かよちんメモリアル
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花陽「よいしょっ、と」
私、小泉花陽15歳
今日からいよいよ高校生
ちょっと不安もあるけれど、胸はワクワクでいっぱいです
花陽「いってきます」
外はぽかぽか陽気で気持ちよくて
新生活が始まる春って感じがします
花陽「あれから7年かあ。戻ってきたんだなあ、この街に」
なんて感傷に浸るくらい、懐かしさがこみ上げた
街並みも多分、あの頃と何も変わっていないと思う
花陽「さ、学校へ行かなくちゃ」
小泉花陽、いざ出発です♡ ―――――――
――――――
先生「皆さんさようなら」
はなよ「さよーなら」
「かーよちん」
はなよ「あ、りんちゃん」
りん「さ、帰ろう」
はなよ「うん!」
りん「ねえ、かよちん」
はなよ「ん?」
りん「ちょっと公園で遊んで行かない?」
はなよ「うん、いいよ」
りん「じゃあ砂場で砂遊びしよう」
はなよ「うん!」 りん「よいしょ」
はなよ「よいしょ」
りん「あとはこうして」
りん「やったあ、お城の完成だー」
はなよ「やったねえ」
りん「はー、いっぱい遊んだね」
はなよ「じゃあそろそろ帰ろうか」
りん「そうだね」
りん「あ!」
はなよ「どうしたの?」
りん「えりおねえちゃんだー」タタタ
はなよ「あ、りんちゃん待って」タタタ
りん「えーりちゃん」
えり「あ、二人ともこんにちは」
りん、はなよ「こんにちはー」
えり「今日は二人でなにしてたの?」
りん「あのね、砂でお城つくったの」
えり「そう、それはよかった」
りん「ねえねえ、一緒に遊ぼ」
えり「ごめん、私帰って宿題やらなきゃ」
りん「そっか、残念」
えり「ふふ、凛、花陽、それじゃバイバイ」
りん、はなよ「ばいばーい」 りん「じゃあかよちん、また明日ね」
はなよ「明日は学校休みだよ」
りん「あ、そっか。それじゃかよちんちに遊びに行くね」
はなよ「うん、わかった」
りん「バイバーイ」
はなよ「バイバイ」
ピンポーン
はなよ「あ、きっとりんちゃんだ!」
ガチャ
りん「かよちーん、あそぼー!」
はなよ「うん!…って、あれ?」
えり「おはよう、はなよ」
はなよ「えりお姉ちゃんどうしたの」
えり「今日はみんなで遊園地に行こうって」
はなよ「わあ!ほんとぉ」
りん「かよちん行こ!」
はなよ「うん!」 えり「さ、二人はまず何乗りたい?」
りん「メリーゴーランド!」
えり「了解。じゃ、行きましょ」
・
・
・
ワー ワー
りん「はー、メリーゴーランド楽しかったね」
はなよ「うん!」
えり「二人ともお疲れ様。次は何にする?」
りん「りん、じぇっとこーすたー乗りたいなぁ」
えり「うーん、まだ凛たちじゃ乗れないみたいよ」
りん「えー」
はなよ「りんちゃん、あっちにかんらんしゃがあるよ」
りん「じゃあそれにしよう」
えり「ふふ、じゃあ行きましょうか」 ・
・
・
りん「たかーい!すごーい!」
えり「いい眺めね」
はなよ「はなよ知ってるよ。こういうのぜっけいっていうんだよね」
えり「ええそうよ。花陽ってばよく知ってるわね」
りん「かよちん物知りだね」
はなよ「そ、そんなこと…」 えり「二人とも、そろそろ帰ろっか」
りん「いっぱい遊んだね」
はなよ「うん、楽しかったね」
えり「そうだ、写真とりましょう」
りん「うん!とる!」
えり「よし、それじゃ――あ、すみません、写真撮ってもらってもいいですか」
えり「撮ってくれるって。じゃあ並びましょう」
はなよ「えりおねえちゃんはすごいね」
えり「ん?なにが?」
はなよ「大人のひと相手にあんなどうどうとお願いして」
えり「ふふ、たいしたことないわよ」
えり「さ、カメラに向かいましょ」
えり「はい、ちーず」
パシャ はなよ「あのね、お母さん」
はなよ「今日遊園地行ってすごく楽しかったの!」
はなよ「最後に3人で写真も取ったりしてね!」
はなよ「でね、でね――」
はなよ「……え?」
はなよ「おひっこし……」
はなよ「……」
はなよ「やだよ……」
はなよ「そんなのやだよ!」 えり「花陽、向こうに行っても元気でね」
はなよ「うん……」
えり「ほら、凛。花陽にさよならしないと」
りん「……」
はなよ「バイバイ、りんちゃん……」
こうして私はこの街を去った
車の中から見た光景を、いまでも覚えている
それは車に追いつかんばかりに走ってくる凛ちゃんの姿だった
――――――
――――――― 花陽「着いた、おとのき高校」
今日から3年間、お世話になります♡
花陽「そうだ、クラス確認しないと」
花陽「ええっと」
花陽「あった、A組かあ」
花陽「ん?この名前……」
星空 凛
花陽「星空って、まさか」
ドシーン
花陽「うわっ」
誰かとぶつかったみたいです 花陽「ご、ごめんなさい」
?「ううん、よそ見してたこっちこそごめんなさい」
花陽「って!」
花陽「凛……ちゃん…」
ぶつかってきた女の子は、昔の友達に似ている子だった
凛「え?」
凛「……」
凛「もしかして、かよちん……」
花陽「うん、そうだよ、小泉花陽。覚えてる?」
凛「あ、当たり前だよ!」
凛「ホントに、ホントにかよちんなんだね」
花陽「うん」
凛「戻ってきてくれたんだね」
花陽「うん」
凛「もう、かよちん」
凛「かよちんがいなくなって、凛、寂しかったよ」
花陽「うん、ごめんね」
凛「ううん、謝らないで」
凛「同じクラスだし、これからもよろしくね」
花陽「うん!」
こうして私は凛ちゃんと再会した 理事長「皆さん、入学おめでとうございます」
理事長「これから皆さんは3年間、このおとのき高校での学園生活が待っています」
理事長「勉強に励むもよし、スポーツに精を出すもよし」
理事長「そして恋愛にかけるもよし」
理事長「ぜひ悔いのない高校生活を送ってください」
入学式も終わり、高校生活がいよいよ始まりました 好きとか嫌いとか、って思ったけど勇気の神様にお願いする方か 他の女の子と話すだけでりんちゃんの爆弾が爆発する模様 キーンコーンカーンコーン
花陽「ふぅ」
初日から緊張の連続です
凛「かーよちん、一緒に帰ろ」
花陽「うん!」
花陽「あ、でもその前にちょっと学校を見て回りたいな」
凛「あ、いいね。それじゃ出発!」
私たちは校舎をたくさん見て回った
気付けばもう完全下校時間になったいた
花陽「それじゃそろそろ帰ろっか」
凛「そうだね」
凛「あ……」
花陽「どうしたの?」
凛「あそこに一本だけ大きな木がある」
花陽「ほんとだ」
凛「なんでこの木だけここにあるんだろう」
?「それは伝説の樹って名前だよ」
私たちの後ろで誰かがそう言いました
振り返ってみると、そこには大変綺麗な女の子が立っていました 凛「え?伝説の……」
?「伝説の樹。校庭の外れにある一本の古木」
?「知ってる?この伝説の樹の下で卒業式の日に女の子から告白して成立したカップルには」
?「永遠の幸せが訪れる」
?「ウチらの高校に古くから伝わる話だよ」
花陽「え、えっと」
?「ああ、ごめんごめん」
?「ウチは東條希。この高校の3年生」
なんと入学初日に先輩から話しかけられました
凛「へえー」
花陽「なんかすごいね」
希「まあ、キミら1年生にはまだ関係ない話やけどね」
おとのき高校は制服の胸につけたリボンの色で学年が分かります
私たち1年生は青色、2年生は赤、3先生は緑
希「どう、二人とも。ここで出会ったのも何かの縁やし」
希「電話番号交換しない?」
凛「いいんですか?」
希「もちろん。先輩としてウチの高校のこと何でも教えるよ」
花陽「ありがとうございます」
こうして東條先輩と知り合いになりました 希「ウチは結構顔が広いから、出会った女の子の情報とかも教えてあげるよ」
希「恋にかける青春。ロマンチックやわー」
凛「どうしてそこまで親切にしてくれるんですか」
希「うーん、ウチの趣味みたいなもんかな」
花陽「東條先輩、ありがとうございます」
希「堅苦しいなあ。希でいいよ」
凛「いや、それはさすがに。先輩だし」
花陽「希先輩ってことで」
希「ん、まあいいか」 《4月8日(月)》
*これから花陽の高校生活3年間が始まります。
卒業の日までに女の子をオトし、伝説の樹の下で女の子からの告白を受けられるようにしましょう。
花陽「よし、これからの高校生活、自分を磨いていこう」
体調 100
文系 30
理系 30
雑学 40
芸術 40
容姿 50
運動 10
花陽「今週は何をしようかな」
花陽「>>31に決めた」
*上記のコマンド(体調〜運動)から一つ選んでください。
花陽が自分を磨く(ステータスをアップさせる)ことで女の子たちと出会ったりイベントが起きたりします。
体調を選ぶと休養になります。体調が低い状態で体調以外のコマンドをやると思わぬ事態になります。 花陽「運動をしよう」
花陽「これまで運動は苦手だったけど」
花陽「高校生にもなったんだし、苦手なことから背を向けちゃだめだよね」
花陽「さて、運動といえば、筋トレ?走り込み?」
花陽「うーん」
花陽「両方しよう!」 《4月13日(土)》
花陽「ふぅ、筋肉痛だよー」
*土曜日と日曜日は休日です。
休日には出会った女の子をデートに誘うことができます。
もしくは希に電話することで女の子の情報や評価をゲットできます。
体調 97
文系 30
理系 30
雑学 40
芸術 40
容姿 50
運動 12
花陽「さて休日は何しようかな」
1:自分を磨く
2:女の子をデートにさそう
3:希に電話する
安価下 花陽「希先輩に電話しよう」
prrr
希「おお、花陽ちゃん、どうしたの?」
花陽「ええっと」
1:女の子の情報を知りたい
2:女の子の評価を知りたい
3:あの、デートしましょう
安価下 希「女の子の情報やね」
希「うーんと、花陽ちゃんが出会った女の子は」
星空凛
希「まだ一人やね」
希「じゃあ凛ちゃんの情報はっと」
星空凛
学 年:1年生
誕生日:11月1日
血液型:A型
身 長:155cm
スリーサイズ:B75・W59・H80
好きな食べ物:ラーメン!
嫌いな食べ物:お魚
希「ほい、これでいいかな」
花陽「はい、ありがとうございます」
希「まあ凛ちゃんは元から番号知っているからいいとして」
希「新しく出会った女の子はウチから情報をきくことでデートに誘えるようになるから」
希「その点、忘れないでね」
花陽「はい、分かりました」
希「ほなまたー」 《4月14日(日)》
体調 97
文系 30
理系 30
雑学 40
芸術 40
容姿 50
運動 12
花陽「今日はどうしようかな」
1:自分を磨く
2:女の子をデートにさそう
3:希に電話する
安価下 花陽「えっと、じゃあ何しようかな」
体調 97
文系 30
理系 30
雑学 40
芸術 40
容姿 50
運動 12
花陽「>>44に決めた」 花陽「雑学」
花陽「花陽はもっともっといっぱい知識を蓄えないと」
花陽「ふむふむ」
花陽「なるほど」
花陽「日本は『にほん』と『にっぽん』読みがあるけど、、国際機関などには『にっぽん』で届けてるのかあ」
花陽「へえー」 《4月15日(月)》
花陽「今週は何しようかな」
体調 93
文系 30
理系 30
雑学 44
芸術 40
容姿 50
運動 12
花陽「うん、>>47だ」 花陽「芸術をやろう」
花陽「びっくりされるんですけど」
花陽「絵を描くことと折り紙を折るのは得意なんです」
花陽「ふふ、楽しいなあー」 *「それでは新入生との対面式を始めます」
*「開式の辞、生徒会長」
*「絢瀬絵里さん、お願いします」
絵里「はい」
あやせ…えり……
その時私の脳裏にふとよぎった、小さい頃の思い出
私を呼ぶ、あの優しい声
もしかして…えりお姉ちゃん……
絵里「新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます」
絵里「私たちは在校生、この日をとても楽しみにしていました」
金髪の髪、あの眼差し。間違いない、えりちゃんだ
なんて表現したらいいんだろう
えりちゃんは、子どもの頃以上に綺麗だった
高校生には見えないほど大人の魅力にあふれていた
絵里「では、これからおとのき高校の歴史についてお話しします」
えりちゃん、花陽だよ
この街に帰ってきたよ 凛「かーよちん、帰ろ」
花陽「うん」
凛「でもその前にちょっと寄っていこう」
花陽「どこに?」
凛「決まってるでしょ」
凛「生徒会室」
コンコン
凛「失礼しまーす」
花陽「し、失礼します」
絵里「あら凛、どうしたの?」
凛「ふふ、絵里ちゃん、この子は誰でしょう」
花陽「あ、あの、その、こ、こんにちは」
絵里「……」
絵里「え……」
絵里「もしかして……はなよ…?」
凛「ピンポーン大正解」
花陽「こ、こんにちは、えりちゃん」 絵里「ハラショー!」
絵里「見違えたわね花陽」
絵里「すっかり大きく育って!」
絵里「ますます可愛くなって!」
花陽「か、可愛いなんて、そんな」
絵里「ううん、自信を持っていいわ」
凛「凛もそう思うよ」
花陽「凛ちゃんまでぇ」
絵里「でも嬉しいわ。私のこと、覚えててくれて」
花陽「忘れるわけないよ」
絵里「ふふ、ありがと」
絵里「さ、花陽。さっそく番号交換しましょ」
花陽「うん!」
こうして私は絵里ちゃんとも再会した 《4月20日(土)》
花陽「今日は休日、何しようかな」
体調 90
文系 30
理系 30
雑学 44
芸術 44
容姿 50
運動 12
花陽「えーっと」
1:自分を磨く
2:女の子をデートに誘う
3:希に電話する
安価下 花陽「デートを申し込もう」
花陽「えーっと、番号が分かってるのは」
星空凛
絢瀬絵里
花陽「誰を誘おうかな」
安価下 花陽「凛ちゃんに電話しよう」
prrr
凛「凛だよ」
花陽「あ、凛ちゃん」
凛「かよちん、どうしたの?」
花陽「うんとね、来週の土曜日お出かけしない」
*基本的にデートに誘う日は電話した日の翌週になります
この世界に祝日はないと思ってください
安価下 コンマ50以上でデート成立 コンマでデート判定か
運動部所属のキャラは第三日曜が全体練習だからデート不可とかその辺まで再現しようとするとマジで手間暇半端なさそうだしこういう調整は必要だね 凛「うん!いいよ」
花陽「えっと、じゃあ場所は――」
花陽(どこに誘おうかな)
中央公園
ショッピング街
カラオケ
植物園
動物園
水族館
スタジアム
ゲームセンター
映画館
図書館
プラネタリウム
遊園地
海
山
安価下 花陽「動物園はどう?」
凛「うん、いいよ」
花陽「それはじゃあ来週の土曜日、動物園ってことで」
凛「はーい、了解。それじゃあね」
花陽「うん、ばいばい」
花陽(やったあ、楽しみだなー) 《4月21日(日)》
花陽「今日はどうしようかな」
体調 90
文系 30
理系 30
雑学 44
芸術 44
容姿 50
運動 12
花陽「そうだなあ」
1:自分を磨く
2:女の子をデートに誘う
3:希に電話する
安価下 花陽「容姿を磨こう」
花陽「……」
花陽「服でも買いに行こうかな」
花陽「こういう時のためにファッション誌を買ってました」
花陽「トレンドをチェックします」
花陽「ふむふむ」
花陽「今春のはやりはこれなのかあ」
花陽「よし、買いに行こう」 《4月22日(月)》
花陽「昨日の買い物で今月のお小遣いがピンチだよ〜」
花陽「さ、今週はどうしようかな」
体調 87
文系 30
理系 30
雑学 44
芸術 44
容姿 53
運動 12
花陽「>>69かな」 元ネタみたく部活でキャラと出会ったり親交を深める手はないのだろうか
生徒会とか陸上部とか弓道部とかアイドル研究部とか 花陽「勉強もしないとね」
花陽「よおし、文系だ」
花陽「歴史の復習でもやろう」
花陽「313年にミラノ勅令を出して初めてキリスト教は公認したのはコンスタンティヌス帝で」
花陽「コンスタンティヌス……」
花陽「明日には忘れそうな名前だなあ」 《4月24日(水)》
凛「かーよちん」
花陽「ん?」
凛「かよちんはもう部活決めた?」
花陽「部活かぁ」
凛「凛は陸上部にしようかな」
凛「かよちんもどう?」
花陽「うーんと」
花陽(以前の私なら運動部なんて絶対入らなかったけど)
花陽(高校生になったら苦手を克服しようと決めてたし)
花陽(どうしようかな……)
1:陸上部に入る
2:もうちょっと考えるよ
3:アルバイトするつもりなんだけど
安価下 多数決(最初に2票選ばれた選択肢) 俺くん主人公でμ’s攻略できるときメモやりてえよなあ
でも部活動が一択になってしまうな… 花陽「どの部活にするかもうちょっと考えてみるよ」
凛「そっか」
花陽「ごめんね、せっかく誘ってもらったのに」
凛「ううん、気にしないで。かよちんはゆっくりと自分に合った部活探して」
花陽「うん!」 《4月25日(木)》
花陽「部活っていっぱいあるなあ」
花陽「さすが伝統あるおとのき高校」
花陽「同好会もあるんだね」
花陽「んん!?」
花陽「アイドル研究部ぅ!?」
花陽「どうしよう、見学に行ってみようかな」
花陽「あ、でも男性アイドル研究ってことも」
花陽「うーん迷うなあ」
1:見学に行く
2:やめておく
安価下 花陽「見学に行こう」
花陽「それだけなら大丈夫だよね」
花陽「よし、放課後に行ってみよう」
《放課後》
花陽「ここがアイドル研究部の部屋」
花陽「だ、誰かいるかな」
コンコン
ガチャ
花陽「し、失礼します」
花陽「あ、あれ?」
花陽「誰もいない」
花陽「まだ来てないのかな」
花陽「うーん、もうちょっと後でもう一回来てみよう」
?「ちょっと!」
花陽「ぴゃあああ!」
?「うわっ!なに!?」
花陽「す、すみません、びっくりして」
そこにいたのは背丈が小さい、緑色リボンの3年生でした ?「ふうん、で、なに?」
花陽「あ、あの、私、アイドル研究部の見学に来まして」
?「見学……」
?「!」
?「ようこそいらっしゃいました!」
花陽「え?」
?「ごめんねぇ、さっ、遠慮なく入って」グイグイ
花陽「あ、はい、失礼します」
部室の中は大きいテーブルとパイプイス、それにテレビとデスクトップ型のパソコンがあった
壁にはCDやら雑誌やらが並んでいる
?「お茶でいい?」
花陽「あ、すみません」
先輩が入れてくれたお茶はとても熱かった ?「アイドル好きなの?」
花陽「は、はい。大好きです」
?「へえ、どのくらい?」
花陽「どのくらいと言われると……」
花陽「これくらいいっぱいです」
私は伸ばしに伸ばした腕で大きな円を描いた
?「じゃあひとつテストしていい?」
花陽「テストですか」
?「うん、問題です」
?「アステラスという名のグループはどの国のスクールアイドルでしょう」
花陽「く、国ぃ!?」
どうしよう、私、日本のアイドルしか分からないよ
この人、世界にも目に向けているんだ
すごい知識量だ、こんな人もいるなんて
?「さ、どこ?」
花陽「あ、アメリカ」
?「外れ」
花陽「あうぅ」
?「じゃあ次、youtubeで再生数500万を達成したコロンビアのスクールアイドル、そのグループ名は?」
花陽「わ、分かりません」
?「今のは超簡単なんだけど」
花陽「すみません」 ?「……」
?「あーあ、なんかシラけちゃったなあ」
?「せっかく有望そうな新入部員だと思ったのに」
?「ごめん、今日はこれで部活お終い」
?「じゃあね」
バタン
花陽「……」
花陽「自分磨きが足りなかったかなあ」
花陽「アイドル……雑学……」
花陽「うーん……」 《4月27日(土)》
体調 83
文系 35
理系 30
雑学 44
芸術 44
容姿 53
運動 12
花陽「今日は凛ちゃんとデートの日だ」
1:デートに行く
2:自分を磨く
3:女の子をデートに誘う
4:希に電話する
安価下 なるほど入部にも一定のステが必要なシステムか
雑学上げてリトライ 花陽「よし、出かけよう」
集合場所にはすでに凛ちゃんが待ってました
花陽「ごめん、待ったかな」
凛「ううん、凛も今来たところだよ」
凛「さ、早く行こ♡」
着いてみると、休日だけあって動物園は大賑わいでした
凛「こんなに動物好きな人いるんだね」
花陽「かわいいもんね」
凛「あ、あっちにペンギンがいるよ」
凛「生で初めて見たなあ」
花陽「かわいいなあ」
凛「かよちんそればっかー」
花陽「あうぅ」
凛「でもしょうがないよね、ホントにかわいいもん」
凛「あ、お猿さんがいるよ」
凛「すごい!手の届かないところにある餌を棒で落したよ!」
花陽「
1:さすが人間の進化前だね
2:かわいい上に賢いね
3:凛ちゃんより頭いいかもね
安価下 花陽「かわいい上に賢いね」
凛「ふふ、またかわいいって言った」
花陽「あう///」
凛「でもかよちんの言う通りだね」
まあこんなものでしょう
凛「んうっと、今日は楽しかったなあ」
凛「また誘ってね」
凛「それじゃ」
花陽「うん、バイバイ」 《4月28日(日)》
体調 79
文系 35
理系 30
雑学 44
芸術 44
容姿 53
運動 12
花陽「今日はどうしようかな」
1:自分を磨く
2:女の子をデートに誘う
3:希に電話する
安価下 花陽「一生懸命がんばらないと」
花陽「>>103をやろう」 花陽「よし、運動だ」
花陽「目標腹筋50回、腕立て50回!」
花陽「うっ…ふう……ほっ…」
花陽「はあ、はあ」
花陽「もう…無理……」
花陽「でも、はあ……充実した…一日だった」 《4月29日(月)》
花陽「今週は何しようかな」
体調 74
文系 35
理系 30
雑学 44
芸術 44
容姿 53
運動 18
花陽「>>106だ」 下校イベントほしいな
誰が来るかはコンマ判定とかにして 花陽「授業の予習をしよう」
花陽「来月には中間テストもあるから頑張らないとね」
花陽「文系はこないだやったから理系をしよう」
花陽「えーっと、9a²−24ab+16b²を因数分解すると」カリカリ
花陽「で、答えは――うん、当たってた」 《4月30日(火)》
花陽「さて、帰ろっと」
花陽「あ、あそこにいるのは絵里ちゃんだ」
花陽「絵里ちゃんもいま帰りなのかな」
花陽「どうしよう、一緒に帰ろうって声かけようかな」
1:声をかける
2:無視して帰る
安価下 花陽(よし、声をかけよう)
花陽(なんて呼ぼうかな)
1:絵里ちゃん
2:絵里お姉ちゃん
3:絢瀬さん
4:絢瀬
5:会長
6:ハラショロス
安価下 花陽「絵里お姉ちゃん!」
絵里「あら、花陽、どうしたの?」
花陽「よかったら一緒に帰らない?」
絵里「ええ、いいわよ」
絵里「ふふ、なんだか昔を思い出すわね」
花陽「え?」
絵里「絵里お姉ちゃんだなんて」
花陽「あ、子どもの頃の癖でつい」
花陽「嫌だった?」
絵里「ううん、全然。さ、帰りましょ」
絵里「そういえば花陽、最近無理してない?」
花陽「そんなことないよ」
絵里「体調管理は大切よ」
花陽「うん、そうだね」
絵里ちゃんと話しながら楽しく帰った
なんだか体調がよくなった気がする 《5月4日(土)》
体調 77
文系 35
理系 34
雑学 44
芸術 44
容姿 53
運動 18
花陽「今日はどうしようかな」
1:自分を磨く
2:女の子をデートに誘う
3:希に電話する
安価下 花陽「デートに誘おう」
花陽「えっと、番号が分かってるのは」
星空凛
絢瀬絵里
花陽「誰にしようかな」
安価下 花陽「絵里お姉ちゃんにしよう」
prrr
絵里「はい」
花陽「あ、絵里お姉ちゃん、花陽だけど」
絵里「あら、どうしたの?」
花陽「来週の土曜日どこかお出かけしない?」
絵里「来週の土曜日?ええっと予定は――」
安価下 コンマ70以上でデート成立 絵里「ごめんなさい。その日は予定があるの」
花陽「あ、そうなんだ」
絵里「また誘ってね、それじゃ」
花陽「うん」
花陽(残念だな…) 《5月5日(日)》
体調 77
文系 35
理系 34
雑学 44
芸術 44
容姿 53
運動 18
花陽「今日はっと」
1:自分を磨く
2:女の子をデートに誘う
3:希に電話する
安価下 花陽「今月は中間テストがあるから勉強しないと」
花陽「生物からやろうかな」
花陽「ミトコンドリアは好気呼吸で、細胞質基質が嫌気呼吸」
花陽「細胞壁は植物細胞だけにみられる、と」
花陽「テストまで忘れないようにしないと」 《5月6日(月)》
体調 73
文系 35
理系 39
雑学 44
芸術 44
容姿 53
運動 18
花陽「今週は>>135をやろう」 花陽「うん、運動だ」
花陽「苦手を克服していかないと」
花陽「ランニング10km」
花陽「ほっ、ほっ」 《5月7日(火)》
花陽「さて、帰ろう」
花陽「あ、あそこにいるのは」
花陽「希先輩だ」
花陽(一緒に帰ろうって声かけようかな)
1:声をかける
2:無視して帰る
安価下 のんたんはヒロインではないんだっけ
他のメンバーはどういう役割だろう おおーそうなんだ!ありがとう
元ネタに疎いからかよく分かってなかった
続きも楽しみに待ってる 花陽(よし、声をかけよう)
花陽(なんて呼ぼうかな)
1:希先輩
2:希ちゃん
3:東條さん
4:東條
5:のんたん
6:スピリチュアラー
安価下 花陽「のんたん!」
希「おお、花陽ちゃん」
希「なーに、そののんたんって」
希「もしかしてウチのこと?」
花陽「は、はい、嫌でしたか」
希「ううん、別に」
希「ただ最初に会った時は礼儀正しい子だったなあって思って」
花陽「う!」
希「あはは、冗談冗談」
希「それならウチもかよちんって呼ぼうかな」
希「それでかよちん、何の用?」
花陽「あの、一緒に帰りませんか」
希「うん、いいよ」
希「そういえばかよちん、勉強はどう?」
花陽「まあぼちぼち」
希「図書館には行ってる?そこにある歴史の本がね――」
のんたんと楽しく下校した
文系に強くなった気がする 飽きちゃったにしても何かしら言ってくれると有難いのだが 《5月8日(水)》
〈早朝〉
花陽「ふう、ふぅ」
花陽「石段を走ってるけど」
花陽「これがいい運動になる」
花陽「けど、やっぱり疲れるなあ」
花陽「ふぅ、ふう」
花陽「ん?」
ピョンピョン
花陽「ひ、ひえー、あの人うさぎ跳びで階段を登ってる」
?「ほっ、ほっ」
花陽「しかも息一つ乱れていない。なんて体力なんでしょう」
花陽「私もあの境地に至れるだろうか」 きてた
無理はせんでいいけど果たしてこのペースで卒業までの3年遂行できるのか 待ってた!
エタらなかったらゆっくりでもええんやで 〈昼休み〉
凛「かよちん食べよ」
花陽「うん」
凛「今日のご飯は何かな〜」
凛「たけのこご飯だ」
花陽「私はおにぎり!」
凛「かよちんおにぎりばっかだよね」
花陽「だっておいしいんだもん」
その時、教室の扉が勢いよく開きました
入って来たのは2年生の人でした
?「1年生の皆さん、突然すみません」
?「私は登山部の副部長、2年の園田海未と申します」
海未「皆さーん、山は好きですかー?」
シーン
海未「うっ」
あれ、あの人どこかで… 海未「こほん、まあ無言の肯定と捉えましょう」
海未「そう、山登りはとても楽しくその上健康にも良いのです」
海未「日常ではお目にかかれない美しく景色も山登りにはつきもの」
海未「そんな登山の時間を、最高の仲間とともに過ごしませんか」
思い出した
あの人、今朝石段をうさぎ跳びで登っていた人だ
海未「今こそ、私たちの青春が始まります」
海未「ようこそ登山部へ!」
海未「私たちはあなたがたを歓迎します」
そう言って2年生は帰っていきました
凛「なんなの、あれ」
花陽「新入部員の勧誘だと思うけど」
凛「変な勧誘だね」
花陽「り、凛ちゃん、そうはっきり言うのは…」
花陽「でも登山部かあ」
どうしようかな
まだ部活には入ってないし
1:登山部を見学する
2:別に見学しなくていいか
安価下 花陽「せっかく勧誘してくれたんだし、行ってみよう」
〈放課後〉
花陽「部室はここだ」
花陽「失礼します」
キャー
花陽「ひっ!なにこの声!?」
女生徒A「きゃー!海未さまー!」
女生徒B「放課後も相変わらず凛々しいですわー!」
海未「ははは、皆さん、この入部届に署名を」
ハーイ
花陽「す、すごい人気だ……」
海未「おや、あなたも入部希望者ですか?」
花陽「あ、あの、け、見学に来て」
海未「そうでしたか、ではゆっくりと」
海未「あら、肩にゴミがついていますよ」
海未「はい、とれました」
花陽「す、すみません」
近くによられて初めて分かった
この人、すっごくかっこいい 希「お、やってるなあ」
花陽「のんたん!?」
希「やっほ」
希「かよちんどうしたん?やっぱり海未ちゃん目当て?」
花陽「わ、私は登山部の見学に」
希「そっか。かよちんも海未ちゃんのファンクラブに入ったのかと思ったよ」
花陽「ファンクラブ!?」
希「そ。園田海未。入学当初から同年代、先輩までもその美貌の虜になり、もらったラブレターは数知れず」
希「そして下級生ができた今、その人気はとどまることをしらない」
希「おとのき高校のアイドル的存在、おとのき御三家の一人だよ」
花陽「おとのき御三家?」
希「おっと、時間や。ほなまたー」
花陽「あ、のんたん」
花陽「行っちゃった」
海未「さて皆さん。登山に必要なのは何といっても強い身体です」
海未「身体を作るために、私たち登山部は日々鍛錬を重ねています」
海未「では早速石段登りから始めましょう」 海未先輩に連れられ、私たちは近くにある神社の石段の前にやってきた。
海未「まずはここを走って100往復!」
花陽「ひゃ、ひゃく!?」
石段はかなり長い
これを100往復するのは無理な注文に思えた
海未「さ、行きますよ!ほっ、ほっ!」
花陽「が、頑張らなきゃ。こういう時のために運動を磨いてきたんだもの」
花陽「ほっ、ほっ」
しかし、100往復という壁はあまりにも高かった
次々と脱落していく入部希望者たち
そんな中、私も50往復で根を上げた
花陽「ぜぇ、ぜぇ、もう、無理……」
海未「どうしました皆さん、これはウォーミングアップですよ」
海未「この後、スクワット、腹筋、腕立て各500回が控えているのですよ」
花陽「ひえー!」
私は他の人達と同じように、こっそりと抜け出し家に帰った
海未先輩とお近づきになるには、もっともっと運動を頑張らないといけない気がした 《5月11日(土)》
体調 69
文系 36
理系 39
雑学 44
芸術 44
容姿 53
運動 22
花陽「今日はどうしようかな」
1:自分を磨く
2:女の子をデートに誘う
3:希に電話する
安価下 花陽「自分磨きを頑張ろう」
花陽「>>195しようかな」 花陽「文系をやろう」
花陽「そうだ、古文の復習があったっけ」
花陽「えっと、る、らるには受け身、尊敬、自発、可能の意味があって」
花陽「ふむふむ、なるほど……」
花陽「うーん、難しい。昔の日本人はこんな言葉を理解してたんだなあ」 《5月12日(日)》
体調 66
文系 39
理系 39
雑学 44
芸術 44
容姿 53
運動 22
花陽「日曜日は何しようかな」
1:自分を磨く
2:女の子をデートに誘う
3:希に電話する
安価下 3日に一回やるかどうかで、本人思い出したらつらつら書いてるんじゃないかってくらいには飽きてそう 花陽「デートを申し込もう」
花陽「番号が分かってるのは」
星空凛
絢瀬絵里
花陽「誰にしようかな」
安価下 花陽「絵里お姉ちゃんにしよう」
prrr
絵里「はい」
花陽「あの、花陽だけど」
絵里「ふふ、どうしたの?」
花陽「来週の日曜日お出かけしない?」
絵里「来週の日曜ね、えーっと」
安価下 コンマ70以上でデート成立 絵里ちゃんはかすみおねーちゃんポジだからデート誘いにくい仕様か 絵里「ごめんなさい、その日は予定があるの」
花陽「そっか、ごめんね」
絵里「ううん、また誘ってね。じゃ」
花陽(残念だなあ) 《5月13日(月)》
花陽「今日から中間テストだ。頑張らないと」
〈1日目〉
今日は語学だ
・
・
・
まあまあかな
〈2日目〉
今日は数学だ
・
・
・
まあまあかな
〈3日目〉
今日は理科だ
・
・
・
ちょっといい感じかも 〈4日目〉
今日は社会だ
・
・
・
ちょっといい感じかも
〈5日目〉
今日は美術だ
・
・
・
まあまあかな
花陽「ふう、終わった」 《5月18日(土)》
体調 63
文系 39
理系 39
雑学 44
芸術 44
容姿 53
運動 22
花陽「テスト明けの休みだ。何しようかな」
1:自分を磨く
2:女の子をデートに誘う
3:希に電話する
安価下 さらにいけばダウンする
プリメだとさらにいくと死ぬ 花陽「今日は休息かな。テストで疲れたし」
花陽「おやすみなさーい」
花陽「zzz」 《5月19日(日)》
体調 73
文系 39
理系 39
雑学 44
芸術 44
容姿 53
運動 22
花陽「昨日はたっぷり休めたし、何しようかな」
1:自分を磨く(コマンドも指定してください)
2:女の子をデートに誘う
3:希に電話する
安価下 花陽「今日は理系をやろう」
花陽「数学の復習しようかな」
花陽「えっと、分母の√を外すには有理化して」
花陽「うん、簡単に解けた」
花陽「数学って解けると気持ちいいなあ」 《5月20日(月)》
体調 71
文系 39
理系 42
雑学 44
芸術 44
容姿 53
運動 22
花陽「さて、今週はなにしようかな」
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