有紗「そういえば」

愛奈「じっとしてて」

有紗「あ、ごめんなさい」

愛奈「で、どうしたの?」

有紗「いえ、少し気になったのですが……」

有紗「何故愛奈さんだけ、有紗さんの正しいホクロの位置を忘れなかったのでしょうか?」

愛奈「えっ」ドキッ

有紗「そこだけが唯一何も想像出来ませんでした」

愛奈「な、なんでだろうねー」

有紗「その反応、もしかして心当たりが?」

愛奈「そ、そうだとしても言わないよ!」

有紗「愛奈さんが言いたくないのなら無理強いはしませんが……」

愛奈「乙女の秘密なんだから!」

有紗「はぁ……」