エアポッキーゲーム
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
梨子「そう、ポッキーを使わないポッキーゲームよ」
ルビィ「ふーん、どうやるの?」
梨子「まずお互い向かい合わせになります」スッ
ルビィ「あ、やりながらなの」スッ
梨子「それからお互いの肩に手を乗せます。」スッ
ルビィ「…うん」スッ 梨子「……」
ルビィ「・・・」
梨子「……」
ルビィ「・・・え、なになに怖い怖い」
梨子「動かないで!!!!」
ルビィ「声でっか……びっくりした……」 梨子「ふぅ…こうして目を合わせたまま、ポッキーを咥えるフリをします。」
ルビィ「・・・」
梨子「………」
ルビィ「間が怖い」
梨子「このままエアポッキーを食べ進めて」
ルビィ「・・・」 梨子「先にキスした方が勝ちよ。よーいスタート」スススッ…
ルビィ「いやおかしいおかしいっ!!」バッ
梨子「っ……なに?」
ルビィ「なんでキレてんの?!」
梨子「はぁーーーーっ、また最初からね」
ルビィ「しないよ!!」 梨子「なんでよ!!」
ルビィ「怖いからだよ!!」
ルビィ「…ちょっと落ち着こ?ほら、チョコ食べる?」
梨子「それはデザートに取っておくわ」
ルビィ「何を食事としてのデザートなの!?」
梨子「え、いや…これからお昼ご飯だし…」
ルビィ「なんでそこは普通なの」 梨子「ん?ルビィちゃんつまりそれって」
ルビィ「なんでもないよっ!反応遅いな!!」
梨子「違うのよルビィちゃん。私は別にルビィちゃんの上の口の初めてを奪いたいわけじゃないの」
ルビィ「言い回しが気持ち悪いよ!なに上の口って?!ただの口じゃん!!」 梨子「ただちょっと見つめあってみたらね…思ったより……瞳が、綺麗で……」
ルビィ「褒められてるのにいい気持ちしない…」
梨子「正しいルールはね、まぁ少しずつ近づいて、先に目を逸らした方の負け。ってだけ」
梨子「ね?簡単でしょ?それ以上でも以下でもない。何も怖くない。怖くないわ。」 ルビィ「・・・目を…逸らした方には、何かあるの?」
梨子「ううん、何も無いわ。何もね…」
ルビィ「・・・それなら」
梨子「っっし!!」グッ!! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています