真姫「μ'sは負けない」
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その昔、Printemps、lily white、BiBiという三つの王国が存在していた
ある時、三つの国はお互いに自分達の領地の拡大を開始し、三つの国の間で長い争いが始まった
時には大きな戦であったり、時には小さな小競り合いだったり、その長い争いはお互いの領地や国民を疲弊させ、そして3つの国は少しずつ衰退をしていった
何代にも渡って続いた長い戦いの末、王族達は争いは何も生まないという事にようやく気付き、王族達は和解、そしてお互いに手を取り合う仲になり国は平和を取り戻した
国の復興と共に徐々に国は一つにまとまっていき、そして大きな国が誕生した
王族達はそれぞれPrintemps、lily white、BiBiの名を残しながらも『オトノキ』という新しい国を作った
このお話はそんな王族の末裔達のとある戦いの記録である 雪穂「な、なんでA−RISEがここに...」
あんじゅ「答えは簡単よ、貴方達を捕まえる為よ」
穂乃果「........」
凛「あれが...A−RISE....」
あんじゅ「うふふ....」
凛「う、上手くは言えないけど、とてつもなくすごい感じがする...」
穂乃果「二人共ここから離れて...この人は強い」
あんじゅ「あら、ありがとう♪」
穂乃果「.........」
あんじゅ「でも、そう簡単に私からは逃げられるかしら?」パチンッ!
穂乃果「!」 ゴゴゴ....
雪穂「な、なに!?」
凛「地震?」
あんじゅ「.........」
穂乃果「何をしたの」
あんじゅ「結界を貼らせてもらったわ、逃げられても困っちゃうから」
凛「っ......」
ヒュン!ヒュン!!
雪穂「なにあれ?トランプ?」
凛「トランプがあの人の周りで飛び回ってる?」
あんじゅ「さぁ、始めましょうか、ゲームを」 穂乃果「やるしかないみたいだね...」スッ
あんじゅ「!成程、その剣ね」
穂乃果「.......」
あんじゅ「そう怖い顔をしないでよ、その剣が貴方以外のプランタンの子達なのね」
穂乃果「だったらなに」
あんじゅ「どう?仲間を剣にして使う気分は」
穂乃果「っ.......」
あんじゅ「ふふふ...なら剣には剣かしら?」パシッ
凛「トランプを一枚取った?」
あんじゅ「スペードのクイーン!」スッ
ポン!!
雪穂「トランプが剣になった!?」 あんじゅ「ねぇ、トランプのスペードの意味って知ってるかしら?」
穂乃果「...さぁ?穂乃果はトランプはそんなにしないから」
あんじゅ「そう、なら教えてあげるわ」
穂乃果「.......」
あんじゅ「スペードは剣を象徴しているのよ」
凛「!だから剣が出てきたってこと?」
あんじゅ「ちなみにハートには聖杯、ダイヤは貨幣、クラブは棍棒を表しているわ」
穂乃果「それがどうかしたの?」
あんじゅ「せっかちなんだから、剣を象徴としているスペードは騎士を表しているのよ、でも、もう一つの意味があるの」
雪穂「もう一つの意味?」
あんじゅ「えぇ、それはね」
凛「それは?」
あんじゅ「死よ♪」 凛「ひっ!」ゾクッ
雪穂「死....」
あんじゅ「あらあら、そんな顔にするつもりはなかったんだけど...ごめんなさいね」
穂乃果「.......」
あんじゅ「安心して、抵抗をしなければ痛い目にはあわないから」
穂乃果「じゃあ、私達が抵抗するなら?」
あんじゅ「全力で遊んであげるわ」
穂乃果「随分と余裕みたいだね」
あんじゅ「だって貴方達じゃ、私には勝てないもの」
穂乃果「言ってくれるね...」 雪穂「お姉ちゃん」
穂乃果「雪穂も下がってて、この人はやばいから」
雪穂「私にお姉ちゃんをサポートさせて、私も戦う!」
穂乃果「雪穂は凛ちゃんを守ってて」
雪穂「でも!お姉ちゃん!」
穂乃果「いいから!!」
雪穂「でも!!!」
穂乃果「雪穂!!!!」
雪穂「!」ビクッ
穂乃果「....頼んだよ」
雪穂「わかった....」 穂乃果「..........」
穂乃果(ごめんね、雪穂...でもこの人は雪穂達に気を使いながら戦える相手じゃないから)
あんじゅ「あら?貴方だけ?」
穂乃果「皆を戻してもらうよ」
あんじゅ「全員でかかっててもよかったのに...まぁ、いっか」
穂乃果「.........」
あんじゅ「さぁ、どこからでもどうぞ♪」
穂乃果「ならお言葉に甘えて...行くよ!!」
あんじゅ「ふふふ」
穂乃果「バードハート!!フラワーハート!!私に力を貸して!!!」 乙です
穂乃果凄すぎだと思ってたら穂乃果以外だと元の人間の重さなのか
そりゃぁ剣の大きさで40kgもあったら重っ!ってなるわ
だからダイエットなんて考えなくて良いんだよかよちん パー!!
穂乃果「.........」バサッ
あんじゅ「あら綺麗な翼ね、それも剣の力ってことかしら」
穂乃果「そうだよ」
あんじゅ「ふーん....」
穂乃果「てぇやぁ!!」ドン!!
ゴゴゴ...
あんじゅ「!」
穂乃果「出し惜しみなくいくよ!」
あんじゅ「よっと!地面から植物が生えてきたわね、これはそっちの剣に力ってことかしら」
穂乃果「........」 あんじゅ「えい」ブン!
穂乃果「でやぁ!!」ブン!
ガキン!!
あんじゅ「思ったよりやるわね」
穂乃果「どうも....」
あんじゅ「ならこれはどうかしら?」サッ
穂乃果「!」
あんじゅ「........」ブン!ブン!!
ガキン!ガキン!!
穂乃果「っ!!.....」 凛「あの人すごい...穂乃果ちゃんを押している」
雪穂「お姉ちゃん....」
穂乃果「!!」バサッバサッ
あんじゅ「便利ね、その翼」
穂乃果「はぁ!!」ビュン!!
あんじゅ「.......」スッ
ガキン!!
穂乃果「っく.....」
あんじゅ「そんな単純な攻撃じゃあ、私には当たらないわよ」 穂乃果「なら......!」
あんじゅ「........」
穂乃果(ごめん、ちょっと無理をするよ、ことりちゃん!花陽ちゃん!)
ことり『わかった!』
花陽『了解です!』
穂乃果「小夜啼鳥...恋歌!!」スッ!
パー!!
あんじゅ「!」
凛「ま、眩しい!!」
雪穂「お姉ちゃん!!」 凛「....あれ?穂乃果ちゃん?それにあの人も....」
雪穂「お姉ちゃん達が消えた?」
あんじゅ「....ここは...場所が変わった?」
穂乃果「ここはプランタンが作り出した特別な空間」
あんじゅ「へー、見た感じ鳥籠の中って感じかしら?」
穂乃果「その通りここは鳥籠の中だよ」
あんじゅ「成程、さしずめ私は鳥籠の中の鳥役ってところかしら?」
穂乃果「.......」
あんじゅ「ふふ...面白い、いい力を持ってるじゃない!!貴方!」
穂乃果「この空間で決着をつけさせてもらうよ!」 あんじゅ「やぁ!!はぁ!!」ブン!ブン!
穂乃果「っ.......」スッスッ
あんじゅ「ほらほら!!避けてばっかりじゃあ倒せないわよ!!!」
穂乃果「でりゃあ!!」ドン!!
あんじゅ「おっと!!」
穂乃果「........」
シュル...シュル...
あんじゅ「.......」ヒュン!ヒュン!
ザシュ!!ザシュ!
あんじゅ「こんなツタでは私は捕られないわよ」 〜♪
あんじゅ「!...なんか聞こえる?」
穂乃果「........」バサッバサッ
あんじゅ「.........」フラッ
穂乃果「.........」ブン!!
あんじゅ「!おっと!」
ガキン!
あんじゅ「体がなんか変ね...これもこの空間の影響かしら?」
穂乃果「ふぅ...さぁね?」
あんじゅ「...!この歌が原因かしら?」
穂乃果「........」 あんじゅ「成程、成程、この空間では圧倒的に貴方が有利みたいね」
穂乃果「.........」
あんじゅ「でも、勝ち目がない訳じゃないみたいね」
穂乃果「なんでそう思うの?」
あんじゅ「顔色が悪いわよ、それに息も上がってきている」
穂乃果「っ........」
あんじゅ「この空間は貴方自身にも相当負担がかかっていると見える」
穂乃果「仮にそうだとしてなんなの?私が有利なことには変わりないよ」
あんじゅ「それはどうかしら?」
穂乃果「!?」 あんじゅ「貴方にちょっとしたお話をしてあげるわ、トランプのJ、Q、K、これに描かれている王様とかには実はモデルがいるのよね」
穂乃果「モデル?」
あんじゅ「私はその中でこのスペードのクイーンを選んだ...このスペードのクイーンはアテナっていう神話の神様がモデルなの」
穂乃果「神様?」
あんじゅ「そう!戦いの女神よ、その力を私は使うことができる」
穂乃果「それがどうしたの?」
あんじゅ「ふふ...貴方に教えてあげるわ、神と人間の力の差をね」
穂乃果「貴方だって人間でしょ?神じゃないなら私にだって勝機があるはずだよ」
あんじゅ「はぁ...そう揚げ足を取っていられるのも....」
穂乃果「.....」
あんじゅ「今のうちだけよ!!!」
穂乃果「!」ビクッ
あんじゅ「遊びの時間は終わりよ」 ガキン!!キン!!
あんじゅ「ほらほら!!さっきまでの勢いはどうしたのよ!!」
穂乃果「っ.....」
あんじゅ「このままだと負けちゃうわよ!!」ドン!!
穂乃果「がっ!!」
ドン!!
穂乃果「っ.....ぁ.....」
ことり 花陽『穂乃果ちゃん!!!!』
あんじゅ「早く立ちなさい、まだやれるでしょ?」
穂乃果「ぐっ.....」フラッ
あんじゅ「そう来なくっちゃね」
穂乃果(どうしよう....勝てる気が全くしない....) 穂乃果「はぁ....はぁ.....」フラフラ
あんじゅ「うーん、もう終わりかしら?」
ことり『穂乃果ちゃん!これ以上は無茶だよ!!』
花陽『穂乃果ちゃん死んじゃうよ!!やめて!!』
穂乃果「ま、まだだよ....穂乃果がここで頑張らないと...やらないといけないんだ!!」
あんじゅ「.........」
穂乃果「やあああああああ!!!」ダッ
あんじゅ「諦めない心だけは認めてあげるわ、いや、諦めが悪いだけかしら?」
穂乃果「でやぁ!!!!!」ブン
あんじゅ「.........」スッ
穂乃果「!か、躱せれ...」
あんじゅ「.........」ドン!
穂乃果「がっ!......」
あんじゅ「まだまだ、私には至れないわね」
穂乃果「」ドサッ パリン!!
雪穂「な、なに!?」
凛「空が割れた!?なにか落ちてくるよ!」
穂乃果「」
雪穂「!お....お姉ちゃん!!!!!!」
凛「...穂乃果ちゃん?」
ドサッ
雪穂「お姉ちゃん!!!」
穂乃果「ゆ、雪穂?.....」
雪穂「大丈夫!?」
穂乃果「ごめん...お姉ちゃん負けちゃった....」
雪穂「お姉ちゃん....」 凛「穂乃果ちゃん大丈夫!?」
雪穂「怪我とかは!!!?血とか!」
あんじゅ「安心しなさい、殺しはしてないから」
雪穂 凛「!!」
あんじゅ「ふふふ....」
雪穂「よ、よくもお姉ちゃんを....」
凛「穂乃果ちゃんはこんなボロボロなのに、あの人は全然ボロボロじゃない!?」
あんじゅ「これが実力の差ってやつかしら?」
凛「そんな....穂乃果ちゃんあんなに強かったのに...」
あんじゅ「上には上がいるってことよ」 穂乃果「雪穂...凛ちゃんを連れて逃げて」
雪穂「お姉ちゃん何を!!」
穂乃果「いいから早く....」
あんじゅ「涙ぐましいわね」
雪穂「お姉ちゃんを置いてなんて逃げられないよ!!」
穂乃果「雪穂....お願い...」
雪穂「私がお姉ちゃんを守る!!!」
あんじゅ「ふーん....」
雪穂「凛さん、お姉ちゃんを連れて逃げて!!」
凛「!」
雪穂「私が時間を稼ぐから!!」
あんじゅ「.......」 凛「でも!!雪穂ちゃん!!」
雪穂「早く!!!」
ザシュ!!
雪穂「......え?」ポタポタ....
穂乃果「!!!!」
あんじゅ「余計なことをしなくていいの」
雪穂「っ.......な.....」
あんじゅ「裏切り者は処罰をね」
雪穂「」ドサッ 凛「な、なんで....雪穂ちゃんを」
あんじゅ「私達の目的はそれぞれ王族の9人を捕らえること、この子はただの駒...まぁ、もう洗脳も解けて駒でもなんでもなかったけど」
穂乃果「ゆ...雪穂?」
凛「だからって雪穂ちゃんを!!!!なんで!!」
あんじゅ「はぁ...うるさいわね...貴方も痛い目にあいたいの?」ギロッ
凛「!」ビクッ
穂乃果「....雪穂....」
雪穂「」
穂乃果「ぁ....あぁ.....」
あんじゅ「さてと....これで4人...後は」
穂乃果「ああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」バチッバチッ!!
あんじゅ「!!」 凛「ほ、穂乃果ちゃん!?」
花陽『こ、これは一体何が起きてるの!?』
ことり『わからない!!!でもなんか意識が.....遠くなっていく....』
花陽『ことりちゃん!?』
ことり『』
花陽『!まさか....穂乃果ちゃん!?...』
穂乃果『許さない...弱い自分も...私の大切なものを傷つけるもの全てを...許さなさい!!』
花陽『穂乃果ちゃん!!力に飲み込まれちゃ....だめ...』
花陽『』
穂乃果『私を....傷つけるものは全て壊す!!!.....』 穂乃果「..........」バチッバチッ
あんじゅ「こ、これは....」
穂乃果「ユルサナイ.....」
凛「ほ...穂乃果ちゃんなの?」
雪穂「」
穂乃果「!」ピクッ
あんじゅ「.........」
穂乃果「ああああああああああ!!!!!!!!!!」ドン!!
ビュー!!!!
凛「っ....うわあああああ!!一体何が起きてるの!!!」
穂乃果「........」
あんじゅ「か、変わった...まるで別人....」 ドラグハートにD2フィールド、
さらにガイグレンパターンですかね 間違えた
>>212
レッドゾーンが好きです
17辺りに更新します 海未「お、落ち着いた?」
真姫「怪我はない?」
海未「はい、大丈夫です」
真姫「今のは一体なんだったのかしら?....」
海未「す、すごい衝撃でしたね...」
絵里『これはまさか....』
真姫「エリー?なにか知ってるの?」
絵里『真姫、急いだ方がいいかもしれないわ、嫌な予感がするわ』
真姫「嫌な予感?」
絵里『とにかく急いで真姫!』
真姫「...わかったわ」 あんじゅ「..........」
穂乃果「..........」
あんじゅ(さっきから俯いて全く動かないけど...なんのつもり?)
穂乃果「.........」
あんじゅ(隙だらけね...なら!先手必勝!!!)
ブン!
穂乃果「!」
ガキン!!
あんじゅ「防がれた!?」
穂乃果「...........」
あんじゅ(一応、死角から狙ったんだけど...防がれちゃったか) あんじゅ「なら...スペードのキング」スッ
ポン!
穂乃果「!」
あんじゅ「ふふふ...実は私も貴方と同じで二つの剣を使うのよ」
穂乃果「.......」
あんじゅ「二刀流ってやつね」
穂乃果「..........」スッ
あんじゅ「さてと...貴方の本当の実力を見せてもらうわよ!!」
穂乃果「.........」 ビュン!!
海未「っ!!」
真姫「すごい衝撃ね....貴方は途中で待っていても...」
海未「いえ、行きます」
真姫「無理はしなくていいのよ」
海未「いえ、行かせてください...なにか感じるんです」
真姫「感じる?」
海未「どこか懐かしくとっても大事なものがあるような感じがするんです」
真姫「...海未、もしかして記憶が?」
海未「いえ、まだなにも思い出せませんが行けばなにかわかるような気がするんです」
真姫「...わかったわ、いざって時は離脱するかもしれないからぼけっとはしないようにね」
海未「はい!」 凛「...う、うーん....あれ?...凛...」
雪穂「」
凛「!ゆ、雪穂ちゃん!!」
雪穂「」
凛「ぁ....あぁ.....」
あんじゅ「きゃあああ!!」
ドン!!
凛「!」
あんじゅ「っ.....うぅ...」
凛「...え?」
あんじゅ「はぁ...はぁ..やるわね...貴方...」
穂乃果「........」
凛「....穂乃果...ちゃん...なの?」
穂乃果「.........」 海未「それにしても広い荒野ですね」
真姫「えぇ...さてと....」
海未「??」
真姫「海未、ちょっとしばらく大人しくしててね」
海未「はい?」
真姫「少し飛ばすわ、しっかり掴まってて!」
海未「え?え?」
真姫「こういう時も役に立ってくれて助かるわ...キューティパンサー!」スッ
海未「!」
真姫「ふぅ...さぁ...飛ばしていくわよ!!!」 あんじゅ「っ....私は目覚めさせてはいけない力を目覚めさせてしまったのかしら?」
穂乃果「.......」
あんじゅ「はぁ...はぁ...完全にフルハウスってところかしら?」
穂乃果「..........」
あんじゅ(周りの大地や植物がどんどん枯れていく...全ての生命力を吸収しているってことなのかしら?)
あんじゅ「だとしたらまずいわね、この力は国そのものを消しかねない」
穂乃果「..........」
あんじゅ「ここで倒さなきゃ私の明日もないわね....やるしかないわね」
穂乃果「.........」
あんじゅ「でやぁ!!!」 真姫「!あれは....」
キキッー!!
海未「うわぁ!!いきなり止まらないでくださいよ!危ないじゃないですか!」
真姫「それは悪かったわ、ごめんなさい」
海未「なにかあったんですか?」
真姫「えぇ....」
雪穂「」
凛「.........」
海未「!!!」
真姫「雪穂ちゃんがまずそうね、すぐに治療を」
凛「!....だ、だれ?」
真姫「仲間よ、スーパードクターの」 雪穂「」
真姫「...ひどいわね...でも、これならなんとか....」
凛「雪穂ちゃん助かるの?」
真姫「えぇ....絶対に助けてみせるわ」
あんじゅ「ぐっ....きゃあ!...この!!」ブン!
ガキン!
穂乃果「.........」ブン!!
ガキン!
あんじゅ「っ.......」
海未「!すごい戦いです....」
真姫「あれは....穂乃果?」
穂乃果「...........」
真姫「...それより今は雪穂ちゃんが先ね」 真姫「........」パァー....
雪穂「........」
凛「雪穂ちゃん...」
真姫「治癒の力を使ってるから、平気よ...時間はちょっとかかるけど私の治癒の力はすごいんだからね!でも、まさか...貴方までいたなんてね」
凛「え?凛のことを知ってるの?」
真姫「えぇ...貴方もその感じだと記憶は失ってるみたいね」
凛「貴方も?」
真姫「そこの海未もね、記憶を失っているのよ」
凛「海未?」
海未「ど、どうも...海未と言います」
凛「...海未ちゃん?」 真姫「!...凛、もしかして海未のことを?」
凛「えっと...穂乃果ちゃんから聞いてて名前を知ってて...」
真姫「あーそういうことね」
凛「凛って言います、その...」
海未「気にしないでください、私も記憶がないので凛さんの気持ちは少しはわかるつもりですので」
凛「...海未さん.....」
ドクン....
凛「え!?」
海未「!?」
真姫「どうしたの?二人共」
凛「なんか体が熱いにゃ...」
海未「わ、私もです」
真姫「え?」 パー....
凛「うわぁ!!手が光った!」
海未「これは一体....」
真姫「もしかして...力が引き合っている?」
凛「.......」
海未「私と凛さんが....引き合ってる?...」
凛「!そうだ!海未さん!...」スッ
海未「!わ、わかりました、凛さん....」スッ
パシッ
パー!!!!!
真姫「っ!!!!」
凛「ぐっ...頭が!!」
海未「わ、割れそうです.....!!!!」 あんじゅ「!なによ!....あの光の柱みたいなのは....」
凛 海未「..........」
あんじゅ「まさか...封印が?」
穂乃果「.........」
あんじゅ「!」
穂乃果「!!!」ブン!
あんじゅ「し...しまっ...きゃあああああ!!!」
ドン!!!!!!!
あんじゅ「.....ぁ....ぁ....」
穂乃果「........」
あんじゅ「ば...ばけも...の....」 真姫「!A−RISE!」
パー....スッ
真姫「!光が消えた?」
凛 海未「」バタン
真姫「凛!?海未!?...あぁ...もう!!滅茶苦茶よ!!」
絵里『真姫!!!』
真姫「エリー?何?今、すごい頭が追いつかないくらいにやばい状況なんだけど」
絵里『雪穂ちゃんの治療が終わったら私と交替して、このままだと穂乃果が』
真姫「わかってるわよ!でも、あんな穂乃果を止める方法はあるの?それに海未と凛が!」
絵里『あるわ、貴方は力を使いすぎよ、この間からにこの分まで無理をしすぎだからここは私に任せて』
真姫「.........」
絵里『真姫』
真姫「わかったわ、無理はしないでね、エリー」
絵里『善処するわ』 いつもイイところで終わる(^^)
次も楽しみにしてますー 真姫「よし...これで...」
雪穂「.......」
真姫「.......」
絵里『真姫』
真姫「...わかってるわ、バトン」
絵里『タッチ』
パシンッ!
絵里「ふぅ...さてと...」
あんじゅ「がっ...あああああああ!!!」
穂乃果「.......」
絵里「穂乃果を止めないとね」 絵里「穂乃果!」
穂乃果「!」
あんじゅ「.....ぁ....あや...せえり?」
絵里「.........」
穂乃果「........」
絵里「落ち着きなさい、穂乃果」
あんじゅ「はぁ....はぁ....」
穂乃果「.........」
絵里「無暗に周りの命を奪うのはだめよ、それをしたら私達も連中と変わらないわよ」
穂乃果「........」
絵里「だから穂乃果、もう充分よ、貴方は頑張ったわ」 穂乃果「........」
絵里「雪穂ちゃんも真姫が治療したおかげで命に別状はないわ」
穂乃果「!...ユ...キホ....」
絵里「だからもういいの、終わったのよ」
穂乃果「エ...リチャン.....」
絵里「穂乃果....」
穂乃果「っ....ああああああああ!!!」
絵里「!!」
あんじゅ「....っ!」
絵里「穂乃果!!!」
穂乃果「ああああああああ!!!!!」 絵里「穂乃果!!落ち着いて!!!」
あんじゅ「む...無駄よ....」
絵里「!」
あんじゅ「あの力....あの子も制御ができてない.....暴走してるのよ」
絵里「暴走....」
あんじゅ「このままだとこの周り土地もあの子もそして貴方達も命が燃え尽きて終わるわ」
絵里「........」
あんじゅ「ど、どうする?...私はもう動けないから運命は決まってるけど....まぁ、貴方達もこのままだと同じ運命を辿るだろうけど」
絵里「そう....」
あんじゅ「........」
絵里「なら、その運命を変えればいいのよ」 穂乃果「はぁ....はぁ....」
絵里「穂乃果」
穂乃果「!」
絵里「ごめんなさい、本気で貴方を止めに行くわ」
穂乃果「.........」
絵里「Angelic Angel....」スッ
穂乃果「!」
ゴゴゴ....
あんじゅ「け...景色がまた変わっていく....」
絵里「.........」
穂乃果「!」キョロキョロ
絵里「さぁ、私と踊りましょう?」 穂乃果「...........」
絵里「穂乃果...ちょっと痛いかもしれないけど、ごめんね」ダッ
穂乃果「!」
ガキン!
絵里「...さすがに防がれちゃうか....」
穂乃果「うがあああああ!!!」
絵里「久々ね...この槍を使うのも」パシッ!
穂乃果「あああああああ!!」ブン!
絵里「おっと...これは完全に敵対モードに入っちゃったって感じかしら?」
穂乃果「........」
絵里「なら、私も本気で行かないとね!」 絵里「でやぁ!!」
ガキン!ガキン!!
あんじゅ「つ、強いわね....あの力とやりやってるなんて...でも...」
穂乃果「うがああああ!!」
絵里「!早い...」
ザシュ
絵里「」
穂乃果「..........」
あんじゅ「!...さっきより早くなっている?...化け物ね...」
絵里「」スー...
穂乃果「!」
絵里「残念、それは蜃気楼よ」 穂乃果「!」
絵里「ふふふ...」バサッバサッ
穂乃果「.......」
絵里「私もこの空間では飛ぶことができるのよ...伊達に天使って訳じゃないわよ?」
穂乃果「........」バサッ!
絵里「空中戦をご所望かしら?いいわよ」
穂乃果「あああああああああ!!」ダッ
絵里「...........」
絵里(さてと...どう穂乃果を元に戻せばいいものかしら?理性は失ってる割には中々隙がないわね) 「凛!!!」
凛(誰か...凛のことを呼んでる?)
「凛!起きてください!!」
凛「ぅ.......」
「凛!!」
凛「ぅ...うぅ.....」
「よかった...目を覚ましたみたいですね、大丈夫ですか?」
凛「あれ?海未ちゃん?」
海未「........」
凛「ん?凛....」
海未「その感じだと凛も同じようですね」
凛「もしかして...記憶が戻った?」 海未「どうやらそのようですね、これが一時的なものなのかはわかりませんが」
凛「.....成程」
海未「........」
凛「あれ?でも思い出せないのがあるよ、海未ちゃん」
海未「ありますか?私は気が付きませんでしたが...」
凛「希ちゃんって人のことが思い出せないにゃ」
海未「希?私は知らない名前ですね、私達の仲間なんですか?」
凛「うん、凛達の大切な仲間の一人だって言う話らしいよ」
海未「希ですか....」
凛「うん...」
海未「何故それだけが思い出せないんでしょうか?」
凛「凛にもそれはわからないにゃ」 ドン!!
凛 海未「!!」
凛「この地響きは....」
海未「!...そうです!雪穂!!」
雪穂「.......」
凛「そうだ!!雪穂ちゃん!!」
雪穂「........」
海未「...どうやら気を失ってるみたいですね...傷は真姫が治してくれたみたいですね」
凛「傷口の跡も切れた服まで全部何事もなかったように元通りになってる...すごいよ、真姫ちゃん」
海未「そうですね....」 海未「!そうでした!...真姫は!」
凛「海未ちゃん!あそこ!!」
ガキン!!
絵里「........」
海未「絵里!...成程、この周りの不思議な場所は絵里の空間ですね」
穂乃果「ああああああああ!!」
海未「!穂乃果.....」
凛「海未ちゃん!!」
海未「えぇ、わかってます!!」
凛「待っててね二人共!今から凛達も頑張るよ!!!」 絵里「はぁ...はぁ....」
穂乃果「........」
絵里(時間も無くなってきたみたいね....)
絵里「.........」
穂乃果「あああああああああああ!!」ブン!
ガキン!
絵里「動きが止められれば...なんとかなるかもしれないのに...」
穂乃果「!!」ブン!!ブン!!
ガキン!ガキン!!
絵里「でも、こう攻撃され続けられちゃあ...その隙も....」 「絵里!!」
絵里「!」
ヒュッ!!
穂乃果「!」スッ
ガキン!!
「助っ人登場にゃ」
絵里「!二人共...もしかして...記憶が?」
凛「ここから凛も手伝うよー」
海未「穂乃果...必ず貴方を助けてみせます!!」
絵里「...全く、本当にいいタイミングね」 海未「穂乃果.....」
穂乃果「.......」
凛「海未ちゃん、あれは穂乃果ちゃんだけじゃないよね?...穂乃果ちゃんと一緒にことりちゃんやかよちんもいる感じがするにゃ」
海未「奇遇ですね...私もそんな感じがします」
凛「....!もしかして...あの穂乃果ちゃんが背負っていた二つの剣って...」
海未「剣?...あの両手に持っている剣ですか?」
凛「うん...」
海未「とにかくまずは穂乃果を止めましょう!」
凛「OKー」
海未「行きますよ!!」 タッタッタッ
凛「絵里ちゃんと穂乃果ちゃんが羽が生えてるなら凛も!!」スッ
凛「Beat in Angel!!」
パー!!
凛「いっくにゃー!!」バサッバサッ
海未「...私には羽はちょっと無理ですね...地上からの支援にでも徹しますか...」
凛「絵里ちゃーん!」
絵里「凛!」
凛「助太刀するよー!」ポン!
絵里「!!」
凛「まじえんじぇー!」カチッ
絵里「ちょっと!凛!それだと私にも!!」
凛「ファイヤー!!!」
絵里「!!」 ドーン!!
海未「!!」
凛「.....やったか?」
絵里「やったか?じゃないわよ!」パシン!
凛「に”ゃ!?」
絵里「あやうく私まで爆発に巻き込まれるところだったじゃない!」
凛「いやー...絵里ちゃんならあれくらい余裕かなって思って」
絵里「凛、貴方ねぇ....いきなり人に向かってバズーカを撃つんじゃ....」
海未「絵里!!凛!!」
絵里 凛「!!!」
ガキン!!
穂乃果「......」
絵里「おっと...危ない危ない...」
凛「これは遊んでる場合じゃないね」 海未「........」ギリ...
海未(少しでも二人のフォローを....しかし力が本調子じゃないですね...よくて2/3といったところでしょうか)
海未「ラブアロー...シュート!!」パシッ!
穂乃果「!」
ガキン!
海未「っ...簡単に弾かれてしまいますね...」
穂乃果「.........」ダッ
絵里「し、しまった!標的が海未に!海未ぃ!!」
海未「!」
穂乃果「.........」ブン!
凛「海未ちゃん!!」 海未「...蒼の神話!」
ガキン!!
穂乃果「!」
海未「私も舐められたものですね...穂乃果」
穂乃果「.......」
海未「誰が貴方に剣技を教えたと思ってるんですか....」ググッ
ガン!
穂乃果「!」
海未「今は弓を使うのがメインですが...剣技だって自身があるんですよ?」
穂乃果「......」
海未(そうは言ったものの...力が万全ではない以上、これは骨が折れそうですね)
海未「........」ジンジン
海未(一撃を防いだだけで腕が痺れてしまいました....困りましたね...) 絵里「海未!!凛!!」
凛「!なに?絵里ちゃん?」
絵里「残りの力を使って、穂乃果を止めるわ!!サポートをお願いできるかしら?」
海未「なにかいい手があるんですか?」
絵里「まぁね」
凛「わかったにゃ!!」
絵里「このままだとこっちがジリ貧よ、決めるわよ!!」
海未「わかりました!」 海未「つぇい!!」ブン!
穂乃果「!」サッ
ガキン!
凛「にゃー!!」ドン!!
穂乃果「っ.......」
ドーン!!
穂乃果「ぐっ.......」
絵里「........」
穂乃果「!」
絵里「...アイスブルーの瞬間」カッ
パキ....パキ..
穂乃果「!!!」 海未「けっほ...凛は全く...見境なく攻撃を...」
凛「海未ちゃん!!見て!」
海未「?....!!」
穂乃果「っ!...っ!!」ジタバタ
パキ...
絵里「......」
パキ....パキ...
海未「穂乃果が凍っていく!?これは...」
凛「もしかして絵里ちゃんの技?」
絵里「........」 絵里「これで少しは大人しくなってくれそうね....」
穂乃果「っ!!」ジタバタ
絵里「はぁ...はぁ...もう、時間がないわ...」
海未「絵里!!」
凛「絵里ちゃん!!」
絵里「あとは任せたわよ...」スッ
穂乃果「!」
絵里「ハートブレイク!!!」
穂乃果「!?」
絵里「はぁ...はぁ...」
穂乃果「」ガクッ
絵里「」バタン 海未「絵里!!」
凛「絵里ちゃん!!」
パー....
海未 凛「!!!」
にこ「全く...あんたも無茶をするんだから...タイミングもギリギリね」
海未「にこ!」
凛「にこちゃん!!」
にこ「久しぶりね...その感じだと記憶が戻ったみたいね」 穂乃果「」
にこ「..........」
海未「穂乃果....」
凛「一体、絵里ちゃんは穂乃果ちゃんに何を...ハートブレイクって言ってたけど」
にこ「成程ね...とりあえず気を失ってるだけみたいだから穂乃果を回収しましょう」
あんじゅ「........」
にこ「A−RISE....」
あんじゅ「ふふふ...全く、とんでもない目にあったわ...」
パキ...
あんじゅ「どうやら私も用済みって訳ね....」
凛「体が!!」
海未「またですか....」
あんじゅ「.......」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています