絵里「・・・ごめんっ・・・海未っ・・・!!」

絵里に抱き着くように、倒れ込む海未

海未「貴女に、教えて貰った言葉があった」

海未「・・・全て、パーフェクト、ですよ」

ドサッ

善子「ふははははっ!!勝手に死にやがったわ!」

善子「チャンスよ分隊長!今こそ撃ーーー」

分隊長「ならぬっ!!!」

善子「っ!?」

分隊長「・・・」スッ

兵士達「・・・」ズシャッ

兵士達は、自然と膝を折り、帽子を取り、頭を垂れていた

善子「ちょっ、何してんのっ!?」

兵士達の視線の先には、死屍累々の戦場、大輪の桜

そして、青い目をした、たった一人のサムライが、そこにはいたーーー

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