「まさか、サーチに使うのか?」

「髪の毛だと、ダイレクトサーチか…?」

花陽「そうらしいです」


 ユリカさんは野盗に対して復讐する事を心に決めています
 最初は誰でもいいからこの人達に復讐できればいいと考えていましたが、今は違います


花陽「あなた達が奪ったものの代償は、かならず支払ってもらいますとのことです」

「ことです……って、誰だよ…」

花陽「あなた達が酷い事をした村の人達です。私はそのお手伝いをしています」

「復讐か……。だったら今連れて来いよ。ちゃんと相手してやるよ」

花陽「今はしません。あなた達のおかげでここはもう人が住める場所ではありませんから、移動するんです」

「そのための……サーチか」


花陽「これから先、あなた達は村の生き残った子達に狙われることになるんです」