく期待しえるぜ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています