大学放課後 空き教室

穂乃果「…」ボーッ

海未「さ、穂乃果、今日の講義は全て終わりましたし、帰りましょう」

穂乃果「…」ボーッ

海未「…穂乃果?」

穂乃果「……うぇ!?…ああ、海未ちゃん」

海未「どうしたんですか?ぼーっと空なんか見つめて」

穂乃果「いやね、ちょっと考え事してて… 」

海未「なんですか?またスクールアイドルをやりたくなったとか?」

穂乃果「いやぁ、そんなことじゃなくて…(まぁそれは時々思うけど)」

穂乃果「海未ちゃん、空ってどうして青いか知ってる?」

海未「……はぁ……」

穂乃果「え、何その露骨な溜息!?穂乃果なんかおかしなこといった?」

海未「穂乃果…貴女、それでも物理学科ですか?」

穂乃果「え?」

海未「貴女、仮にも物理学徒なら、それくらい常識的な自然現象は知っていてしかるべきでしょう…知的好奇心というものが足りなさすぎます…」クドクドクドクド

穂乃果「うん…ごめん…」

穂乃果(あぁ、またお説教始まっちゃった…)