X



梨子「秘密の、」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001名無しで叶える物語(八つ橋)
垢版 |
2019/07/05(金) 02:21:27.51ID:I7khDtJM
ダイヤ「それで今度のPVですが…」

ダイヤさんは白板の前で真剣な面持ち。他のみんなも真面目に聞いてる。たまに口を挟んであれこれ話し合い、またダイヤさんの話に耳を傾けて。みんな、なんだかんだでちゃんとしてる。

この部室で、ただ私と千歌ちゃんだけが、不真面目で、不埒だった。
0002名無しで叶える物語(八つ橋)
垢版 |
2019/07/05(金) 02:29:47.56ID:I7khDtJM
千歌ちゃんの指が私の太ももに沿ってなぞっていく。くすぐったさと、快楽。千歌ちゃんに触れられてる、それだけで気持ちいい。こんなところで触られてる。その事実が興奮を煽る。

テーブルを挟んでダイヤさんの対角線上、みんなの注意からいちばん遠いところ。私たちはそこに座って、机の下で情事を始めようとしていた。

千歌ちゃんの指が脚の付け根に近づいていく。優しく、ゆっくりと。私に何かを刻み込むように、私のスイッチを入れるように。
0003名無しで叶える物語(八つ橋)
垢版 |
2019/07/05(金) 02:40:29.41ID:I7khDtJM
ついに、スカートの下へ入ってきた。もう誤魔化しはきかない。周りの話し声がどんどん遠くなっていく。千歌ちゃんの指先だけに意識が集中される。息が、荒くなる。

ちらと千歌ちゃんの顔を見た。

笑っていた。みんなの知ってるあの可愛らしい笑顔じゃない。きっとこの部屋にいる誰も、私以外、誰も見たことのない表情。

女の顔。たぶんそう言うのだと思う。千歌ちゃんは私にいやらしく指を這わせて、それだけで頬を上気させる私を見て、愉しそうに笑っていた。にたっと笑う彼女と目が合って、私は頭が痺れるのを感じた。じき何も考えられなくなる。何も考えられなくさせられる。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況