敗残兵となって野盗まがいの事をしている元騎士団……だけじゃない?


「探知できない? どういう事?」

「構わねえ、撃て」


花陽「えっ…!?」


 私の足元が赤く光って……何かの模様?

 ヒュン ゴオォォォン!!


花陽「ぴょわあぁぁぁぁぁ!!!」


 ば、ばば、爆発しましたっ! 足元がどかーーんて!!
 もしかしてこれ、魔法とかファンタジー世界ならではのやつでしょうか!?

 だけど、やっぱり私には何も感じなかった……というより、魔法の効果で発生した現象だけすり抜けた?


「………!?」ピクッ

花陽「びっくりしましたぁ……」ドキドキ

「な……無傷だなんて」