海未「お役に立ちたいです!」
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真姫「急に声出さないで。びっくりするじゃない」
海未「すみません。ですがこのままではいけないと思ったのです」
海未「私は今のままではμ'sに相応しい人間ではありません」
海未「勉強はできないし、運動神経も凛や絵里ほど優れていません」
海未「わたしだけ、個性がないのです」
真姫「自覚あったのね」
海未「ですから少しでも、みなさんの側にいられるようにサポートをしたいと思うんです!」
真姫「ねえそれって、一生私たちと対等になれないってことよ?」
海未「それは……」
真姫「ま、私はそれでいいけどね。何かしてくれるって言うなら遠慮なく頼むわ」
真姫「手始めに>>3とか」 真姫「ちょっと買い物付き合ってよ」
海未「は、はい!わかりました」
海未「化粧品……どれも高そうですね。いつもこんなところで買い物を?」
真姫「まさか。ママが来るくらいよ」
真姫「あそこの棚、左から3つ目の口紅。ずっと欲しかったのよね」
海未「広告が貼ってあるのですね。……一本2万円!?流石に高いのでは……」
真姫「買わないって言ってるでしょ。海未にお願いしたいのはあれを取ってこいってこと」
海未「え……ですが、お金が……」
真姫「察しが悪いのね。万引きしろって言いたいのよ」
海未「!!!」 海未「ま、真姫!それは……」
真姫「あぁ、良心とか倫理観とかそういうのでできないなら別にいいわよ。μ'sのみんなは海未を認めないでしょうけど」
海未「……!」
海未「わ、わかりました。取ってきます」
真姫「そうこなくちゃ」
海未「……」ドキドキ
海未(万引きなんて……)
海未(きっと一つ10円の駄菓子でもできないのに、2万円もするものを盗ろうとしています……)
スッ
海未「はっ……はっ……」キョロキョロ
海未(あとは、ポケットの中に入れて、逃げてしまえば……)サッ
ガシッ
「ごめんねー、今手にしまったもの見せてくれるかな?」
海未「あ……」サーッ
海未(通報……停学、退学?親への裏切り、μ'sへの裏切り、学校の信頼、前科…………)
海未(な、なんとか、なんとかしないと……)
どう言い訳する?>>7 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています