花陽「事情はわかりませんが、子供達を巻き込まないでください。ひ、人を殺すなんて絶対ダメです」

「何も知らないくせに…っ!」

花陽「確かに私には詳しい事情はわかりません。だけど、ダメなものはわかります」


 ユリカさんの涙が本物である以上、私はユリカさんの味方でありつづけると決めました


花陽「なので、こちらから一つ要求があります」

「要求?」


  私がユリカさんにしてあげられる事……ユリカさんが望んだ事……


花陽「全員、髪の毛を数本づついただきます」

「髪の毛?」