有紗「どうしたのですか?」

愛奈「ちょっと、寂しいなって」

愛奈「ご、ごめん!元の世界に戻れるように協力するって言ったのは私なのに」

有紗「良いのですよ、寂しい時は寂しいと言って」

有紗「わたくし自身、この世界を受け入れつつありましたし」

愛奈「そうなの?」

有紗「えぇ。愛奈さん達と、愛奈さんと過ごす毎日はとても楽しかったですわ」

愛奈「わ、私も!ダイヤちゃんとの毎日は楽しかったよ!」

有紗「ふふっ。なので、わたくしの今のこの感情を言葉にするならば……」

有紗「“寂しい”のだと思います」

愛奈「ダイヤちゃん……」