果南「早起きは三問の徳かなん?」
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千歌「やっほー!」
果南「千歌と善子じゃん。平成ぶりだねー」
千歌「おぉ!なんか良いねそれ!」
千歌「じゃあ私はおつかれいわー!」
果南「おつかれいわー!」
善子「天皇彌榮」
果南「はぁ?」 善子「うわ、怖っ」
善子「『はぁ?』ってそんな威圧することないじゃない!」
善子「挨拶しただけなのに!」
果南「いやだってさぁ…千歌は分かった?」
千歌「えー果南ちゃんそんな事も分からないの?」
果南「ぐぬぬ…」 善子「あら?千歌が知ってるなんて意外ね」
千歌「誰も知ってるなんて言ってないよ?」キョトン
善子「え?」
千歌「さっきのもう一回言ってみて!」
善子「天皇彌榮」
千歌「すめ…え?」 果南「ゆっくり!」
千歌「わんもあ!ぷりーず!」
善子「す め ら ぎ い や さ か」
ちかなん「はぁ?」
善子「だから怖いわよ!」 果南「わかった?」
千歌「わかんない!」
千歌「なんて意味なの?」
善子「天皇陛下の御代がいつまでも長く平和に栄えますように」
善子「って意味よ」
果南「へー」
千歌「ふーん」 善子「全然興味無さそうね…」
果南「だって難しそうだし」
千歌「ねー」
果南「ようはおめでた!ってことでしょ」
千歌「よーちゃんおめでたー!」
善子「なんか違うけどもうそれでいいわよ…」 善子「ところで果南はこんな所で何やってたのよ?」
果南「うーん…」
果南「何もしないことをしてたかなん」
千歌「…?」
善子「黄色いクマさんの言葉?」
果南「それ」 千歌「果南ちゃんも暇してたんだね」
果南「まぁそんなとこ」
果南「千歌たちも?」
千歌「そうそう!善子ちゃん暇そうにしてたからお散歩してたの」
善子「いや、私は」
千歌「ん?」
善子「暇だったけど…」
千歌「ねー!」 千歌「そういえば休み明けからテスト週間入るけど二人とも大丈夫?」
千歌「悪い成績だとラブライブ出られなくなるらしいよー」
善子「そんな制約あったかしら?」
千歌「学校の方針?みたいな?」
果南「いやでも、鞠莉に頼めば…」
千歌「ダメだって」
果南「げぇ…」
善子「まぁなんとかなるわよ…」 善子「そういう千歌は余裕そうね?」
千歌「一応リーダーだからね!」
果南「しっかり勉強してきたんだ?」
千歌「ううん!リーダーだからテスト免除貰いました!」
かなよし「うそっ!?」
千歌「うっそーっ!!」
千歌「そんなのあったら鞠莉ちゃんになんでもするのに…」
千歌「今回は勉強頑張ったんだよ!」 善子「はぁ…千歌の所為で憂鬱ね」
果南「嫌な事思い出しちゃったよ」
千歌「えぇ!?黙っててもテスト週間来るのにその言い方は酷くない?」
千歌「あらかじめ予習復習をしておけばいざテストが近づいても…」
果南「なに?ゼミの回し者?」
善子「あっ!これゼミでやった問題ね!」
善子「しかも、ラブライブで優勝して彼女も出来たわ!」
果南「あっはっはっ!それ傑作!!!」
千歌「もぉおおおおお!!!」ジダンダッ 千歌「2人のこと心配して言ってるんだよ!?」プンプンッ
果南「そんな怒んないで」ナデナデ
善子「ちょっとした冗談よ」ナデナデ
千歌「撫でただけで許さないんだからぁ!」
果南「しょうがないな…みかんパフェおごってあげるから」
善子「まぁ二人でなら…」
千歌「ホントにぃ!?」キラキラッ
果南「モノで簡単に釣られすぎでしょ」ボソッ
善子「将来が心配になるわね」ボソッ
千歌「一番高いやつね!やったぁー!」ピョンッピョーンッ
かなよし「え゛っ…」 善子「お財布が心配…テストの結果次第でお小遣いが減るかもしれないピンチなのに…」
果南「それなら良い方法があるよ」
果南「私はこの秘策で結構余裕かなん♪」
善子「なにそれ!?教えてなさいよ!」
果南「どうしようかな〜ん?」
善子「か、果南お姉ちゃん…//」ウワメズカイッ
果南「ふへっ…」ニヤッ
千歌「ふぇ? 」
果南「お、教えてあげよう!お姉ちゃんとして!!」 千歌「女子高生が手っ取り早くお金を稼ぐ方法?」
果南「違う違う!テスト対策!」
善子「そっちか」
果南「2人とも何考えてるの!?//」
善子「果南の家でバイトとか」
千歌「そうそう」
果南「あっ…」
果南「わ、私のお小遣いが減るからダメでーす」 善子「それでテスト対策って何やるのよ?」
善子「千歌みたいに予習復習じゃないでしょうね?」
千歌「…」ジーッ
善子「…ごめん」
果南「もっと簡単!だけど善子はもう遅いかも」
善子「遅い?」
果南「私はある言葉を教えてもらったんだ」
善子「そ、それは…いったい」ゴクリッ 果南「うわ、怖っ」
果南「いまの見た?『はぁ?』って怖っ!」
千歌「怖いよ〜怖善子ちゃんだよ〜」
果南「せっかく教えてあげたのに」
千歌「ねー!」
千歌「ところでその言葉なに?」
善子「知らないのね…」 果南「早起きすると三問分テストを回避出来るんだよ」
善子「いや、違っ」
千歌「えぇえええ!?そぉーなの!?」
千歌「ヤバイよそれ!」
千歌「でも明日から早起きしたら何問か回避が…」 千歌「あっ!もしかしてすっごく早く起きたらその分問題数が回避出来るとか!?」
千歌「千歌の閃き凄くない!?」
果南「そこまで世の中上手く回ってないよ…千歌」
果南「毎日の積み重ねが重要なんだよ」
千歌「くっ…梨子ちゃんが早く起こしてくれないからだ」
善子「人の所為にしないの」
千歌「志満ねぇはいいけど、美渡ねぇのバカ…」
善子「…」 果南「私は千歌と違って毎日早起きしてランニングとお店の手伝いしてるから三問ストックはたくさんあるんだよな〜ん!」
果南「仮にこの17年間早起きしたとして」
果南「17年×365日×3問を計算すると…」スマホスッスッ
果南「18615問分!」
千歌「いいいいちまんっっ!?!?」
千歌「こ、これってテストを受ける必要がないんじゃ…」
千歌「勉強しなくても実質満点だなんて…」
果南「えっへん!」フンッ 千歌「早起きしようかなぁ…」
千歌「予習復習なんて無駄だったんだ…」
善子「ち、千歌?」
善子「その努力はあなたの糧になるのよ」
千歌「だって早起きしてる”だけ”の果南ちゃんは満点で千歌は多分平均点なんだよ!?」
千歌「そんなの悔しいじゃん!」
果南「だけってわけじゃないけど…」シュン… 善子「ほら、果南もそんなので落ち込まないで」
果南「だって…お手伝いしてるし…」シュン…
善子「第一にそのことわざは」
曜「あれ?3人でなにやってるの?」
千歌「よーちゃん!」 千歌「果南ちゃんがズルいんだよ!」
曜「ズル?」
千歌「テストで卑怯な手を使うの!」
果南「ズルくないって!!」
善子「下らないことで言い争わないで!」 曜「あっ、そうそう!テストだよテスト!!」
曜「さっさと帰って早寝早起きしなきゃなんだった!」
善子「え?」
曜「知らないの?早寝早起きは六問の徳!!」 >>10
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