絵里「青き」 海未「サムライ」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ザザーン・・・
船員「ミス・エリーチカ!嵐が来そうですぜ!」
絵里「私に言われたって知らないわよ!航海士に聞きなさいな」
船長「まあまあ、仲良くしてやってくれよ」
絵里「ふん、ただの警備係でしょうに」
船長「南北戦争から帰ってきた英雄様だろ?高い金払って雇ったかいがあったってもんーーー」バァン!
絵里「・・・あの時の事を思い出させないで」スチャッ
船長「へーへー・・・」
絵里「全く・・・」
航海士「た、大変だぁぁぁあ!!」
絵里「!?」
船長「何だってんだうるせぇな!!」
航海士「向こうからサイクロンだ!もう進路が変えられない!!」
ゴォォォォォォォ・・・!!
船長「はぁ!?積荷の香辛料どうしてくれんだテメェに弁償出来んのかぁ!?」
絵里「そんなこと言ってる場合!?自分の身を守りなさいよ!!」
絵里「総員船にしがみついて!離したらもれなく海の底までご案内よ!!」
航海士「直撃するぞおおおぉぉぉ!!!」
絵里「・・・っ!!」グッ
ドカァァァァァァァン・・・!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ー明くる日 謁見の間ー
スーッ・・・
絵里「・・・失礼します」
善子「ほんとに来やがったわ・・・本来貴女は大罪人、陛下に見えることすら奇跡に近い事なのよ!?それを分かった上での行動かしら!?」
絵里「・・・」チャキッ
善子「ひっ!」
ザワッ!
花陽「・・・っ」
スーッ・・・
善子「鞘ごと刀を抜いた・・・?」
絵里「これは、彼女の遺した刀」
絵里「この国の文化を支え、武士道を貫き、最後まであなたに仕えた人間がいた事を、決してお忘れなき様」
チャキッ・・・
花陽「・・・」
善子「陛下っ!?何故刀を受け取るのです!?」
花陽「彼女の最後を、見届けたのですか?」
絵里「確と、この目で」
絵里「私を反徒と見なすのなら死のご命令を、喜んで命を絶ちましょう」
花陽「・・・」 花陽「・・・私は、この国の統一を夢見てきました。強くそびえ立つ日の本を。その為に銃や大砲、衣服や鉄道も手に入れました」
善子「そうです!全ては日本の為なのですよ!」
絵里「・・・」
花陽「しかし、我々は日本人たること、忘れてはならぬ。この国の歴史と、伝統を」
絵里「・・・!」
善子「・・・馬鹿なっ!!ならばアメリカとの条約は!?」
鞠莉「まさか、ここまで来て白紙にするのデースか!?許されないわよ!」
花陽「黙りなさいッ!!」
善子「ひっ!」
鞠莉「・・・っ」
花陽「・・・」スッ・・・
絵里「・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
花陽「・・・彼女の、最後を話して」
絵里「彼女が、どう生きたかをお話しましょう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー くぅつか
端折りまくったけどラストサムライは面白いよ!(必死)
過去作も幾つかどうぞ
絵里 「雨の日のコーヒー」
穂乃果 「第一次音ノ木坂抗争」
絵里 「ゲームセンターに行きましょう!」 にこ 「拒否」 希 「話を聞こう」
にこ 「絵里って」 希 「映画の影響」 ことり 「受け過ぎだよね」
絵里 「真夜中に」 にこ 「愚痴を肴に」 希「姦しく」 >>64
やっぱりかw刑部とか海鹿毛とか俺得でしたわ
ありがとう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています