千歌「え?!梨子ちゃんってノンケなの?!」
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ダイヤ「ま、まあ…愛の形は人それぞれですしね」
曜「そ、そうそう!別に気持ち悪いなんて思ったりしないよ!」
千歌「たとえレズじゃなくても梨子ちゃんは梨子ちゃんだよ!」
梨子「皆ありがとう…」ぐすっ 「ほら、あの子でしょ」ヒソヒソ
「あぁ例のノンケ?」ヒソヒソ
「本物のノンケとか初めて見たーw」ヒソヒソ
梨子(…) 中学時代
モブ女1「ねー皆聞いてー!梨子ってノンケなんだってー!!」
梨子「っ?!やっ…やめてよっ!」
モブ女2「男子達狙われてるんじゃない?w気をつけた方がいいよw」
モブ男1「うわ…マジかよ…」
モブ男2「桜内って俺らのこと性的な目で見てるわけ?ないわー」
梨子「ぐすっ…やめ…やめてよ…ぐすん」 音乃木坂
モブ女3「桜内さん!私と…付き合ってください!」
梨子「…ごめんなさい。私、付き合うとかは…」
梨子(女子校に入れば…私もレズに、普通の子になれるかなって思ったけど…)
梨子「…やっぱり、無理だよ」ボソッ
モブ女3「うぅ…振られちゃった…ぐすっ」
モブ女4「桜内さん、告白全部断ってるらしいよ」
モブ女5「…もしかしてさ」 ラブライブ世界でのノンケバレは貞操に関わる危機だからな… 次の日
梨子「おはよ…っ?!な、何よこれっ?!」ビクッ
梨子(教室の黒板には大きく「桜内梨子は男好き」と書かれていた)
モブ女4「おっとノンケの変態さんのご登場」
モブ女3「見た目はいいから告白してみればノンケだったなんて…あー気持ち悪い」
モブ女5「ふふ…異常者のあんたがこれからまととな学校生活を送れるなんて思わないことね」 体育の時間
先生「はーいそれじゃあ二人組くんでー!」
梨子「あ、あの…一緒に…」
「…男と組んでれば?」
「あはははっ!ここ女子校じゃん!」
「ノンケのくせになんで女子校いるんだろ」
梨子「…」
放課後
梨子(もう、嫌…)
梨子(これから毎日こんなことが…)
梨子(私はたまたま好きな対象が男の子なだけなのに…)
「くすくすっ準備いい?」
「バッチリだよ!」 梨子「早く帰ろ…?!むぐっ!?んんんっ」ジタバタ
モブ女3「はいノンケの桜内さん確保ーw」
モブ女4「早く空き教室連れてくよ!」
空き教室
梨子「ちょっと!なんなの…早く解いてよ!」ジタバタ
モブ女3「まあまあそう怒んないで」
モブ女4「私たちはあんたの為を思ってやってんだからさ」
梨子「私の…ため…?」
モブ女5「そ、あんた世間がノンケに対してどれだけ冷たいか身をもって体験したでしょ?私達があんたの将来のために矯正してあげようと思って」
梨子(ま、さか…) 梨子「嫌っ!いやあぁああああああっ!!!」ジタバタ
モブ女3「はーい大人しく制服脱ごうねーw」
モブ女4「きっと女同士の気持ち良さを知れば男が好きだなんてアホなこと言わなくなるよ」
モブ女5「ふふっ…たーっぷり楽しもうね?」
梨子「ひっ!や、め…っ!やめてえええええええええええっっ!!!」 モブ女3「あはっどうだったー?梨子」
モブ女4「ちょっとやりすぎちゃったかなー」パシャパシャ
梨子「や、め…とらない…で…」
モブ女5「この真性ノンケにはこれくらいじゃまだ駄目よ」
モブ女4「おい、こっちは写真持ってんだから…言いたいこと、分かるよね?」
モブ女5「明日もよろしくね?り、こ、ちゃん♡」
梨子(きもちよく、ない…)
梨子(こんなの、やだよぉ…)ポロポロ 翌朝
梨子(身体中が痛い…)
梨子(学校行きたくないけど…画像が…)
梨子「うぅ…っぐすっ…どうして私は…」
梨子(どうして私はレズに生まれて来なかったんだろう)
学校
モブ女3「梨子おはよっ!」
モブ女4「ちゃんと学校来たんだ?偉いじゃん」
梨子「お願いだから…写真を消してください…」
モブ女4「はあ?無理に決まってんでしょー」
モブ女3「弱味取り返して私達が無理やりしたことチクる気?」
梨子「そんなこと…しない!」
梨子(自分がノンケだから無理矢理されたなんて親に言えるわけないじゃない…)
モブ女4「とにかく!あんたはこの写真がある限り私達の奴隷だから…」
梨子「…」ピッ
モブ女3「?! あんたそれっ…!!」 梨子「今までの会話、録音、してたの」
モブ女3「っ!よこせっ!!」バッ
梨子「もう自宅のパソコンにも送ってあるから無駄よ」
梨子「それを消してくれたら…このいじめの証拠も消す。誰にも言わない…だから…」
モブ女4「っ…誰がそんな脅しに…っ!」
モブ女5「はぁ…しょうがないわね」
モブ女3「あっあんたいつの間に…」
モブ女5「写真は消すわ。その代わりそれも消して、誰にも言わない。これは守ってよね」
モブ女4「いいの?!こんないい標的なかなかいないのに…」
モブ女5「だって…しょうがないじゃない」 モブ5は金髪かな? と思ってしまう
これは巧妙なメンタリズムですね モブ女5「梨子の写真といじめの証拠、同時にバレたらまずくなるのは私達でしょ」
モブ女4「で、でも…」
モブ女5「今はこういうのにうるさい連中がいるからねーノンケをいじめてたなんてバレたらきっと大騒ぎよ」
モブ女5「…異常者が守られるなんて、いい世の中になったわね」ドスッ
梨子「いたっ…」
モブ女5「ま、せいぜい頑張りなさい。いつかあんたに優しくしてくれる奴が現れたとしても、本心はきっと私達と似たようなもんよ」
梨子「…」 梨子(その日から私は学校へ通えなくなった)
梨子(そんな私を見て両親は転校を勧めてくれた)
梨子(静岡の田舎の人数の少ない平和な高校。…また女子校だけど、今度はきっと大丈夫)
梨子「…私がノンケって事さえ、バレなければ…」 かわいそう
元から男がいない世界なら梨子ちゃんがこんな目に遭うこともなかったのに 浦女
千歌「曜ちゃーん!おはよーっ」
曜「おはよ千歌ちゃん!…そういえば作曲はどうなったの?」
千歌「それが全然アテが居ないんだよ〜…」
曜「まあそうそう居ないよね…っと、先生来た」ガタッ
先生「皆席につけーお待ちかねの転校生を紹介するぞー」
ガララッ スタスタスタ
曜「おぉ…」
千歌「うわぁ…っ!」キラキラ
梨子「はじめまして。東京の…音ノ木坂学院から来ました。桜内梨子です。よろしくお願いします…」ペコッ
千歌「すごい可愛いね!曜ちゃん!…って」
曜「…///」ボーっ
千歌「あれれ〜?曜ちゃんもしかして〜?」ニヤニヤ
曜「えっ///違うよ!ただ女の子なら誰でも可愛い子好きでしょ?!だから…///」カァッ
千歌「あははっ分かってるよ〜ごめんねからかって!」
梨子「…」 千歌「ねえ!桜内さんスクールアイドルとか興味ない?!」
梨子「あっ…えっと…」
梨子(嫌われないように話を合わせた方がいいかな)
梨子「うん…凄い人気だしね」ニコ
千歌「ほんとっ?!ならさ、一緒に始めない?!」
曜「桜内さん可愛いから絶対できるよ!女の子からモテモテだよ!」
梨子(本当はそんな目立つこと絶対したくない…でも…)
梨子(私はもうノンケじゃない…普通の桜内梨子になるんだから)
梨子「やって、みようかな」ニコ 梨子(それから様々な壁を乗り越えてスクールアイドルAqoursは9人になった)
ダイヤ「梨子さん顔色が優れませんけど大丈夫ですか?」
果南「ちょっと暑すぎるしね〜休憩しよっか」
鞠莉「梨子、日陰で休んでなさい」
ルビィ「り、梨子さん…よければお水どうぞ」
善子「ふっ…私の魔力でリリーを凍える楽園へ誘いましょう…」
花丸「梨子さん困ってるからやめるずら」
梨子「…皆、ありがとう」ニコ
梨子(皆、すごくすごく優しい)
梨子(なのに私はそんな皆ですらまだ…) 帰り道
千歌「ねー!どっか寄ってかない?!」
曜「賛成であります!」
果南「どこ寄ったくー?」
「あ、あの!Aqoursの皆さんですよね?!」
千歌「ふえ?そうですけど…」
モブ男「あの!僕Aqoursさんの大ファンなんです!それでつい…」
「え、お前男の癖に女のアイドル好きなの?」
「まさかノンケかー?w」
梨子「」ビクゥッ
鞠莉(…?)
モブ男「バカちげーよ!でも…男からこんなこと言われても困りますよね…すみません」
曜「いやいや!むしろ大歓迎だよ!」
千歌「うん!たしかにAqoursのファンは女の子が殆どだけど…それでも男の子からも応援されてるなんて嬉しいなー!」
モブ男「それであの…僕特に梨子さんのファンで…握手してもらえませんか?!」
梨子「えっ…」
ダイヤ「梨子さん、せっかくですしして差し上げればいかがてす?」
善子「そーよ、握手くらいいいじゃない」 梨子「あ…」ギュッ
梨子(男の子の、手だ…///やばい、顔あつい…///)
鞠莉(梨子…?)
モブ男「本当にありがとうございます!これからも頑張ってください!」パッ
花丸「男の子のファンもいるずらね」
ルビィ「梨子さん人気者だなあ」
梨子(私普通になるって決めたのに…男子に手握られただけで…)ドキドキ なんでレズの総本山ラブライブを目指すスクドル始めるんだ... 梨子(スクールアイドルを始めたのも最初は「嫌われたくない」っていう気持ちだけからだったし、ノンケの私が女の子からきゃーきゃー言われるのもどうなのかなって思ったたけど…)チラッ
『新曲めっちゃいいじゃん!』『ライブ楽しみ!』
千歌「見てこのコメント!こないだ発表した新曲凄い評判いいよ!」カチカチ
曜「頑張った甲斐あったね!」
ルビィ「ランキングもどんどん上がってるしラブライブ本戦出場も夢じゃないかも!」
『PVの梨子ちゃんすっごい可愛いー!』
梨子「…えへっ」ニヤ
千歌「あー梨子ちゃんニヤニヤしてるー!」
梨子「し、してない!」
鞠莉「もー!素直になればいいのにー!」
梨子「も、もう!早く練習しますよ!」タタタッ
鞠莉(梨子…こないだ様子が変だったのは気にしすぎだったかしらね)
梨子(楽しい…皆と一緒にスクールアイドルするのが…こんなにも楽しいなんて!)タタタッ
…『梨子、今度遊びにいくね♡』 練習後
花丸「つ、疲れたずら…」グッタリ
鞠莉「お疲れ様デース!明日は練習も休みだし、しっかり体力を回復させておくよーに!」
千歌「やっぱりここのみかんジュース最高〜」チュー
善子「でもなんていうか…こうやって毎日部活三昧なのも青春かもしれないけど夏休みの思い出がそれしかないってどうなのよ」
ダイヤ「そうはいっても他に青春と呼べるような思い出を作るなんてどうやって…」
鞠莉「んもーう!ダイヤはお子ちゃまねー!」
ダイヤ「は?」イラッ
鞠莉「夏の青春の思い出と言ったら恋愛しかないじゃない!ね、善子!」
善子「えっ別にそんなつもりじゃ///てかヨハネ!」
ダイヤ「破廉恥ですわ!」
果南「じゃあたまには恋バナでもしてみる?」
ダイヤ「果南さん?!」
曜「わー!したいしたい!!」
梨子(あ…) 千歌「はいはい!じゃあ質問!彼女居たことある人正直に挙手!!」
シーン
千歌「誰もいないのお?!」
果南「あはは…そんな機会なかったし」
花丸「年頃の9人集めて全員恋愛経験0だなんて天文学的数字ずら」
千歌「むぅ〜っじゃ、じゃあ好きな人居たことある人っ!しょーじきに!」
ダイヤ「はいっ…ってえ?!他に誰もいないんですの?!」ビシッ
曜「機会無いし…」アハハ
ルビィ「お姉ちゃん…知らなかった…」
鞠莉「ダイヤ〜?どんな人なのか正直にはいて貰うわよ?」
果南「破廉恥ですわーw」
ダイヤ「ううるさい!しょ、しょうがないですわね…///私の初恋の人は年上で金髪と青色の瞳が美しい人で…///」
わいわいがやがや
梨子(私…)ギュッ
千歌「梨子ちゃん…?」
梨子「っ…私っ…帰るね…」ダッ
曜「ええっ?!なんで…っ」
千歌「いっちゃった…」 梨子(私、私どうして当たり前のようにAqoursに居たんだろう…どうしてノンケの私が皆の側に居ていいって思ったんだろ…)タッタッタッ
梨子「私、異常者なのに…」
梨子(私はノンケだから今までどんな場所でも疎まれて来た…気持ち悪いって、おかしいって…そんな私が、Aqoursに居ていいわけない!)
梨子「いいわけ…ないのに…っ」
「りーこ♡」 梨子「」ビクゥッ
「久しぶりだねー♡私達のこと…覚えてるよね?」
梨子(忘れられるわけない…私の初めてを奪いながら私を罵倒し続けた…その声を)ガタガタ
モブ女3「梨子ったら凄い有名人になっちゃって…久々に会いたくなっちゃった♡」
モブ女4「なんか明るくなったねー」
梨子「ぃっ、いやあぁぁああっ!!」ダッ
モブ女5「はい待った、この写真見覚えあるよね?」
梨子「っ?!な、それ、それはっ!!」ガタガタ
モブ女5「全部捨てたつもりだったんだけどなーおっかしいなー」
梨子「う、そつき…っ!!そんなのっ酷すぎるよっ!!!」ポロポロ
モブ女4「はあ?酷すぎるって…?こんな写真さっさと拡散しても良かったんだよ?それは勘弁してやってたのにさあ…」
モブ女5「あーあ、今からネットにアップしちゃおうかなー」
梨子「っ?!やめてっ!それだけはやめてえっ!!」 梨子「お願い…お願いします…っ」ポロポロ
モブ女3「んー…ま、とりあえずここじゃなんだし梨子の家…いっていいよね?」
桜内家
モブ女4「ふーん…梨子の家大きいねー」
モブ女3「両親が居なくてラッキーだね!」
梨子「ぐすっ…ぅう…どうすれば…写真返してくれるの…」ポロポロ
モブ女5「んー、まあ単刀直入に言うけど」
モブ女5「Aqours辞めて」 梨子「?!や、やだ…私辞めたくな…」
モブ女3「ふふっ言うこと聞かないと写真ネットにアップしちゃうよ?」
梨子「」ビクゥッ
モブ女3「軌道に乗ってきたAqoursが梨子のはしたない写真で台無しになっちゃうのも面白いかもね」
モブ女4「もちろんアップする時はノンケっていうことも公開しなきゃね!」
梨子「ぅう…っ」ポロポロ
モブ女5「Aqoursの人達はどう思うかな…?あんたのせいで夢を台無しにされて…いや!それ以前にあんたがノンケって知ってどう思うかなあ?!」
梨子「……す…」ポロポロ
モブ女3「え?なんだって?」
梨子「Aqours…やめます…」
梨子(皆…さよなら…) モブ女5「うん、それがいいよ!さ、だったらリーダーにでも誰でもいいから脱退するって伝えよっか」ニコ
モブ女4「ほら早くしなよー」
梨子(千歌ちゃん…私なんかAqoursに誘ってくれてありがとね)ピッピッ
プルルルルプルルルル ガチャッ
千歌「梨子ちゃん?!さっきどうしていきなり…今から梨子ちゃん家行こうと思ってたんだ。開けてもらっていい?」
梨子「…駄目」
千歌「え…?ど、どうして…もしかして体調悪い?今日お母さん達いないんでしょ?私が…」
梨子「千歌ちゃん、私Aqours辞めるね」 千歌「…え?なに、言ってんの梨子ちゃん…」
梨子「私もうAqours続けたくないの。だから…」
千歌「そういう冗談本当笑えないよ…?やめてよ…」
梨子「冗談じゃないよ」
千歌「やめてって言ってんじゃん!!早く鍵開けてよ!!ねえ!!!」
梨子「…ごめんね」
バンバンバンっ
梨子「千歌ちゃんやめてよ…」
千歌「電話でそういうこと言うの無しだよ!!ずるいよ梨子ちゃん!!!」バンバンバンっ これは…モブ子さん達がお仕置きを受けなければいけませんわねぇ… モブ女4「あーバンバンうるさいな。黙らせてよ」イライラ
梨子「…千歌ちゃん、私もう疲れちゃったの…」
千歌「疲れたってなに…?ここ最近の練習はたしかに辛かったけど…っ」
梨子「そうじゃないの。Aqoursの皆といることに疲れたの」
千歌「え…」
梨子「私Aqoursの皆の前だと本当の自分が出せないの。皆が私だと思ってるのは本当の私じゃない、偽物なの」
千歌「意味、わかんないよ…梨子ちゃん…」
千歌「Aqoursの皆のこと、好きじゃないの…?」
梨子「…うん」ニコ
プツッ モブ女3「はーい梨子ちゃんよく出来ましたーw」
モブ女4「これでやっと私達のおもちゃ復活だねー!」
梨子(…本当、ノンケの私なんかに優しさに付け込まれるなんて…Aqoursの皆は本当にどうしようもない)
梨子(皆が優しくなんてするから、私は一瞬自分も幸せになれるって勘違いしちゃったじゃない…)
梨子「…幸せな夢を見せてくれてありがとう」ボソッ
モブ女5「…梨子、あんたは本当可哀想な子よね」
梨子「え…?」
モブ女5「ノンケにさえ生まれて来なければ絶対幸せになれたのに…本当、運が悪かったんだよ」
梨子「…私…」
モブ女5「でも大丈夫…今からでも私が、分からせてあげるから。レズの素晴らしさを、ノンケが間違ってるってことを。」
モブ女5「そうすれば梨子もこれから普通の女の子として、幸せな人生を送れるよ」ギュッ
梨子(…) 梨子「…違う」
モブ女5「…え?」
梨子「違うっ!!」ドンッ
モブ女5「きゃっ!?」ドサァッ
モブ女3「ちょっ!大丈夫?!」
梨子「私は可哀想なんかじゃない…っ私は間違ってなんかいない!!」
梨子「確かに私はノンケが原因でずっと虐められてきた…死にたいって何回も思ったけど…でもノンケだったから私はスクールアイドルと出会えたの!Aqoursの皆と出会えたの!!」
モブ女4「…っ!てめえっ!!」ガッ
梨子「ノンケだったおかげで皆と出会えたんだから…私は間違ってなんかいないんだよ!!」
モブ女5「…もう許さない」
モブ女5「2人とも、そいつの身ぐるみ剥いどいて。今から現役スクールアイドルが喘ぎまくってるとこ生放送するから」カチカチ
梨子「ぅう…っ!やめて!離して!!やめてよっ!!!」ジタバタ |c||^.- ^||わーくわくしたくてさーせーたくてー ドガアアアアアアアンッっ
梨子「きゃあっ?!」ガバッ
モブ女3「えっ?!?!なになに?!」
モブ女4「あれ…?天井が…ない…」
ババババババババッ
曜「梨子ちゃんっっっ!!」
千歌「梨子ちゃんっっ!捕まってっ!!!」
梨子「千歌ちゃんっ!?曜ちゃん?!」
モブ女5「な、なんでヘリなんか…?!」
鞠莉「小原家の力デース」
モブ女3「っひ?!あんたどこから?!」
鞠莉「…連れてって」
「なんなのあんたら!や、やめ…!」「離してよ!ちょっと!」
千歌「…っよいしょっと!梨子ちゃん大丈夫?!」
梨子「ぇえっと…まだ頭が追いついてないっていうか…」
曜「まー無理もないよねー…」
千歌「とりあえず皆とは鞠莉ちゃん家で合流になってるんだ!このままヘリでそこまでいくよ!!」
ババババババババ 小原家
梨子「…皆、どうして…」
千歌「梨子ちゃんに電話切られたあと、皆に集まってもらったの。…あんな大きい声出してたら、流石に何話してるか聞こえるよ」
鞠莉「それでついカッとなって千歌と曜を乗せたヘリに突っ込んで貰ったって訳☆」
梨子(聞かれちゃった…か)
梨子「皆…ごめんなさい…私…」
ダイヤ「…謝られるようなことをされた覚えはありませんわ。強いて言うなら私の恋バナをぶった切って帰ったことくらいかしらね」
梨子「だって…私…私…異常者なのに…」
鞠莉「変なこという子ね…私達は皆今ここにいる梨子自身が好きなのよ?私から言わせればレズな梨子こそ異常者よ」
梨子「え…」
鞠莉「だってそれは私達の好きな梨子じゃない。本物の梨子じゃないんだから」
梨子「ぅううう…っ」ポロポロ
果南「バカだよ…本当、勝手に思いつめて心配かけて…相談もしないなんて…」
善子「…リリー、もう自分の事悪く言うのやめて…そんなリリー見たくないの…いつもの怒りんぼでうるさいリリーでいてよ…」ウルッ
ルビィ「ル、ルビィ弱虫だけど…!もし次梨子さんに酷いことする人がいたらやり返してやります!」
花丸「他の人は関係ない…梨子ちゃんは梨子ちゃんだけの方法で幸せになればいいと思うずら」 (あれ…これってレズになっちゃうパターンじゃね?) 千歌「梨子ちゃん…」ギュッ
曜「梨子ちゃん…」ギュッ
梨子「ふ、2人とも…」
千歌「私達ね、なんとなく梨子ちゃんがレズじゃないことわかってたんだ」
曜「ね」
梨子「えっ」
梨子「な、なんで…」
曜「だって…ねえ?」
千歌「うん」
曜(私達2人がかりで結構頑張ったはずなんだけどなー)
千歌(ぜんっぜん脈なしっぽいもんね)
千歌「でも、ノンケで気持ち悪いとか思ったこと一回もないよ?だってそれが梨子ちゃんだから」
曜「ノンケかレズかより梨子ちゃんかそうじゃないかの方が大切!」ニコッ
梨子「みんな…本当に…!ありがとう…ありがとう!」ポロポロ モブ女たちは変態ノンケ男にオモチャにされてほしいわ 梨子(それから私の平和な日常は再び戻ってきました。)
梨子(その日は鞠莉ちゃん家に泊まり、翌日恐る恐る家に帰ってみると何事もなかったかのように元通りになっていました)
梨子(あの3人がどうなったのかは私も分かりません。でもその事について聞くと鞠莉ちゃんが急に真顔になるのが怖くて聞くのをやめました)
梨子「結局…鞠莉ちゃんや皆に頼ってばっかだな…私…」ハァ
梨子(きっとこれからもノンケでいる限り、私には辛いことがたくさんあると思います)
梨子(でも…それが私だから。私は私のまま生きていくことにしました)
梨子「千歌ちゃん、作詞できた?」
千歌「うへぇ…梨子ちゃん…もうちょい待って…」
梨子「別に急かしに来た訳じゃないのよ…ただ私も手伝いたいなって」
千歌「梨子ちゃんが…?わー嬉しいな!じゃあ梨子ちゃんは今どんな歌を作りたい?!」
梨子「どんな歌を…?」
千歌「うん!なんでもいいよ!」
梨子「うーん…『私が私であろうとしてるチカラ』の歌…とか?」
梨子(私はノンケのままで)
千歌「あははっ梨子ちゃんポエマーだね!」
梨子「なんでもいいって言ったじゃない///」
梨子(Aqoursの皆がくれた勇気を胸に未来へ進んでいきます!) 最後投げやり気味ですみません。
以上で終わりになります。ありがとうございました。 このあと梨子ちゃんグループ1のレズになったんだよね… >>87
お前みたいな奴が梨子ちゃんを傷つけてきたんやで
ノンケボーイを一から読み直せ ____ r っ ________ _ __
| .__ | __| |__ |____ ,____| ,! / | l´ く`ヽ ___| ̄|__ r‐―― ̄└‐――┐
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| |_.| | / ヽ | | | |__| |__| | | | | | | | __ /`〉 / \ │ | |  ̄ ̄|
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 ̄ ̄ く_/ \ `フ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | |____丿く / <´ / `- 、_// ノ\ `ー―--┐
`´ `‐' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`‐'  ̄ ` `´ `ー' `ー───-′ これレズとノンケを入れ替えたら現実の同性愛者への迫害にそのまま重なるんだよな
胸が痛くなったけど梨子ちゃんが理解ある仲間に出会えて良かった
>>1はそういう目的で書いてないかもしれないけど 現実の同性愛者の迫害って例えばどんなの?
同性愛者同士が節度を持って勝手にやってればノンケは無関心なのに権利や存在を主張して事を荒立ててるようにしか見えん ホモ漫画だとモブが「てめぇホモとかキモいんだよ!! …へへ、ぶち込んでやるぜ」とかいうの見た覚えある 公の場で性癖トークして抵抗持つなってのは無理な話だと思うけどな
こっそりやってる奴らを迫害しにいくのは可哀想だが エロマンガだとレズにチンポの良さ教えてやるぜ的なのはよく見る いや現実で同性愛者がいじめられたりするときがあるなら、こういう些細な無理解や悪意がきっかけになるんだろうなって
権利とか公共性がどうとかの話じゃなく 現代社会に一石を投じる作品だな義務教育の場で学ぶべきか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています