「いいわ。おとなしく帰ってあげる」


花陽「…………えっ!?」


「俺達の最重要目標はこの娘を殺すことだ」

「この村の連中も残らず消してやりたいところだけどな……」

「そのためにあなたみたいなわけわかんない存在に狙われるのはゴメンだわ〜」スッ


 帰る……引いてくれる……?


花陽「あ、ありがとうござ……っ」


 って、なんでお礼言おうとしてるんですか私……
 この人達は許せない人……ちゃんとしなきゃ


花陽「待ってください。髪の毛置いていってください」グッ

「いてて、なんだよ帰るって言ってんのに」

花陽「理由はさっき説明しました。あなた達を許せない子達がいるんですっ!」


「そんなのイヤに決まってるでしょ」

「当然だ」


 ヒュンッ ザシュッ