0001名無しで叶える物語(やわらか銀行)
2019/06/11(火) 22:33:05.21ID:NWv4fKro梨子「そんなこと、どうして言うの……?」
曜「聞いて。真面目な話よ」
梨子「だ、だって千歌ちゃんは……」
曜「聞きなさい……!」
曜「私の気持ちは本当なの。遊びだとか興味本位なんかじゃないって、それは自信を持って言えるわ。自信を持って、千歌ちゃんを……。私、千歌ちゃんが好きなの」
曜「私、千歌ちゃんと寝たの――」
――パアァ……ン……
梨子「どうして、曜ちゃん!曜ちゃん、私と千歌ちゃんのこと知ってたのに、どうして……」
梨子「私が……千歌ちゃんのことを好きなの……愛してるのを知ってるのにどうして、どうしてそんなこと言うの……!?」
曜「どうして……」
曜「どうしていつも……いつも人のものなの……?いつも、いつも……」
曜「私がんばった!がんばってきた! みんなに天才だって言われて、その期待を裏切らないようにしてきた!それなのに、どうしてみんな人のものなの!?」
曜「どうしてみんなあなたのものなのよ!?初めて、ほかに何も要らないって思ったのに、それなのに、善子ちゃんも、千歌ちゃんも……。どうして、私のものじゃいけないのよ!?」
パアァン!ーー
梨子「うっ…うう…っ……」タタタタタッ